2015年11月25日

ご利益を求めて河合神社を詣でました

私の担当する、1年次ゼミ、基礎演習では、
神社のご利益について調べています。


今回は、大学の近く、下鴨神社の摂社、
河合神社にフィールドワークに、
出かけました。


摂社とは、本社(この場合下鴨神社)にゆかりのある神を、
境内または境外にまつった神社のことです。


河合神社は、神武天皇の御母神、
玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祭神としています。

神社前の案内板によれば、
玉依姫の美麗にあやかり、
自分の顔を絵馬に描き奉納する、
とあります。


手鏡の形をした絵馬に、
顔が書いてあるのですが、
そこに書き加えて、
自分の顔らしく書き上げて、
奉納するのです。

それぞれ、個性のある絵で、
これを拝見するだけでも、
なかなか楽しい感じです。

それぞれが思いを重ねて、
ご利益をいただく。
現代の神様との関わり方が、
見えてきます。


昔の絵馬は、もっと大きく、
看板のような大きさで、
村を代表して捧げるようなものでした。

さらに昔は、本物の馬を、
ささげていました。

報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:51Comments(0)京都フィールドワーク授業紹介日本語日本文化領域