2017年10月01日

自分の大学になる

今通っている学校や会社を、
自分の学校や会社だと思うことは、
あるでしょうか。



実は学校や会社の方は、
自分の学校や会社と、
思ってほしいものです。


学校に制服や規則があったり、
入社前に研修があったりするのは、
学校や会社にカラーにそまってほしい、
と考えるからです。


とはいえ、それが、
押しつけに感じられるとしたら、
自分の学校や会社だとは、
思えないでしょう。



それよりも、その人がもともと持っている、
やりたいことや、考えていること、
これを活かせる機会がある方が、
自分の居場所と感じられるのではないでしょうか。


その学校や会社を選んだということは、
もともと、親近感を持っていたということです。

あれこれ、しなければいけないことを、
その人に求めるよりも、
活躍できる機会を多く設ける方が、
良いかなと思います。


会社の研修も、
ほんとうは、そういう機会のひとつ、
会社との接点を見つけるための、
きっかけなのでしょう。


報告:長沼光彦


  
タグ :居場所


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)アクティブラーニング

2017年09月29日

グループワークはクリエイティブ


基礎演習Ⅱは、グループワークによる、
パネル制作を行っています。


昨日の記事に、コメントをいただきました。
ありがとうございます
。)


第一回目は、パネル制作の、
テーマを、グループで決めました。


方法は、前期の日本語コミュニケーションⅠでも使った、
模造紙に付箋を貼ってアイデアを出すやり方です




もとはKJ法というのですが、
利用の仕方は、いろいろあるようです。

基礎演習で、この方法を用いたのは、
全員が意見表明できるからです。

はじめに、3枚ほどの付箋に、
自分のアイデアを書いてもらうので、
これを大きな模造紙に貼ると、
全員の意見が見えるように、
なるわけです。


次に、意見調整して、
ひとつのアイデアにまとめていきます。

付箋のキーワードをグループ分けしてみて、
うまくつなげられるかどうか、
検討してみます。


私はこれがしたい、
いや私はこっちの方がよい、
ともめそうな気もしますが、
本学の学生は、まず、
「何がしたい?」と相手の意見を聞くようにしています。



グループワークでは、
このように、人の話を聞くことが大切です。

もちろん、それぞれ意見の違いを、
はっきりさせるために、
議論をすることも必要です。

ただし、
違いをはっきりさせるためには、
まず相手の言いたいことを、
理解しなければなりません。

相手の意見に耳を傾けない人は、
つい、自分が、自分が、
と相手に理解させようとすることにのみ、
力を入れてしまいます。

人の意見を尊重し、
接点を見つけることで、
はじめて、よりクリエイティブな、
発想が出てきます。


そんなわけで、最初のグループワークは、
みんなが意見を言う、
相手の意見に耳を傾ける、
を大切にして、
活動を行ってみました。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:29Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年09月28日

展示パネル制作をします


後期の基礎演習Ⅱは、
グループワークをしながら、
展示パネル制作をします。




前期はレポートを中心に、
文章表現の練習をしました。

後期は趣向を変えて、
美術館や博物館をお手本に、
展示パネルに挑戦します。



今は、文章表現はもちろん、
写真や音声を加えたような表現も、
書類やネットで扱われます。

多様な表現に慣れておくと、
社会に出てから、
センスのいい人と重宝されます。


また、グループワークを通じて、
多人数で協力して、制作することは、
仕事の現場では当たり前のことです。


表現力と協同力を身につける、
後期は、これを目標に、
基礎演習を進めていきます。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:39Comments(1)授業紹介アクティブラーニング

2017年09月26日

やる気がアクティブ


ここのところ、アクティブラーニングを、
話題にしています




グループワークや、ワークショップを、
取り上げていますが、
何か作業をしなければいけない、
というわけではありません。


教師が一方的に説明するだけでなく、
生徒や学生が主体的に学びに取り組むのが、
アクティブラーニングです。


グループワークをしなくとも、
学生がぐっと前に出てくような、
授業ができれば、
アクティブラーニングということになります。

(アクティブラーニングには、
いろいろな考え方があります。
ここで紹介しているのは、
私の意見です。)



前に出るには、
モチベーションが大切だと思います。

面白い、やってみたい、
そういう気持ちになることが、
前に出るきっかけでしょう。


生徒や学生を、
前に出る気持ちにさせる先生は、
じゅうぶん、
アクティブラーニングを、
実践していると思います。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)アクティブラーニング

2017年09月25日

考えていない、と言われたら

何も考えてないな、とか、
考えてくれないんだな、とか、
言われたことはありますか。


(グループワークをしていて、
そんなふうに、もめることも、
あるかもしれません。)


言われた側とはしては、
失礼な話ですね。


人間は、考える動物ですから、
考えていないわけはありません。

もし、考えていないように見えるとしたら、
何らかの理由で、考えないようにしているのか、
そもそも、そのものに興味がないのか、
そんな状態ではないかと思います。


要するに、相手も、
考えてほしい、興味をもってほしい、
と要求しているので、
あなたを考えない人だと、
言っているわけではありません。

(こういうコミュニケーションの問題について、
考える、学問分野もあります。)




いずれにせよ、こういう発言がでてきたときに、
馬鹿にされたと、ムッとしたら、
コミュニケーションは停止してしまいます。


まずは、相手に目を向け、
言いたいことが何かと、
考えてみる必要があります。


また、言葉や行動で、
相手の話を聞いていることを示す、
必要もあります。



学校でグループワークをしたり、
会社で共同作業をしたりする際に、
何となく、場をスムースに動かせる人は、
そんなふうに、
相手に目を向けることができるのだろうと思います。



失礼なことを言われているにもかかわらず、
相手を見ようとするのは、
感情的になかなか難しいでしょう。

とはいえ、自分自身も、
思い通りにならないときに、
相手に、あなたは考えていないと、
言ったりしないでしょうか。

大人でも、自分の思いを、
わかりやすく、理性的な言葉に置き換えて、
発言するのは、なかなか難しいことです。

ですから、相手の言葉の真意をとらえ、
相手を理解しようとする態度は、
集団の場で、必要になってくることと思います。



まあ、そのまえに、
考えてないな、などと、
相手を決めつけるような発言は、
しないようにした方が良いのですが。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)アクティブラーニング

2017年09月21日

自己表現が楽しくなる

自己表現は面白い。

今日も、上田信行先生、
「実践の子どもの実践学」に参加した話を、
ご紹介しまししょう。



今回のテーマのひとつは、
自己表現です。


自己表現については、
日本語コミュニケーションⅠでも、
いろいろな形でチャレンジしています。


そのときに、大切なことは、
自己表現してみたい、
という気持ちになる、
ということです。


自分を表現するというのは、
なかなか億劫(おっくう)なことでもあります。

自己紹介をして、などと、
言われると、
ちょっと面倒なときも、
あるでしょう。


そのときに、表現すること自体が、
楽しければ、
やってみようかな、
という気持ちになります。

そこで、ワークショップを提供する側は、
モチベーションが高まるような、
素材や方法を工夫します。


今回、上田信行先生が紹介してくださったのは、
大きな模造紙に、自分の過去、現在、未来を、
グラフのように、表現することです。



自分の生き方を、線の上がり、下がりで、
表現するのは、シンプルなので、
簡単に取り組むことができそうです。

また、線を書くことは自由ですから、
ギザギザでも良いですし、
細い線、太い線を、書くのも良いでしょう。

それぞれの個性が表れます。


さらに、そこにレゴを並べてみましょう、
と上田信行先生は、
提案しました。

レゴを積み重ねると、
平面だったグラフに、
立体感が出てきます。

また、色とりどりのレゴを選ぶことで、
色彩で気持ちを表現できます。


言葉で気持ちを表現するのは、
なかなか難しいことかもしれません。

むしろ、線を引いたり、図にしてみたり、
ブロックを組み合わせたり、
粘土をこねまわしたり、
絵の具を散りばめたりした方が、
自由に、動き出すことができるかもしれません。



言葉で表現するのは、
その後でも、良いでしょう。

できあがったものを見て、
説明すれば、良いと思います。



言葉で表現するのは、
大切です。

相手にわかってもらうには、
言葉にしなければ、
伝わりません。

とはいえ、難しいな、と思うときには、
楽しく取り組めそうな、素材を使って、
とにかく表現してみることから、
始めてみるのも、
良いのではないでしょうか。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:36Comments(0)アクティブラーニング

2017年09月20日

肯定するパワー

このところ毎年、夏の終わりに、
上田信行先生に、
「実践の子ども学」という授業に、
集中講義で、いらしていただいています。



毎度参加させてもらっているのですが、
上田先生とお話ししたことや、
考えてみたことを、
ご紹介しようと思います。



まずは、
日本語コミュニケーションⅠで、
していたことです。

人の話や発表を聞き終わったら、
リスペクトの意味で、
拍手をしましょう、
ということを実践していました。

人から拍手をもらうと、
肯定的な気持ちになり、
やる気がでてきますね。



討論する場合は、
批判することも必要でしょう。

とはいえ、積極的に議論できる人ばかりでは、
ありません。

まずは、ひとりひとりの、
参加を促すことが大切ではないか、
と思います。



その点では、
相手の気持ちを盛り上げるためには、
肯定することが、
よい助けになります。

みんな話を聞いてますよ、
そういう気持ちの表現で、
じゅうぶんだと思います。


上田信行先生は、
そういう肯定感を、
もっとパワフルにして、
プレイフルという、
考え方を提案します。

ただ、肯定するだけでなく、
楽しんでみましょう、
ということです。


肯定は、相手の気持ちを盛り上げ、
やる気にさせます。

楽しむは、さらに、相手も自分も周囲も、
巻き込むでしょう。

楽しい気分は、自分からしてみたい気持ち、
能動性を引き出すのです。


アクティブラーニングという、
能動学習が最近の教育現場で、
求められています。

能動性を引き出すには、
どうしたらよいか、
そんなことを考えることが、
必要なのです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:38Comments(0)アクティブラーニング

2017年08月18日

卒業生が話してくれたこと 8月5日オープンキャンパス

8月5日オープンキャンパスには、
大学案内などでモデルをしてもらっている、
卒業生に話をしてもらいました。



4年生の就活のときには、
求人情報が出ていないところに、
積極的に自分を売り込み、
就職することができたという、
行動力を発揮した人です。


ところが、大学に入るまでは、
自分から、人前に出て、
積極的に行動するようなタイプでは、
なかった、と言います。

変わったのは、
大学生活を送る中で、
いくつかきっかけがあったのだそうです。

そのひとつが、人間文化学科の、
話しことば教育、だとのことです。



他の大学にない特徴に、
興味を持ち、3年生では、
平野美保先生の、
話し言葉ゼミに入りました。


そこで、人前で司会をしたり、
ラジオ出演したりすることで、
自信がついたのだそうです。


また、当日も行った、
ラジオ番組風の、
学生による学科紹介
は、
在学当時のゼミで、
ゼミ学生の発案により、
始まったものだ、とのことです。

ゼミの中でも、
積極的に企画・発案する、
雰囲気があった、ということですね。


こんなふうに、
いろいろな場所で活動するきっかけを得て、
互いに刺激しあう環境があったおかげで、
自ら進んで行動するようになれた、
と話してくれました。




人間文化学科では、
自分の発案を活かしたり、
進んで行動し、
コミュニケーションを行うことができる、
機会を、授業の中で用意しています。

そういう機会を活かしてもらえたら、
何よりだと思います。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 15:00Comments(0)話しことば教育卒業生キャリア教育・就活・インターンシップアクティブラーニング

2017年08月07日

大学は自ら学びたくなるところです


オープンキャンパスで、来客の皆さんに、
大学の魅力は、自ら学びたくなるところです、
と申し上げました。



大学では、高校とは、また違った、
さまざまな講義があります。

もちろん、その中には、
知識を身につけ、資格を取得し、
将来に役立てよう、
というものもあります。


その一方で、
シンプルに、おもしろい、
と思える授業も多くあります。

おもしろい、授業は、
今のところ、何の役にたつか、
わからない場合もあるでしょう。



ただ、おもしろいと思えると、
人は、積極的に行動します。


他の人から言われたからする、
将来のために、つらいけどもがんばる、
それも、モチベーションには、
なるかもしれません。


しかし、長続きするためには、
おもしろい、が必要です。

おもしろい、と思えば、
自分から進んで、知りたい、
と思います。

さらには、話を聞くだけでなく、
自分で、調べてみようかな、
という積極性も出てきます。



大学は、こういう積極性を引き出す、
おもしろい、を提供するところでもあります。

ぜひ、大学で、おもしろい、
を見つけて、
自分の世界を広げてみましょう。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:13Comments(0)アクティブラーニング

2017年07月04日

いよいよラジオ番組生放送!(「専門演習Ⅰ」話しことばゼミ)

人間文化学科の平野ゼミ(話しことばゼミ)では、
ラジオの生放送番組をメンバー全員で
協力して作り上げようと取り組んでいることは、
本ブログでも既にお伝えしています。
http://notredameningen.kyo2.jp/e507450.html

その生放送が、いよいよ明日になりました。

ただいま最後の詰めをしています。

内容(女子大生の恋愛事情と流行)はもちろん、
メンバーそれぞれの個性もお楽しみいただけると思います。

では、そのメンバーから一言ずつ。

ペン
「ラジオに出演できてとても光栄です。
私はリスナーとして毎日ラジオを聞いて過ごしています。
トークを学びながら聞いているので、
今回はラジオ番組のようなトークができるように頑張るので、
楽しんでお聞きください。」

ぴよ
「おはなしすることが大好きなので、
それを公共の電波を使って発信できるなんて、とても楽しみです!
皆さん楽しんで聴いてください(^^)」



うさぎ
「最後の詰めまで楽しく作ることできました。
ゼミ内のワイワイとした空気をそのままお届けできればと思います。
お楽しみに!!」

パンダ
「ラジオ番組に出演できるという貴重な機会をいただけたので、
思いっきり楽しんでみたいと思います。
皆さんも気になる女子大生の『恋愛』と『流行』について、
ぜひ楽しんでお聞きください!」

キリン
「ラジオ番組に出演できてとても嬉しいです。
みんなで時間をかけてラジオの構成を練ってきたので、
是非聴いていただきたいです。」

このように、アニマル好きの5人でお届けする番組「ノートルダムStation」を
ぜひお楽しみください。



―――――――――――――――――
放送局:ラジオカフェ FM 79.7
日 時:2017年7月5日(水)18時半~19時

*Listen Radio を使えば、京都はもちろん、
 世界中どこでも聞くことができます

 http://listenradio.jp/
――――――――――――――――――――


報告 平野美保
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)話しことば教育授業紹介日本語日本文化領域アクティブラーニング

2017年06月27日

合作似顔絵をしてみました 日本語コミュニケーションⅠ

今回は、グループワークの試みとして、
合作似顔絵をしてみました。



まずは、
5~6人くらいのグループで、
それぞれ異なる色のペンを選びます。

そして、それぞれのメンバーの、
似顔絵を描くのですが、
1回の作業は、15秒程度。

一筆加えるくらいで、
あまり細かく描かずに、
次のメンバーに渡します。

複数の人間が手を加えて、
似顔絵なんて、描けるのでしょうか。



と思うと、その人のイメージを、
うまくとらえた似顔絵ができあがりました。

学生も、そんなことできるかな、
という感じでしたが、
それぞれ味のある作品ができたので、
面白い、と感じたようです。

すでに作業しているうちに、
面白くなり、わーっと熱があがる、
雰囲気になりました。

最後に、できあがった作品を、
皆でシェアしたのですが、
似てる!とか、声が上がり、
教室が盛り上がりました。


楽しいと思えると、
一人ひとりの作業に参加する、
気持ちが高まり、
グループ全体の熱量もあがります。




実は、この似顔絵ワークは、
昨年、上田信行先生から、
教えてもらった
方法です。

上田先生は、REMIX(再構成)という概念で、
この方法を説明しています。
このワードで検索してみてください。

ごく簡単にまとめてしまうと、
共同作業の中で、
他の人の作り出したものを、
再構成することで、
より創造的なものを生み出す、
という連携の仕方です。


今回は、本来一人でするようなことも、
大勢でやったら、面白くなるし、
意外な結果がでるよ、
ということを体験してもらおうと思いました。

そんなわけで、
まずは気軽にやってもらおうと、
上田先生から教えてもらった方法よりも、
だいぶ、やり方がゆるくなっています。

上田先生の方法では、
3秒で、次の人にまわすのですが、
作業は15秒くらいに延ばしました。

また、お互いの顔をよく見よ、
と観察の時間も、
はじめに作ってもらいました。

(似顔絵を描くのを機会に、
あらためてお互いを、
よく知ろう、という意図もありました。)



どうやら、そのおかげで、
行動する前に、
少し考えた班もあったようです。

「私は目担当なんですよ。と、
言っていた学生がいたので、
より良いものを完成させるために、
分担する作戦を練った班もあったようです。


こうなると、あまり先入観を持たずに、
REMIXを、体験するという、
上田先生のワークとは、
違うものになってしまうわけですが、
それも、また面白いのではないか、
と思っています。

私の与えたルールらしきものの、
裏を突いて、自分たちで、
うまくやる方法を発案しているわけですから、
これも、別の意味での、
創造性かなと思うのです。


創造的なワークショップでは、
あらかじめ、
計画した側の枠にはまる必要はありません。

ワークショップ自体が、
方法を提供する側と、
参加する側の、
創造的な共同作業だからです。

今回のような、
私自身が面白いと思う、
ワークショップを経験できると、
次回は、また違う要素を足してみようかな、
と思ったりするのです。


報告:長沼光彦






  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:37Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年06月24日

大学の良いところ 悪いところ 日本語コミュニケーション

物事を対立の視点で比較する
というワークを、
日本語コミュニケーションⅠでしてみました。

テーマは、大学の良いところ、悪いところ。



いくつかのグループに分けて、
KJ法を応用した、
付箋を使って、グループの話し合いを、
まとめるワークをしました。




良いところで、
各グループで共通して出てきたのは、
教員との距離が近いこと、
だそうです。

少人数のグループやクラスで、
教員と学生がコミュニケーションを、
とる機会が多いところから、
そういう意見が出てきたようです。

(教員としては、そう言ってもらえると、
ありがたいですね。)



悪いところで、共通して出てきたのは、
食堂が混み合うところ、
だそうです。

お昼休みに、一度に食事、
ということになると、
確かに、食堂は混み合います。

食堂以外の場所でも、
食事ができるように、
いくつかの教室は、
開放しているのですが、
きれいな食堂でゆったり食べたい、
という気持ちもあるようです。

(設備の問題は、
面積を広げるのは難しいので、
使い方を考えるのが、
妥当な解決策になるでしょう。)



いくつかあがった意見を、
共通するカテゴリーに分けて、
整理しました。

さらに、良い点、悪い点、
よりよくするには、どうしたらよいか、
なぜ、そのような現状になっているのか、
より深く分析する方法を示唆して、
ワークのまとめとしました。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 19:38Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年06月20日

対立はめんどうくさい? 日本語コミュニケーション

文章も、いろいろな書き方がありますが、
大学の研究では、
議論する、というスタイルが求められます。

単純にいうと、他人の意見を、
批判する、というスタイルです。



どうも、本学の学生の皆さんは、
批判する、対立する、
ということが、
喧嘩しているような感じがして、
あまり好まないようです。

そもそも、日本社会では、
議論というスタイルよりも、
争わずに、許容し合う、
やり方のほうが、
主流かもしれません。



ただし、他者理解の仕方は、
受容、というスタイルの中だけでなく、
議論、というスタイルの中にも、
あるのです。

相手を正しく批判するためには、
相手の言い分を正しく理解する、
必要があります。

相手を理解する手間暇をかけて、
はじめて、
相手に意見をいう権利が、
できます。



そういう意味で、議論は、
喧嘩ではなく、
一定のルールにしたがった、
スポーツだと、イメージしてもらった方が、
良いでしょう。

ですから、他者理解のない、
ルールのない、
言い合いは、
もちろん、喧嘩でしかありません。

こういう言い合いが、
嫌われるのは、
仕方ないことです。

学生の皆さんも、
すばらしい議論の場に、
あまり出会ったことがないのかもしれません。




自分の言い分を通したいと、
どうしても、相手の言い分を、
理解することを怠ってしまいます。

そこで一歩、とどまり、
相手をの言いたいことを理解する、
手間暇をかける。

それから、相手に反論をしかける、
それが、正しい議論です。

民主主義社会は、
本来、こういう議論を通して、
お互いの利害を少しずつ、
調整するところに、
良さがあるのだと思います。



報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:02Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年06月12日

ラジオ番組準備中!(「専門演習Ⅰ」話しことばゼミ)


人間文化学科の平野ゼミでは、
毎年、ラジオカフェにゼミメンバーで出演しています。

企画から内容の構成、トーク、放送局とのやり取り等、
全て自分たちで取り組んでいきます。

その準備の過程、
そして、生放送出演を通して、
実践的な力、話す力、度胸などを養っていこうというものです。

本年のラジオ番組のテーマは、
最近の女子大生の恋愛事情と流行。

やわらかいテーマではありますが、
聞きごたえのある内容にしていこうと、
関連の論文を調べたり、女子大生にアンケートをしたりと
様々に準備を進めているところです。

放送は、以下の通り。
――――――――――――――――――
放送局:ラジオカフェ FM 79.7
日 時:2017年7月5日(水)18時半~19時

*Listen Radio を使えば、京都はもちろん、
 世界中どこでも聞くことができます

 http://listenradio.jp/
――――――――――――――――――――


明るく元気で、個性豊かな5人の番組を
ぜひお聞きください。



報告 平野美保



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:26Comments(0)話しことば教育授業紹介日本語日本文化領域アクティブラーニング

2017年06月06日

ワークショップでコミュニケーションをする

日本語コミュニケーションⅠでは、
ワークショップを通じて、
コミュニケーションの方法を学んでいます。



近年では、企業でも、
組織を円滑に運営し、
よりよい人間関係を構築する、
きっかけとして、
ワークショップを採り入れています。

そのようなワークショップを提供している、
ファシリテーターの方から、
教えていただいた方法を、
日本語コミュニケーションで、
使わせてもらう場合もあります。

今回のワークショップは、
そのひとつです。
(受講生によって、内容は少しずつ変わるので、
元のスタイルから、いくぶんアレンジされています。)



まずは、受講生の皆さんに、
一人ずつ、自分の、過去・現在・未来を表す、
漢字をそれぞれ書いてもらいます。

これは、自己表現であると同時に、
他の人に、自分をプレゼンする方法の、
実践でもあります。

4人でグループをつくり、
書いた漢字をもとに、
お互いに、自己紹介してもらいます。

横で聞かせてもらうと、
なかなか面白い漢字を選んでいる人がいます。

自分の未来は、まだわからないから、
「無」です。
自分の過去は、まだ目覚めていない感じだったので、
「眠」です。

面白い表現があると、
グループが盛り上がりますね。




さて、次は、4人のグループのメンバーが、
それぞれひとつ漢字を選んでもらいます。
そして、四字熟語を作ります。

その四字熟語を理念として、
4人でグループ、団体を立ち上げてもらいます。
そして、その活動内容を、
他の受講生にプレゼンすることにします。



今度は、グループで共同作業をすることで、
一緒にアイデアを出し、まとめる練習をするわけです。

こういうワークショップは、
参加するご本人たちが、
「面白い」と思わないと、
あまり有益ではありません。

今日、紹介した方法も、
同じようにしたとしても、
別のメンバーであれば、
あまり効果を生まない場合もあります。



幸い、日本語コミュニケーションの受講生の皆さんは、
積極的に楽しんでくれました。

立ち上げた団体も、
エンターテイメントを提供する会社から、
頑張る人を応援するNPO、
AKBに負けないアイドルグループまで、
それぞれ個性があって、
面白いものでした。

教室も、笑いと拍手で、
盛り上がりました。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:41Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年05月30日

エピソードをつくる 日本語コミュニケーションⅠ

日本語コミュニケーションⅠは、
大学生にふさわしい、
日本語の表現力を身につける授業です。



とはいえ、知識を身につけるだけでなく、
自分で表現してみようと思う、
主体性や創造性を大切にしたいと考えています。


そこで、本日は、
人に読んでもらう文章の書き方のコツを、
紹介しました。


それは、エピソードをつくる、
ということです。



これは、就活の際の、
エントリーシートの書き方を学ぶ際にも、
アドバイスされる話です。


例えば、
「私は、テニス部の部長をやっていました」
と大学での経験を語ったとします。

部長をしたという事実は、
伝わりますが、
何となくものたりません。


部長を務めて、どんなことをしたか、
どんなことを感じたり、考えたりしたか、
そういう出来事や、気持ちがわかると、
へえ、そうだったんですか、
と共感できたりします。


単に事実を伝えるだけでなく、
「どのようにした」「どのように感じた」など、
その人独自の、行動や考えを伝えるこを、
エピソードをつくる、
というのです。



このような行動や考えを伝えるためには、
普段から、自分の行動や考えの、
細かい部分を覚えておく必要があります。

そんなわけで、文章がうまくなりたいと思ったら、
日常的に、物事を観察して、
記録しておく習慣を身につけた方が良いですね。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:18Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年05月05日

整理して考える 日本語コミュニケーション

1年次必修の、日本語コミュニケーションでは、
わかりやすく伝える方法を、
考えています。


今回は、物事を整理して、
考える方法を、
グループワークで実践しました。


実践したのは、
KJ法や、京大カードと呼ばれる方法を、
応用したものです。

まずは、テーマを決めて、
考えたことを、
付箋紙に書き付けてもらいます。

次に、書き付けたことを、
グループごとに、
大きな模造紙に貼り付けます。




そして、
お互いに、どのようなアイデアを出したか、
見せ合います。

さらに、
似たようなアイデアの付箋をまとめて並べたり、
対立するアイデアをわけたりして、
整理します。


この方法の利点は、
2つあります。

ひとつは、アイデアを視覚化することです。

アイデアは、頭の中に置いておくだけでは、
消えてしまいます。
そこを、付箋に書いて、目の前に置くことで、
自分の考えを確認すると共に、
他の人にも、伝えることができます。




もうひとつは、アイデアを、
何度でも、くっつけたり、
わけたりすることができることです。

アイデアを活かす可能性は、
ひとつではありません。

いろいろなアイデアとくっつけて見ることで、
多様な可能性が見えてきます。

そういう、考え直しを何度でも、
できるわけです。






今回は、グループ分けをする、
(カテゴリーに分類する)というところに、
主たる目標を立てました。

グループ内のメンバーに、
いろいろな考えがあることを、
認めた上で、
これを、いくつかの種類に、
わけてみようということです。

アイデアのグループ分けは、
論理的に考えるための、
第一歩です。


これも、いろいろな可能性があるわけですが、
受講した1年生の皆さんは、
楽しく、話し合いながら、
まとめることができたようです。

次回授業は、その内容を、
発表する予定です。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:16Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年04月30日

アイデアを出す方法 日本語コミュニケーション

日本語コミュニケーションは、
1年次生が、大学で学ぶための、
表現の仕方を身につける授業です。



今回は、アイデアの出し方を、
紹介しました。


まずは、大きめの紙を用意します。

そして、紙の真ん中に、
考えるテーマを書き、
丸で囲みます。

続けて、思いついたことを書き、
丸で囲み、線で結びます。

書いたことから、
また思いついたら、
書いて丸で囲み、
線で結びます。



フィンランドでは、
初等教育から採り入れられている、
カルタという方式です。

(本当は、もう少し、
コツがあるのですが、
省略しています。)

英語圏では、
マインドマップと、
呼んでいます。


アイデアは、
頭の中で考えているだでは、
なかなか出てきません。

形にして、もう一度見直すと、
また連想が広がり、
思いつくものです。



アイデアを出すにも、
いろいろな提案がなされています。

アイデアを出すことは、
才能ではなく、
技術です。

そういう方法を知って、
活用してみることが、
まずは、学びの一歩目だと思います。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:38Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年04月12日

コミュニケーションスキルを発揮する

人間文化学科では、
ことばを中心とした、
コミュニケーションスキルを、
身につけるようお勧めしています。



そんなわけで、新入生は、
日本語コミュニケーションという授業で、
実践的にスキルを磨きます。


今週の第一回は、
アイスブレイクという考え方を、
知ってもらいました。


アイスブレイクは、
初めて顔を合わせる人同士に、
打ち解けてもらうための、
意識的な手法です。

教育の場や、会社などで、
グループワークを行うときに、
用いられるものです。


いろいろなやり方があるのですが、
今回は、ボールを使った方法を、
紹介しました。



5~6人程度のグループになり、
まずお互いに、呼んでほしい呼称を、
紹介し合います。


本名でなければ、
いけないわけではありません。

むしろ、印象的な愛称の方が、
覚えてもらえる場合もあります。


覚えたら、名前を呼びながら、
ボールを渡します。

渡された人は、また別の人の、
名前を呼んで、ボールを渡します。

ちょっとしたゲーム感覚で、
名前を覚えていくわけです。




この場合、楽しいという気持ちが、
大切です。

楽しい、前向きな気持ちになれるから、
名前も覚えられます。

いやいやしていては、
あまり効果はありません。


その点、1年生の皆さんは、
前向きに、楽しく、笑いながら、
実践していました。

そういう様子を見ていると、
1年生の皆さんは、もともと、
楽しく人と関わる、
コミュニケーションスキルを、
持っていることがわかります。

自分の良いところを発見していくことも、
コミュニケーションでは、
大切です。




報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年02月21日

教員も勉強しています 

2月9日は、教員の研修会が開かれました。
「現代の学生気質を踏まえたアクティブラーニングを考える」
の題で、
京都外国語大学マルチメディア教育研究センター、
村上正行教授を講師にお招きしました。



今、文科省が推進している、
アクティブラーニングについて、
考える勉強会です。

大学は教育の場であるので、
教員は、教育の方法について、
考えたり、工夫をしたりしています。



人間文化学科でも、
アクティブラーニングを推進しています。

本学の他の学科でも、
アクティブラーニングの研究を、
している教員がいます。

ひとくちにアクティブラーニングといっても、
いろいろな考え方や方法があります。


こういう機会を設けて、
他の大学で行われていることを、
知る機会にしようということです。

(先生によっては、自分の研究活動で、
すでに村上教授とお会いしていた人も、
いらしたりしますが。)



本日の話は、
アクティブラーニングは、
一定の決まった方法があるわけではなく、
それぞれの大学に合った方法を、
開発した方が良い、
ということでした。


そういうわけで、
人間文化学科も、
これまでの試みをより発展させて、
いこうと思っています。

(よろしければ、
これまでの試みは、
「カテゴリ」の、
「アクティブラーニング」から、
ご覧になってみてください。)


長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)教員の研究活動アクティブラーニング