2015年10月23日

芸術の秋、深まる ~北山でレオナルド~

2回生の少人数ゼミ「発展演習」では、
各クラスが様々なテーマを追求しています。

「西洋美術史」のクラスでは、
今年度は、芸術作品・芸術家について述べた
様々な原典テキストに挑戦してみることにしました
(もちろん、日本語です。ご心配なく・・・)

1世紀のプリニウス『博物誌』も面白かったのですが、
現在は、美術史では必須の文献
ヴァザーリの『芸術家列伝』から、
レオナルド・ダ・ヴィンチ伝を読んでいます!

ミラノの《最後の晩餐》についての記述が出てきたので、
大学の近所にある
「陶板名画の庭」の原寸大複製を見に行くことにしました。



絵の前で、ヴァザーリの記述を朗読してみました!
(なので、みんな下を向いています)

絵を見るときには、大きさの情報もとても重要です。
複製とはいえ、大きさが実感できたことは意味があったのではないかと思います。

「陶板名画の庭」は、安藤忠雄の建築としても有名なので、
私たちが見学している間にも、各国の方々がおいでになっていました。
入場料もリーズナブル(一般100円)。北山にお越しの際は、ぜひチェックしてくださいね!

(報告:吉田朋子)


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:53Comments(0)京都フィールドワーク国際文化領域(芸術と思想)