2015年10月07日

ぐりとぐら ぐらとぐり では光りません

軍手を使って私が手作りした、大切な大切な「ぐりとぐら」のぬいぐるみ。中川李枝子作「ぐりとぐら」という、大好きなお話のぬいぐるみなので、どんな風に光らせるかについては、ここ何週間も考えていました。



そして思いついたのが、このフレーズでした。

「ぐりとぐら ぐらとぐり では光りません」

青い服のねずみ と 赤い服のねずみには、名前がついていますから、どっちが「ぐり」でどっちが「ぐら」かを知っていて、正しく「ぐりとぐら」の順に並べることができた時だけ、胸につけた「手作りLED」が光ると嬉しいと思ったのです。子どもにクイズ感覚で楽しんでもらえますし。


赤い服と帽子のねずみが左側だと、残念ながら光りません。



青い服と帽子のねずみが左側なら、赤い服と帽子のねずみのLEDが光ります。正しく並べられたからです。

正解は、絵本の表紙のタイトルの色を見てください。ぐりが青字で、ぐらが赤字で書かれていますね。

こんなのできました〜と、知人に紹介すると「並びを検出して、発光というのは面白いですね」って言ってもらえたのですが、「並びを検出」というほどのおおげさなしくみは、実は使ってないんですよね〜。

ぐりの左足、ぐらの右足にリードスイッチ(MC-14A)の棒を入れただけなので。この2本の棒が近づくと回路がつながるのです。



しくみは、これと一緒です。http://lilypad.pen.jp/?&vZ6LTN8x

しくみは単純ですが、アイデアは面白いですよね。自画自賛。

報告:吉田智子
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 08:08Comments(0)情報関連の資格や活動