2016年01月10日

京都の大晦日 八坂神社


高台寺に引き続き、
留学生のジョイさんが過ごした、
京都の大晦日の話です。


八坂神社の大晦日から元旦にかけてのお参りを、
白朮詣(おけらまいり)といいます。


薬草で厄除けの力があるとされる、
おけらという植物を、
御神火として焚きます。

参拝者は、この火を火縄にいただいて、
家に持ち帰り、
神棚の灯火にともしたり、お雑煮の火種としたりします。

燃え残った火縄は、
火伏せのお守り(火災を避けるお守り)として、
台所に祀ります。


境内では、屋台が並んでいます。
以前の記事で、準備しているところを、
紹介しました。




おけら酒という名で、
お神酒をいただくことができたようです。




おけら参りも、数十万人の参拝客が訪れるそうです。


関西のニュースでは、警察官が、
参拝客の整理に働く様子が報道されていました。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:23Comments(0)京都フィールドワーク学生の活動報告京都