2014年10月31日

Trick or Treat !!

今日は10月31日。
そう、ハロウィンですね。いつのまにか、日本になじんでいるこの行事。とても興味深い現象だと話題にもなっています。

京都ノートルダム女子大学は、京都の北山通に位置していますが、
北山通では、毎年ハロウィン仮装大会などがおこなわれています(本年度は終了)。

昨夜は、大学の正門近くに突如として
「ジャック・オ・ランタン」が出現しました。

ジャック
ろうそくの光に照らされて、オレンジ色にかがやいてます。

8キロもあるかぼちゃなので、なかなかの迫力です。
ラグビー型なのが個性的。

道行く学生も足をとめ、しばし眺めたり、撮影したり・・・
なかには、「ダイエットが成功しますように」と願掛けをする人も(笑)

日常の小さな楽しみも大事ですね。

(報告 吉田朋子)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:11Comments(0)日記

2014年10月30日

就活支援 内定をとるために今やること

「就職活動では第一印象が大事です!」
「本年の就職活動は厳しいです。ですが、しっかり準備しておけば大丈夫です」

大きくはっきりした声が会場内に響き渡ります。
ピリリとした空気が流れます。



人間文化学科では、毎年、3年次生を対象に、就活のための講座を開いています。
就職活動への気持ちが高まってきた10月29日、
本年も、フリーアナウンサーで、就活支援もされている
橘高邦子先生にお越しいただいてお話をしていただきました。



本年は、例年と就活のスケジュールが変わってきているだけに
不安をもっている学生も多くいるかと思います。

そこで、何をどうしていけばいいのか、
わかりやすく、そして実際の行動につながるように話をしていただきました。

・自己PRはどのように準備すればいいの?
・エントリーシートでは何を見られているの? どう書けばいいの?
・お金をかけるべきところは?
・採用担当者は何を見ているの?
・面接で大事なことは何?

などについて、具体的に話してくださいました。
また、コミュニケーションゲームを通して、
就職活動で大事なことを体験的に教えてくださいました。

学生たちの真剣な様子が印象的でした。
何をどうすればいいのか、強く感じるものが多くあったと思います。

「準備をしていれば大丈夫」



皆それぞれに、様々なことを学習し経験してきました。
就職活動に向けて、しっかり準備し、
自信をもって進んでいってくれるのではないでしょうか。





写真  長沼光彦
報告  平野美保  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 15:21Comments(0)キャリア教育・就活・インターンシップ

2014年10月25日

京都ノートルダム女子大学で、ND祭開催中!

京都に、たくさんの観光客が訪れている、すばらしい秋晴れの週末。
この週末(土曜日、日曜日)は、京都ノートルダム女子大学の学園祭(ND祭)
が行われています。




人間文化学科の学生たちも、クラブや同好会単位の模擬店や展示のブース、そして発表と大活躍中。




3年生からスタートする、人間文化学科の「専門演習」という科目単位で、
つまりゼミの友人とグループを組んで、模擬店や展示をするケースも増えてきました。


両日、高校生対象のオープンキャンパスも同時開催されていますし、
明日の日曜日には、同窓生の方へのホームカミングデーも開催されます。

みなさん、どうぞ大学の方へお越しください。

オープンキャンパス案内

ND祭案内

報告:吉田智子
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 12:01Comments(0)学生の活動報告

2014年10月24日

NDコンサートでの場内アナウンス

3年に一度、学校法人ノートルダム女学院では、
小中高大、そして同窓生たちとで、ノートルダムファミリーコンサートを開いています。

本年は、その年にあたり、京都コンサートホールで、
「和、愛、絆」をテーマにコンサートが開かれました。

能とクラシックがコラボレーションするなど、
日本の伝統文化と西洋文化を調和させたステージです。
感動ある、素晴らしいステージとなりました。

このコンサートでは、
実は、本学科、人間文化学3年次生の岡本華奈さんも、
裏で活躍していました。
場内アナウンスです。

顔がでるわけではありません。
「声」だけで、お越しいただいた観客のみなさまに、
温かく、かつ必要な情報をご案内する役です。

必要な情報を、正確に、聞き取りやすく、
そして、ノートルダムらしく、温かく品よく・・・。

声だけでそれを伝えていくのは、難しいことですが
岡本さんは、その役をしっかりとこなしてくれました。

以下、岡本さんから、感想が届いています。
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練習では幾度となく失敗しましたが、
本番は間違えず、そして楽しんで
台本を読むことができました。

コンサートの舞台裏という
貴重な現場に携われたことを
とても嬉しく思います。

自分なりに反省すべき点も
いくつかあったので、先生のもとで
話しことばについてもっと勉強して
日々精進していきたいです。

  人間文化学科 3年 岡本華奈
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大きなホールで緊張感があったかと思います。
ですが、きちんと練習し準備を整えての本番でした。

上記の感想から感じられる謙虚な姿勢からわかるとおり、
観客の皆さまを温かい気持ちでお迎えしようというその心は、
十分に「声」から伝わったのではないでしょうか。


報告:平野美保  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 10:57Comments(0)話しことば教育学生の活動報告

2014年10月20日

2014年度学内助成 国外研修助成金(短期)成果報告書

イギリスの学会での発表風景



2014年6月19日から20日まで、イギリスのUniversity of East Angliaで開催された国際シンポジウムEast Asian Translation Studies Conferenceに参加してきました。主催国のイギリスをはじめ、アメリカ、中国、台湾、香港、韓国、日本などの国と地域から150名以上の研究者が一堂に集まって、言語翻訳について研究発表と白熱した議論を行いました。

 二日目の6月20日に、私は ‘Translation of English Textbooks during the Meiji Era –A Comparative Study between Chinese Moral Maxims and its Japanese Editions –’ というタイトルで発表しました。

 本発表はイギリス人の John Francis Davis が編纂し、ロンドンで出版した中国語学習教科書Chinese Moral Maxims (『賢文書』)の日本での出版経緯、使用状況、またその出版に関わった洋学者である中村正直と John Francis Davisの関係について調査したものです。この研究では、幕末明治初期において、英語学習の需要が高まる中で、中国語・英語の教科書がしばしば日本人の英語学習教材として使用されていたことを念頭に、 Chinese Moral Maximsもその一つであったことを検証しました。それを可能にしたのは、やはり幕末明治初期の知識人たちの漢文力でした。換言すれば、「漢字と漢文は日本の西洋文化受容に一役を担ったと言える」という結論に至りました。

 発表後、会場からたくさんの質問とアドバイスをいただきました。これを励みに今後より一層研究に精進したいと思います。そして、このような機会を実現させていただいた大学の助成金制度にも感謝致します。

                                                                   文責:朱鳳  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 12:41Comments(0)教員の研究活動

2014年10月14日

コンピューターの原理が学べる?!勉強会の実施報告

 今年の6月頃から、人間文化学科の教員の吉田智子が、
数人の学生に声をかけて、オープンソースカンファレンスの準備のための
勉強会を開始しました。

 すると、ちょうど勉強していた分野に詳しい方が講師役に来て下さり、
そのおかげで勉強会は盛り上がり、
「LilyPad研究会」(←勉強会の正式名称)のWebページもできました。

  LilyPad研究会 http://lilypad.pen.jp

 この研究会のメンバーで、8月初旬に京都で開催された、
オープンソースカンファレンスに、エプロンコンピューターを
出展して好評だったことは、このブログでも紹介した通りです。

 そして10月9日(木)に、後期になって一度目の研究会を、
4月にオープンした新しい図書館の「グループワークスペース」
で実施しました。今回の講師にも、大阪市立大学の中村亮太さんが、
来て下さいました。



LittleBits というブロックを使って、電子回路を組み、最後には、
論理回路の勉強までしました!

 内容について詳しくは、以下のページに報告があります。
  
 LilyPad 研究会 第8回研究会の内容
 http://lilypad.pen.jp/?&Csw-AwN0

興味のある方は、このページで公開しているメールアドレスに連絡を下さいね。

報告・写真:吉田智子
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:20Comments(0)情報関連の資格や活動

2014年10月11日

2014香港日本語教育実習レポート2

翌週は、香港中文大学専業進修学院(CUSCS)の特別クラスで、6日間ぶっ通しで実習授業を実施します。

   授業の種類は、まったく日本語を学習したことがない人たちに行うゼロ初級クラス、日本語が少しできる人たちのための初級クラス、1年くらい日本語を勉強した中級クラスの3種類ですが、実習生全員が、すべてのクラスを1~2回担当します。



   それぞれ教える内容がまったく違うので、実習生たちは夏休み返上で授業計画を立て、教材の印刷、パワーポイントスライドの編集など、連日準備に全力を注いできました。

   しかし、実際に授業が始まってみると、なかなか計画通りに授業が進められず、第1日目は予定時間の半分以上も残して授業が終わってしまうという、緊急事態が何件か発生しました。

   アドバイザーの私も、これには困惑、とっさに昔キャンプファイヤーでよく行われた「魚鳥木(ギョチョーモク)」というゲームを思い出し、余った時間を何とかもたせることができました。

   これに懲りたのか、翌日から実習生諸君は、めきめき腕を上げていきました。ホテルに帰って、夜遅くまで次の日の授業計画を練り直したようです。



   たった1週間の実習ですが、後半には、プロとして通用しそうな高いレベルの授業を行う者も現れました。香港の学生たちとの交流を通して、実習生たちが見る見る成長する様子が、毎年のことながら手に取るように分かり、引率者として冥利に尽きる思いです。



   そして最終日、日本文化の授業では、午前中毎年おなじみの書道を楽しみ、午後は、日本のサブカルチャーに触れるということで、アニメ・J-POPクイズを行いました。クイズ終了後、教室のテーブルを片付けて、全員でAKB「恋するフォーチュンクッキー」を踊りました。チアリーダー部所属の実習生2名の振り付け指導で、みんな無我夢中で踊りました。



   汗みずくの身体を使った学習・交流は、生涯忘れることのない、深い記憶として刻まれることでしょう。

   その夜、有志で香港島ビクトリアピークにのぼりました。すべての実習を成功裏に終え、達成感をもって眺める100万$の夜景は、これまた生涯忘れられないものとなったことでしょう。




 (報告者:人間文化学科教員 堀勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 12:31Comments(0)日本語教育

2014年10月06日

夏の思い出☆オープンキャンパス☆

もう10月、京都もどんどん秋らしくなってゆきます。
夏の記憶も遠ざかってゆきますが、
実は、8月には、大学を体験していただく
オープンキャンパス」が3回開催されていました!


インパクト大な会場のマネキン。中国の伝統的な婚礼の衣裳です。「多文化理解領域」をもつ人間文化学科ならではの展示です。



短い時間の中で、大学と人間文化学科のことを、知っていただきたいと用意いたしました模擬授業とイベントの数々、本格的な秋の到来の前に、
いちどに振り返ってみたいと思います。
ご来場いただいた方も、いただいていない方も、ご覧くださいませ。

8月2日

長沼光彦准教授による模擬授業「森見登美彦の京都」
京都を舞台にした小説で大人気の森見登美彦(もりみ・とみひこ)氏の作品を、地名をてがかりに読み解きました。


人間文化学科の現役学生たちによる学科紹介トークイベント☆ぶっちゃけ Girls Talk Show
「人間文化学科の良さを、自分たちが伝えたいっ!」 
学生ならではの視点で、わかりやすく・親しみやすくお話ししました。


8月3日

久野将健准教授による模擬授業「オルガンのしくみと音楽」
オルガンはどうして音が出るの?本学の聖堂で、実演を交えながらお話ししました。
最後は、有名なバッハの「トッカータとフーガ 二短調」よりトッカータの演奏でしめくくりました。


長沼光彦准教授による体験イベント「屋上から見る京都」
実は、京都ノートルダム女子大学の屋上からは、絶景の京都ビューがのぞめるのです!
江戸時代の地図・現在の地図を比較して、京都の構造を頭にいれ、一緒に屋上から京都を味わいました。(実は、ちょっと暑かったですね)





8月24日

吉田朋子講師による模擬授業「絵画の見方」
形式(どのように描かれているか)・内容(なにが描かれているか)を意識しながら、絵画を見てみました。
物語を表現した「歴史画」から、「最後の晩餐」「オルフェウスとエウリデュケ」をとりあげました。




























平野美保講師による体験イベント「声に出して伝えよう」
写真は、全体での基礎練習(滑舌練習等)のあとの在校生と高校生によるコミュニケーションゲームの様子です。






次回のオープンキャンパスは、10月25日・26日です。
模擬授業は開催されませんが、 大学祭「ND祭」と同時開催!
ぜひおこしください。 お待ちしています!
(文 吉田朋子)  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:24Comments(0)日記

2014年10月01日

2014香港日本語教育実習レポート1

香港での日本語教育実習から帰ってきました。例年、この時期に香港で直接日本語教育を体験する実習を行っています。今年で4年目になります。




今回は、6名の受講生が参加しました。市内のホテルに宿泊し、授業見学や授業実習を行います。第一週目の土曜日は、日経日本語学校の社会人クラスを見学させていただきました。

日本語や日本文化が大好きというだけの動機から、大学生、会社員、看護学校生、大学教員など、さまざまな人たちが日本語を学びに来ている―― その事実に、受講生諸君は驚いていました。校長先生が写真の専門家ということもあって、学生たちが日本で撮った写真で優秀なものを表彰し、教室の壁や柱を装飾するという、おもしろい工夫がされていました。


ミラクル先生の授業を見学――パソコンを駆使して、語彙や文型がテンポよく教えられていきます。スライド画面に、先生のお好きなタレントや漫画キャラクターなどがたびたび登場し、とても楽しい授業です。学生たちをぐいぐい引っ張っていく授業はさすがプロです。

エドワード先生の授業を見学――こちらはスライドは用いません。教科書と板書だけで授業が進められます。まず基本文型が的確に提示され、その応用文例をみんなで考えます。それを順番に発表していくのですが、生徒たちの趣味や性格がおもしろおかしく文章に作られ、こちらも終始、和やかな雰囲気の授業でした。



午後は、生徒たちとの交流会を開催していただきました。まずは単純に小グループに別れて、自己紹介をし合い、おしゃべりをする時間を設け、そのあとゲームなどいくつかプログラムを用意していただいたのですが、小グループの単なる話し合いが、大変盛り上がり、結局その方法で2時間を過ごすことになりました。最後に記念撮影、たった一日の出会いでしたが、ライン交流がまだ続いているようです。



次の日、日曜日、香港日本研究会幹事・上村勝雄先生のご紹介により、中国・深圳大学を見学しました。香港からは、1時間以上電車に乗ります。同大学大学院生・石文文さんの案内で、広大なキャンパスを散策しました。



ライチ畑の村を全部つぶして、大学を建設したというだけあって、どこまでが大学の敷地なのか分からないまま、あちこち移動しながら、施設を見学しました。学生は6万人ほどいるとのことでした。中国の大学の規模の大きさを体感して帰ってきました。やはり、中国でも緯度が低く、亜熱帯に位置するからでしょうか、キャンパス内にバナナの木が植わっていました。初めて見た学生がほとんどで、みんな感動していました。



少し強行軍でしたが、次の日からは実習が始まるので、まっすぐホテルに戻って、授業準備に余念がありませんでした。  (続く)

















  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 20:48Comments(0)日本語教育