2019年08月25日

オマーン留学生との交流(その3)

イスラームの日没時に断食を解く食事である
イフタールの会を開いてくださった
日本オマーンクラブの皆さまへ感謝します。

参加した本学科の学生もみな報告しているように、
今回実際にオマーンの留学生と
交流できたことで、視野が広まったのかなと感じます。

これをきっかけにイスラーム文化への理解も深めてほしいです。
写真もみなとても楽しそうです!

国際日本文化学科教員 鷲見朗子

以下は学生の感想です。

鷲見先生の授業を受けていなければ、オマーンの方々と
お話する機会はなかったと思うのでこの食事会に
参加できたことにとても感謝します。オマーンクラブの方々、
鷲見先生ありがとうございます。



本や授業などからでは、その国々の代表的な文化や、
過去の文化しか知ることができないですが、
食事会を通して今のオマーンでの流行りや
おしゃれのお話をできたのが楽しかったです。
特に、オマーンの方々の好きなアーティストを
聞かせていただいたのがとても新鮮で印象に残っています。
オマーンの皆様は社交的な方が多く、たくさん
話しかけていただき、とても楽しい時間を過ごせました。
また機会があれば食事会に参加させていただきたいです。(K.M.)



初めて、イスラム文化のイベントに参加して想像していた
よりずっと楽しかったです。参加してた人達も全員優しく、
少し寡黙なイメージがあったのですが、
たくさんお話してくれたのが印象的でした。
ドラマや映画、またニュースなどから知る、私がもっていた
イスラム教徒のイメージとは違っていて、
もっと理解を深める必要性を感じました。
今回はこのような貴重な体験に誘っていただき
ありがとうございました。 (M.K.)
  

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2019年08月24日

オマーン留学生との交流(その2)

イフタールというのは、イスラームにおいての
断食明けの食事のことです。
学生たちが参加したのが、日本オマーンクラブ主催による
イフタールの食事会です。



学生の感想のつづきです。

オマーンはインド洋とオマーン湾に隣する中東の国です。
今年のラマダン期間中のディナーで私たちはオマーンの方々と
国際交流をしました。初めて中東の方と交流するにあたって
わたしはあまり知識がなく、中東地域の人々はどんな性格なのか、
うまく言葉を伝えられるか、など不安に思うことが多くありました。
しかし、交流が始まるとすぐにその不安はなくなりました。



私たちと同じ世代のオマーンの学生の方達はとても優しく、
ユーモアのある方達でした。私たちは拙い英語とアラビア語で
会話をし、お互いの国や文化について質問をしあい交流を深めました。
わたしが特に驚いたことはオマーンでは日本のアニメが放送されて
いるということです。またオススメの観光地を聞いたところ「砂漠が有名よ」
と丁寧に説明してくれました。今回のこの交流会で私自身オマーンの
方たちに対する理解が深まりました。そしていつかオマーンに行って
みたい!と強く思いました。
本当に素敵な時間と出会いに感謝したいと思います。(K.S.)

オマーンの食事
異国の文化を感じられる食卓を囲んで、オマーン人の方々とお話をしました。
もともと多国籍料理が大好きなので、食べたことがあるなあというものから、
初めて見るスイーツなど様々でした。



中でも気に入ったのは、オマーンから持ってきてくださった、デーツの実です!
このデーツの実は、オマーン人にとってとても馴染みの
深いフルーツなのだそうです。また、栄養価の面でも非常に優秀なようで、
小さな頃から食べている人々も多いとお聞きしました。
さらに、今回いただいたデーツの実。一緒に食べていたオマーン人の方も、
新鮮なものだとおっしゃっていて、そのおいしさもあり、食事を始める前は
大皿に溢れるほど盛られていたデーツの実は、食事が終わった頃には
ほとんど残っていなかったです。
たくさんの方々と、たくさんの料理を共に楽しみながら
お話しすることができました。このような機会を与えて下さった、
オマーンクラブの方々、鷲見先生ありがとうございました。(K.K.)

  

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2019年08月23日

オマーン留学生との交流(その1)

今年も日本オマーンクラブ主催によるイフタールの会(関西)
の開催に協力させていただきました。イフタールというのは、
イスラームの断食月ラマダーン中の日没時にとる断食明け
の食事のことです。



オマーンクラブの関係者の方々、そしてオマーンの留学生の
方々と京都ノートルダム女子大学でアラビア語を学ぶ学生が
5月に京都のインド料理屋さんで集い、イフタールを頂きながら、
交流を深めました。このように有意義で楽しい時間を過ごせた
ことに感謝をしたいと思います。  国際日本文化学科教員 鷲見朗子

ここからは学生の感想になります。

私はイスラム教徒の方とお会いするのが初めてのことだったので、
どのように食事が始まるのかドキドキして待っていました。
まず、はじめに口にするものはデーツです。
デーツとはナツメヤシの実のことで、栄養素が豊富に含まれている
ために断食しているときは最初に食べるとお話を伺いました。



その後は、オマーンの学生の方と交流会を行い、通訳をして
いただきながら日本とオマーンの違いについてお話ししました。
その中で特に印象に残ったのはオマーンには綺麗なお城や
建物があることです。日本では木造のお城に金のシャチホコ
や石垣が特徴ですが、オマーンはシンプルな白を基調としたお城です。
ほとんど雨が降らない国ということもあり青い空と
真っ白なお城のコントラストはとても綺麗です。
オマーンは遠い中東の国ですが、起伏に富んだ国であり
雪を見ることができるなど自然豊かな場所です。
そういったところは日本と似ているのかもしれません。



オマーンと日本は古くから親交関係がありその年月は400年にも
及ぶそうです。短い時間でしたがすごく貴重な時間を過ごすことが
できました。またこのような機会があれば是非参加したいです。(M.I.)
  

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2019年01月01日

アラビア語で「あんた サボール」

まるはば!
(アラビア語で「こんにちは」、
「丸くて幅のあるこんにちは」と覚えてください。
「マルハバン」でもいいですよ。)

今回はアラビア語で「あんた サボール」という文を
ご紹介します。

日本語でどういう意味でしょうか。
お答えいたします。

この文はアラビア語では次のように書きます。
أنت صبور ←
ルーボサ  タンア

アラビア語は右から左へ書かれ、読まれます。
英語や日本語(横書きの場合)とは逆方向なんですね。

アラビア語で「アンタ」はなんと「あなた」(男)という意味です!
「サボール」とは形容詞で「忍耐強い」「我慢強い」
という意味で、「サブール」とも発音されます。

つまり、アラビア語で「アンタ サボール」は、
日本語では「あなたは我慢強い」という
ほぼ反対の意味になるんですね。

オマーン女性を招いた授業の様子

みなさんもアラビア語を学習してみませんか。
アラビア語は国連の公用語の1つにもなっている
世界的にみてもメジャーな言語です。
本学では共通教育科目として「アラビア語」を提供し、
私が担当しています。

エジプト女性を招いた授業での1枚

写真のように、本学では授業に
アラブ人講師をゲストとして招き、
ことばだけでなくアラブの文化も学んでいますよ!

平成30年4月22日の本学オープンキャンパスでは
「アラブを通して見る日本」と題して模擬授業
を行う予定です。ぜひいらしてくださいね。

鷲見朗子(すみ あきこ)
人間文化学科 教員
  
タグ :アラビア語


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2018年11月12日

寛容な交流


昨日の話の続きを少し



ある国の音楽や美術などが、
他の国に広がると、
誤解されることもあります。

いくぶん形が変わることもあります。

例えば、ラップは、
アメリカ発で、日本でも、
広まっています。


ライム(韻と訳されます)が特徴なのですが、
英語と日本語では、言葉の特徴が違うので、
作法は変わらざるを得ません。


そういう変化を許容しないと、
他の国に広がることが、
難しい場合があります。


変化を受けたとしても、
ラップの特徴に魅力を感じたわけですから、
日本のラップも、それはそれで良い、
とすることも、
グローバル社会の交流では、
必要なことかもしれません。


一方、学問の世界では、
その国のことを理解するには、
自国の思い込みで、変形させずに、
オリジナルの姿を理解しよう、
とすることも必要です。


相手のことを正しく理解しようとする一方で、
自分のやり方を変えられても、
いきなり否定しない、
ということも大切か、
と思います。


報告:長沼光彦



  


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2018年11月11日

公開講座「世界の中で日本を考える」を開催しました

本日、11日、日曜日、
公開講座「世界の中で日本を考える
―インドの俳句、ドイツの盆栽―」を、
開催しました。



国際日本文化研究所教授、
井上章一先生をお招きして、
第一部で、基調講演をお願いしまいた。

第二部では、井上先生と、
人間文化学科教員、
長沼光彦、吉田朋子、が、
シンポジウム形式で、
お話をいたしました。


井上先生のお話を、
少し紹介しましょう。


今回の題名にあるとおり、
インドで俳句が作られたり、
ドイツで盆栽が楽しまれたり、と、
日本の文化は、世界に広がっています。


そのときに、もともと日本にあったものと、
どこか違うな、という形に、
変わっていることがあるでしょう。

ただ、それも、海外における、
日本文化の理解、解釈のひとつの仕方として、
耳を傾けたり、楽しんでみてはいかがでしょう、
というお話です。


日本の中で生活していると、
気がつかないことが、
その理解や解釈の中に、
隠されているかもしれません。


私が思うに、
そういう変化も含めて、
交流ということなのだと思います。

そういう交流を機会に、
互いの理解を深めることができると、
面白そうですね。


報告:長沼光彦





  


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2018年09月19日

タータン展 本学所蔵資料を展示してます

「スコットランドからの贈りものー―タータン展」が、
開催されています。


この展覧会で、本学所蔵資料が、
展示されています。
よろしければ、おいでください。

「スコットランドからの贈りものー―タータン展」
主催 神戸ファッション美術館、神戸新聞社
会期 2018年9月15日(土)~11月11日(日)
会場 神戸ファッション美術館



「スコットランドからの贈りものー―タータン展」は、
「タータン」をテーマとした展覧会です。

2018年9月15日(土)から、
神戸ファッション美術館を皮切りに、
全国5つの会場で開催されます。


この展覧会は、
タータンの多彩な色彩や洗練されたデザインはもちろんのこと、
タータンにまつわる美術作品や資料を通じて、
その歴史や社会的、文化的背景を消化し、
多角的な視点からタータンが持つ意味や魅力、可能性を探ることを、
目的に開催されます。

その中でタータンにまつわる、
スコットランドの歴史を、
本学所蔵のジョン・ケイの銅版画等43点を通して紹介しています。

【本学所蔵展示資料】
〇 ジョン・ケイ「故ジョン・ケイ銅版画集」1,2 
〇 ジョン・ケイ「銅版画」39枚
〇 ジョンストン「エディンバラ俯瞰地図」
〇 ジョン・スレイザー「スコットランド名所図会」
以上、43点

これらの資料は、本学名誉教授、服部昭郎先生が、
収集し、研究されたものです。



詳細は、以下をご覧ください。

美術手帳のサイトから
https://bijutsutecho.com/exhibitions/2433
神戸ファッション美術館のサイトから
http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/special/scotland_tartan


報告:長沼光彦
  
タグ :タータン展


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2018年09月04日

青銅器と漢字の起源


 京都には様々な博物館、美術館が点在しています。ここでは、私の「言語文化概論」で使用している泉屋博古館の図鑑「泉屋博古」を資料にして、青銅器と漢字の起源について紹介します。
 今でこそ、漢字は私たちの日常生活におけるコミューニケーションに欠かせない道具の一つになっていますが、大昔は王様が神様との対話をするためだけに使用する文字だったことはご存じですか。いにしえの中国の国家行事は主に祭祀でした。祭りごとを通して、神様に国家運営の凶吉を占ったり、収穫物を奉納したりしました。その祭祀に使われていた青銅器に古い漢字(金文)が刻まれていました。その古い漢字は漢字の起源の一つであり、青銅器をかたどった象形文字も多いのです。今日私たちが使っている漢字にその面影がまだ多く残っています。
 
左の写真に映っている青銅器は「鼎」(てい)と言います。訓読みで言うと「かなえ」となります。「鼎」の字は、この器の形からかたどったものです。祭祀の時に、神様へ献上する食べ物を入れる食器です。三本足があるのが特徴で、安定感がある外見から、ずっしりと、貫禄のあるようなすわったさまという意味も持っています。「鼎談」ということばは、この意味を取って生まれたものです。三人の学識経験のある専門家が座ってある話題について議論することを指します。「対談」とはやや重みの違うことばであるということは、この青銅器の重みからも感じ取れるでしょう。ちなみに、鼎は中国において、王の権威の象徴でもありました。
 


もう一枚の写真をみてみましょう。これも食べ物を入れる食器で、「豆」(とう)と言います。食べ物の豆(まめ)とはまったくちがうものです。「豊」という漢字はまさしく、「豆」という食器を使って、神様へ収穫物を奉納している場面を表現している文字です。現在の日本の常用漢字では、「豊」は「曲」と「豆」で構成されていますが、本来の漢字は「豐」です。「豆」の上に載っているのは稲穂をかたどったもので、つまり、秋に収穫した稲穂を食器に載せて、神に奉納し、神からいただいたゆたかさに感謝することを表現しています。
 ということで、「言語文化概論」は漢字の歴史を中心に講義する授業です。また、歴史以外に、私たちの日常生活と関わりのある常用漢字、人名用漢字、コンピュータ用漢字も話題にします。興味のある方は是非聞きに来てください。

報告:朱鳳  

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2018年08月19日

オマーン人留学生との交流2018 その4

イスラーム断食月ラマダーンの断食明けの食事イフタール
の会「その4」(最後)です。

~参加学生の感想~
言葉では簡単に飢えに苦しむ人々の気持ちを考えると言えますが、
実際に自分自身で体験することで飢えとは何かというの理解
できるんだなと感じました。

最後にいただいたデザートです。



~参加学生の感想~
オマーンの方達はすごく良い人で私たちの片言の英語や
アラビア語を理解してくださり、日本語でも話してくださいました。
また会ってお話したいなと思います。

お店の方も入って皆で記念撮影をしました。
ジュブネー!(アラビア語で「チーズ」)



オマーンの方々と交流することで、楽しいひとときを過ごしただけでなく、
授業で学んだ知識がより立体的で生きた知識になったことと思います。
今後もこのような機会を提供していければと願います。
最後にこの会を主催くださった日本オマーンクラブの皆さまにお礼を申し上げます。

(人間文化学科教員 鷲見朗子)
  


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2018年08月18日

オマーン人留学生との交流2018 その3

イスラーム断食月ラマダーンの断食明けの食事イフタールの会「その3」です。



学科から参加した学生が異文化学習の一環として「ラマダーン」という用語も
調べてくれました。

~ラマダーン~
ラマダーンとはイスラーム暦の9月に日の出から日没までの間、
断食をおこなうことです。今年はイスラーム暦では1439年で
5月15日~6月14日まででした。断食と聞くと一見辛そうなものを
想像すると思います。でもラマダーンの時期は学校や仕事は
お昼過ぎに終わることが多いため、イスラーム諸国で暮らす
ムスリムたちはそんなに苦痛とは感じていません。

日没後の食事イフタールは普段よりも豪華なものが多かったり、
夜遅くまで開いている店などがある繁華街に行ったりなど
ラマダーン月ならではの夜を過ごします。
また朝食は夜明け前にとります。ラマダーン月の断食は、
断食をおこなうことで飢えに苦しむ人々に思いを寄せることができます。

当日出てきたお料理もご紹介します。



お肉のメインディッシュです。



アラブの食文化を体験する貴重な機会となりました。
その4(最後)に続きます。

(人間文化学科教員 鷲見朗子)

  


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2018年08月14日

オマーン人留学生との交流2018 その2

オマーン人留学生との交流2018 その2です。
今年は京都のエジプト料理店でイフタールの会を開きました。



~ハラール~
ハラールとはアラビア語で「許された」を意味します。
最近「ハラール料理」ということばが聞かれるようになりました。

エジプト料理店にもハラールのビールが
おいてありました。もちろんノンアルコールです!
名前がふるっていますね。



ハラールはイスラームの戒律によって食べることを許された食べ物を
指します。日本でもハラール認定されたレストランが増えてきており
イスラーム教徒の観光客が安心して食事できるようになりつつ
あります。よく耳にするものだと豚肉やアルコールの摂取が
禁じられています。コーランではそれ以外にも死肉、流れる血、
アッラー以外の名が唱えられて屠殺された動物の肉、角を
突き合わせて殺された動物の肉、野獣が食い残した肉、賭博で
分配した肉を食べることを禁じています。
ちなみにイスラーム法にはハラームということばが存在します。
ハラールとは逆で「禁じられていること、すると罪になること」を指します。

他にもお店で供されたハラールのお料理です。



その3に続きます。どうぞお楽しみに。

(人間文化学科教員 鷲見朗子)  


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2018年08月13日

オマーン人留学生との交流2018 その1

今年も日本オマーンクラブ主催のお食事会が5月に開催され、
人間文化学科からもアラビア語とアラブ文化を学ぶ学生が参加しました。
「アラビア語」「外国文学(アラブ文学)」「多文化理解(中東の映画)」を
履修している学生です。



イスラーム断食月ラマダーンの断食明けの食事イフタールの会です。
今年は京都のエジプト料理店でした。関西と中部に留学している
オマーン人学生や同クラブの日本人の方たちと交流しました。
今年でもう3年目になります。

イフタールでは初めに頂くことがおおいデーツ(なつめやしの実)、
今回はオマーン産です。



 学科から参加した学生が異文化学習の一環として
「オマーン」「ハラール」「ラマダーン」という用語を調べてくれました。
その1は「オマーン」です。

~オマーン~
オマーンとはアラビア半島にあるマスカットが首都の国です
。周りにはペルシャ湾、アラビア海、オマーン湾があります。
公用語は「マルハバン」でおなじみのアラビア語です。
宗教はおもにイスラム教でそのうち3/4がイバード派、
1/4がスンナ派です。



去年もこの会に参加した学生は、さらにオマーンに親しみを
覚えたことと思います。また、初参加の学生は、授業で写真や
映像を通してしか知らなかったアラブ人の方と今回、
実際に会って、ぐっと身近に感じたのではないでしょうか。

(人間文化学科教員 鷲見朗子)
  


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2018年06月24日

世界が知る日本


フランス人が知っている日本人、
というような形で、
各国の人に、知っている日本人を聞く、
番組がありました。



朝日放送、土曜日夜の、
こんな時間に地球征服するなんて、
という番組です。


宮崎駿、黒澤明、といった名前が出てくると、
なるほどなあ、という気持ちがします。

ただ、ロマネスクという、
コンビの名前があがったりすると、
誰だろう、と思います。


2010年のパリ国際映画祭で、
公式マスコットになったほどの、
有名な日本人コンビなのです。

(レ・ロマネログという公式ブログがあります。)


こういう番組を観ていると、
海外と日本国内の認識の違いがわかって、
面白いですね。

報告:長沼光彦


  
タグ :海外日本人


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2018年06月14日

サッカーワールドカップが始まります


本日より、サッカーのワールドカップが始まります。



サッカーには、国毎に、
スタイルがあります。

試合を観ていると、
それぞれの代表チームの、
やり方が違うことがわかります。


例えば、日本の選手は、
真面目で、組織的な試合の進め方が、
得意だと言われます。

その一方で、個人の主張が弱く、
チームの中で、個人を表現することが、
苦手だとされます。

ヨーロッパで活躍している選手は、
意識的に個人を主張するように、
態度を変えたりするようです。


サッカーのスタイルも、
それぞれの国の文化を反映しています。

そういう目で試合を観てみるのも、
面白いのではないかと思います。


報告:長沼光彦  


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2018年05月04日

リメンバー・ミー 京都で映画を観る 

もう上映が終わったかもしれませんが、
アニメ映画、リメンバー・ミーを、
見ました。



アカデミー賞で、
長編映画賞と、主題歌賞を、
受賞しました。


日本にとって、面白いのは、
日本のお盆のような行事が、
メキシコにあるということです。

死者の日、という祝日で、
故人の魂が戻ってくる日です。


リメンバー・ミーは、
この死者の日をモチーフとして、
家族の物語を描きます。

家族が故人を思い続けることで、
死者は、あの世で、
存在しつづけることができる、
という話になっています。

逆に、故人を思う生者がいなくなると、
故人もあの世で消えてしまう、
という話です。


ファミリーは、今生きている人だけなく、
亡くなった人、さらには、
ご先祖さまもふくめられる、
ということなんですね。

そして、ファミリーであることは、
相手を思うことだ、
というメッセージが、
この物語には、こめられています。



家族とは何か、ということを、
あらためて考えさせられる、
映画でした。


報告:長沼光彦  


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2018年04月23日

4月22日は、オープンキャンパスでした


4月22日、日曜日は、
オープンキャンパスでした。


多くのご来場、
ありがとうございます。


人間文化学科の模擬授業は、
鷲見先生による、
「アラブを通して見る日本」です。


アラブ文化について、
知っていただいたうえで、
日本文化との違いについて、
紹介しました。


体験コーナーは、
私、長沼が担当する、
「小説を深読みする
―文学のアクティブラーニング体験―」
です。


こちらは、国文学概論で、
実際に行っている、
作業型の読解体験です。



本学のオープンキャンパスでは、
学生が活躍しています。

今回は、学科の紹介を、
学生スタッフが行いました。

学生スタッフは、
学内を案内する、
キャンパスツアーや、
大学生活を紹介する、
おしゃべりcafeなど、
担当しています。


よろしければ、
実際に、本学の学生と、
お話してみてください。


報告:長沼光彦  


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2018年02月12日

一緒に暮らすところからはじめる

昨日は、他者の尊重が、
グローバル社会では、
必要とされる、という話をしました。




文科省が提案する、
アクティブラーニングで、
グループワークを通じて、
他者理解を学ぶことが、
求められるのも、
そういう理由からです。


では、実際グローバル社会で、
どのようにして、他者尊重を、
行っているのでしょうか。


たとえば、
海外から来た人たちが、
滞在中、快適に過ごせるように、
配慮する、ということがあります。


駅など交通機関で、
複数の言語で表示される看板が、
あります。

すべての言語を表示するのは、
不可能ですが、
英語以外に、中国語や韓国語など、
観光で訪れる方が多い国の言語を、
表記するようになってきています。



また、文化や宗教が異なると、
生活習慣の違いで、
配慮すべきことがあります。


これも、最近話題になっているので、
ご存じかと思いますが、
イスラム教を信じる方たちのために、
ハラールレストランが、
設置されています。

イスラムの教えでは、
神がよしとしたもののみを、
食することが、
戒律で決められています。

ハラールは、イスラムの教えで、
ゆるされたものを指します。


そのハラール食品を使った、
レストランが、
国内で増えています。

京都でも、ハラール認証を受けた、
ラーメン屋さんがあることが、
報道されました。



グローバル社会での他者尊重とは、
異なる文化、習慣を持つ人たちが、
共に住めるような、
環境を整えるところから、
はじまります。

一緒に暮らせなければ、
おつきあいは、はじまりません。

様々な考え、多様な文化を持つ人々と、
交流するには、
生活する、という、
一番基本的なところを、
整える必要があるわけです。


人間文化学科では、
こういう考え方を、
大切にしています。

コミュニケーションについて、
考え、実践する授業を設けているのも、
そういう理由からです。

報告:長沼光彦


  


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2018年01月08日

スターウォーズ最後のジェダイ 続き


スターウォーズには、
東洋文化の影響を受けたらしい、
要素が登場します。



タイトルにも登場する、
ジェダイという、
宇宙の騎士です。


ジェダイは、
宇宙の原理(フォース)を理解し、
バランスをもたらす騎士です。

西洋の騎士と違うのは、
ただ闘うだけでなく、
精神的な訓練をとおして、
宇宙の原理を体現しようとすることです。


しかし、心の平安が保たれないと、
ダークサイド(暗黒面)に、
陥ることなります。

怒りや欲望は、
ダークサイドに陥る、
きっかけです。

敵には、ダークサイドに陥った、
暗黒騎士が出てきたりします。


こういう悟り、のようなものが、
東洋の文化の影響を、
受けているようです。

ジェダイの師匠は、
よくバランスを保て、
というのですが、
東洋的な見方でいうと、
そのバランスが何のバランスか、
よくわからない、
ということがあります。


たとえば、日本の陰陽道や、
中国の陰陽思想では、
陰と陽は、どちらかが良い悪いということではなく、
物事の変化として、とらえています。

陰から陽へ、
陽から陰へ、
物事は変化していきます。

この場合、バランスとは、
陰も陽も知るということです。



ジェダイのいうバランスは、
ちょっと違うようです。

怒りや欲望は、抑えなければ、
いけないものだということになっているので、
ライトサイドもダークサイドも知る、
ということではないようです。

(もしかしたら、新作で、
変わるかもしれませんが。)

きっぱりと、ライトサイド=善、
ダークサイド=悪、
ということになっています。


とはいえ、シリーズの1~3は、
主人公がダークサイドに陥る話なので、
スターウォーズの人間観が、
さほど単純になっているわけではありません。

だからこそ、ダークサイドの扱いが、
気になるのです。

ダークサイドを知ったうえで、
悲劇を回避する方法を考える方が、
人間的な感じもいたします。

(回避できないのも、人間ですが。)

報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:35Comments(0)国際文化領域(多文化理解)日本語日本文化領域

2018年01月07日

スターウォーズ最後のジェダイ 京都で映画を観る


スターウォーズは、40年ほど前に、
第一作が作られましたが、
近年、新作が作られています。



若い世代は観るのかな、
と思いましたが、
学生に聞くと、
お父さんとビデオを観たりするそうです。


新作は、旧作を意識してか、
キャラクターは異なるのですが、
似たようなエピソードが登場します。


そんなことを思い起こしながら、
親子で観るのも、
良いのかも知れません。


ちなみに、「ダンケルク」とは異なり、
戦争映画ですが、
ファンタジーの世界です。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:49Comments(0)国際文化領域(多文化理解)日本語日本文化領域

2018年01月06日

ダンケルク 京都で映画を観る


「ダンケルク」
少し前に、
話題になった映画ですが、
ご覧になりましたか。


今は、DVDになったので、
レンタルして観ることもできます。



第二次世界大戦中、1940年、
ドイツがフランスに侵攻した際、
イギリス、ベルギー、カナダ、フランスの連合軍は、
ダンケルク海岸で包囲され、
撤退をせざるを得なくなります。

しかし、ドイツ軍は、
簡単に撤退をゆるしてはくれません。

撤退しようとする船舶を、
ドイツ空軍は容赦なく、
空爆します。


この実話を映画化するのに、
クリストファー・ノーラン監督が、
可能なかぎり、
CGを使わない実写を多用したjことが、
宣伝文句となっていました。



映画は、無意味な死を、
冒頭から映し続けます。

戦争映画は、
戦争に反対するテーマを持っていても、
戦死する登場人物に、
何らかのドラマを演じさせます。


戦争の悲劇を描く場合に、
おりおり観ることができるのは、
故郷に恋人や家族を残している、
ドラマです。

愛しい人を残して、
死ななければならない。
戦争はなんてひどいんだろう、
ということを読み取ることが、
できるかもしれません。


一方で、そのような悲劇は、
登場人物を、
ヒロイックに見せてしまう場合があります。

恋人を残して、
戦い続けるのが、
かっこよく見えてしまう、
場合があります。

戦争に反対しているはずが、
戦争で闘うことが、
かっこうよく見えてしまうのです。


「ダンケルク」では、
登場人物の背景は、
あまり見えてきません。

(見える人もいますが、
主人公の兵士は、
あまり見えません。)

まわりには、
不利な状況で、
戦争の局面を変えることもなく、
ただ死んでいく兵士が、
描かれます。


そのような描き方に、
過去の映画に比べて、
ドラマがなく、
無味乾燥なテレビゲームを、
観ているようだ、
という批評もあったようです。


しかし、その無味乾燥な死の表現こそ、
死に対し、安易に感動させない、
演出意図があるのではないか、
と思います。



とはいえ、登場人物の行動に、
全くドラマがないわけではありません。

後半には、むしろ劇的な表現も、
用意されています。

そのあたりも含めて、
一度、ご覧になっては、
いかがでしょうか。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:28Comments(0)国際文化領域(多文化理解)日本語日本文化領域