2015年07月14日

将来のパートナーを考える

共通教育科目〈女性の子育てとライフキャリア〉、
2人目の外部講師は、
家事ジャーナリスト 兼 楽家事ゼミ主宰の、
山田亮先生でした。
講義のタイトルは「どうなる?あなたの子育て生活~偽イクメンに気を付けろ!」


 ご自分の主夫生活や子育て経験を題材に、
家族社会学の視点から、夫の育児参画の現状と課題、
またそれに対する社会的な見方などをお話いただきました。

現在、イクメンという言葉が流行っていますが、
そう呼ばれる人たちが本当にイクメンなのかどうか考えました。

「人前イクメン」「格好イクメン」「時々イクメン」
「部分イクメン」「撮影イクメン」「虐待イクメン」など、
首をかしげるような子育てへの父親参画の形が挙がりました。

「僕、イクメン」などというのも! これらのイクメンの偽物が出てくる理由はただひとつ、
親として、大人としての当事者意識の欠如だそうです。


 ユーモアたっぷりのお話でしたので、
時折笑いが巻き起こりながらの一時間でしたが、
結婚生活のパートナーとして大事なのは、
共有経験や共同する時間を積み重ね、共感しあえる相手になれることであり、
その根底には、共感こめて、魂こめてありがとうといえる関係がある
という大切なことを学ぶことができました。

報告:岩崎れい
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:44Comments(0)授業紹介キャリア教育・就活・インターンシップ