2015年06月30日
「働く」を考えよう!
共通教育科目「女性の子育てとライフキャリア」は、大学のライフキャリアプログラム〈子ども未来プログラム〉のうちの1科目として位置づけられ、学生が将来の生き方を考えるための科目として開講しています。ここでは、さまざまな立場の方にお越しいただいて、多様な生き方を紹介していただき、受講生が自らのライフプランを考えるきっかけとします。
今年度第1回目は、《「働く」を考えよう!》というタイトルで、関西電力人材活性化室ダイバーシティ推進部長の森田文子先生にお越しいただきました。

まず初めに数人ずつのグループに分かれ、「働く」とはどういうことかを考えました。
「生活のため」「稼ぐこと」といった項目の他に、「責任」「達成感」「親孝行」「自己実現」「誰かのために」といった言葉が並びました。
その上で、働くことで生まれるお金が、教育や消防・救急・ゴミ収集などにも使われ、社会を支えていること、生涯正社員で働き続けた場合には20代後半で退職して専業主婦になった場合と比べて、生涯賃金が10倍であること、働いて自立することは人生の選択肢を増やし、リスクに対応できるようになること、などについて考える機会を得ました。

「働く」ことは、自分のためでもあり、社会のためでもあるという、基本的なことを学びました。また、仕事に自己実現を求めるのは難しいと考えられがちですが、働くことで生まれるお金が社会に還元され、教育や福祉にも使われることから、働くだけで十分社会貢献になることも認識できました。
講師としてお越しいただいた森田先生は、大学卒業後、経営コンサルティング会社で数年働いたあと、米国でMBAを取得。帰国後、P&Gで、ブランドマネジメント・マーケティングに携わり、その後現在の仕事をされており、学生からは転職することの意義や難しさについての質問も出ました。学生たちにとって、自分の将来を考えるたいへんよい機会になったようです。
報告:岩崎 れい
今年度第1回目は、《「働く」を考えよう!》というタイトルで、関西電力人材活性化室ダイバーシティ推進部長の森田文子先生にお越しいただきました。

まず初めに数人ずつのグループに分かれ、「働く」とはどういうことかを考えました。
「生活のため」「稼ぐこと」といった項目の他に、「責任」「達成感」「親孝行」「自己実現」「誰かのために」といった言葉が並びました。
その上で、働くことで生まれるお金が、教育や消防・救急・ゴミ収集などにも使われ、社会を支えていること、生涯正社員で働き続けた場合には20代後半で退職して専業主婦になった場合と比べて、生涯賃金が10倍であること、働いて自立することは人生の選択肢を増やし、リスクに対応できるようになること、などについて考える機会を得ました。

「働く」ことは、自分のためでもあり、社会のためでもあるという、基本的なことを学びました。また、仕事に自己実現を求めるのは難しいと考えられがちですが、働くことで生まれるお金が社会に還元され、教育や福祉にも使われることから、働くだけで十分社会貢献になることも認識できました。
講師としてお越しいただいた森田先生は、大学卒業後、経営コンサルティング会社で数年働いたあと、米国でMBAを取得。帰国後、P&Gで、ブランドマネジメント・マーケティングに携わり、その後現在の仕事をされており、学生からは転職することの意義や難しさについての質問も出ました。学生たちにとって、自分の将来を考えるたいへんよい機会になったようです。
報告:岩崎 れい