2015年10月29日

茶道体験記

                                
茶道体験記


天高く馬肥ゆる秋の京都。
朱鳳ゼミの一行は、京都茶道資料館で茶道を体験してきました。



初めて本格的な茶道に触れる学生と、教員の私は緊張しながらも、
茶道の先生の指導のもとで、亭主と客の役割を、両方ともに体験しました。

亭主として、こころを込めてお茶を点て、客に出すのは礼儀です。
ふくさ、茶碗、茶杓、なつめ、茶筅、釜など初めて聞いた道具の名前を覚えながら、
一杯のお茶を点ててみました。
優雅で、堂々とした姿勢でお客様をもてなしするのが、
難しいことを少し理解できたように思います。

客として、感謝の気持ちで茶席に臨むのは大事です。
同席のお客さんに気配りを忘れないことも大切な礼儀です。

一杯のお茶を頂きながら、季節を感じさせてくれる和菓子も楽しめます。
今回は京都の和菓子の老舗「田丸弥」の、
栗の形をした「焼き栗」と言う和菓子が出されました。
秋の京都の景色を想像しながら、お茶と一緒に美味しく頂きました。

茶道の精神は「和敬静寂」です。
亭主と客が一杯のお茶を通して、理解し、尊敬し合って、
好い関係を保ち、平穏な気持ちを持つことが、
茶道の最高境地だと学びました。

残念ながら、点茶中は撮影が出来ませんでしたので、
終了後の記念写真を紹介します。





 ロビーでこんな本も見つけました。





 帰りに和菓子屋の「田丸弥」も寄って来ました。



報告:朱鳳   
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:07Comments(0)京都フィールドワーク授業紹介京都