2015年07月01日

おはなし会の練習を始めました

 司書課程科目〈児童サービス論〉では、子どもたちへの図書館サービスのひとつであるお話会の方法と技術を学ぶため、授業の中で企画し、練習しています。読み聞かせ、ストーリーテリング、ブックトーク、読書へのアニマシオン、紙芝居、ペープサート、エプロンシアター、パネルシアターのうち、各自または各グループひとつを選んで、実際にクラスの中で実演します。
 子どもの発達段階を考えながら、どの年齢層に、どんなお話を、あるいはどんなプログラムを、どの手法で提供するかを考えることは重要であり、また難しいものです。実演の際には、年齢と作品と手法を組み合わせた理由を説明してから始めます。また、実演は撮影し、授業後に各自自分の実演を見て、振り返り学習をします。
 絵を描くことや語りの得意な学生もおり、また魅力的な工夫もいろいろと見られます。子どもたちを本の世界にいざなうさまざまな方法を身につけることも、司書課程における大切な学びのひとつです。


報告:岩崎 れい
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 08:26Comments(0)図書館司書資格授業紹介学生の作品