2015年06月21日

「作ることで学ぶ」が目の前で実践されています

昨日は土曜日、そして今日は日曜日。大学の授業は(補習以外は)、
それほどありません。でも、この週末は連日、私のまわりでは

 「もの作り ~アートとテクノロジーを融合したもの~」

が、京都の学生を中心としたメンバーによって繰り広げられています。

「テクノクラフトでコンピュータの原理を学ぼう!」をテーマに、
8月に実施されるオープンソースカンファレンスに展示するための
制作プロジェクトが、着々と進行しているからです。

この週末に、私が大学で撮った写真を中心に、以下に紹介させていただきます。

*完成に近づいてきた「littleBits+LEGOの車」の写真




音で反応して走り出す機能以外にも、停まっているいるときには、
ブレーキランプが点くようにしたそうです。



*この週末の「造花インタラクション」チームの制作中の写真



造花作りチーム




システム構築チーム


造花インタラクションチームの活動は、現在進行中です。(結局、18:30から片付けを開始して、今日の作業を終了しました。)





 『作ることで学ぶ ~Maker を育てる新しい教育のメソッド~』
 原題:"Invent to Learn - Making, Tinkering, and Engineering in the Classroom-"  
 阿部和弘 監修、オライリージャパン 2015年発行

の本の中には、ティンカリング(試行錯誤を重ねながら作り上げること)と
メイキング(ものづくり)が、いかに学ぶためのパワフルな方法であるか
が書かれています。

教師や親はそういう場を提供した後は、若いメンバーの試行錯誤を見せてもらうことを、
楽しむのがいいのでしょうね。

今日、紹介した写真のプロジェクトに関して、以前、
このブログで紹介したページは次のものです。

・「音に反応して動くかっこいい車」(2015/06/11)
http://notredameningen.kyo2.jp/d2015-06-11.html

・「造花インタラクション」(2015/06/07)
http://notredameningen.kyo2.jp/d2015-06-07.html

報告:吉田智子
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:23Comments(0)情報関連の資格や活動