2020年07月13日
追悼 相良憲昭先生
本学元学長で本学科(旧・人間文化学科)教授でもあった 相良憲昭(さがら のりあき)先生が さる10日、ご逝去なされました。
旧学科草創期から在籍する教員も少なくなりましたが、相良先生にはみな一方ならずお世話になりました。
多忙な学長業務を縫って、授業と学科会議に出ることを無上の喜びとされているようでした。
いつもユーモアと品格と愛情を湛えられ、学生には常に厳しく、かつやさしく接していらっしゃいました。
フランスに長くお住まいだったからでしょうか、常にダンディでいらっしゃいましたが、時にふと涙もろい一面も見せられる人情派でもありました。
つつしんで先生が神の御許に安息に召されますようお祈り申し上げます。
これまでの御芳情への感謝と弔意を表すべく、腰折れ拙歌を手向け草として。
神つ母まぼるまなびやかへり来(こ)と教へたまひし師は逝(ゆ)きたまふ
言の葉のきびしき時も御眼にはゆるしたまへる心溢るる
遍愛の教へを日頃説かるれば孤(ひと)り歩むを好まれにけむ
愛深く信深きもておのづから微笑みたまふ相良師なりけり
(学科公開講演会で発表される相良先生)
(学科広報担当:堀勝博)
2016年10月03日
福井でオープンキャンパス、後援会、保護者会を開きました
10月2日、日曜日は、福井で、
オープンキャンパス、同窓会、保護者会を行いました。
合わせて、福井オータムフェアの題名で、実施しました。
(向こうに見えるのが、会場の、
福井商工会議所です。)
私は主に、オープンキャンパスの会場にいたのですが、
昨年卒業した私のゼミの卒業生が会いにきてくれました。
同窓会には、北陸地方の皆さんが多く来場していただきました。
ノートルダム女子大学の、
北陸地方との関わりの歴史を感じる一日でした。
オープンキャンパスでは、
大学のオープンキャンパスと同じように、
学生が、大学説明を担当しました。
また別に時間を設け、
後援会の来客の皆様にも、
大学説明を披露しました。
模擬授業は、
「文学で京都を読む」の題で、
森見登美彦の小説を取り上げながら、
木屋町近辺の繁華街の歴史、
小説に登場する、
ノートルダム女子大学の話を、
いたしました。
実は、朝早く着いたので、
開場前に、福井の駅近辺を散策しました。
(その話はまた、別にお知らせします。)
少し歩いただけですが、
城跡が残り、歴史を感じさせ、
道路が広く、大きな街でした。
短い時間の訪問でしたが、
今後とも、京都ノートルダム女子大学と、
おつきあいいただければ幸いです。
報告:長沼光彦
オープンキャンパス、同窓会、保護者会を行いました。
合わせて、福井オータムフェアの題名で、実施しました。
(向こうに見えるのが、会場の、
福井商工会議所です。)
私は主に、オープンキャンパスの会場にいたのですが、
昨年卒業した私のゼミの卒業生が会いにきてくれました。
同窓会には、北陸地方の皆さんが多く来場していただきました。
ノートルダム女子大学の、
北陸地方との関わりの歴史を感じる一日でした。
オープンキャンパスでは、
大学のオープンキャンパスと同じように、
学生が、大学説明を担当しました。
また別に時間を設け、
後援会の来客の皆様にも、
大学説明を披露しました。
模擬授業は、
「文学で京都を読む」の題で、
森見登美彦の小説を取り上げながら、
木屋町近辺の繁華街の歴史、
小説に登場する、
ノートルダム女子大学の話を、
いたしました。
実は、朝早く着いたので、
開場前に、福井の駅近辺を散策しました。
(その話はまた、別にお知らせします。)
少し歩いただけですが、
城跡が残り、歴史を感じさせ、
道路が広く、大きな街でした。
短い時間の訪問でしたが、
今後とも、京都ノートルダム女子大学と、
おつきあいいただければ幸いです。
報告:長沼光彦
2015年06月27日
2014年度のマリアン・スカラシップ奨学金に採用されました
2014年11月に本学の4回生を対象とした「マリアン・スカラシップ」奨学金に採用されました。「マリアン・スカラシップ」とは、京都ノートルダム女子大学の同窓会が毎年募集している独自の奨学金です。本学で学業に励み、修学が困難な学生であること、且つ卒業後は同窓会の活動に積極的に参加できることが応募の条件です。採用されると、年間の学費半額以内相当が給付され、後期の学費分として充てられます。
私は学部生としての在学中、図書館司書課程を中心に履修するほか、博物館学芸員課程、情報処理士の資格課程なども並行して学びました。ゼミでは、「子どもの文化」について学べる岩崎先生のゼミに所属し、“発達障害のある子どもへの読書支援”をテーマに卒業論文を執筆しました。2回生までは郵便局で週4日のアルバイトと学業を両立していましたが、3回生からは郵便局を退職し、様々なボランティア(無償/有償)にシフトさせ、より一層学びを深めたことが、「マリアン・スカラシップ」の採用面接で大きなアピールに繋がったのではないかと考えています。
その内容として、以下のようなことに3回生・4回生の時は励んできました。
[本学]
・小児医療ボランティア養成基礎講座・実践講座を修了(第1期生)
→2013年度の学長奨励賞として団体表彰
・「小児医療ボランティアサークル」への参加
・ノートテイカー(有償ボランティア)への参加
・「ライブラリー・メイト」結成
→2014年度の学長奨励賞として団体表彰
[学外]
・児童館への障害児介助(有償ボランティア)を週2~3回
・一般家庭への療育家庭教師を週2回
・髙津古文化会館への博物館実習
・2014年度国立国会図書館(国際子ども図書館/東京上野)への実習参加
経済的には余裕があまり無かったからこそ、時間や出会いの機会を大切に、これまで活動に励んできました。現在は卒業研究で学んだことをもとに、本学の大学院にて“読みやすい図書(LLブック)を普及するために必要な施策”について研究に励んでいます。
学部生としての在学時から、人間文化学科の先生方にはいつもお世話になり、特に岩崎先生には養成講座や実習への参加、ボランティアへの応募やグループ結成、奨学金への推薦に至るまで様々なことを幅広く影からサポートしていただきました。また他学科の先生や、職員の方々からも「山田さん」と気軽に呼んでいただき、いつもお気遣いいただきました。この場をお借りして、お世話になった方々に心よりお礼申し上げます。
最後になりましたが、長いようで実は短い4年間。皆さんもぜひ、学業を両立させつつ様々なことへチャレンジし、学生生活を充実させてくださいね!!
※写真は、奨学金の採用にあたり非常にお世話になった学生課梅村倫子課長との一枚
人間文化研究科人間文化専攻1年 山田友香
私は学部生としての在学中、図書館司書課程を中心に履修するほか、博物館学芸員課程、情報処理士の資格課程なども並行して学びました。ゼミでは、「子どもの文化」について学べる岩崎先生のゼミに所属し、“発達障害のある子どもへの読書支援”をテーマに卒業論文を執筆しました。2回生までは郵便局で週4日のアルバイトと学業を両立していましたが、3回生からは郵便局を退職し、様々なボランティア(無償/有償)にシフトさせ、より一層学びを深めたことが、「マリアン・スカラシップ」の採用面接で大きなアピールに繋がったのではないかと考えています。
その内容として、以下のようなことに3回生・4回生の時は励んできました。
[本学]
・小児医療ボランティア養成基礎講座・実践講座を修了(第1期生)
→2013年度の学長奨励賞として団体表彰
・「小児医療ボランティアサークル」への参加
・ノートテイカー(有償ボランティア)への参加
・「ライブラリー・メイト」結成
→2014年度の学長奨励賞として団体表彰
[学外]
・児童館への障害児介助(有償ボランティア)を週2~3回
・一般家庭への療育家庭教師を週2回
・髙津古文化会館への博物館実習
・2014年度国立国会図書館(国際子ども図書館/東京上野)への実習参加
経済的には余裕があまり無かったからこそ、時間や出会いの機会を大切に、これまで活動に励んできました。現在は卒業研究で学んだことをもとに、本学の大学院にて“読みやすい図書(LLブック)を普及するために必要な施策”について研究に励んでいます。
学部生としての在学時から、人間文化学科の先生方にはいつもお世話になり、特に岩崎先生には養成講座や実習への参加、ボランティアへの応募やグループ結成、奨学金への推薦に至るまで様々なことを幅広く影からサポートしていただきました。また他学科の先生や、職員の方々からも「山田さん」と気軽に呼んでいただき、いつもお気遣いいただきました。この場をお借りして、お世話になった方々に心よりお礼申し上げます。
最後になりましたが、長いようで実は短い4年間。皆さんもぜひ、学業を両立させつつ様々なことへチャレンジし、学生生活を充実させてくださいね!!
※写真は、奨学金の採用にあたり非常にお世話になった学生課梅村倫子課長との一枚
人間文化研究科人間文化専攻1年 山田友香