2017年07月03日

香港專上學院の学生さんたちと交流しました

さる6月10日、香港理工大學附属香港專上學院(人文・設計及社會科學學部)から、文愛娟(Ivy Man) 博士と学生さん20名の一行が、本学を訪問しました。

本学から香港教育実習に出かけた際に、実習校である香港中文大學專業進修學院・上村勝雄先生(3年前にご退職)から、專上學院Ivy先生をご紹介いただき、実習生たちも毎年のように紅磡(ホンハム)にある同学院を訪問し、交流を深めてきました。今回はじめて同學院からの本学訪問が実現しました。




今回の訪問は、Ivy先生が初めて企画された短期日本研修ツアーの一環で、いくつか主要な観光地を巡られたあと、大学交流に本学を選んで下さったことはまことに光栄なことでした。

受け入れにあたり、本学日本語教員養成課程履修学生(3年次生)を中心に、交流プログラムを企画・準備してきました。




本学到着後、まずキャンパス見学を実施、竣工3年の新しい校舎に一行は感嘆の声を上げていました。ユージニア館4階学生ラウンジから見える五山送り火「妙」の山について解説すると、興味津々の様子でした。





聖堂や茶室を見学した後、アセンブリーホールに集合、交流会を行いました。はじめに人間文化学部長・鷲見朗子教授によるスピーチです。若い時期に海外を体験することは、学習・研究を深め、自らの視野を広げるためにとても大切なことである、両校の交流が今後とも続いていくことを望むと、英語でスピーチされました。Ivy先生からは、記念のクリスタル・ペーパーウェイトが贈られました。







その後は、交流クイズ大会。進行役は人間文化学科3年次生・平郡萌さん、田中ひかるさん、通訳は香港中文大学交換留学生 ヒメさんです。




画像を見せて、Q. 今流行りの女子のファッションは? ―― A.オフショル、こんな感じで楽しくクイズが進んでいきます。なかなかの白熱戦で、優勝チームはじゃんけんで決める結果となりました。




最後は、本学茶道部による、お抹茶体験コーナーです。略式の立礼によるお点前で、ていねいな解説を聞きながら、一人ずつお菓子とお抹茶をいただきます。初めて体験した人が多かったようで、一同とてもうれしそうでした。




お別れに際し、記念写真を撮影。ほんの短時間の交流でしたが、さすがに年齢も同じ若い者どうし、最後はすっかり打ち解けた様子でした。




このような貴重な交流が、今後も続き、広がっていくことを祈念します。





(報告者:日本語教員養成担当 堀勝博)




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)日本語教育国際交流

2015年11月01日

日本語教育実習の準備を図書館でしています

先週のことですが、
夜遅くまで図書館で、
黙々と作業をしているグループがおりました。


日本語教育実習の準備を、
しているのだそうです。


ここのところ、毎週、
日本語教員資格の取得を目指し、
4年生が教育実習を行っているのです。


ご本人たちの話によれば、
丁寧に準備をしていかないと、
授業が成立しないのだそうです。


当たり前のことだと言えば、当たり前なのですが、
それを自分で実感し、行動に移しているところが、
なかなか偉いなと思うのです。


大学の学びは、自分で取り組まなければ、
成り立ちません。
世の大学生の中には、もしかすると、
ただ授業を聞いて、試験を受けるだけで、
卒業していく人もいるかもしれません。


しかし、学んでいることの意義や重要性を理解するには、
自ら進んで行動し、反省して、次に活かすという、
プロセスが必要です。


その意味で、自分のしていることの、
重要性や責任を自覚している点で、
「偉いな」と思ったわけです。
(自分自身は、大学生の頃に、
それほど自覚して行動していたかと
思い起こしてみると、
いささか怪しい気もします。)


本学の図書館の、
ラーニングコモンズは、
そういう自主的な学びを、
サポートするための場所です。


本学の皆さんは、
日本語教育以外でも、
この場所を、自主的な活動の場として、
活用しています。



報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 19:21Comments(0)日本語教育学生の活動報告新館・校舎紹介

2015年09月19日

マレーシア日本高等教育プログラム(MJHEP )の授業を見学!

国際学会のためにマレーシアに行った折に、マレーシア日本高等教育プログラム(MJHEP; Malaysia Japan Higher Education Program)の授業を見学させていただくというチャンスに恵まれました。

1984年にスタートした日本UNIXユーザ会(jus)関西UNIX研究会の初期の頃に、何度も発表をされていた安田秀一先生が、このMJHEPにおられるとのことで、今回、一緒にマレーシアでの国際学会で研究発表をした共同研究者の松浦敏雄先生が連絡をして下さり、実現しました。

組織的には、Universiti Kuala Lumpur (略称UniKL: Kuala Lumpur大)の一部門だそうですが、校舎は MJII (Mara Japan Industrial Institute) という工学系の専門学校の中にあり、各種の看板も日本語で書かれていました。



MJHEP は、マレーシアで3年間の教育(予備教育+大学1・2年次教育)を行い、国費留学生として日本の大学の理工系学部3年次に編入させる留学プログラムで、日本政府が円借款事業として約20年間にわたって実施してきた HELP(Ⅰ~Ⅲ)の後継プログラムだそうです。

学生は、すべて国の費用で教育を受ける(マレーシアでの全寮制の3年間と日本での留学の2年間)ことができ、日本の提携大学の理工系学部の卒業資格も得られるということで、マレーシア全体から志願者が集まり、高倍率の中から選ばれた学生さんが授業を受けているとのことでした。

この日は、マレーシアでの3年間の学習の2年目の学年(大学1年次教育)の授業を二つ見学させていただきました。どちらも、日本語で講義が行われていたのですが、どちらのクラスも、学生がとても熱心に授業を受けていました。女子学生は3割程度だそうです。



安田先生からは、情報系教育全体の授業内容と、安田先生が担当されているC言語によるプログラミング授業の具体的な話をお聞きしました。



OSは、大学1年次教育がWindows、2年次教育がLinuxを利用するとのことでした。また、週2回の90分授業(半期)で、約140本ものC言語のプログラムを書くカリキュラムだそうです。スモールステップの問題が約140種類も用意されていました!

日本から教員として滞在しておられる情報系の先生方とプログラミング教育の話をした後、私が持ち込んだ「OS診断エプロン」と「プログラム診断エプロン」を使ってみてもらうことに。

安田先生は1980年代からUNIXを使ってこられた方なので、「OS診断エプロン」の診断ボタンを押されたときに、私は「UNIXが出るといいですね~」と言いました。すると、なんと結果がUNIXに!「LilyPad Arduino は、声も認識している ?!」 などと、盛り上がりました(音声認識はしていません。私に超能力があるようです・笑)

次に、仙石 祐先生に、「プログラム診断エプロン」の診断ボタンを押してもらいました。結果は、Ruby。これもピッタリな結果だったようで、みなさん驚いておられました。

OS診断エプロンプログラム診断エプロン


みんなで記念撮影もしました。左から、安田先生、松浦先生、吉田、仙石先生、多喜先生です。





またお会いできることを楽しみにしています。お忙しい中、対応して下さった先生方、ありがとうございました。あの日、私たちが授業を見学させてもらった時の学生さんは、さ来年度は日本の各大学の3年次生ということで、楽しみですね。

報告:吉田智子



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 12:55Comments(0)情報関連の資格や活動日本語教育国際文化領域(多文化理解)

2015年09月12日

香港日本語教育実習レポート 三嶋梨穗さん〔生活福祉文化学部〕

教育実習日誌より


実習を始めるにあたって

日本語教授法や日本語教育実習などで学んできたことを活かして、これまで準備してきた指導案をもとに、パワーポイントや教材を学生が興味を持てるようなものになるよう作り、学生に満足してもらえて、また楽しんでもらえるような授業ができるようにしたいと思います。私の授業をきっかけに、日本や日本語にいっそう興味を持ってもらえるようになればいいなと思います。





8月23日

今日は日経日本語学校を訪問しました。日本人の先生のクラスと香港人の先生のクラスを見学させていただきました。日本人の先生のクラスでは、「昨日は何をしましたか」と全員に聞いた後、自己紹介カードを作り、そのカードを先生が読み、誰のことか当てるというゲームをしました。私たちも前に出て、自己紹介をしたり質問をしあったりしました。その後、絵カードで動詞と形容詞の復習をし、「~とき」の練習をしました。

香港人の先生のクラスは、使役の授業を教科書(『みんなのにほんご』広東語版)に沿ってしました。自動詞・他動詞の区別、使役形の作り方など、難しい項目をテンポよく教えていました。




午後からは、学生たちと交流しました。自分の好きなことや日本に行ったときの話、日本のお薦めスポットなど、たくさんお話ができて楽しかったです。みんな日本が好きだと言ってくれて、日本のさまざまなものに興味をもっていて、嬉しく思いました。ただ、私はアニメやゲームのことが全然分からないので、申し訳ない気がしました。


8月26日

1・2限の初級クラスの授業で、おもに特殊音の授業を担当しました。無意識のうちに関西アクセントになっていたことw指摘していただきました。意識しているつもりでも無意識に出てしまっていて、もっと注意しないといけないと思いました。また導入のしかたについても、小玉先生からとてもわかりやすいアドバイスをいただき、勉強になりました。授業の導入は、大切だと思うのですが、どうすればよいのかとまどうことが多かったので、今後の参考にしたいと思います。




午後は見学でしたが、4限は石田さんの授業のヘルプに入り、後ろにいたゼロ初級の学生さんに英語で解説してあげました。どこまで説明すればいいのか難しかったのですが、何となく理解してくれていたようなので、安心しました。





実習を終えて

実習までの準備期間は、指導案を作ったりパワーポイントと作ったり、とても大変で、どういうふうにすればよいのか迷い、悩みました。実習が近づいてくると、とても不安になり、ほんとうに私にできるのかという思いがつのりました。




香港に着き、日本と違う環境に、初めはとまどいましたが、徐々に慣れることができました。実習初日はとても不安で、緊張していましたが、学習者のみなさんがあたたかく迎えて下さり、真剣に授業に取り組んで下さったので、2日目からはそれほど緊張することなく、楽しく授業を行うことができました。




学習者の名前を覚えて、次第に仲良くなり、授業が終わってから分からないところを訊きにくる人がいたり、話をしに来てくれる人がいたり、交流を深めることができました。日本が好き、日本語がもっと上手になりたいという気持ちが伝わってきたので、日本人としてとても嬉しかったし、ありがたく思いました。




教えるという立場に立つということは、自分自身がしっかり教材研究を行い、そのことがらについて深い理解をしなければならず、その意味で、今回の実習は学ぶことがたくさんあり、自分の成長につながったと思います。大変だったけど、やりがいや達成感を味わうことができました。模擬授業をやるのと、実際の学習者を相手に授業をするのとではまったく違ったので、とてもよい、貴重な経験になりました。





  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 00:18Comments(0)日本語教育

2015年09月11日

香港日本語教育実習レポート 游嘉莉(ユウ カリ)さん〔香港出身留学生〕

教育実習日誌より


実習を始めるにあたって

一年前、日本語教員になるために、京都ノートルダム女子大学3年次に編入学しました。教授力や文法の知識を高め、外国人に日本語を教えることができるように、さまざまな講義や実習科目を受講しました。

今年、香港の自分の母校(香港中文大学専業進修学院)で実習をすることができるのは、自分にとって大きな意味をもっています。なぜなら、日本語教師になりたいと思ったきっかけは、母校の飯田由美先生の授業を受けて、飯田先生のようなすばらしい先生になりたいと思ったからです。






8月21日

10時半に香港中文大学専業進修学院の東海ビルに集合し、先生方にご挨拶をしました。その後、教室設備の使い方などを教えていただきました。飯田先生と会ってお話するのは、2年ぶりで、お目にかかれてとても嬉しかったです。






1時に、YMCAの方が、貸し切りバスで、烏渓沙にあるキャンプ村に連れて行って下さり、いろいろ見学して勉強になりました。インターンで来港し、売店で働いていたドイツ人の男の子と交流ができて楽しかったです。

その後、ホテルに帰って、明日のYMCAでのプレゼンを英語に訳し、パワーポイントを作りました。







8月27日

朝9時半にEOCに集合しました。まだ完成していないパワーポイントを、先生のアドバイスももらって修正しました。複合動詞の授業でしたが、一方的な説明ではなく、もう少し学生に話す機会を与えたほうがよいと言われました。




朝の1限、午後の3限は、石田さんの授業を見学しました。仮定表現の授業で、「~たら」「~なら」を教えていました。私も、以前「~なら」の発表をしたのですが、とても時間がかかってしまいました。仮定表現はやさしそうに見えるが、思ったより複雑なので、「~たら」と「~なら」を一緒に教えるのはとても難しいだろうなと思いました。石田さんのパワーポイントは、見やすく、説明もとてもわかりやすかったです。学生に例文を作ってもらって、会話もたくさんできて、とてもよかったです。

私は、2限と4限で、複合動詞を教えました。複合動詞も思ったより複雑で、学生たちも難しいと言っていました。会話練習を入れたかったのですが、難しい単語が多かったので、入れませんでした。もっと学生との交流をしながら授業をすることが課題です。








実習を終えて

8月から実習の準備をして、担当する授業の量が多く、何日も徹夜して、指導案とパワーポイントを作りました。その大変さに、何度もやめたい気持ちになりましたが、何とか我慢して、香港に出発する前に、一応全部の教材を準備しました。

実習が始まったら、毎日早起きして、見学に行ったり、授業をしに行ったりしましたが、大変でした。私は、実家が香港なので、ホテルに泊まっていませんが、毎晩遅くまでみんなが泊まるホテルで相談しましたので、あまり寝られてなくて、つらかったです。




しかし、実習の授業はあっという間に終わり、寂しい気持ちです。来る前はイヤだと言ってましたが、本当にこの実習に参加してよかったです。こういう経験は二度とないと思うので、みんなで協力して、一生懸命準備をして、授業をしました。香港人なのに、全部日本語で授業をすることも、とても珍しいことだと思います。





以前、人の前に立って授業をした経験があるので、緊張はなかったつもりですが、実際に授業をしたら、緊張していると言われて、驚きました。確かに手が震えてしまいました。3日目くらいにはもう慣れて、震えませんでした。

教材作りは苦労しました。この教材はだいじょうぶか、内容やレベルが適切か、いつも心配で、パワーポイントを何度も修正しました。




この実習の経験を活かして、将来の仕事に役立てたいと思います。人前で話しても、緊張せず堂々とプレゼンをすることができると思います。この大変な試練を乗り越えたので、もうどんな困難でも打ち勝てると思います。





  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 00:17Comments(0)日本語教育

2015年09月10日

香港日本語教育実習余録 香港のおいしいもの



香港での教育実習、緊張と勉強の10日間なのですが、ほっと一息つける和やかな時間もあります。実習を行う学校の教室から宿泊先のホテルに帰る途中、ウインドウ・ショッピングを楽しんだり、カフェに立ち寄ったり、みんなで語らいつつ過ごす憩いの時間があり、海外実習の楽しみの一つです。












とりわけ、食べることは、実習中のハードな生活を支えてくれるという意味でも、とても大切です。今日は、香港で味わった「おいしいもの」をいくつかご紹介しましょう。












まずは、宿泊したホテルの朝食。バイキング形式で、好きなものを選んで食べることができます。シェフが優秀なのでしょう、おいしいものが並んでいました。日本食も用意されていて、炊きたてのごはん、味噌汁、海苔、漬け物が毎日出ていました。ただし、味はやはり日本で食べるにしくはなし、です。












昼食は、学校近くのお弁当屋さんに行き、テイクアウトで持ち帰り、学校で食べていました。この弁当屋のおばさんとは顔なじみになりました。























米粉で作ったラーメン、雲南米線も食べに行きました。野菜がたっぷり入っていて、スープもあっさり目でした。ただし、辛いのを注文した学生は、その予想外の辛さに仰天していました。














香港のおやつとして有名なエッグタルトもよく食べていました。とてもおいしいそうです。
















どうです? みなさん、香港に行ってみたくなったでしょう?


最後に、私が招待された火鍋をご紹介します。香港YMCA国際教育部 黄海宇Ericさんご夫妻の招待で、夕食をごちそうになりました。私が肉嫌いだということを察して、野菜鍋の店に案内して下さったのです。












火鍋は一度食したことがありますが、今回体験したのは、前回のとまったく異なるものでした。最初は、トマトとトウモロコシがごろごろスープの中に浮いている状態で始まります。












そこへ、野菜や魚や貝をどんどん入れていきます。入れる野菜は、実にさまざまな種類があり、中国の食文化の豊かさに脱帽。魚介類も何種類あったでしょうか。

スープを何度か継ぎ足して、お腹がいっぱいになった頃、どろどろに溶けたトマトをいただいたのですが、これが出汁と渾然となって、とてもおいしものでした。

そして、最後に有名な中国の飲み物「酸梅湯」を飲みました。干し梅がたくさん入っていて、そこにソーダを入れた飲み物でしょうか。思ったより酸っぱくありませんでした。Ericさんによれば、消化を助ける薬として飲むのだとのこと。医食同源の国、ムダがないのですね。






ごちそうさまでした。


    (日本語教員養成講座担当: 堀勝博)



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 00:05Comments(0)日本語教育

2015年09月09日

香港日本語教育実習レポート 石田真佑子さん


教育実習日誌より

8月27日

昨日初めて中級クラスの授業を担当し、その時の反省点を今日は活かそうと、授業に臨みました。1時間目の授業は参加した学習者の方たちが日本語をよく理解しており、発問をたくさんしようと心がけていたので、学習者と会話を楽しくでき、とてもよかったと思います。作成したパワーポイントもよい反応を示してくれたので、とてもうれしく思いました。




同じ授業2度目は、午後に担当しましたが、こちらも学習者との会話がたくさんでき、楽しく進められました。ほぼ指導案通りに授業ができ、その意味でも成功だったと思います。明日は授業最終日なので、精いっぱいがんばります。







実習を終えて

8月初め、前期試験やレポートが終わり、いよいよ本格的に実習準備にとりかかりましたが、指導案がなかなかうまくできず、思い悩んだり、教材研究をすればするほど日本語が分からなくなったり、毎日香港実習のことを考えていた日々がとても懐かしく思います。




とくに実習が始まる直前のお盆は、ほぼ毎日大学に通い、夜おそくまでこもって指導案や教材を作りましたが、あの時は少し現実逃避したくなるほど追い詰められていた苦しい時期でした。

私は、指導案作りが遅れていて、パワーポイントに至ってはほぼ手つかずのまま香港に向かいましたので、実習が始まるまで不安しかありませんでした。




しかし、実習が始まってみると、毎日が本当に早く過ぎ、気がついたらもう終わっていたというのかという印象です。そして、この実習に参加して本当によかったと思います。




私は、国語科教職課程の実習も6月に行いましたが、正直言うと、今回の香港実習のほうが、本気でやりきった感があり、授業の楽しさを実感できました。教職課程の実習があったから、今回の実習もうまくいったのかもしれませんが、自分でもよく努力したと思います。




香港に着いてから必死で準備したパワーポイント教材でしたが、学習者の方たちがとてもよい反応を示してくれ、がんばった甲斐があって、とてもうれしかったです。

そして、この実習で、自分でも少し驚いたことがあります。それは、授業最終日に上級クラスの授業を終えたとき、初日に行った授業をもう一度やり直したいと思ったことです。同じ上級クラスの授業で、流れや展開も似ていただけに、授業の出来が自分でも分かるぐらい差があり、後悔の多かった初日の授業をもう一回きちんとやり直したいと思ったのです。




これは、香港実習に参加したからこそ感じることができたことですし、そのようなプラス思考になった自分の成長を実感できたように思います。

  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 01:34Comments(0)日本語教育

2015年09月08日

香港日本語教育実習レポート 木林由深奈さん

教育実習日誌より



8月22日

午前中は太古駅の近くにあるYMCA Kornhill Centreに行き、子どもたちや生徒たちと交流しました。私たちが日本文化の紹介をして、次に香港の生徒たちの話を聞かせてもらいました。ボーイ&ガールスカウトの生徒たちがたくさん来ていて、英語で上手にスピーチをするので驚きました。自分たちの技能や功績がワッペンでユニフォームに刺繍されていて、中学生くらいの年齢の生徒たちの優秀さに大いに刺激を受けました。




その後、蕭友雄さん(Kornhill centre長)の案内で、九龍半島が一望できるスポットに連れて行っていただいた後、二階建て路面電車、Tramに乗ってNorth Pointへ行き、昼食(ベトナム料理)をごちそうになりました。その後、Times SquareやVictoria Parkに連れて行っていただき、香港島の名所を案内していただきました。Times Squareでは、巨大なガンダムが展示されていて、びっくりしました。香港の歴史や現状などについても教えていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。




夕刻には、香港日本研究大学聯合事務局の上村勝雄先生のお招きで、香港理工大学で開かれていたJASSOの「Study in Japan」という催しにお邪魔し、国際交流基金や在香港日本総領事館の方にお目にかかりました。香港の学生たちがたくさん見学に来ていて、日本への留学に関心をもってくれていることがわかりました。夜は、上村先生の奥様も合流されて、結婚式場のようなレストランで食事をご一緒しました。忙しい一日でしたが、香港を満喫できました。




明日は、日経日本語学校の生徒たちとの交流があるので、生徒たちにはよりいっそう日本を好きになってもらえるようになればと思います。




 

8月28日

今日で実習の全日程が終わりました。最終日は中級の授業で、今まで克服できなかった問題点を意識しながら授業に臨みました。1限目は、うまく説明できないところがあったり、ゲームなどもあまり盛り上がらなかったのですが、2度目の授業(同じ授業の別クラス)では、その反省点を踏まえ、生徒の反応を見ながら余裕をもって授業を進めることができました。見学に来て下さった郭先生からも高い評価点をいただき、今まででいちばんうまくできたという自信を持ちました。




他の実習生の授業も見学していて、やはり今日の授業が最も成功していたと思います。初日に比べると、生徒への気配りや声の大きさ、授業の展開など、すべてにおいて上達したと思います。今回、現地の先生方の授業見学ができなかったのはとても残念でしたが、堀先生の助言も受けながら自分たちなりによい授業を研究して行うことができました。この5日間は、自分にとってもほんとうに大きな財産になったと思います。







実習を終えて
 
この12日間、YMCAの方々、Kornhillの生徒たち、日経日本語学校の生徒たちと、CUSCSの生徒たち、街の人々など、多くの人と触れ合い、話し、交流することができました。みなに共通して言えることは、常に私たちを歓迎してくれたということです。多くの方々の優しさを感じ、香港の印象もさらによいものに変わりました。




実習前は、授業をうまく進められるか、生徒の期待に応えられるか、とても不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、実際に教壇に立って授業をしてみると、自信をもってやることができました。先生方のアドバイスを参考にしながら、よりよい授業作りを目指し、毎日過ごせたと思います。




この実習の経験を活かし、日本語教育への関心を高め、ボランティア活動にも活かすことができればと思います。今回の実習で、自分に自信もつき、日本のこともさらに知らなければならないなと痛感しました。もっとたくさんの人に教えられるスキルを自分なりに身につけていきたいと思います。





  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 00:13Comments(0)日本語教育

2015年09月07日

香港日本語教育実習レポート 川口衿菜さん


教育実習日誌より

8月27日

今回はカタカナを教えたのですが、カタカナをいつ使うのかという説明がうまくできませんでした。学習者もなぜカタカナを習うのか、分からなかったと思います。授業終了後に小玉博昭先生からアドバイスをいただきました。カタカナを習う前に、生徒に朝何を飲んだかなどを訊いて、コーヒー、ミルクなどと答えさせることで、カタカナを使うタイミングを感覚で教えてあげればよいのだと教えていただきました。




今回授業をしてみて、ゼロ初級の授業の大変さをあらためて知りました。簡単なことでも日本語がまったく分からない人が相手なので、気をつけないといけないことが多いと思いました。

今回、はじめて木林さんの授業を見学しました。スライドがとても見やすく、授業を受ける側もわかりやすいだろうなと思いました。上級クラスの生徒はノートをしっかり取っているので、スライドを長めに映しておく必要があると思いました。残り2日、がんばります。






実習を終えて

夏休みに入ってからも、指導案作成のために、ほぼ毎日大学に行きました。当初はイメージが湧かず、何をどうすればよいのか、悩みました。指導案やパワーポイント教材が未完成のまま香港に向かうことになり、本当に授業ができるのか不安で、日本に戻ることばかり考えていました。

しかし、実際に実習が始まってみると、楽しいことばかりで、帰りたいという気持ちは消え去っていました。YMCA烏渓沙ビレッジやKornhill Centreの見学では、子どもたちや世界から来ているインターンたちと交流したり、いろいろな場所に連れていっていただいたりと、勉強になることがたくさんありました。




日本語を教える実習授業が始まった頃は、不安と緊張で声があまり出ず、堀先生からも声と表情について注意されたので、大きな声と明るい表情を作るよう意識しました。

授業をしていて、学生さんの反応がない時や、教室が静まりかえった時など、理解できているのか不安になりましたが、次第に反応が感じられるようになり、授業をするのも楽しくなっていきました。





実習が始まってからの6日間は、とても早く過ぎていきました。ホテルに帰り着いてから、すぐに次の指導案やパワーポイントの再検討を行い、とても忙しい毎日でしたが、学生さんたちの一生懸命に拙い授業を聞いてくれる姿を見ていると、いい授業をしたいという思いが強くなるのでした。





今回の私たちの授業を通して、香港の学生さんたちが、日本語や日本文化について、いっそう興味を持ってくれたらいいなと思います。



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 10:43Comments(0)日本語教育

2015年09月06日

2015年度 香港日本語教育実習 レポート

  

  香港での日本語教育実習より帰国しました。今年は8月20日から31日までの12日間、5名の実習生が、香港中文大学専業進修学院の学生たちを対象に、のべ40時間の日本語授業を担当しました。同学院での実習は5年目を迎え、この時期になると卒業したOBやOGたちも授業を受けに来てくれるほどの、恒例行事となりました。




  今年は、初めて日本語を学ぶ人のための初級講座が1クラス、日常生活で使う基礎日本語を教える中級講座が2クラス、大学生や社会人が用いるレベルの日本語をマスターする上級講座が1クラス開設され、5名の実習生がすべての種類のクラスを担当しました。




  初級クラスでは、「あいうえお」からカタカナまで教え、中級では「~てある」「~ておく」の用法、「~と、~たら、~なら」の用法、「やる、くれる、もらう、あげる」の用法など、上級では、「かなり、なかなか、相当、ずいぶん」の用法、「決して、ちっとも、少しも、めったに、とても」の用法など、それぞれに難しいテーマばかりです。




  しかし、5名の実習生たちは、ひるむことなく、夏休みも返上して教材研究に取り組み、指導案やパワーポイント教材の作成に全力を挙げました。指導教員の私からOKをもらうまで、何度もダメ出しをされますが、みんな音を上げることなく、互いに励まし合いながら、出発直前まで努力を惜しまず、よい授業ができるようがんばりました。




  その甲斐あって、5名の実習生いずれも最終日までにはすばらしい授業ができるようになり、専業進修学院専任教授の先生方からももったいないお褒めの言葉をいただきました。




  最終日に行った、日本文化紹介の授業では今年は、午前中が「日本の伝統的な子どもの遊び」、午後が「かるた大会」を取り上げました。「遊び」では、日本から持参したけん玉、お手玉、あやとり、だるま落とし、トントン相撲などのほかに、いす取りゲームや花いちもんめなども行い、みんな童心に帰って大いに盛り上がりました。午後のかるた大会では、これも日本から持ち込んだドラえもんかるた、ちびまる子ちゃんことわざかるた、ポケットモンスターかるた、クレヨンしんちゃんことわざかるた、ちはやふるかるた(百人一首)など、香港で大人気のアニメキャラクターもののかるたで、こちらも白熱。初めて日本語を学んだ学生も、習ったばかりの「あ」「か」など一文字に集中して参戦。5回戦の総得点で優勝したのは、将来日本で声優として活躍することを夢見ているというニコラスさんでした。


 

  その日の夜、みんなでビクトリアピークに上り、香港の夜景を眺めました。それまで雨模様だったのですが、山頂に上がった頃には雲も晴れて、すばらしい景色を見ることができました。




  今年の実習生5名は、モチベーションも高く、結束力があり、毎日の実習を心から楽しみつつ精励したところが特筆できます。大いなる達成感を得て、帰国の途に就いたことでしょう。10月15日には、成果報告会を行い、後輩たちに、この実習で得たことを伝えてくれる予定です。




  以下、5回シリーズで、報告会より一足先に、各実習生の香港レポートを、このブログに掲載したいと思います。乞うご期待!





(報告者:日本語教員養成課程担当 堀勝博)
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:16Comments(0)日本語教育

2015年07月07日

七夕の夜に勉強

本日7月7日は、七夕ですが、
京都はあいにくの雨模様です。
夜には晴れたので、
もう少し遅くなれば、
雲間から星が見えるかもしれませんが。


もっとも、京都は、
催事としては、旧暦で七夕をする場合が、
多いようです。
(清水寺の地主神社では、
本日7月7日に、七夕こけしお祓い、
という行事をしているようです。)

京の七夕という催事が、
8月1日から10日にかけて、
予定されています。

新暦では、梅雨にあたることが多いので、
星を見る七夕は、旧暦で行うのも、
良いかもしれません。
どちらもお祝いするのも良いでしょう。


夜7時頃、図書館をのぞいてみると、
七夕だからというわけではないのでしょうが、
ラーニングコモンズで、
学生さんたちが勉強していました。


聞くと、日本語教員の模擬授業をするために、
準備をしているのだそうです。

どのようなシチュエーションか理解してもらうために、
絵を描いたり、写真を準備したり、
視覚的な教材を作成しています。
本番さながらの、用意をしなければいけません。

グループで活動しているので、
話し合いも必要です。

いろいろと資料があって、
話し合いもでき、、パソコンも使用できる、
図書館のスペース、
ラーニングコモンズは、
準備に適しているようです。


こんなに夜遅くに勉強してるものなのか、
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
必要があれば、勉強するものでしょう。

近年の大学生は、
授業だけで授業をすます傾向があると、
報道されたこともあります。

一方で、
予習する必然、準備する必然があれば、
勉強する学生さんもいるわけです。

勉強できる機会づくり、環境づくりも必要かと思います。
グループワークを主体とした学習は、
相互に協力しながら、
能動的に取り組む場と機会が得られる方法です。

また、ラーニングコモンズのような場所が、
そのような学習をしやすくする環境を、
提供します。
(最近は、こういう能動的な学習を、
アクティブラーニングと呼んでいます。)

そんな学生さんの活動を見て、
頼もしい気持ちになり、
何してますか、と調子にのって、
話しかけ、話し込みすぎたと気づいて、
退散してきました。
邪魔してはいけませんね。



報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:10Comments(0)日本語教育新館・校舎紹介

2014年10月11日

2014香港日本語教育実習レポート2

翌週は、香港中文大学専業進修学院(CUSCS)の特別クラスで、6日間ぶっ通しで実習授業を実施します。

   授業の種類は、まったく日本語を学習したことがない人たちに行うゼロ初級クラス、日本語が少しできる人たちのための初級クラス、1年くらい日本語を勉強した中級クラスの3種類ですが、実習生全員が、すべてのクラスを1~2回担当します。



   それぞれ教える内容がまったく違うので、実習生たちは夏休み返上で授業計画を立て、教材の印刷、パワーポイントスライドの編集など、連日準備に全力を注いできました。

   しかし、実際に授業が始まってみると、なかなか計画通りに授業が進められず、第1日目は予定時間の半分以上も残して授業が終わってしまうという、緊急事態が何件か発生しました。

   アドバイザーの私も、これには困惑、とっさに昔キャンプファイヤーでよく行われた「魚鳥木(ギョチョーモク)」というゲームを思い出し、余った時間を何とかもたせることができました。

   これに懲りたのか、翌日から実習生諸君は、めきめき腕を上げていきました。ホテルに帰って、夜遅くまで次の日の授業計画を練り直したようです。



   たった1週間の実習ですが、後半には、プロとして通用しそうな高いレベルの授業を行う者も現れました。香港の学生たちとの交流を通して、実習生たちが見る見る成長する様子が、毎年のことながら手に取るように分かり、引率者として冥利に尽きる思いです。



   そして最終日、日本文化の授業では、午前中毎年おなじみの書道を楽しみ、午後は、日本のサブカルチャーに触れるということで、アニメ・J-POPクイズを行いました。クイズ終了後、教室のテーブルを片付けて、全員でAKB「恋するフォーチュンクッキー」を踊りました。チアリーダー部所属の実習生2名の振り付け指導で、みんな無我夢中で踊りました。



   汗みずくの身体を使った学習・交流は、生涯忘れることのない、深い記憶として刻まれることでしょう。

   その夜、有志で香港島ビクトリアピークにのぼりました。すべての実習を成功裏に終え、達成感をもって眺める100万$の夜景は、これまた生涯忘れられないものとなったことでしょう。




 (報告者:人間文化学科教員 堀勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 12:31Comments(0)日本語教育

2014年10月01日

2014香港日本語教育実習レポート1

香港での日本語教育実習から帰ってきました。例年、この時期に香港で直接日本語教育を体験する実習を行っています。今年で4年目になります。




今回は、6名の受講生が参加しました。市内のホテルに宿泊し、授業見学や授業実習を行います。第一週目の土曜日は、日経日本語学校の社会人クラスを見学させていただきました。

日本語や日本文化が大好きというだけの動機から、大学生、会社員、看護学校生、大学教員など、さまざまな人たちが日本語を学びに来ている―― その事実に、受講生諸君は驚いていました。校長先生が写真の専門家ということもあって、学生たちが日本で撮った写真で優秀なものを表彰し、教室の壁や柱を装飾するという、おもしろい工夫がされていました。


ミラクル先生の授業を見学――パソコンを駆使して、語彙や文型がテンポよく教えられていきます。スライド画面に、先生のお好きなタレントや漫画キャラクターなどがたびたび登場し、とても楽しい授業です。学生たちをぐいぐい引っ張っていく授業はさすがプロです。

エドワード先生の授業を見学――こちらはスライドは用いません。教科書と板書だけで授業が進められます。まず基本文型が的確に提示され、その応用文例をみんなで考えます。それを順番に発表していくのですが、生徒たちの趣味や性格がおもしろおかしく文章に作られ、こちらも終始、和やかな雰囲気の授業でした。



午後は、生徒たちとの交流会を開催していただきました。まずは単純に小グループに別れて、自己紹介をし合い、おしゃべりをする時間を設け、そのあとゲームなどいくつかプログラムを用意していただいたのですが、小グループの単なる話し合いが、大変盛り上がり、結局その方法で2時間を過ごすことになりました。最後に記念撮影、たった一日の出会いでしたが、ライン交流がまだ続いているようです。



次の日、日曜日、香港日本研究会幹事・上村勝雄先生のご紹介により、中国・深圳大学を見学しました。香港からは、1時間以上電車に乗ります。同大学大学院生・石文文さんの案内で、広大なキャンパスを散策しました。



ライチ畑の村を全部つぶして、大学を建設したというだけあって、どこまでが大学の敷地なのか分からないまま、あちこち移動しながら、施設を見学しました。学生は6万人ほどいるとのことでした。中国の大学の規模の大きさを体感して帰ってきました。やはり、中国でも緯度が低く、亜熱帯に位置するからでしょうか、キャンパス内にバナナの木が植わっていました。初めて見た学生がほとんどで、みんな感動していました。



少し強行軍でしたが、次の日からは実習が始まるので、まっすぐホテルに戻って、授業準備に余念がありませんでした。  (続く)

















  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:48Comments(0)日本語教育

2012年09月13日

香港・日本語教育実習レポート

香港の教育実習から帰国しました。教育実習といっても、外国人に日本語を教える
日本語教師の実習です。

10日間の日程で、教員(小生)の引率指導のもと、毎年この時期に授業実習を行います。

一昨年は上海、去年から香港で実施しています(海外での教育実習に
教員が付き添っていく大学は他にないと思います)。

今年も、昨年に引き続き、香港中文大学専業進修学院のご協力を得て、
特別編成のクラスで、本学13名の実習生が、のべ60時間の授業を担当しました。





出発前は、夏休み返上で、教案作成、教材準備、模擬授業実践などにあたり、
就職活動や採用試験受験などにも阻まれながら難渋しましたが、
いざ実習が始まってみると、現地の先生方の暖かいご指導や、学生さんたちの
熱心さに触発され、実習生たちも、待ったなし、真剣勝負の毎日でした。

朝9時から4時半までびっしり授業を行い、放課後は、6~7時まで大学に
居残って教材研究、それでも時間が足らず、ホテルに帰って深夜まで
授業の準備をするという生活が続きました。





中には、思うように授業計画を作ることができず、号泣する者もありました。

そんな甲斐あってか、大過なく全日程の授業をこなし、あっという間に実習は終わりました。

実習生諸君は、香港の学生さんの真摯な姿、やさしい心遣いに打たれるとともに、
香港で日本文化がいかに愛されているかを知り、大変驚いたようです。

実習終了後は、香港観光も、行いました。ネオンが溢れる夜景の美しさ、
人や物でごった返すナイトマーケットでの買い物、日本では絶対に口にできぬ
雲呑麵の味など、これまた忘れがたい思い出となりました。





ホテルを出発する時、みんな口々に、大いなる達成感を胸に秘めつつ、
「楽しかったね、早かったね」と言っていました。

そして、みんな香港が好きになっていました。「香港サイコー、また来たーい。」





報告 堀 勝博



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 14:23Comments(0)日本語教育