2015年10月17日

9月23日秋分の日の晴明祭


留学生のジョイさんが、晴明神社が行う、
晴明祭を見学に出かけました。
その様子をお知らせします。
(写真は、晴明神社の鳥居です。)


晴明祭は秋分の日の前日に、宵宮祭が行われ、
秋分の日の午前に例祭、午後に還幸祭が行われます。
写真は、還幸祭の様子です。
(写真は、小さい神輿です。)


本社より出発した神輿が、行列とともに、
堀川通を中心に、
氏子町内を巡ります。
(獅子舞も行例にいます。)



綾傘の行列です。



馬に乗った稚児の行列です。


少年鼓笛隊の行列です。



鉾の行列です。



稚児の行列です。



町内の児童が参加する、
子ども神輿が続きます。



神輿行列です。



巡行が終わった後に、
祝詞をあげ、捧げ物をそなえます。



行列の内容が、御霊祭祇園祭と似ているところが、
興味深いですね。

晴明神社は、平安時代の創建期には、
広大な敷地であったものが、
応仁の乱などにより、縮小したとのことです。
(晴明神社ホームページを参照してください。)

第二次世界大戦が終わった後、
少しずつ境内の復興が進み、
近年の安倍晴明の人気により、
訪れる人が増えました。

そんな近年の歴史に興味を向けてみると、
日本の現在が見えてくるでしょう。

写真:ジョイ
報告:長沼光彦

  
タグ :晴明祭京都


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:57Comments(0)京都