2017年12月04日

どうぶつの森で遊ぶ


最近、話題にしていた、
スマホゲーム、
どうぶつの森
ですが、
どんなゲームですか、
と聞かれました。



どうぶつの森は、
どうぶつがキャラクターとして生活する世界に、
遊びに行くというゲームです。

スマホ版(ポケ森という愛称です)は、
キャンプの管理になって、
どうぶつたちのお世話をします。


どうぶつたちが楽しく過ごせるように、
設備投資をしたり、
どうぶつのお願いをきいて、
魚を捕ったり、
くだものを集めたりします。


どうぶつのお使いをするのが、
楽しいの、と聞かれそうですが、
魚を捕る釣りなどが、
ちょっとしたゲームになっているのが、
楽しみでしょうか。

魚によっては、
めずらしいものもいるので、
コレクター心をくすぐられるかもしれません。


比較的めずらしい鯛がほしい、
という、うさぎさんがいたので、
持って行きます。

そうすると、バーベキューにして、
一緒に食べよう、と言われます。

鯛なのに!
バーベキューって!

まあ、そういう突っ込みどころも、
含めて、どうぶつのキャラを、
愛でるのも、
このゲームの楽しみかと思います。

報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:37Comments(2)日本語日本文化領域

2017年11月28日

どうぶつの森で楽しませる


どうぶつの森の話の続きです。


昨日の話の続きをしますと
今回、どうぶつの森は、
ダウンロードが好調で、
おかげで、nintendoの株価が、
あがったそうです。

ソフトは、フリーなわけですが、
株価があがることで、
nintendoは、収益をあげたことになります。

こういう商売の仕方も、
現代はありえるのですね。


とはいえ、どうぶつの森を、
プレイし続けてもらわないと、
こういう収益も、維持できません。


結局は、ゲームなので、
どうぶつの森が、
楽しくなければ、
ユーザーは離れていきます。

実際、フリーでダウンロードするわけですから、
やめることにも、躊躇したりはしません。
お金を払っていないので、
もったいない、と思うことはないわけです。



どうぶつの森では、
はじめたばかりの人には、
10日間、プレゼントする、
というサービスを行っています。

続けてくれると、
お得ですよ、というわけです。


それでも、ゲーム自体が、
面白くなければ、
おまけをもらっても、
続けないでしょう。


幸いどうぶつの森は、
すでにゲーム機でヒットしているので、
ブランド力があります。

その面白さを、
受け継いでいれば、
ヒットを期待できる、
ということになります。

そういう意味では、
nintendoは、ヒット作を、
たくさん持っているので、
アドバンテージがあります。


あとは、スマホゲームとして、
どこまで面白くできているか、
ということになります。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:40Comments(0)日本語日本文化領域

2017年11月27日

どうぶつの森の経済学


どうぶつの森は、
それなりに複雑なプログラムですから、
開発にお金がかかっていることと、
思います。



ところが、始める際には、
お金がかかりませ。
アプリのダウンロードは、
フリーです。

どうぶつの森にかぎらず、
スマホのゲームアプリは、
ダウンロードフリーです。

では、どこでお金を、
もうけるのでしょうか。


それは、課金というシステムです。

他のゲームを例にあげますと、
ゲーム内で使用できる、
アイテムやキャラクターを、
現実のお金で買ってもらう、
という場合があります。

前に話題にした、
ポケモンgoでは、
集めたポケモンを入れておく場所を増やしたり、
ポケモンを捕まえやすくする道具を入手するのに、
課金するシステムになっていました。


課金の問題点は、
上限がないということです。

ゲーム機のゲームは、
一度買ってしまえば、
自分のものです。

ところが、課金式のゲームの場合、
アイテムがほしければ、
何度でも、お金を支払うことがあります。

ひとつのゲームにいくら、
支払うか、自分で、
わからなくなる場合があります。


(話がややこしくなるので、
簡単に、付け加えます。)

(通信式のゲームの場合、
メンテナンスにお金がかかるので、
定期的に収入を必要とします。)

(しかし、これも、定額の使用料という形で、
お金を集めることもできます。)



実は、nintendoは、
スマホアプリに参入したのは、
最近のことです。

どういうふうに課金するか、
ということでは、
いろいろ考えたようです。

最初にリリースした、
スーパーマリオランは、
ある程度までは、
フリーでできます。

さらにゲームを進めるためには、
まとめてお金を支払い、
それ以上課金しないことにしました。

ゲーム機のソフトと同じ、
買い切りのシステムに、
したわけですね。


今回のどうぶつの森は、
課金型のシステムになっています。

アイテムを手に入れたり、
ゲームを効率的に進行させたりするための、
チケットを売ることにしました。


私がゲームをしている限り、
チケットを手に入れなくても、
ゲームを進行することはできます。

どこで、収益を得ようとしているのか、
そんなとろこにも、
少し興味があります。


(一見、お金をもうけないように見える、
インターネットを使った商売については、
クリス・アンダーソン
『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』
を参照してみてください。)

(川上量生
『鈴木さんにも分かるネットの未来』も、
面白いと思います。)


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:11Comments(0)日本語日本文化領域

2017年11月26日

地下鉄で、どうぶつの森をする


どうぶつの森の話の、
続きです。



どうぶつの森は、スマホのアプリなので、
したいときに、どこでもできます。

通学や通勤の途中で、
スマホを操作している人は、
ゲームをしていることが、
わりと多いようです。


ゲームばかりしてるなんて、
とあきれる方もいるかもしれませんが、
実は、ゲームをする時間が、
移動時間しかない、
という人もいるでしょう。

学生も、バイトをしなければいけない、
ということが多いので、
通学の途中、バイトへ行く途中で、
ちょこちょこする、
ということになるようです。


スマホのゲームは、
そもそも、そういう作りになっており、
5分、10分で、
やめることも可能です。


時間に縛られることが多いから、
その合間に、気分転換として、
ゲームをする、ということに、
なっているようです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:34Comments(1)日本語日本文化領域

2017年11月23日

どうぶつの森が流行っているようです


今、スマホの、
どうぶつの森のアプリが、
人気のようです。



昨日も話しましたように、
スマホは、電話ではなく、
多機能のコミュニケーションツールです。

ゲームのアプリも、その機能のひとつです。


どうぶつの森は、
21日にリリースされた、
新しいゲームアプリです。


もとは、nintendoの、
携帯ゲーム機のソフトで、
今の大学生が、
子どもの頃に熱心に、
したゲームだそうです。


そんなわけで、
学生の皆さんで、
どうぶつの森を、
している人を見かけました。


ポケモンgoのときは、
スマホを持っていなかったので、
出遅れましたが、
今回は、学生と一緒に、
はじめてみました。

報告:長沼光彦  
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Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:29Comments(0)日本語日本文化領域

2017年11月22日

iphoneを使って1周年


個人的な話ですが、
iphoneを使いはじめて
1年となりました。



学生にLINE友だちになってもらい
ポケモンgoをしてみたり
という感じですが、
学生に言わせると、
活用していないようです



ただ、使ってみると、
スマホがないと困る、
という気持ちはわかります。

(実は、私自身は、
あまり困らないのですが。
まあ、
電話はないと、困るかもしれません。)


スマホというメディアを使って、
コミュニケーションをしますし、
情報を調べたりします。

スマホに入れるアプリも、
友人同士で話題になったりするので、
使っていた方が、
盛り上がりますね。


新しいメディアの面白さもあるわけですが、
友人とつきあうときの、
共感の源になるわけです。


報告:長沼光彦



  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:43Comments(1)日本語日本文化領域

2017年11月12日

ユーチューバーの話 参


せっかく調べたので、
ユーチューバーの話の続きです。



一口に、
ユーチューバーといっても、
様々なジャンルがあります。


今回は、ゲームの話から始めましたので、
ゲームの実況中継を例にあげました。

皆さんが知っているのは、
面白いパフォーマンスをする、
パターンでしょう。

くじ付きのお菓子を大量に買って、
あたりが出るまで食べる、とか、
1日で、沖縄と北海道に行く、とかですね。


他にも、音楽の演奏や、ダンス、
料理の作り方を、紹介するものもあります。


どれも、アイデアが必要であったり、
技術を磨いたり、
人が知らないことを知っていたりする、
必要があります。

おまけに、ひとつの映像をつくるのに、
手間もかかりますし、
機材が必要ですから、
お金もかかります。


趣味を超えて、
仕事としてするのは、
なかなか厳しいのではないか、
と思います。


小学生が憧れるように、
夢もありますが、
事務所に所属するのでもなければ、
じゅうぶんな収入が得られるかどうか、
わからないところもあるようです。


報告:長沼光彦



いずれにせよ、見てもらわないと、
収入には、ならないわけです。

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:33Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月11日

ユーチューバーの話 続


ユーチューバーの話の続きです


今年の春頃、
小学生男子のなりたい職業3位に、
ユーチューバーが入ったという、
ニュースを聞きました。

(ネットで調べてところ、
ソニー生命保険が調べたものだそうです。)


ユーチューバーは、職業なのか、
と疑問を持ちそうですが、
人気のある人は、
収入も多いそうです。

ユーチューバーの制作した映像が、
流れる前に、
CMが再生されたりしますね。

その再生回数に応じて、
収入が入ってくるのだそうです。


人気の度合いによって、
収入も変わると思われます。

これも、ネットを眺めてみますと、
1再生で、0.05円から0.1円と、
推測されるそうです。

100回見てもらって、
10円という、なかなか割に合わない、
感じもします。

ただ、人気のユーチューバーは、
コンテンツも多く、再生回数お多いため、
1億円程度収入があると、
推測されている人もいます。


CMで収入を得る仕組みは、
テレビと同じなわけです。

つまり、個人で、テレビ番組を、
提供しているようなものだと思えば、
テレビ世代にも、わかりやすいでしょうか。

スマホを持っているのが当たり前の時代では、
ユーチューバーが、
メディアの王様と見えるのでしょう。

小学生がなりたい職業に、
選ばれるわけです。


報告:長沼光彦




画像が再生される前に、youtuberは企業に勤めるサラリーマンのように給料をもらうのではなく、ユーチューブに動画を投稿してその再生回数に応じた広告報酬がyoutuberの収入になります。  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:31Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月10日

学生と話をして、ユーチューバーに興味を持つ

学生と卒論の話をしていて、
ユーチューバーの話題が出ました。



テレビゲームの話題なのですが、
ゲームの実況をする、
ユーチューバーがいるのです。


その映像にも、いろいろな種類があり、
ゲームのやり方を説明するものが、
多いのですが、
なかには、ゲームを、楽しくプレイしてみせる、
というものもあります。


楽しそうにプレイしているのを見ると、
自分もしてみたくなりますね。


ユーチューバーも、視聴数が増え、
ゲーム会社も、販売本数が増え、
win win の関係になるようです。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:40Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月08日

学生と話をして、声優について調べる


卒論で、声優について考えたい、
という学生がいたので、
少し調べてみました。



声優というと、
映画の吹き替えをしたり、
アニメのキャラクターを演じたり、
という仕事が思い浮かびます。


ところが、最近は、
アイドルのような活動をしている、
声優さんがいます。


代表的なものが、
「ラブライブ」というアニメの、
声優さんです。

「ラブライブ」自体が、
アイドルをあつかった、
アニメーションです。

中では、歌も出てきますから、
声優さんは、歌もうたいます。


そこから発展して、
声優さんが、コンサートを開く、
ということになります。

アニメの歌が好きで、
生で聞きたい、
というファンもいるわけです。




知らないと驚くかもしれませんが、
声優さんたちは、
アニメのキャラクターと同じ、
衣装を身につけます。

また、アニメのアイドルたちと同じ、
ダンスを再現します。

何も知らないで、見れば、
AKBのコンサートと、
同じようなものだと思ってしまいます。

声優さんというより、
アイドルそのものになっているのですね。

(ラブライブ、コンサートで、
検索すると、youtubeで動画を見ることができます。)


女の人が主人公ですから、
男性ファンが多いのはもちろんですが、
女性のファンも多いということも、
特徴です。

とくに、好きな人たちは、
自分自身が、アニメのコスチュームに、
身を包み、歌って踊ります。

いわゆるコスプレですね。


つまり、
声優さんは、今やアイドルであり、
ファン自身は、そのコスプレをする、
というように、
楽しみ方も、多様化しているということです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 15:15Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年11月07日

「三四郎」の授業に、高校生がいらっしゃいました


本日の、日本近代文学講読
夏目漱石「三四郎」を読む、の授業に、
高校生の皆さんがいらっしゃいました。



大学の授業を体験してみよう、
ということで、
参加していただきました。


途中の回から聞いても、
よくわからないかと思い、
今までのストーリーを、
振り返りながら、
「三四郎」が、どんな小説か、
お話しました。


はじめから聞いている、
大学生の受講生の皆さんには、
「三四郎」のストーリーを、
ちょっと俯瞰した、
いつもと違う視点で、
紹介しました。


ひとつは、夏目漱石が、
人間と社会の関係を、
物語に反映させる作家だ、
という話をしました。

「三四郎」は、恋愛、青春を、
扱っていますが、
その恋愛や、青春の背景には、
明治40年頃の、日本社会の、
良い面も、悪い面も、
反映されています。

大学生の三四郎の立場からすると、
これから世の中に出て、
出世していく可能性、希望を抱きながら、
上京してきます。




ところが、明治以降の近代的な東京は、
三四郎にとって、
必ずしも、快適な場所ではありません。

人間関係が故郷とは異なり、
それぞれが自分の自由で、
生きているおかげで、
孤独を感じる場合もあります。

人を思いやろうという建前よりも、
自分の快適を目指す本音を、
素直に追い求めているのです。



三四郎が心惹かれる、
美禰子という女性は、
一見、華やかで、芯の強そうな人ですが、
実は、孤独を抱えています。

「迷える子(ストレイシープ)」
と、自分のことを、
考えているようです。


しかし、男性中心の社会では、
この美禰子の孤独は、
誰にも知られないようです。

女の人の内面に、
近づこうとする男は、
いないのです。

迷える子に、
手をさしのべてくれる人は、
いないのですね。



ただ、三四郎は、
美禰子の孤独に、
気づきます。

華やかな恋愛ではなく、
孤独を共有する恋愛。

そういう恋愛が、成立するのかどうか、
「三四郎」は、近代を生きる人の孤独を、
描きながら、
問いかけてきます。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:48Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月23日

ナレーションの役割 日本文学

授業「日本文学」では、
小説の表現の仕組みについて、
お話しています。


まず注目するのは、
ナレーション(語り)です。

小説の多くは、ナレーションと、
登場人物のセリフで成り立っています。

そのナレーションの働きについて、
考えています。


ナレーションは、ドラマや映画でも、
用いられます。

いろいろな使い方がありますが、
今どういう状況か説明したり、
人物の気持ちを説明したりします。



ドラマのように、映像化した表現の方が、
わかりやすいような気がしますが、
実は、言葉で説明した方が、
わかりやすい内容もあるのです。

ドラマでは、
映像表現が苦手な部分を、
ナレーションが補うことがあります。


映像でも、
表現できないことはないのですが、
時間がかかります。

時間をかけずに、
状況を説明するには、
ナレーションを利用した方が、
良い場合もあるのです。


こういうことを考えてみると、
小説のナレーション役割も、
わかってくるでしょう。

報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:22Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月22日

三四郎は揺らぐ 日本近代文学講読


授業「日本近代文学講読」では、
夏目漱石「三四郎」を読んでいます。



三四郎は、
熊本の高等学校(旧制)を卒業して、
東京帝国大学に入学するため、
上京してきます。


日露戦争が終わり、
連載の始まった一九〇八年頃を、
舞台としているので、
東京帝国大学、京都帝国大学しか、
大学がない時代です。

(時期によっては、東北帝国大学が、
設立されているかもしれません。)


いわば、三四郎は、
当時のエリート、ということになります。

(ただ、文科なので、
あまり出世はできないようです。)


どうやら学歴を自慢している気配が、
小説の描写の中に、読み取れます。




ところが、東京へ向かう列車の中で、
その自信は、揺らいでいきます。

まずは、女性。
「あなたはよっぽど度胸のないかたですね」と、
言われて、へこみます。

次に、ものを知っているような男性。
「日本より頭の中のほうが広いでしょう」と、
言われて、熊本の時の自分は、
「卑怯」だと思います。

自分の世界が狭かったことを、
自覚するわけですね。


漱石の意図は、
もう少し深いところにあると思いますが、
私たちも、自分の世界の狭さを知ることは、
よくあります。

特に、学校が上にあがり、
社会に出ると、
それぞれのルールは、
そこだけでしか、通用しないことがわかります。


そういう意味では、
自信が揺らぐことも、
悪くはないと思います。

揺らぐことで、
世界が広がるきっかけが、
得られるわけです。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:22Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月16日

感動して分析する


3年ゼミでは、小説や映画など、
物語の分析の仕方について、
考えています。



分析しようと思って、
冷静に映画を観ていると、
感動しないのではないですか、
と言われたりします。


そんなことはなくて、
映画を観ていれば、
ぐぐっと感極まったりします。


観ている間は、
映画の中に入り込んでいるのですが、
わりとディテールを覚えているんですね。


観た後に、
人間関係はこうなっている、とか、
事件はこのように展開した、とか、
思い出しながら整理するわけです。


分析しようと集中していたら、
感動しないのかもしれませんが、
細かいところも観ていた方が、
より感動的なのではないかと思います。


映画も、いろんなところに、
気がつくと面白いよ、
という話です。

報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:08Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月14日

言葉で説明する 絵で説明する  日本文学


共通教育の、
「日本文学」では、
文章表現の特徴について、
考えてもらっています。



文章で説明するのと、
絵で説明するのでは、
どちらが簡単でしょう。


実際はどちらかだけでは、
なかなか難しいと、
思います。


今はスマホを持っているのが、
当たりまえですから、
何か伝えたいときには、
写真を撮って、
LINEで送ることもできます。

けれども、
文章がなくて、
そのまま写真を送っても、
相手は何の写真か、
わからないでしょう。


また、文章だけで、
説明するのも、
なかなか、
うまくいかないでしょう。

食べ物の話をする場合など、
写真を付けて送った方が、
すぐわかってもらえたりします。


写真には写真の得意なところ、
文章には文章の得意なとこと、
があります。


それぞれの表現の特徴を、
わかったうえで、
活用した方が、
相手に伝わりやすい表現が、
できるわけです。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:35Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月11日

学生のおかげでアイドルも論じる


ゼミの学生が、
アイドルを研究したいというので、
アイドルのことを勉強したりもします。



ゼミ学生の方は、むしろ、
アイドルで、論文が書けますか、
という感じです。


本や文献を探してみますと、
アイドル論、というのは、
多くあります。

これを参考にするのも、
良いでしょう。


実は、文学研究でも、
ずいぶん前から、
文化研究、と言いまして、
文学を生み出した、
社会状況や、その時代の考え方を、
調べる方法があります。

そういう方法を、
応用してみますと、
アイドルでも、キャラクターでも、
意見を言うことはできます。



もっとも、
きちんとアイドルの特徴を知らないと、
論じることはできません。

そのあたりは、
むしろ、当の学生の方が、
詳しいわけですから、
話を聞きながら、
こちらも意見を修正していきます。


AKB48と、乃木坂46は、
どのように違うのか、とか。
(数字の違いではありません。)

その違いを正しく理解しないと、
今の社会で、一見同じように見える、
2つのアイドルグループが、
両立している理由がわかりません。


私が学生に言う、
方法とか理屈とかを、
ちょっと知ってもらうと、
自分の知っていることや、
情報が、違う角度から見えてきます。


勉強とか研究は、
そういう新しい見方、
異なる見方を、
発見していくことなんですね。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:37Comments(1)授業紹介日本語日本文化領域

2017年10月08日

三四郎を読む2

日本近代文学講読では、
夏目漱石「三四郎」を読んでいます。




「三四郎」は、
大坂から名古屋へと向かう列車の中から、
始まります。

主人公の三四郎は、
見ず知らずの女の人と、
乗り合います。

そして、故郷の知り合いの娘と、
その人を比較して、
こんなことを思います。

「ただ顔だちからいうと、この女のほうがよほど上等である。」


毎回、学生に気になった箇所を、
教えてもらっているのですが、
この部分が出てきました。

三四郎が、
女性を品定めするようなことを考えるのが、
気になったようです。


確かに、高校を卒業したばかりの、
三四郎が、大人の女性を、
あれこれ言うのは、
生意気な感じがします。


こういう女性の目線で、
文学を研究する方法も、
あります。

フェミニズム批評といいます。

文学は、多様な視点で、
読み解くことができます。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:40Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年09月27日

「三四郎」を読む


人間文化学科の専門科目、
日本近代文学講読では、
夏目漱石「三四郎」を読んでいます。



九州から東京に出てきた、
大学生の話ですので、
学生の皆さんが、
共感しやすいかと思い、
選びました。


ただ、明治時代の大学生の生活を見ると、
社会環境も違いますし、
考え方、価値観も違います。


そのあたりを読み取るのが、
面白いんですよ、
という感じで、
授業を進めていこうと思います。

報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年09月15日

古地図を読む 4


京都には一乗寺という、
地名があります。

現在は、ラーメン屋さんが並ぶ、
町として知られています。



一乗寺というからには、
お寺があったわけですが、
現在は残っていません。


今年の2年ゼミで、
叡山電鉄について調べた学生は、
一乗寺駅で降りて、
フィールドワークをしたそうです。

八大神社の近くには、
下り松、があります。

宮本武蔵が、吉岡一門と決闘したと、
いう話が伝えられる場所です。


それで、
一乗寺の地名の由来は?
と聞いてみましたが、
わからないとのこと。



調べてみますと、
一乗寺は天台宗のお寺だったことが、
わかります。
(不親切なことに、
wikipediaには書いてありません。)

一乗とは、仏になるための唯一の教え、
という意味です。
(こちらは、wikipediaに載っています。)


そこで、古地図を見てみますと、
比叡山延暦寺には、
一乗止観院という名があることが、
書かれています。


学生に、ほら地図をみると、
こういうことも、
わかるのだ、と言ってみましたが、
そんなとこに気づくのは、無理ですよ、
と返されました。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:30Comments(0)授業紹介京都日本語日本文化領域

2017年09月14日

古地図を読む3


江戸時代の古地図は、
お土産に持ってかえって、
自宅で広げて、つらつら眺める、
という楽しみ方をしたようです。



そんなわけで、
場所や地名だけでなく、
お寺などの、
伝承が書き込まれている場合があります。


例えば、
大学図書館で所蔵している、
江戸時代の京都古地図

「改正京町繪圖細見大成  洛中洛外町々小名」
(天保2年(1831年)7月開板)
には、細々とした記述があります。


3年のゼミで、学生が調べたときには、
六地蔵のいわれが書いてありました。

小野篁が地獄に赴いた際に、
地蔵菩薩と会ったことが、
寺が創建される由来だとされています。


そんな発見をするために、
江戸時代の人と同じように、
地図をつらつらと眺めてみるのも、
楽しいかと思います。

報告:長沼光彦  
タグ :古地図


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