2015年11月02日
少人数授業だからこそ可能になる学び その弐 ~クラスメイトの顔を見ながら発言~
本学(京都ノートルダム女子大)、特に本学科(人間文化学科)に少人数授業が多く設定されているからこそ可能になる学びの「その壱」は、外部の方に授業に講師として来てもらいやすいことを書きました。(大人数の授業に講師として来ていただく場合は、綿密な事前打ち合わせや準備が必要ですから。)
少人数授業だからこその学びは、他にもあります。10月22日に、一年生の「基礎演習」のPクラスで時代祭に行けたのも、少人数だからこそでした。
そのクラスでは今、90分×6コマを使った、大きなプロジェクトをスタートしました。
(数か月後には、このブログでもプロジェクト報告できる予定ですので、お楽しみに。)
「今日は、私がリーダーになります!」と立候補してくれた学生が、前に出て、クラスメイトからの意見を白板に書いてくれています。
リーダーさんはみんなの意見を上手にまとめているし、白板の字もとっても上手だし、意見も活発に出てプロジェクトの方向もどんどんまとまっていくし・・。これこそ、少人数授業だから可能になる学びだなぁと感動しつつ、様子を写真に収めさせてもらいました。
で、ひと段落ついたところで、「少人数クラスのよさ」を聞いてみたところ、次のような意見がでました。
・発言しやすい(緊張しない)
・みんなの顔を見ながら話すので、反応がわかる
少人数授業のよさは、先生も生徒も、相手の顔(目)を見て意見を言うことだと思います。これって、面接のよい練習にもなっていると思いますよ。
「少人数だと、欠席するとすぐにわかるから、クラスメイトや先生から『休んでたね』って言われちゃうね」と、意地悪な問いかけもしてみたのですが、それも含めて、この学科のよさだと思ってもらえているようでした。授業を休んでも先生に気づかれないより、いいですよね。
この調子で活発に意見を出し合い、調査結果を報告し合い、少数鮮鋭のクラス全員で、プロジェクトを成功させていきましょう!
報告:吉田智子(基礎演習Pクラス担当)
(前期にこのテキストで基礎的な学習をした後、後期にプロジェクトをスタートしました!)