2015年08月31日

大学はまだ夏休みです

小学生、中学生、高校性の皆さんは、
本日8月31日で、夏休みも終わりでしょう。


大学は、前期・後期の2期制ということもあり、
しばらく、夏休みです。


とはいえ、夏休みの始まりが、
8月の2週目くらいですから、
もう少しお休みで良いかもしれません。


もっとも、休みといっても、
大学の教員や学生は、
研究活動をしたりしています

私も本日は、大学の図書館に行き、
調べ物をし、コピーを取っていました。
大学は研究機関でもあるので、
図書館は夏休みでも開館しています。


学生の皆さんも、調べ物をしたり、
パソコンに文章を打ち込んだりしています。

また、図書館のお手伝いで、
蔵書整理をしている学生さんもいます。

図書館を出て校舎の中を歩いていると、
実習の準備をしている学生もいます。

そんなわけで、休みではあるのですが、
皆さん、それぞれの目的にしたがい、
時間を有効に使っているのです。


1週間くらい南の島に行って、
リフレッシュしてくるのも、いいと思いますが。

報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:39Comments(0)日記

2015年08月30日

ラーメン屋で海外の方と話す 京都ふらぬーる

8月も末となり、そろそろ夏も終わりでしょうか。
少し気温が下がってきました。
(写真は、8月の初めに、大学の3階から見た景色です。)


昨日に引き続き、海外からのお客さんに、
よく会う食べ物屋さんの話です。

それは、京都のラーメン屋さんです。
ラーメンも、海外の方に人気なようです。

京都駅に、ラーメン横丁という、
ラーメンの店が並ぶところがあります。
(写真は、京都駅の正面に、
京都タワーが映っているところです。)


おそらく、駅ビルの中にあるので、
観光客の方がいきやすいのだと思います。

私が行ったときには、
アジア系のお客さんが、4人連れで、
店員さんと、英語でお話していました。

通常は、券売機でチケットを買うので、
店員さんは応対しないのですが、
海外の方には、きちんと説明するように、
しているようです。

そのまま、案内して店内に入ったのですが、
私の前には、ヨーロッパ系のお客さんが、
一組いらっしゃいました。

店員さんがなかなか戻ってこないので、
その方が、私に、店のメニューを見せて、
これが食べたいんだが、
どのボタンを押したら良いかと、
英語とジェスチャーまじりで、聞いてきました。

これですよ、と、適当な英語でお返事し、
チケットを買ったお客さんは、
店に入っていきました。

京都というと、日本の伝統文化の街というイメージですが、
こんな形で、海外の方と出会う場所でもあります。
(まあ、私の場合、あんまり交流してませんが。)

報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:42Comments(0)国際文化領域(多文化理解)京都

2015年08月29日

新京極通で観光 京都ふらぬーる

この前お話しした、新京極通は、
修学旅行の生徒さん、
ヨーロッパやアジアからいらした方など、
観光客の方たちが多く行き来する通りです。


お菓子屋さんの前には、
カメラをかまえた、
海外からの観光客の方がいらしたりします。


機械で次々とつくりあげる工程が、
おもしろかったようです。
日本の観光地では、よく見かけますが。
(厳島にも、そんなお菓子屋さんがありました。)


また海外からの観光客をよくお見かけするのが、
夜のとんかつ屋さんです。


午後8時頃には、
半分以上の席が、海外のお客さんで埋まり、
店員さんも、英語で応対しています。

店の入り口を、坪庭風にしたてて、
和の雰囲気を演出している店もあります。
ここでも、写真を撮っている観光客がいらしゃいました。

こんなところでも、
海外からの観光客を楽しませようと、
しているのでしょう。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:56Comments(0)京都

2015年08月28日

オープンキャンパススタッフのおすすめの場所

8月1、2、23日と、三回のオープンキャンパスに、
おいでいただき、ありがとうございます。


来校いただいたお客様に、
どこをご案内したらよいか、
オープンキャンパスのスタッフに、
聞いてみました。


おすすめの場所、1位は、
噴水のある中庭でした。


以前のキャンパスの中庭にも、
噴水はあったのですが、
これをリニューアルした形です。


カトリックの修道院を訪れると、
庭に、マリア像と池が配されています。
これは、ルルドの泉にちなんだものです。
本学の噴水も、ルルドの泉に由来します。


ルルドの泉は、スペインとの国境近くの、
フランスの村、ルルドに涌く、
奇蹟の泉です。


聖母マリアが、村の娘にお告げを与え、
湧き出た泉が、人々の病を癒やす奇蹟を起こしたのです。


オープンキャンパススタッフによれば、
空き時間などに、ゆったりと過ごすことが、
できるのが良いのだそうです。


たしかに、ちょっとほっとできる場所があると、
良いですね。



報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:48Comments(0)日記新館・校舎紹介

2015年08月27日

新京極 新寺町通 京都ふらぬーる

少し間が空きましたが、
三条通から新京極に行く話の、
つづきです。


三条通を折れて、新京極通に入ると、
映画館がありましたが、
そこから続く商店街の間々に、お寺があります。
(写真は、映画館の南側にある、誓願寺です。)


これは、前回お話したとおり、
明治時代になって、お寺の門前を、
繁華街として生まれ変わらせたためです。


今、新京極通では、
京都新京極御朱印めぐり、
というイベントを行っています。


「御朱印女子」が増えている中、
新京極のお寺を見直してもらおう、
ということでしょうか。


それぞれ由緒あるお寺で、
調べてみると、面白い逸話もあります。
この機会に、ゆるゆるとめぐってみては、
いかがでしょう。


新京極通を四条へぬけると、
先日話した、御旅所が見えてきます。



報告:長沼光彦




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:55Comments(0)京都

2015年08月26日

祇園祭 御旅所

もうひとつ、今年の祇園祭の様子を、
お伝えします。
(写真は、四条通の御旅所です。)


7月17日の山鉾巡行が行われた後、
夕方に、神輿渡御が行われます。


八坂神社より、四条通りの御旅所へ、
素戔嗚尊 (すさのおのみこと)、
櫛稲田姫命 (くしなだひめのみこと)、
八柱御子神 (やはしらのみこがみ)、
の三柱の神を、
神輿にいただき、お迎えします。


お迎えする行事を、神幸祭、
八坂神社へお連れする行事を、
還幸祭と言います。
還幸祭は、7月24日に行われます。


還幸祭まで、神輿は、御旅所に、
鎮座しています。
(神輿渡御の道すじは、
KYOTO DESIGN ホームページ、
祇園祭のページをご参照ください。)


御旅所は、新京極通の四条通口、正面にあります。
横は、お土産屋さん、Otabi Kyoto です。



写真:ジョイ
報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:23Comments(0)京都フィールドワーク京都

2015年08月25日

OSC参加の学生による開催レポートの公開!

OSCに参加した、本学科の学生によって書かれたの開催レポートが、
メールマガジンに掲載されました!

OSC開催レポート
「満員御礼!〜テクノクラフト基調講演他、学生や子どもも気軽に参加できたOSC2015Kansai@Kyoto〜 」
http://www.ospn.jp/press/20150824osc2015-kyoto-report.html

が、そのレポートです。イベントの全体像もわかる上に、
注目すべき点は詳細に書かれている、素敵な文章ですね。

以下の写真は、このレポートの作者さんが、ブースで説明員をしているところです。



自分の作品(犬ロボット)の説明員、LTでの発表者、そして開催レポートの作成者と、
1人で三役も四役もこなしたいわさきさん、大活躍、お疲れ様でした。




なぜに会場に笹が? と思った方は、本文をお読みください。理由が書かれています。

OSC開催レポート
「満員御礼!〜テクノクラフト基調講演他、学生や子どもも気軽に参加できたOSC2015Kansai@Kyoto〜 」
http://www.ospn.jp/press/20150824osc2015-kyoto-report.html

報告:吉田智子  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 09:00Comments(0)情報関連の資格や活動学生の活動報告

2015年08月24日

オープンキャンパスにご来場いただき、ありがとうございます

8月23日(日)は、オープンキャンパスを開催しました。
多くのご来場、ありがとうございます。


大学は9月下旬まで、夏休みですが、
受験生の皆さんは、夏休みが終わる頃です。


新学期の前に、おいでいただきました。
学科の学びや、入試の仕組みなど、
じゅうぶん質問に答えられたでしょうか。
疑問などありましたら、
お気軽に大学にご連絡ください。


人間文化学科の模擬授業は、
宮永泉教授による、
「日本古典の三大随筆(枕草子、方丈記、徒然草)の比較」
です。


体験コーナーでは、
話し言葉教育の体験、
「聞き取りやすい話し方」
京都フィールドワーク体験、
「屋上から京都を眺む」
を行いました。


次のオープンキャンパスは、
9月13日(日)です。
ぜひおいでいただき、
入試のことなど、ご相談ください。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:23Comments(0)日記

2015年08月23日

OSC2015の報告(4) 若手ローカルスタッフによるセミナー編

今年の京都でのOSCでは、若手(大学生、大学院生)ローカルスタッフが、二つのセミナーを
企画し、実施しました。

一つ目の若手ローカルスタッフによるセミナーは、2日目の10時から実施した、

   【ローカル企画 / ハンズオン/定員12名】
   かわいくておしゃれな電子ブロック littleBits で
   遊びながらコンピュータの原理を学ぼう!

でした。(BitsGirlsの littleBits セミナーの案内のページ)

ハンズオンというのは、実習をしながら学ぶタイプのもので、
小さい子どもから大人まで、みなさん、とても興味深く受講されていました。

講師を担当したのは、BitsGirls という、京都にある女子大学に通う女子大生チーム。
OSC京都ローカルスタッフのメンバーから誕生ました。

ノートルダムのLilyPad研究会もこのセミナーの実施には協力したのですが、
当日の講師・アシスタントは、京都女子大学の学生たちが担当してくれました。

クイズ形式で、実習をしてもらうなどの教え方が、とてもよかったと思います。







小学生の受講生の様子がかわいいですね。

以下の BitsGirls の Web では、littleBits 関連の情報を公開しています。
近いうちに当日のセミナーのスライドもここで公開できる予定です。
BitsGirlsのページ(http://lilypad.pen.jp/bg/)


二つ目の若手ローカルスタッフによるセミナーは、2日目の10時から実施した、

   【ローカル企画】
   セキュリティ競技CTFって何?
   ~CTFを通じて楽しくセキュリティとふれ合おう~

でした。(OSCローカルスタッフ有志による CTFセミナーの案内のページ)



の写真の奥の方の舞台で、黒いTシャツを着た3人の大学院生が講師を
しているのが、このセミナーです。

このセミナーに使われたスライド(PDF)は、すでに公開されています。

http://www.ospn.jp/osc2015-kyoto/pdf/OSC2015_Kyoto_kyotolocal.pdf

この中に、「問題を解くには知識が必要! しかし、これらを全て暗記しておく必要はない。
どうやって調べるか、何を調べればいいかを知っておけばいい。」という旨の表記があり、
なるほどなぁ〜と思いました。

みなさんも、公開されているスライドを見ながら、
CTFに詳しくなって下さいね。

これら2つのセミナーの成功、おめでとうございました !!

報告:吉田智子(オープンソースカンファレンス2015 Kansai@Kyoto 実行委員長)  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 16:27Comments(0)情報関連の資格や活動

2015年08月22日

金沢文芸館 五木寛之文庫に寄ってみました

今日は富山での学会がお昼で終了したので、
京都への帰りに、短時間ですが金沢に寄ってみました。

小京都と言われているだけあって、京都と雰囲気が似ているように思いました。
北陸新幹線の開通で、東京からの観光客も増えているそうです。




時間も限られているので、行くところを「ひがし茶屋街」に絞って、
主に「金沢文芸館 五木寛之文庫」に行ってみました。





文豪・泉鏡花が金沢のご出身だということで、金沢文芸館には
「泉鏡花文学賞」コーナーがありました。

また、すぐ近くに「泉鏡花記念館」もありました。



金沢駅の大きなたれ幕に書かれていた

「金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。」

というコピーが気に入りました。



夏の金沢は今回クリアしたので、次は秋か冬か春に行きたいと思います。

報告:吉田智子  » 続きを読む

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:48Comments(0)日記

2015年08月21日

PCカンファレンス2015という学会でポスター発表

大学の授業のない今の時期は、教員が研究活動に時間が使いやすい時期でもあります。

学会や研究会への参加もその一つ。私は、LilyPad研究会のメンバー(学生含)と一緒に、
富山で開かれている、PCカンファレンス2015という学会に参加し、
科研の研究テーマに関するポスター発表を行いました。

  学会参加の報告ページ(このポスター内容や論文も公開しました)
  http://lilypad.pen.jp/?&b6-pjveQ





ポスター発表がスタートする前の会場は、こんな感じ。



研究成果をポスターの前で発表しました。








興味を持って下さる先生方も多く、ネットでもこんな感じで紹介されていました。






ポスター発表の時間が終わった後も、情報教育(特にプログラミング教育)に関する
情報交換は、夜まで続きました。

今回、京都から富山に来る時に、北陸新幹線を利用することができたり、
「のどぐろ」という北陸の魚を食べることができたりもしました。





PCカンファレンスについては、http://gakkai.univcoop.or.jp/pcc/2015/ を参照して下さい。
また、私たちの学会発表の論文は、http://gakkai.univcoop.or.jp/pcc/2015/papers/pdf/pcc020.pdf を参照して下さい。

報告:吉田智子
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2015年08月20日

祇園祭 前祭 山鉾巡行

引き続き、祇園祭を振り返ります。
今回は、7月17日に行われた、
前祭、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)の様子です。
(写真は芦刈山(あしかりやま)です。)


当日は、台風の荒れた天候の中
行われたのでした。
(写真は月鉾です。)


巡行する山鉾の順序は、
7月2日行われる、くじとり式で、決まります。
(祇園祭の日程は、京都新聞HPをご参照ください。)


ただし、前祭で先頭は、長刀鉾(なぎなたほこ)、
最後は、船鉾と、そこだけは決まっています。


そして、17日当日に、くじ改め、が行われ、
順序を確かめる儀式が行われます。
(写真は、蟷螂山(とうろうやま)です。)


当日は雨を避けるため、
ビニールが山や鉾にかけられました。


警察の皆さんも、待機しています。
晴れの時も、待機していらっしゃいますが。
(写真は、菊水鉾(きくすいほこ)です。)


屋根方の方達が、命綱をつけているのがわかります。


綾傘鉾(あやかさほこ)の行列は、
晴、雨にかかわらず、傘をさして行きます。




岩戸山(いわとやま)が、通り過ぎる様子です。








最後に、船鉾が登場します。






雨にもかかわらず、
無事に祭事が終わることができました。
来年は、晴れた空の下、
巡行が行われると良いですね。

写真:ジョイ
報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:30Comments(0)京都フィールドワーク京都

2015年08月19日

祇園祭 宵々山

引き続き、祇園祭を振り返ります。
巡行の3日前より、各山鉾町で、
宵山が行われます。
(写真は、長刀鉾(なぎなたほこ)です。)


組み立てられた山鉾のまわりで、
祇園囃子を奏でられ、
山によっては、中にのぼることもできます。





ジョイさんは、14日に留学生の友人と出かけました。
学科教員のブログでも、その様子が報告されています。)

(写真は、孟宗山(もうそうやま)です。)




山鉾町では、屏風など、
家に伝わる宝物が飾られます。




霰天神山(あられてんじんやま)、放下鉾(ほうかほこ)と、
西側へ移動していきます。




西の端の、蟷螂山(とうろうやま)まで歩きました。
(一番西端は、四条傘鉾です。)


続いて、四条通り南側の、
船鉾へ行きます。




船鉾の上にあがったそうです。


山鉾内の装飾も見所です。



また、油天神山、芦刈山、岩戸山、綾傘鉾などを、
見学しました。


それぞれの山鉾には由来があります。
調べてみると、
日本に伝わる故事を知ることができます。


山鉾は、古典などで知ることのできる、
故事来歴をモチーフとしているのです。


当日山鉾町を歩いていると、
籤改めの稽古の場面を見かけたそうです。
実際に出かけてみると、
さまざまな出会いがあります。

写真:ジョイ
報告:長沼光彦


  


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2015年08月18日

OSC2015の報告(3) 基調講演の実施編

OSC2015の報告(3) は、「基調講演の実施編」です。

京都でのOSCのテーマは、3年前から「コンピューターの原理に触れよう!」で、
今年のローカルブースのテーマは、
「テクノクラフトでコンピュータの原理を学ぼう!」でした。

そして今年は、基調講演者として「テクノ手芸部」のお二人に来ていただきました。

ブースも構えて下さり、テクノ手芸作品をいくつか展示されました。



そして、1時間の基調講演のタイトルは、

  『異なる領域を組み合わせたものづくりを文化として根付かせるには
  ~ArduinoやPICマイコンでIoTやアートを楽しもう~』

で、技術者にも一般の人にも興味が持てる、興味深いお話をしてくださいました。

その基調講演のスライドと動画(1時間)を「テクノ手芸部」さんの許可を得て、

http://www.ospn.jp/osc2015-kyoto/

のページにアップすることができましたので、お知らせいたします。

[基調講演] テクノ手芸部(かすやきょうこさん、よしだともふみさん)

 異なる領域を組み合わせたものづくりを文化として根付かせるには
 ~ArduinoやPICマイコンでIoTやアートを楽しもう~

 スライド(PDF/5.5MB)
 http://www.ospn.jp/osc2015-kyoto/pdf/OSC2015-Kyoto-keynote-techno_shugeibu.pdf

 動画(YouTube,1時間)https://youtu.be/Y7cvZi6gpIw


テクノロジーとアートの融合を文化としてとらえておられる
テクノ手芸部さんのご講演は、コンピュータ技術者にも一般の人にも
学ぶことの多い、興味深い内容でした。お楽しみください。






電子工作と手芸とを融合した作品を、アートとして位置付けておられるからこそ、
このものづくりを「文化」として根付かせることができるのだと思いました。

「安易にインタラクションに流れてしまうと、それが動いたらおしまいに
なってしまいがち」という発言が、私は記憶に残りました。

遠いところ(東京から)、友情応援という形で来ていただき、
本当にありがとうございました。


報告:吉田智子(オープンソースカンファレンス 2015 Kansai@Kyoto 実行委員長)
  

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2015年08月17日

祇園祭 鉾建て 鉾曳き初め

8月16日の記事に引き続き、祇園祭を振り返ります。
(写真は、長刀鉾(なぎなたほこ)です。)


山鉾巡行の山鉾は、
7月10日から13日にかけて、
鉾町ごとに組み立てられます。
これを、鉾建て(ほこたて)、と言います。
(写真は、函谷鉾(かんこほこ)です。)


山鉾の組み立ては、釘などは用いません。
材木を組み合わせ、縄で縛り固定します。


鉾の見分け方は難しいかもしれませんが、
鉾の真ん中にそびえる真木(しんぎ)の、
最も高い場所に飾られる、
鉾頭(ほこがしら)を見ると、
それぞれ造型が異なります。


函谷鉾は、
山の三角形と月の形の組み合わせになっています。
孟嘗君の故事、鶏鳴狗盗に基づくものです。
(函谷鉾のHPをご参照ください。)


写真を撮影したジョイさんは、
函谷鉾の曳き初めに参加できたそうです。


鉾曳き初めは、巡行の前に、
それぞれの鉾町で行われる、
巡行の予行を兼ねた儀式です。


続いて、月鉾の鉾建ての様子です。


四条通りのビルの間に建っていることが、
よく分かります。


こちらは菊水鉾(きくすいほこ)の準備の様子です。







写真:ジョイ
報告:長沼光彦

  


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2015年08月16日

祇園祭 お迎え提灯

祇園祭の話です。



もう一ヶ月前になりますが、
学生が実際に現地で見学をしたので、
あらためてご報告します。
(御霊祭の際と同じく、留学生のジョイさんです。)

祇園祭は、山鉾巡行が有名ですが、
7月いっぱい行事が続く、
長い期間にわたる祭です。

まずは7月1日に、
山鉾町が神事の打ち合わせを行う吉符入り、
八坂神社で祭の無事を祈る長刀鉾町お千度、
から行事が始まります。

以下、7月31日に八坂神社で、
疫神社夏越祭が行われるまで、
行事が続きます。
(曜日にかかわらず、日程は進みます。
京都新聞HPをご参照ください。)

ここで紹介するのは、
7月10日におこなわれた、
お迎え提灯の様子です。
(写真は四条通を進む、
行列の先頭です。)


お迎え提灯は、神輿洗い式を迎えるために、
町衆(現在は、万灯会による)がおこなう行事です。
(写真は、鷺踊の列です。)


7月11日に行われる神輿洗い式は、
神幸祭の前に、
鴨川の水で、御輿を清める儀式です。


7月17日に行われる神幸祭は、
八坂神社から四条の御旅所まで、
御霊の乗った御輿が巡行する儀式です。
(写真は、しゃぐまの列です。)


御霊をお迎えするのは、
御霊祭と同じで、
他の祭りでも、御神輿をかついで練り歩くのは、
同じく神を迎える行事なのです。


つまり、お迎え提灯は、
祇園祭の最も大切な儀式を祝う、
行事ということになります。


山鉾巡行だけでなく、
祇園祭の大切な儀式を見ることができたのは、
良い経験になったと思います。


1ヶ月にわたる祇園祭のすべては、
観光目的ではなかなか味わうことができないのです。
(写真は、馬長稚児です。)


京都にお住まいになったら、
一度は祇園祭のさまざまな行事に、
参加してはいかがでしょう。



写真:ジョイ
報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 09:09Comments(0)京都フィールドワーク京都

2015年08月15日

OSC2015の報告(2) 若手ローカルスタッフの活躍編

京都でのOSC(オープンソースカンファレンスというコンピュータ関係のイベント)
の特徴は、たくさんの学生が運営ボランティアスタッフとして
活躍することです。

以下の写真は、2日目の懇親会の後で撮ったスタッフの集合写真です。



この写真の中で、学生でないスタッフは7名程度。後は全員、学生(と生徒)です。
この時間にはすでに帰っていた学生さんも20名近くいますので、
本当にたくさんの学生がスタッフをしてくれたことになります。

来場者数が、1日目の金曜日は400名、2日目の土曜日は750名の、
のべ1150名と、大変に多くの人が集まるイベントですので、スタッフ
はこれだけいても、足りないぐらいなのです。

運営ボランティアスタッフがどんなことをするかというと・・。

・前日のカタログのセット(2時から6時まで)
・当日のブースツアーの案内員と整備担当者
・当日の総合受付でのカタログ渡し、景品渡し
・セミナーやブースの記録写真の撮影
・LTおよび閉会式の司会進行
・機材の搬出のお手伝い
・会場への案内(会場外での暑い場所で待機して)
・懇親会への案内や受付担当

などなど、その他にもいろいろなことをします。

スタッフは、事前に4回、土曜日にノートルダムで実施されたミーティング
に集まり、運営についてや、ローカル独自のブース展示の内容について話しあったり、
実施するセミナーの模擬実施を行ったりしました。

OSC京都ローカルスタッフ有志のページ 参照

そして迎えた当日の写真を何枚か紹介します。

最初の写真は、ブースツアーの様子です。今回、5回のうち3回、学生が
ブースツアーの案内役(説明員)を担当しました。



次が、LTの司会を担当したスタッフの写真です。




そして3年前からは、ローカルスタッフによる展示ブースを設けて、
電子工作系の作品を展示して丁寧に説明するようになったので、
そちらを主に担当したメンバーは、当日はローカルブースでの
展示の説明員と、その展示物の発表をLT(ライトニングトーク)
として行いました。





また、ローカルブース恒例の聞き取り調査を実施したスタッフが、結果をLTで発表しました。



学生たちのこれらの発表は、200人以上の聴衆を笑いの渦に巻き込むなど、
注目を集めました。

さらに今年は、ローカル主催のセミナーも、学生たちが講師になって、
2種類、実施しました。littleBitsセミナーと、CTFセミナーです。

なお、これらローカル主催のセミナーについてや、基調講演については、
使われたスライドが公開できた後で、あらためてこのブログでも報告する
予定です。

http://www.ospn.jp/osc2015-kyoto/
が、このイベントで使われたスライドが公開されているページです。

スタッフのみなさん、大変に大変にお疲れ様でした。

報告:吉田智子(オープンソースカンファレンス 2015 Kansai@Kyoto 実行委員長)  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 00:00Comments(0)情報関連の資格や活動

2015年08月14日

OSC2015の報告(1) 本学の学生の活躍編

8/7,8に実施されたOSC(オープンソースカンファレンスというコンピュータ関係のイベント)
に関しては、当日の夜に速報を書きました。
  
   http://notredameningen.kyo2.jp/e471382.html  1日目速報
   http://notredameningen.kyo2.jp/e471439.html  2日目速報

終わって数日が経ちました。学科の先生方からも、

  「学生のがんばりをブログに書いてくださいね」

と言われていましたので、今回は、本学の学生の活躍を簡単に
書きたいと思います。まず、以下の写真は、2日目の懇親会の最後まで
残っていて、その後の反省会にも参加したような、
今回のOSCの「主要ノートルダム関係者」の集合写真です。



この写真に写ってないけれど、OSCのお手伝いに来てくれたノートルダム関係者は、
あと4名ほどいますが、この写真に写っているメンバーは、特に、このイベントの
ために、いろいろな面で活躍してくれました。

ざっと、箇条書きにしてみます。

・4月からの展示物の制作
・制作した作品の説明資料(ポスターなど)の作成
・口頭発表(LTなど)の準備(台本の作成)
・前日の荷物の搬入とカタログセットの作業
・当日の口頭発表(LTなど)への出演
・LTの司会担当、タイムキーパーとドラ娘役

・当日のブースでの説明員
・当日のブースでの聞き取り調査
・当日の総合受付でのカタログや景品渡し

・イベントの記録担当
・メールマガジン用のイベント報告記の執筆

他にも、こまごまな作業や発表を、この写真に写っているメンバーが
中心となってやりとげました。上の黒丸のほとんどの項目を担当してくれた
学生もいます。

LilyPad 研究会のOSC報告ページでは、展示したテクノ手芸作品、犬ロボット作品、
音で動き出すLEGO車など、彼女たちの作品の詳しい作り方資料、
当日、掲示したポスター、LTのスライドなどを公開していますので、
あわせてご覧ください。

お疲れ様でした。(今も、「メールマガジン用のイベント報告記」
の執筆に奮闘している学生もいるので、まだまだ、過去形では
ないんですけどね。)

以下に、二階の渡り廊下から撮られた「展示会場」の写真を掲載します。
クリックすると大きくなります。右の列の奥の方に、本学の学生が何人か
いますので、見つけてみてください。>特に、本学の先生方





この写真は、朝11時頃の様子なので、まだまだ人が少ないですが、
午後からはもっともっと多くの来場者となりました。

若手ローカルスタッフの活躍編に続く

報告:吉田智子(オープンソースカンファレンス 2015 Kansai@Kyoto 実行委員長)  

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2015年08月13日

かわいいLEDの作り方マニュアルの誕生!

一般的に電子工作やテクノ手芸の初めの一歩は、LEDを光らせることです。

LilyPad Arduinoなどのマイコンを使うことで、LEDの光らせ方を
ソフトウェア記述(プログラム)で変更することもできます。しかし、

  「ふつうのLEDを光らせるだけだと、かわいくないよね~」 

ということで、UVレジン(ハードタイプ)とグミ型を利用した、
かわいいLED作りの試みは、すでに以下のブログなどで
報告した通りです。

  http://notredameningen.kyo2.jp/e467897.html

この試みによって誕生した「かわいいLED」を、導電糸で布につけた
作品としては、次のようなものがあります。


LilyPad研究会の看板エプロン(の一部)


服のホックを留めると「ウサギのブローチ」が光ります

さて、このLED作りに関して、学生のMさんが作ってくれたマニュアルをもとに、
LilyPad研究会ではマニュアルを作成しました。

  「かわいいLEDの作り方」マニュアル!
  http://lilypad.pen.jp/?&PgqYJWwP

かわいいLEDを使った作品としては、「花咲く森のクマさんL(エル)チカ」
というものもあります。材料などを詳しく紹介していますので、
夏休みの自由研究の参考にどうぞ。

  「花咲く森のクマさんL(エル)チカ」
  http://lilypad.pen.jp/?&UDgO0Ei3

最後に宣伝。

LilyPad研究会は、10月24日(土)、25日(日)の学祭において、
「かわいいLEDを作って、かわいい小物作りを体験しよう!」という企画を
予定しています。学祭の時は、外部の方でも京都ノートルダム女子大に入れますので、
興味のある方は、お越しください。


2015年学祭パンフレット用に提出した案内

報告:吉田智子
  

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2015年08月12日

人間文化学科の公開講座を開催しました

7月19日、日曜日に人間文化学科主催の大学公開講座を開催しました。


今回は、「図書館を学びの場所として使いこなす」を題に、
本学図書館にも去年からオープンしている、
ラーニングコモンズという空間を、
どのように活用できるかというテーマをとりあげました。


図書館は、これまで、
個人が静かに勉強する場所、
というイメージが大きくありました。


ラーニングコモンズという場では、
グループで活動しながら学ぶというような、
多様な学びの場所を提供し、
図書館の資料、サービスを、
学生の学びに、
有機的につなげる試みが進んでいます。


今回は、人間文化学科の岩崎れい教授が全体を企画し、
同志社女子大学の上田信行先生をお招きしました。


アクティブラーニングと呼ばれる能動的学習の中で、
図書館の施設、資料を使うことを取り入れた、
ワークショップを行いました。



今回は、ちょうど祇園祭の時期だったこともあり、
京都らしく、しかしあまりよく知られていないようなテーマとして、
祇園祭で売られているちまきを題材にして、
祇園祭とちまきの関係とは?という問いを立てました。



この問いを中心に、
参加者の方々に実際にグループで調べ、
発表してもらいました。


普通の公開講座とは違った試みでしたが、
参加者の方々は、初対面にもかかわらず、
グループごとに積極的に調べ、活発な議論をしていました。


このワークショップでは、
答えをみつけるのがかならずしも目的ではなく、
学ぶプロセス、そして自分であらたな疑問をみつける、
といった新しい形の学びを体験してもらうことを目指しました。


終了後の感想、アンケートからも、
楽しく学ぶ体験ができた、などの好評をいただきました。



報告:鎌田均  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 15:23Comments(0)図書館司書資格新館・校舎紹介