2021年02月05日

堀勝博教授最終講義写真館

ユージニア館入口

会場



メインの歌



終了後


  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 12:13Comments(0)教員の研究活動日本語日本文化領域学科行事

2021年02月05日

君をばましてをしとこそおもへ ー堀勝博教授最終講義ー


 2月3日(水)18時より、ユージニア館NDホールにて、堀勝博教授最終講義が行われました。
 堀先生は、古代日本文学、とくに万葉集の歌について、独創的な着眼と精到な論証により、研究史上に新たな道標を打ち据えてこられましたが、2006年に教授として本学に着任されてからは、熱意をもって教育にあたられ、いささかの妥協もない厳しさで授業の準備をされる一方、学生に対しては、その温和なお人柄で学ぶことの楽しさを伝えてこられました。そしてにつねに私たちの精神的な支柱であり続けてくださいました。コロナ禍にあって、最終講義のご案内は学内のみとなりましたが、会場参加者は70名を越え、またZoomによる配信には国内外から50名ほどの参加があったことは、その証左と言えましょう。

 最終講義の題目は「和歌を読む楽しみ―和泉式部『萩』の歌を中心に」。先生は和泉式部の、

  人もがな見せも聞かせも萩が花咲く夕かげのひぐらしの声

を中心に、歌を読むとはどういうことかを語りかけられました。ときには会場の学生を指名され、指名された学生も生き生きとそれに答え、先生の語り口によって、いつしかホールは一つの学びの場となっていきました。先生は、一首の語彙や意味を説明され、歌われた情景を描き出されるとともに、「萩」と「夕かげ」と「ひぐらしの声」を体感したと述べられたのです。詩を理解するに、言葉や表現のうえでなされることは比較的容易です。一歩進んで、詩の言葉や表現から、その詩が喚起するイメージを受けとめることができる場合もあります。しかしながら、その詩を体験すること、詩と一体となってその詩的世界に入り込むことは希有なことです。先生によって古典文学の入口に立った人は多いでしょう。また、この日ホールにいた人も古典文学の入口にいたと言ってもいいでしょう。先生はそういう私たちに、詩の世界や詩を理解することの深遠を見せてくださったのです。それは、森重敏のいう「情意をつくして客観的であること」(『日本文法通論』1959)そのものであったように私には思われました。

 先生もおっしゃったように「萩」は、古来日本人に最も愛された花の一つで、万葉集以来、繰り返し歌われてきました。古今和歌集には

  秋はぎの花をば雨にぬらせども君をばましてをしとこそおもへ
                        (離別歌 397)

という紀貫之の歌もあります。講義が予定の時間に近づいていくにつれ、私には萩の花にもまして、最終であることが名残惜しく思われてなりませんでした。会場やZoomの向こう側もそうであったことでしょう。拙文のタイトルを「君をばましてをしとこそおもへ 」とした所以です。

                国際日本文化学科 教員 河野有時  

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2019年10月25日

国際日本文化学科ポスターコンテスト 審査結果発表!


いよいよ明日から2日間にわたり、ND祭(学園祭)が始まります。

この2日間、ミニ・オープンキャンパスも同時開催しますので、模擬店で売っているいろいろなものを食べながら、キャンパス体験もできます。

高校生のみなさん、ぜひいらしてください。詳細は、大学オフィシャル・サイトをご覧ください。





そして、この2日間、同時に開催するのが、国際日本文化学科が今年実施したポスターコンテスト入賞作品展です。

 世界に発信しよう! あなたの町の日本文化  ポスターコンテスト

と題して、実施した結果、32名・グループの応募がありました。

この中から、とくにすぐれたものを16作品選び(このうち、最優秀賞1名、優秀賞2名)、本学図書館で展覧会を実施しています。






応募者たちの創意あふれる、ユニークで面白いポスターをぜひ見に来てください。


なお、展覧会案内の題字は、書道部の開田絢子さん(本学科4年次生)が書いてくれました。


 (広報担当:堀勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:34Comments(0)学生の作品学科行事オープンキャンパス・AO入試

2019年10月21日

キャンパスを飾る秋の花



ご無沙汰しています。久しぶりの更新となりました。

キャンパスに秋の綺麗な花が咲いていたので、写真を撮ってみました。





一つはシュウメイギク(秋明菊)です。茶室の入口に咲いていました。いつもこの時期になると同じ場所に可憐な顔を見せてくれます。

日本各地に野生している多年草で、とくに京都の貴船地方に多く咲くので、「貴船菊」という異名をもつのだそうです。

今の時期、貴船神社に行くと、いっぱい咲いているのかもしれませんね。





もう一つは、キンモクセイです。芳香を放つ、黄色い花でおなじみですね。 

ユージニア館南側のスペースに数本植えられており、今、花が満開です。

ということは、香りも最高潮。 馥郁(何と読むでしょう? 答えは末尾に)たる香りに包まれる、秋空のキャンパスに佇めば、身も心もスッキリと引き締まるような気がします。

これをご覧の高校生のみなさんも、ぜひ秋のノートルダム・キャンパスを見に来ませんか。

そういえば、今週末、10月26日(土)27日(日)は、大学祭(ND祭)が開かれます。

また11月に入れば、各種入試が始まります。 詳しくは、大学オフィシャル・サイトをご覧ください。







(学科広報担当:堀勝博)  漢字の読み・・・フクイク(よい香りがすること)






  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:22Comments(0)学科行事

2019年04月28日

フレッシュマンセミナー 午後の部・第4コース(その2)

京4月16日に行われた「フレッシュマンセミナー」
午後の京都エクスカーションの様子をお伝えしています。

第4コースでは、
京都駅周辺を舞台にした『京都えき今昔さんぽ』
というコースを企画しました。


前回のブログでは、
「伝道院」「西本願寺」での様子をお伝えしましたので、
今回はその続きから。

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西本願寺の後に訪れたのは、
京都のシンボル「京都タワー」。




現在の大河ドラマでも話題になっている
オリンピック東京大会が開催された1964年にできたのが、
この「京都タワー」です。


地上100メートルの高さにある
展望台からは京都の街並みが一望できます。




展望台望遠鏡で大学が見えるということで、
みんなで探しながら楽しみました。

「他のコースのみんなとか、見えへんかな?」
と言いながら探してみましたが、
さすがに難しかったです…。





さて、京都の街並みを堪能したところで
最後に美味しいスイーツを食べることに。
スイーツは2種類の中から選べるようにしました。

1つは、大学の近くに本店がある
マールブランシュさんの「生茶の菓アイスバー」。
当日は少し暑いくらいのお天気でしたので、
ちょうどいいおやつになりました。




もう1つは、
最近京都のお土産としてもよく買われる「京ばあむ」の
京都タワーサンド店限定商品
「京ばあむバー」。
写真に撮ったら、インスタ映えしそうな
可愛らしいデコレーションになっています。




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今回のフレッシュマンセミナーを通して、
私自身も、まだまだ知らない京都の魅力を再発見することができました。

新入生の皆さんにとって、少しでも思い出に残っていれば嬉しいです。
これからの大学生活、楽しく充実した日を過ごしてくださいね。


(報告:3回生 米澤真樺)  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 10:00Comments(2)京都フィールドワーク学生の活動報告京都学科行事

2019年04月27日

フレッシュマンセミナー 午後の部・第4コース(その1)

4月16日、新入生歓迎イベントとして
「フレッシュマンセミナー」を行いました。





今回は、午後の部
京都エクスカーションの様子をお伝えしたいと思います。


午前の部は大学で交流イベントを行い、
午後からは大学から飛び出し、京都の街を散策するのが
国際日本文化学科でのフレッシュマンセミナーの流れです。


事前に新入生の皆さんには、
上回生リーダーが企画した4コースの中から選んでいただき、
当日はそれぞれのコースごとに回っていきます。

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今回私たちが企画したのは、
京都駅周辺を舞台とした
『京都えき今昔さんぽ』と題したコースです。



京都は寺社仏閣や古い町並みが多くある
という印象が強いかもしれませんが、
実際は新しいものも積極的に取り入れている場所です。


今回のエクスカーションを通して、
巡る各場所で、時代の流れを感じつつ、
京都の街並みをゆっくりと楽しんでもらえるような
そのようなコースにしたいと企画しました。



京都駅から出発し、
最初の目的地・西本願寺へと向かいます。

ですが、その途中で少し寄り道。
「伝道院」を訪れました。




明治45年に
真言宗徒生命保険株式会社の社屋として、
東京帝国大学教授・伊藤忠太の設計によって建てられたものです。
重要文化財として登録されています。


西本願寺の周辺は、仏具屋さんが多くあります。
その中にある西洋風の建物をみると、
また新しい発見がありました。


当日・16日は
親鸞聖人の月命日ということで、
「いちろく市」というものが行われており、
伝道院の周りにも様々な出店が並んでいました。




そして、最初の目的地・「西本願寺」に到着しました。




そこで、思わぬ出会いが。

植柳まちづくりプロジェクトチームのキャラクター
「おりんちゃん」が登場。
みんなでおりんちゃんと写真を撮ってもらいました。





おりんちゃんとお別れをして、
早速国宝である
阿弥陀堂と御影堂へと向かいます。




「ではそろそろ、次の目的地へ…」
と向かおうとすると、
先程出会った、おりんちゃんに再会。
おりんちゃんも、おうちに帰るということで、
私たちと途中まで一緒に歩いていきました。




「バイバイ!おりんちゃん!!」
みんなでおりんちゃんとお別れをして、
次の目的地・京都タワーへ向かいます。



さて、続きはまた次の記事で・・・。

<つづく>

(報告:3回生 米澤真樺)  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:41Comments(1)京都フィールドワーク学生の活動報告京都学科行事

2019年04月21日

フレッシュマン・セミナー・レポート  編入学生 I さん   

4月16日にフレッシュマンセミナーが行われ、私は3年次編入学生として参加しました。

この行事は各学科ごとに内容が異なるそうなのですが、国際日本文化学科では、午前中は学内で過ごし、午後はグループに分かれて京都市内の観光地に出かけます。この午後の活動を京都エクスカーションと呼んでいました。




まず、午前中は、アクティブ・ラーニング・スペースに集合し、学科の交流行事を行いました。学生の方が司会を担当し、学科主任の先生の挨拶の後、教員・留学生・上級生リーダーの方の紹介がありました。

教員紹介は、インタビュー形式で行われたので、私がまだ直接授業を受けていない先生方についても研究領域やお人柄などがよく分かりました!

その後、堀先生による名刺交換に関するミニ講座があり、休憩のあと、クイズ大会が行われました。京都や学内に関するクイズを午後のエクスカーションに出かけるグループで対抗する形で回答していきます。各チームで答が分かれた時など、とても盛り上がりました。

クイズの結果は、私が属していた班が優勝し、とてもうれしかったです。




昼食は、サンドイッチとシュークリーム、お茶をいただきましたが、とくにシュークリームは、ジャンボサイズで、とてもおいしかったです。

午後のエクスカーションは、全部で四つコースがありました。それぞれのコースに「新しい縁を結ぶ道」「ちょこっとぶらり祇園を歩こう!」「三十三間堂付近 ゆるっと*散歩コース」「京都えき今昔さんぽ」というタイトルがついていました。

私は二番目のコースに参加しました。知恩院・円山公園・八坂神社を回るコースです。

最初に行った知恩院では、「知恩院の七不思議」を中心に、上回生リーダーの方が解説をして下さり、興味深く見学しました。当日、庭園への入場ができなかったので、鶯張りなどは体験ができませんでしたが、パネルで展示されていたので、イメージが湧きました。




その後、円山公園に向かい多くの人が楽しみにしていたソフトクリームを食べました。濃い抹茶や桜味などがあり、どの種類にするかなどでみなさん盛り上がっていました。

八坂神社では恋みくじなどのおみくじを引き、それぞれの結果で一喜一憂していました。みんなどんな縁結びを約束してもらったでしょうか。




八坂神社の楼門まで下りたところで、解散となりました。

2時間半ぐらいのエクスカーションでしたが、途中途中で上回生リーダーの方や先生による解説が聞けて、とても勉強になりました。

私は今まで京都に住んでいたのですが、今回訪問した知恩院は行ったことがなく、楽しい思い出ができました。

上回生リーダーのみなさん、先生方、午前・午後ともに楽しい企画を立ててくださり、ありがとうございました!


(報告者: I.Megumi 京都府立京都すばる高校出身)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 00:32Comments(1)京都フィールドワーク京都学科行事

2019年04月03日

平成31年度 入学式を実施しました


昨日は京都ノートルダム女子大学の入学式でした。

国際日本文化学科にも新たに52名の入学生がありました(編入学生を含めると59名)。





新入生諸君は、約半数が近畿一円の出身者ですが、他の半数は全国各地からの学生さんです。北海道、埼玉、千葉、長野、静岡、愛知、岡山、高知、愛媛、長崎、大分、鹿児島など、遠くからわが学科まで学びに来てくれたことを知り、所属教員として大変うれしく思いました。

また、日本以外にも、中国、香港、ベトナム、インドネシア出身の留学生もいて、とても流暢な日本語で挨拶するので、感心しました。




この52名が、みなさん有意義な4年間を過ごして、令和元年を記念するノートルダム卒業生として立派に巣立って行ってくれることを祈っています。

例年なら、ちょうど桜が満開の時期ですが、今年は花冷えが続いたので、まだ五分咲きというところでしょうか。




テレジア館西側に生えている枝垂桜はまだちらほら咲きです。

週末前後からノートルダムは桜の見ごろを迎えるでしょう。みなさんよろしければお越しください。




(報告者:堀勝博)


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(1)学科行事

2018年12月18日

学科の交流会を開催しました


昨日、17日の月曜日は、
学科の交流会を開催しました。



学年を越えて、学生に集まってもらおうという、
企画です。


今回は、ベトナムからいらした留学生に、
ベトナムの文化を紹介してもらいました。



おいしい、など、
簡単なベトナム語を、
レクチャーしてもらいます。


ベトナムのポップスも、
紹介してもらいました。


その後、ベトナムの生春巻きの作り方を、
実践してみます。



実体験をしながら、
ベトナム文化の理解を、
深めることができました。


報告:長沼光彦


  
タグ :学科交流会


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:08Comments(2)学科行事

2018年12月13日

【ご案内】 人間文化学科クリスマスコンサートを実施します

 
 下記の通り、2018年度 人間文化学科 クリスマスコンサートを実施します。みなさまのご来場をお待ちいたします。



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:02Comments(1)卒業生学科行事

2018年11月29日

分属説明会

秋も深まってまいりました。
大学の紅葉もそろそろ終わりです(写真は、お茶室です)。


今日は、現在の1回生・2回生を対象に「分属説明会」が開催されました。


本学は、1回生は「基礎演習」、2回生は「発展演習」、3・4回生は「専門演習(いわゆるゼミ)」で
少人数指導を行っています。
1回生のクラスは入学時に自動的に振り分けられますが、
「発展演習」「専門演習」は、それぞれの興味に応じて希望を提出してクラス分けします。
(第1希望が通るとは限りませんが・・・)

各クラスがどのような内容なのかを、
担当教員が説明しました。


12月初旬が希望提出の締め切りです。
大いに悩んで、締め切りまでに書類を提出してくださいね。

(報告 吉田朋子)

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:03Comments(1)授業紹介学科行事

2018年04月27日

清水寺近辺エクスカーション フレッシュマンセミナー午後のイベント


4月18日は、
フレッシュマンセミナーを行いました。
これは、新入生と上回生、先生方との交流を深める,
歓迎イベントです。




人間文化学科では、
午前中に、学科の先生方や留学生の紹介、
名刺交換、クイズ大会などで、学科内での交流を深め、
午後は、学校から飛び出して、
京都の街を散策(エクスカーション)しました。

銀閣寺、伏見稲荷大社、清水寺、祇園など、
それぞれのコースに分かれて、京都の観光地をまわりました。



私たちのコースでは、
『大学生活は短し、叶えよ乙女!運気上昇ツアー』と題し、
清水寺周辺のエリアをまわりました。

これから始まる大学生活を、
よりよいものにしてもらうために、
色々な神様にお願いをしてまわろう!
という少し欲張りなツアーを企画しました。

コースは清水寺、地主神社、
八坂庚申堂、安井金比羅宮を巡る、
盛りだくさんの内容です。



まずは、清水寺から。
京都と言えば、
というくらい有名な観光スポットですよね。


本堂は現在工事中のため、
よく写真で見る風景は、
残念ながら見ることが叶いませんでした。

しかし、工事中の様子を見られるのもまた珍しい機会なので、
これはこれでまた素敵な思い出になりました。



続いては、清水寺の境内にある地主神社。
こちらは、縁結びのご利益があることでも有名なスポットです。


さすが、女子大生なのでしょうか。
上回生も含め、
恋愛成就の絵馬やおみくじで盛り上がっていました。

(私のおみくじは吉でした。
まずまずといったところでしょうか。)



次の目的地に行く間に、
みんなで食べ歩きをしました。

産寧坂や二年坂には、
美味しそうなお店がたくさんあるため、
何を食べるか迷います。

当日は天候にも恵まれたおかげで、
ソフトクリームがとても美味しく感じられました。

京都と言えば抹茶、
というイメージがあるのでしょうか。

多くの子が抹茶味のソフトクリームを、
食べていたようにも思えます。



次に到着したのは、八坂庚申堂。
最近、Instagramで多く投稿が見られる、
京都の新しいフォトジェニックスポットです。

その人気の理由は、カラフルな「くくり猿」。

一つ一つ手作りされているくくり猿に、
自分の願いを書くと叶うとされているそうです。

実際に願いを書いた人、写真を撮った人、
それぞれ思い思いの楽しみ方をして過ごしました。



その後、帰り道の途中で、
安井金比羅宮にみんなで立ち寄りました。

あらゆる悪い縁を切り、
良縁を結ぶことでも有名なスポットです。

予定の中にはありませんでしたが、
立ち寄ることができたのも旅の楽しみですね。



今回のフレッシュマンセミナーで、
コースの企画から実際の下見、
司会の練習など大変なことも多くありましたが、

何よりも1回生が楽しんでくれたこと、
京都の文化に触れた経験が何かの形で心に残れば嬉しいです。

私たち上回生も1回生とたくさん交流を持てたことで、
自身も楽しむことができ、とてもいい経験ができました。

ありがとうございました。


(報告:2回生 米澤真樺)






  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:21Comments(0)学生の活動報告京都学科行事

2018年02月19日

入学前教育講座で4年次生が卒業研究について発表しました

 平成30年度入学前講座で、この3月に卒業予定の4年次生7名が、卒業研究について発表しました。




 入学前講座とは、ノートルダム女学院高校出身者をはじめとする生徒で、この4月に本学に入学する予定の高校3年生を対象に、「入学前教育」を大学として行うもので、「大学の学びとは何か」「ノート・レポートの書き方」など、いくつかのテーマを立てて、講義や授業が行われます。

 その講座の2日目に行われたのが、卒業研究発表会で、この3月に卒業する4年次生で、優秀な卒業研究を行った学生が各学科から1人ずつ登壇して、約10分の発表を行いました。




 本学科からは、阪口茉柚子さんが「大和言葉 女性のための厳選50語 ~きれいはことばから~」の制作について発表しました。

 阪口さんは、洗練された女性の言葉遣いは、大和言葉をいかに使いこなせるかにかかっているという点に着目し、大和言葉に関する女子大生の認識度調査を行い、それにもとづいて、大切にすべき大和言葉を50語選び、その使い方などについて、用例研究を行い、辞書風のガイドブックを作成しました。

 この研究から制作にいたる経過について、就職活動や教育実習の合間を縫って行わねばならなかった苦労話などを含めて熱く語る阪口さんに、4月から大学生となる高校生たちも、憧れの眼差しで熱心に聞き入っていました。

 なお、今年からの試みとして、発表後、お昼休みに先輩たちと高校生たちが学生食堂で食事をともにしつつ楽しく語り合うコーナーも設けました。

 これが高校生たちには、大変好評だったようで、大学入学への不安がなくなり、とても楽しみになった、といった積極的な感想が多数みられました。

 立派な先輩たちに直接刺激を受けて、大学学習へのモチベーションが一気に上がったようです。これぞ入学前教育の真骨頂というべきでしょうか。


 


 以下、参加した高校生たちの感想の一部を紹介します。


・先輩方の卒業研究の発表を聞いて、わかりやすく聞きやすくて、私も4年になったら先輩方のような卒業研究を作れるように、1年生からたくさんのことをしっかり学んでいきたいなと思いました。

・卒業研究発表会で身近な部分の出来事を多く取り上げられていて、面白かったです。特に阪口先輩の卒業論文はためになりました。言葉の意味がどれかと選んだ時、間違いが多く少し恥ずかしかったです。世間でも間違った認識が多くなっていることが不思議になりました。

・卒業研究を発表されていた先輩方とご飯を一緒に食べている時に、大学生活での事を色々教えていただいたので、早く大学生になって
自分もこの先輩方のようになりたいなと思いました。

・1番良かったことは、先輩とお話をし、経験や意見を直接聞くことができたことです。自分からでは中々先輩とお話することはできないけど、
お昼、先輩からアドバイスをもらったりして、すごく勉強になり、参加してよかったなと思いました。


 (報告者:堀勝博)
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:42Comments(0)日本語日本文化領域学科行事

2018年01月30日

2月7日(水)に「文化の航跡研究会」を開催します

人間文化学科、大学院人間文化専攻では例年学内で研究会を開催しています。今年度はシスター中里先生に「グローバル時代を生きる修道会」という内容でお話しいただきます。時間は午後5時から、場所はソフィア館3階S303教室です。学生のみなさん、学外の方もご参加できます。個人的にも学科の他の先生のお話を聞くことは色々と刺激になるので、今回も楽しみにしています。





  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 09:00Comments(0)教員の研究活動学科行事

2017年12月17日

明日18日18時半、人間文化学科クリスマス・コンサートを実施します

先日のブログでもお知らせしましたように、明日18日18:30より、京都ノートルダム女子大学ユージニア館3階NDホールにて、人間文化学科クリスマスコンサートを開催します。




みなさん、ぜひご来場ください。

プログラムは以下の通りです。

〔器楽の部〕
1.バッハ作曲  インヴェンション第1番 ハ長調  
2.グノー作曲 「アヴェ・マリア」               
3.シューマン作曲 「子供の情景」第1曲「見知らぬ国々」
  久石譲作曲 「Summer」 
4.ヘンデル作曲 歌劇「クセルクセス」より アリア「懐かしき木陰よ」
5.ベートーベン作曲 メヌエット ト長調  
  ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
6.パッヘルベル作曲 「カノン」  
7.グルック作曲 歌劇「オルフェオと エウリディーチェ」より「精霊の踊り」  
8.ショパン作曲 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 作品58より 第3・4楽章  
9.ショパン作曲 ノクターン 変ホ長調  作品9-2  
  アルヴォ・ペルト作曲「アリーナのために」  
〔声楽・合唱の部〕
10.アーヴィング・バーリン作詞・作曲「ホワイト・クリスマス」
   ディズニー映画「アナと雪の女王」より「Let it go(ありのままで)」25カ国語版
11.海野洋司作詞、南安雄編曲 女声合唱のためのクラシカル・リリックス「きまぐれなエッセイ」より5曲
12.聖歌「しづけき」



今回は、在学生たちの出演に加え、卒業生ピアニスト 梶谷琴恵さんの演奏、大阪を中心にセラピスト兼ピアニストとして活躍されている 薬子尚代(やくし なおよ)さんの特別出演があります。

エストニア生まれの作曲家 アルヴォ・ペルトの作品などを演奏してくださいます。

素敵な音楽を聴き、楽しい時間を過ごして、今年を締めくくりましょう。

みなさんのお越しをお待ちしています。

(報告:堀勝博)


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)話しことば教育大学生活ログ学科行事

2017年12月15日

来週はクリスマスのイベントが続きます


来週は、クリスマスが近づき、
イベントが続けて行われます。


18日月曜日は、18時30分より、
人間文化学科クリスマスコンサートを、
行います

場所は、大学NDホールです。

学科の学生と教員にくわえ、
ゲストをお迎えして、
クリスマスの楽曲を楽しんでいただきます。



20日水曜日は、14時より、
ノートルダム女学院3校による、
ノートルダムクリスマス2017を、
開催します


こちらは、ノートルダムクリスマスのポスターです

聖劇、音楽、祈りからなる、
ページェントを行います



クリスマスイルミネーションの点灯から、
はじまり、
大学では、クリスマスを迎える、
行事が行われています。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:58Comments(0)学科行事

2017年12月10日

2017年度 人間文化学科クリスマスコンサートを開催します

 
下記ポスターのとおり、来る12月18日(月)18:30より、本学ユージニア館3階 NDホールにて、人間文化学科主催のクリスマスコンサートを開催します。みなさん、ぜひご来場ください。




今年は、1年次生の磯端恵さんが初参加で、3歳から始めたというヴァイオリンを披露してくれます。ベートーベンのメヌエット、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を演奏します。

また、本学女声合唱団が特別参加してくれます。海野洋司作詞、南安雄編曲 女声合唱のためのクラシカル・リリックス「きまぐれなエッセイ」より5曲「少年」「冬の花びら」などを歌います。

それから、うれしいことに、今年は特別ゲストとして、ピアニストの薬子尚代(やくし なおよ)さんが出演してくださいます。

ショパンの ノクターン 第2番と アルヴォ・ペルト作曲 「アリーナのために」を弾かれます。一曲目は誰もが知っている有名な作品ですが、二曲目はめずらしいですね。バルト三国の一つ、エストニアの作曲家だそうです。とても楽しみです。

薬子さんのプロフィールは以下の通りです。みなさんのお越しをお待ちしております。コンサートの最後には、クリスマスのお菓子、シュトーレンも出ますよ。




【薬子尚代 / Naoyo Yakushi / piano】
大阪音楽大学ピアノ科卒業。卒業後はコンサート活動や後進の指導にあたる。 ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院夏季講習にてソロ及び 室内楽の研鑽を積む。帰国後、音楽表現を「心の癒しや開放」という心理的な視点からミュージックセラピー、アートセラピー を学び、セラピストとピアニストを職業にする。その後、ジャズピアノの基本を青柳洋子氏に師事。




(報告者:堀勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)学生の活動報告大学生活ログ学科行事

2017年06月15日

公開講座「百人一首―かるたに恋して」を開催しました

6月10日の土曜日に公開講座を開催しました。
映画化もされた漫画『ちはやふる』の人気もあってか、会場は大盛況でした。
中学校かるた部の生徒さんたちも来てくださいました。


司会は、本学3回生が務めました。
授業での取り組みが垣間見られる、堂々たる司会ぶりでした(手前味噌ですが)。





第1部では、本学の堀勝博教授から
「『京都百人一首かるた』で巡る京都の名所」と題した講演がありました。




堀ゼミの学生たちが「京都百人一首」を制作するに至った経緯や、
「一人一首、一か所一首(京都の地名)」という限定による
選歌の苦労などが語られました。

涙を呑んで選外となった歌を紹介するなど、
京都にちなむ歌への深い愛が感じられる講演となりました。


ところで、当日のアンケートにこのような質問がありましたので、
堀教授からのご回答をここにお知らせいたします。どうぞご参考ください。


*****
アンケートに、「神山」はこうやまと読む、というのがありましたが、
和歌では、「こうやま」ではなく、「かみやま」と読まれてをります。

現在の上賀茂の地名は「こうやま」と読んでいますが、
それは正式名称「かみやま」が変化したものです。

たとえば、大阪市住之江区「遠里小野」は、
万葉集では、「とほさとをの」ですが、現在の呼び名は「おりおの」であり、
読み方が変化しているわけです。

地名のウヂ(宇治)を上代で「莵道(ウヂ)」と記した例がありますが、
その漢字表記を現在でそのまま音読みで「トドウ」と読んでいるのも同じ例です。
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つづく第2部では、元クイーンの荒川裕理氏をお招きし、
「百人一首とかるたについて」をテーマにご講演いただきました。






「競技かるた」がいまのような形で行われるようになった経緯について、
詳細な歴史を紐解きながらお話しいただきました。


現在の「かるたブーム」ともいわれる状況については、
『ちはやふる』の影響だけではなく、
小学校・中学校現場において百人一首が、
子どもたちが親しみやすくなるような工夫のもとで
取り上げられているためでもある、というお話もありあました。


また、荒川氏が「競技かるた」を始めたきっかけや、
クイーンを目指す道のりの険しさなども、大変興味深いお話でした。



休憩をはさんで、みなさんおまちかねの「競技かるた」の実演・体験会がありました。


まず、「競技かるた」の選手たちが猛烈なスピードで札を払う秘訣である
「決まり字」について、詳しく解説していただきました。






そして、クイーンと選手による実演。目にもとまらぬ速さで札が払われていきます。






最後に体験コーナー。中にはクイーンを驚かせる払い手を見せてくれた方もいました。






今回の公開講座に参加してくださったのは、なんと百人ぴったり。
「百人一首」が、幅広い年齢層の方々にとって
魅力的なテーマであることを再確認する、素敵な機会となりました。


報告:辻 敦子
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 12:41Comments(0)話しことば教育日本語日本文化領域学科行事

2017年05月21日

学科公開講座2017「百人一首かるたに恋して」開催のご案内



【お知らせ】 学科公開講座「百人一首かるたにして」を開催します

今年度の学科公開講座は、競技かるたの元クイーンをお招きして、百人一首かるたの魅力についてお話しします。

ゲストは、 京都小倉かるた会の荒川裕理六段(第47期・48期クイーン〔2003・2004年〕)です。

クイーンとしての体験をもとに、競技かるたのおもしろさや苦労談について語っていただきます。

講演の最後には、競技かるた体験コーナーもあります。どのように対戦するのかを、実演していただくとともに、「クイーンに挑戦!」コーナー用意しました。

元・かるたクイーンに挑んでみたい方、その秘技を学びたい方はぜひご来聴ください。

なお、公開講座前半の第一部は、学科古典ゼミ生が4年前に制作した「京都百人一首歌かるた」に関するお話を私がいたします。

開催日時、場所、プログラムは、以下の通りです。チラシもご覧ください。

開催日時  平成29年6月10日(土) 14:00~16:20

開催場所  ユージニア館 3階 NDホール 《会場が変更になりました》

プログラム 第1部  「京都百人一首歌かるた」で巡る京都の名所  堀勝博
 
        第2部  元・クイーンが語る競技かるたの魅力     荒川裕理

以下、チラシです。





〔報告:堀勝博〕


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)学科行事

2017年04月21日

フレッシュマンセミナー・伏見稲荷コース

4月18日は、フレッシュマンセミナーでした。フレッシュマンセミナーは、
大学の学びを理解することまた、他者との交流の場でもあります。

午前は、学部の先生の紹介、名刺交換、クイズ大会など交流の輪をひろめ、
午後は、京都の有名な観光地をコースに分かれて巡りました。
金閣寺、清水寺、祇園、伏見稲荷など様々なコースがあり、
京都に来たら一度は行ってみたい場所だらけ\(^o^)/

私たちのコースは伏見稲荷に行きました!赤い千本鳥居でご存じですよね?
伏見稲荷はなんと外国人観光客人気ナンバーワンで、
平日にも関わらず、この日も大勢の観光客で賑わっていました。




おもかる石も体験しました!
重いと感じた人もいれば、軽いと感じた人もいてそれぞれでしたが、
一回生のみんなが楽しそうに会話していて良かったです!


伏見稲荷は、すごく写真映えします。各自で写真を撮っていました。
近くに屋台やお店も沢山あるので、歩いてお腹が空いても満たすことができます。




下見に行ったり授業後残ったり、大変なこともありましたが、
今回のフレッシュマンセミナーのリーダーをやらなければ、
一回生と交流する機会もなかったので、とても良い経験になりました。
実際に京都文化に触れ、様々な思いを感じて貰えたと思います。
また、私たちの姿を見て、来年フレッシュマンセミナーのリーダーを、
やってみたいと思う人が出てきてくれたら嬉しいです。




最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^v^)

二回生   森下 世梨花
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:48Comments(0)学生の活動報告京都学科行事