2017年06月14日

知識も伝える方法も 国語科教育法Ⅰ


近年の、国語の教科書は、
少し昔のものとは異なり、
いろいろな種類の文章が載っています。



たとえば、東京書籍に載る、中学校の教科書
小泉武夫「鰹節―世界に誇る伝統食」は、
鰹節が世界一硬い食べ物であること、
また、その製法など、
知識や事実を伝える文章です。


小説や随筆など、
人間の心理や情調に関わる、
文学的文章とは異なります。

また、意見文とも異なり、
正しい情報を読み取るところに、
重きが置かれています。



こういう文章では、
国語の先生も、
鰹節を硬くする仕組み、
菌の働き、という、
理科の知識を持たなくては、
理解できません。

他にも、国語の教科書には、
社会、経済、哲学、芸術、
など幅広い題材が取り上げられます。


国語の先生は、
授業をするうえで、
日本語で表現される、
種々の知識や教養が、
必要となるのです。



人間文化学科は、
そういう多様な知識を学ぶことができる、
授業を多く用意しています。

ぜひ、積極的に、
幅広い視野を身につけてほしいものです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:13Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2017年06月08日

教員はプレゼンする 国語科教育法Ⅰ

国語教員の授業は、
わかりやすく伝える点で、
プレゼンテーションの技術を、
磨く必要があります。




まずは、話す技術、
ということがあります。

単語をひとつひとつはっきり話す、
など、基本的なことができていないと、
聞き取りにくい授業になります。


また、板書や、参考資料、プリントなど、
資格に訴える媒体で、
一工夫したものは、
見やすく、ポイントがわかりやすいですね。

そういう工夫を意識しないと、
ただ、言葉を並べただけのものに、
なりがちです。

板書で、チョークの色を変える程度でも、
ずいぶん印象が変わるものです。

(ただ、学校では、どのような機器があるかにより、
制限があります。
黒板だけ使うのならば、
板書を工夫する、というように、
表現の媒体を生かす方法も、
考える必要があります。)




最近の国語の授業では、
生徒に表現する技術を身につけることを、
求めます。

そうなると、
教師自身が、表現方法を知らなければ、
なりません。

読む、書く、聞く、話す、
すべてにおいて、
方法論を身につけておく必要があるのです。



人間文化学科では、
「話ことば教育」という名前で、
口頭のコミュニケーションの方法論を学び、
実践しています。

また、基礎演習、発展演習では、
種々のプレゼンテーションをおこない、
表現力を身につけています。

それらの授業で、身につけた力を、
国語科教育法でも、
発揮してもらえると良いですね。


今年の国語科教育法Ⅰの受講生も、
それぞれ、工夫を凝らして、
教科書の内容を説明する練習をしています。

(上は、三枚おろしを説明するために、
学生が作ってきた紙製の模型です。)



報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:39Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2017年05月24日

質問して、やりとりする 国語科教育法Ⅰ


国語の授業は、
教師が生徒に説明するだけでなく、
質問して、理解しているかどうか、
確かめる必要があります。



そこで、教師になるための授業、
国語科教育法Ⅰでは、
生徒に質問する方法を、
考え実践します。


質問に答えてもらうためには、
漠然と「なぜでしょう」と聞くだけでなく、
工夫が必要です。

質問の中に、考えるための、
ヒントが含まれている、
必要があります。

聞いてみて、
生徒に伝わっていなければ、
少し説明を付け足してみる必要もあります。



つまり、質問は、
生徒との対話です。

相手の理解を類推しながら、
言葉を変えて、
考えてもらう必要があります。

あらかじめ、質問を考えてくるだけでなく、
その場で、生徒の様子を見ながら、
対応していく、臨機応変な態度が、
必要なのです。


人間文化学科の国語科教育法では、
受講者ひとりひとりが、
そういう体験を実際にしながら、
学んでもらうことにしています。

ひとりひとりが実際に行動しなければ、
いけないので、大変ではありますが、
ひとりひとりが体験することで、
自分のできること、できないことを、
確認することもできるわけです。

報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:37Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2017年05月17日

声を出すところから始める 国語科教育法Ⅰ

国語科教員を目指す授業、
国語科教育法Ⅰでは、
声を出すところから、はじめます。



国語に関する知識、
文章読解の方法、とかから、
はじめないのですか、
と疑問に思われるかもしれません。


もちろん、読解の方法など、
基礎的な知識は、大切ですが、
それらは、また別に勉強してもらいます。


国語科教育法Ⅰは、
国語という科目を教える方法を、
学ぶ科目です。



教育現場で授業をするためには、
口頭で説明しなければなりません。

口頭で説明するにも、
いろいろな技能が必要ですが、
まずは聞き取りやすく、
声を出す必要があります。

とはいえ、人前で話す機会は、
なかなかないでしょう。

というわけで、
まずは声をだすところか、
始めることにしています。



人間文化学科では、
話しことば教育という名称で、
プレゼンテーションやスピーチの方法を、
学んでいます。

そこで学んだことも、
国語科教育法でも、
活かしてほしい、
と思っています。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:48Comments(0)国語科教諭免許授業紹介日本語日本文化領域

2017年04月10日

教職課程は、先週から


大学は、本日から、
授業がはじまりました。



実は、教職課程を履修する4年生は、
先週から授業が始まっていました。

人間文化学科は、
国語科教諭免許を、
履修している4年生ですね。


教育実習事前指導、という、
教育実習に行く準備をする、
授業です。



4年生になるまでに、
授業の仕方や、
教師としてすべきことは、
学んでいます。

とはいえ、実際に、
現場に行くとなると、
あらためて、必要な心構えがあります。

実際に学校に行き、
教師という立場にたつ、
心の準備をするわけです。



通常の授業の他に、
受講しなければならないので、
一足早く始まることになりました。

桜の季節は、
いろいろな始まりがあります。



報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:27Comments(0)国語科教諭免許

2016年10月24日

教師の立場になって考える


国語科教諭免許をとるためには、
いろいろと学ばなければいけません。


国語科教育法では、
授業の運営の仕方を学びます。



その他に、教師論などの授業で、
教師になったときに、
どのような態度をとるか、
考えていきます。



学生という立場で、
教師になったときのことを考えるのは、
なかなか難しいと思います。

けれども、まずは、
難しいことに気づくことが大切です。

学生という立場で、学校を見るときと、
教員という立場で、学校を見るときは、
見えるものが違う場合がある、
ということです。



まずは、心構えをつくることが、
大切だということですね。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)国語科教諭免許

2016年08月09日

教員免許更新講習の担当をしました

京都ノートルダム女子大学では、
この8月の上旬に、
教員免許更新講習を行っています。



「教員免許更新制は、
その時々で求められる教員として
必要な資質能力が保持されるよう、
定期的に最新の知識技能を身に付けることで、
教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、
社会の尊敬と信頼を得ることを目指すものです。」
(文科省ホームページ)


教員免許を取得した人は、
10年おきに、新しい知識や技能を得るため、
更新講習を受けることと、
定められています。

教員免許過程を有する大学は、
この更新講習を、
文科省より認定されて行うことになります。


今年、本学では、近年話題になっている、
アクティブラーニングを取り上げた、
講習を用意しました。

私も、国語教諭免許の授業を運営しているので
本日、更新講習を担当しました。

お題は、「文学でプレゼンする」。
文学を読み、これを題材として、
自己表現するワークショップを用意しました。


急に変わったこともできないので、
ここでも紹介した
「走れメロス」を題材とした、
グループワークを中心に行いました。



参加された先生方にお話を聞くと、
大学とは違う、教育の楽しさや難しさが、
あることが、あらためてわかります。

真摯な態度で教育に携わる先生方に、
お役に立てる話、体験を準備できたか、
わかりませんが、
情報交換をしたり、
アクティブラーニングについて、
考えるきっかけは、
つくることができたかもしれません。


参加された先生方の中には、
3日間講習を受ける方もいるそうです。
猛暑の中、お疲れさまです。

報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:08Comments(0)国語科教諭免許

2016年07月24日

授業案を作っています 国語科教育法Ⅰ

国語の教師になるための授業、
国語科教育法Ⅰは、
まとめとして、授業案を清書しています。




授業案は、授業をどのように進めるか、
計画を可視化するための、書類です。

人に見せるものではありますが、
自分で、計画を確認するためのものでもあります。


慣れないうちは、授業の全体像が、
なかなか見えてきません。

書面で書くことで、
自分でも、どういうことをしたいか、
はっきりと確認できます。

また、自分の計画の足らない点に、
気づきます。



生徒の反応を想定しながら、
細々と書いていくのは、
なかなか大変です。

とはいえ、準備を入念しないと、
本番がうまくいきません。


というわけで、国語科教育法Ⅰでは、
授業案をしっかりと書くことを、
目標としています。

何回も書き直して、
私にいろいろコメントされて、
大変だと思いますが、
学生の皆さんは、熱心に取り組んでいます。



報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2016年06月12日

練習するとうまくなる 国語科教育法Ⅰ

国語科教員を目指して、
授業の組み立て方などを学ぶのが、
国語科教育法です。



4月から、6回ほど、
国語科教育方の授業を行いました。

その間、受講している皆さんは、
人前で話したり、板書をしたり、
する練習をしてきました。



今は、その練習を活かして、
模擬授業を実践する、
準備をしています。

以前と比べると、
はきはきと説明し、
わかりやすい板書を書くことができるように、
なってきたと思います。



やはり、日々の努力の積み重ねが、
上達につながる道なのでしょう。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2016年05月07日

インタビューしてみました 日本語コミュニケーションⅠ

日本語コミュニケーションは、前回、
自分の紹介の仕方について、考えてみました



自分自身のこととはいえ、
自己紹介する機会でもなければ、
あまり考えてみないものです。

そこで、メモを作りながら、
自分について思いつくことを、
どんどんあげてみました。



今回は、それをふまえて、
自分以外の人に取材する、
インタビューをしてみることにしました。


この前のメモは、いわば、
自分についての取材です。

その目線で、今度は、
人について、話すべきこと、
書くべきことを、探してみよう、
ということです。


実は近年、中学校・高等学校でも、
話したり、聞いたりする活動を、
実践的に行う授業が行われています。


社会人の能力として、
身近な人だけではなく、
あまり知らない世の人々、
あるいは、異なる文化の人たちと、
交流する力が求められています。

今の国語は、コミュニケーション力や表現力を含めた、
総合的な言語活用能力が求められているのです。


人間文化学科でも、自国はもちろん、
多様な国の人達と交流することを、
学びの目標としているので、
大学の入門として、
コミュニケーションとしての言語表現について、
学ぶことにしています。




あらためてインタビューするのは、
照れくさい感じもあったようです。

ただ、フレッシュマンセミナーや、
基礎演習で学科のメンバーと交流し、
馴染んできたので、
それなりにインタビューして、
まとめることができたようです。


何かを学び、身につけるには、
ひとつの授業だけではできません。

学科のさまざまな体験を通して、
自分の可能性を広げてもらえると、
良いですね。

報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)国際文化領域(多文化理解)国語科教諭免許授業紹介

2016年05月05日

教育実習に行く準備をしています 国語科教員養成課程

新年度になり、
国語の教員を志望する4年生は、
教育実習に行くことになります。



4月から準備は始まり、
今回は、2、3年生も参加して、
模擬授業を行うことにしました。



4年生は、実習に行く前に、
現場に向かう気持ちを新たにしてもらい、
2、3年生には、
先輩の授業を参考にしてもらいます。



2、3年生からすると、
いろいろ見習う点もあると思います。
実際、私が担当している
国語科教育法Ⅰでは、2年生に、
4年生はこんなふうにしていましたね、
と例にあげて、説明したりします。



一方で、4年生には、
これから現場に出るうえで、
もう少し工夫してほしいところも、
出てきます。



教育実習を参観しにいくと、
多くの中学校では、
プリントなど、作業型の教材を用いています。


そんな話も紹介しながら、
こういうパターンもありますね、
などと意見を言ったりします。


参加している学生も、
自分なりに意見を言い、
お互いに参考にします。


そういう切磋琢磨をする上では、
国語科教諭の免許取得を目指す学生たちは、
ひとつのチーム、
という面があります。



同じ学年同士はもちろん、
先輩や後輩とも、
協力できると、
より大きな力となります。


報告:長沼光彦




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2015年11月09日

結婚おめでとう 教員正式採用おめでとう

 


  昨日は、卒業生 梅本弘美(平成19年度人間文化学科卒業、21年度大学院人間文化専攻修了)さんの結婚式に行ってきました。

  ご主人とは、学生時代にアルバイト先で知り合ったそうです。

  最近の結婚式は、いろいろサプライズがあって、とても刺激的です。





  さて、結婚式で、梅本さんの御両親からうかがったのですが、彼女、この4月から私立・智辯和歌山中学校の正式教諭(国語科)として採用されていたそうです。

  6年前に、同校で時間講師として採用され、初めの頃は苦労の連続だったそうですが、持ち前のふんばりと、厳しく暖かい職場の先生方の励ましもあり、彼女自身この6年で大きく成長し、今では指導力があり、生徒から信頼され、慕われる、とてもよい先生だそうで、課程指導教員としても、一安心でした。

  これからの彼女の活躍に期待したいと存じます。






  彼女は、人間文化学科に国語科教職課程ができて2年目の学生ですが、これで、この2年目の教職課程修了者は、6名中、4名が専任教諭として採用されたことになります(残り2名のうち、1名も、現在京都市で中学校常勤講師として勤務)。


  これからも、よい教員養成ができるよう、取り組んでまいります。 

  後輩諸君、先輩たちの後に続け!


   (報告者:堀勝博)
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 08:59Comments(0)卒業生国語科教諭免許

2015年10月26日

教員採用試験 合格体験記 ―吉田優香さん

平成21年度 人間文化学科卒業生(平成23年度 大学院人間文化研究科修了生)の吉田優香さんが、苦節5年、滋賀県小学校教員採用試験に見事合格されました。

彼女は、学科卒業時に中学校・高等学校の国語科教諭免許を取得し、大学院修了時に同国語科教諭専修免許と小学校教諭免許を取得した苦労人です。

そんな彼女の喜びの弁と、合格を勝ち取るまでの苦労譚を掲載します。教員を目指している方の参考になれば幸いです。





教員採用試験合格を勝ち取るまで    吉田優香


 平成28年度の滋賀県教員採用試験に、5回目の挑戦にしてやっと合格することができました。これも、私がここにくるまで見守ってくださった大学の先生や職場の先生方のサポートがあったからだと感じています。だからこそ、結果が分かった時には、嬉しいというより、やっと良い報告ができるという安心した気持ちの方がとても強かったです。

 大学院を卒業後、約4年間、学級の担任をさせていただきました。子どもとの関わり方や保護者対応の仕方、分かりやすい授業の仕方など、数多くのことで悩みながら、適切な方法を模索しつつ日々実践してきました。教材研究の不十分さから思うように授業ができなかったり、私の思いや考えとは反対に、子どもや保護者の理解が得られなかったりすることもありました。今に至るまで、毎日悩みは尽きないですが、これらの経験がよい試験対策になったと感じています。

 来年度から新たな学校で新任として働かせていただきます。経験があるとはいえ、まだまだ知見が狭く未熟者です。これからも多くの子どもや人々と出会い、謙虚な姿勢と傾聴する態度を忘れずに自己研鑽していきます。

  私は合格するまでずいぶん長い時間がかかりました。恥ずかしい思いもありますが、何事に対しても謙虚にじっくり学び続ける姿勢を築くことができた、貴重な時間だったと感じています。自分の欠点が自覚できた時こそ、深く学び、自分自身を伸ばせるチャンスでもあるということを教員採用試験受けながら過ごしたこの4年間で、学びました。

 失敗した時こそ自らを振り返り、いつまでも前を向いて歩んでいける教員であり続けたいと思います。




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 13:00Comments(0)卒業生国語科教諭免許

2015年10月05日

数学者による言語表現技術ワークショップの開催!

後期の授業が始まって5日目の10月2日(金)の16:30から18:00に、
ソフィア館4FのS402教室で、言語表現技術を磨くワークショップが
開催されました。

講師に来て下さったのは、香川大学 工学部の富永浩之先生。

香川大学の工学部公認サークル プログラミング研究所(KBIT SLP)
の学生さん4人と一緒にノートルダムを訪れ、ワークショップを
開催して下さいました。





説明文、報告文、意見文を言ったり書いたりするための
言語技術を磨くには、訓練が必要ということで、
その訓練方法をいろいろ紹介して下さいました。

数学者だけあって、論理的に説明されるので、
すーっつと納得できました。



「試験の答案の文章というのは特殊だ。普通の説明文というのは、
知らない人が読むが、答案の文というのは知っている人(先生)が読む。
『どう説明するかが知りたい。どれほどわかっているかが知りたい』人が
読むという、特殊な文なので、それをわかって書かないといけない。」

という説明にも、なるほどなぁ~と思いました。

後半に、「20の質問で、その人が考えた『何か』を当てる」という
ゲームを行いました。

「それは生物ですか?」
「宅急便で送る程度の段ボールに入りますか?」
「電気で動きますか?」
「あなたは今日、それを見ましたか?」

などという質問をして、Yes か No か わからない のいずれかで答えてもらうと、
最初の10個の質問で世の中のものを約1000に分けた一つに絞り込め、
次の10個の質問で約100万個に分けた一つに絞り込めるので、
的確な質問をしていけば、大抵のものは当たるそうです。

当日の答えは、「ショートケーキ」でした。

8つ目の質問あたりで、食べるものだということがわかり、
9か10つ目の質問でスイーツであるだろうということはわかり、
その後は、どんな種類のケーキか?を特定するための質問が
続きました。

おもしろいゲームだったので、友達とやってみてくださいね。

さて、事前に届いた当日のワークショップの案内文は、
こんな感じでした。


理系国語や情報国語と私が呼んでいる、情報伝達の手段としての
表現技術について、ゲームを交えて実習しましょう。また、
その前提となる論理思考についても、地頭を鍛えるゲームとして
実習します。

高校生への模擬授業、留学生への日本語教育、社会人への研修として、
実施している内容です。就職面接の対策にもなります。

具体的には、20の質問、説明文の構成、報告や感想の
受け答えなどを扱います。まあ、こんなんばっかじゃあ面白くない
かもなので、うちのサークル生の自己紹介的なLT(ライトニングトーク)
などを盛り込むかもしれません。

ノートルダムの吉田智子先生とは、私が学生の頃から、
テクニカルライティングの教育について、いろいろ検討していました。
当時は、その重要性が理解されず、教科書の出版計画が難航したこと
もありました。今では、多くの大学で、科目として設置されるようになりました。

そうなんです。

およそ四半世紀前、富永先生が京大の数理解析研究所の院生さん
だった時代からの知り合いで、その頃に私たちは、
「KABA自由大学 テクニカルライティング講座」の講師を担当しながら、
このテーマについて話し合っていました。

あの頃、熱く語っておられた富永先生が、あれから25年ほどの間に、
日本語の表現技術に関する数々の実習(ゲーム)を生み出されていた
ことに、感動しました。

遠いところを、本当にありがとうございました。

報告:吉田智子
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Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:17Comments(0)国語科教諭免許

2015年06月10日

教育実習の参観に行ってきました

本日は、4年生の教育実習校を、
訪問してきました。
(写真は、本日夕方の大学風景です。)


2年次より、国語科教育法で準備を始め、
4年次も、実習に行く前に、
学生は授業の練習を重ねています。


それでも、実際に学校で授業をするのは、
とても緊張するようです。
実習とはいえ、実際に生徒の皆さんの、
授業を運営するわけですから、
真剣に取り組むのは当然です。


実習に送り出す、大学の教員も、
応援はしますが、
実習する学生自身の力で、
何とか乗り越えなければなりません。


今回参観した授業では、
実習校の生徒さんも熱心で、
その雰囲気に助けられた面もあるかと思います。


それでも、生徒さんに働きかけ、
生徒さんたちが、授業に参加できるように、
工夫している様子を見ると、
この実習期間の間にも、成長しているのを感じました。



実習学生ご本人には、
授業についてアドバイスを伝えましたが、
実習期間の間には、
私の言葉よりも、
ためになる経験を得られたことと思います。


もう少しだけ、がんばって、
実習を終えると、また大学での生活に戻ります。
良い経験を、ぜひ後輩にも伝えてください。

報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:23Comments(0)国語科教諭免許

2015年06月02日

iPadで話し方チェック 国語科教育法Ⅰ

教師になるには、
話し方が大切です。

自分の話し方を、
客観的にチェックすることも必要です。

そこで、iPadを利用し、自分の話す姿を見てみることにしました。


人間文化学科では、
国語教諭免許(中学・高校)が取得できます。


国語科教育法Ⅰという授業では、
中学校での国語の授業運営を学び、
教員としての基礎的な力を身につけます。


近年の国語教育では、
読む・書く・話す・聞くと、
日本語の総合的な活用能力の育成が、
求められます。
教師も、それぞれの能力を磨かなければなりません。


なかでも話すことは基本です。
話し言葉にしなければ、
目の前の人に意思を伝えられません。

(学科の話し言葉教育実践や、
初年次教育も、ご参照ください。
1年次から、様々な形で、
コミュニケーション実践を行っています。)

そこで国語科教育法Ⅰの受講者は、
毎時間、話す練習をしています。

ただ、自分の話す姿は、
自分で見ることはできません。
そこで、iPadで動画を撮影してもらい、
自分でチェックしてみようというのです。


受講している学生の皆さんは、
自分の姿が、想像とはだいぶ違うようでした。
そして、ここを直すと、
もっと印象が良くなると、振り返っていました。
なかなか好評なようです。

プロ仕様のマックが置かれ、
冊子デザインや写真編集が行える、
大学の編集工房には、
iPadがいつでも使えるように、
スタンバイしています。



(上はわかりにくいですが、
iPadの充電ボックスです。)

こんなことをしてみようと、
アイデアがあれば、
どんどん活用しています。
今回の撮影は、学生の発案です。

報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:47Comments(0)新館・校舎紹介国語科教諭免許授業紹介

2015年04月27日

森見登美彦はお読みになりましたか?

2015年4月26日のオープンキャンパス、人間文化学科のブースでは、
日本語と日本文化領域の長沼光彦先生の模擬授業が実施されました。



本日の模擬授業のテーマは、「森見登美彦の京都」です。

冒頭の森見登美彦氏の小説『夜は短し歩けよ乙女』を元に、
文学作品の中に登場する京都について紹介をしていきました。

京都に住んでいる人、京都に憧れる人などには、
たまらない小説といえるかもしれません。

なにしろこの小説には、先斗町、河原町、高瀬川など多くの京都が登場します。

模擬授業では、
本学との位置関係、歴史とのかかわり、産業の発展、
関連の小説などの話を盛り込みながら話が展開していきました。



文学作品、森見作品を好きな人はもちろんですが、
小説から広がりを感じ、
文学作品からより多く親しみを感じていた人も多いはずです。

ちなみに森見氏の小説(『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』)には、
「ノートルダム女子大」ということばが登場します。
嬉しいですね。



『夜は短し歩けよ乙女』などの小説を読んでみたくなった人も多いのではないでしょうか。
作品に出てくる場所に行ってみたくなった人もいることでしょう。
有意義で楽しい講義でした。




写真:吉田智子
報告:平野美保
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 03:26Comments(0)国語科教諭免許日本語日本文化領域

2014年07月31日

ペン習字の授業

  

  前期の授業も終わり、いよいよ定期試験期間に入りました。学生たちは真剣な面持ちで遅くまで勉強したり、研究室まで質問に来たりで、しばし緊張した日々を送っています。

  さて、今日は、人間文化学科の授業の中から、特色ある授業の一つとして、「日本語コミュニケーション」の授業を少しご紹介しましょう。


  (日本語コミュニケーションⅢの授業でペン習字にとりくむ学生たち)


  「日本語コミュニケーション」という科目は、学生たちのコミュニケーション能力、人間関係構成力を養成するために、人間文化学科にのみ開設されており、1~2年次にかけて、Ⅰ~Ⅲの3科目が必修になっています。

  「日本語コミュニケーションⅠ」は、長沼先生がご担当、大学生として必要な思考力・表現力を養うために、グループに別れ、与えられたテーマについて個々に考えたことを発表し合い、まとめる作業を行います。 以下のページに記事があります(ロールダウンしてご覧下さい)。

  http://notredameningen.kyo2.jp/search.php?csrf=ac3d645e952bfbde5b87d6d9c1ca5d0b44aa6713&search=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

  「日本語コミュニケーションⅡ」は、平野先生がご担当、話し言葉をきちんと使いこなし、人前で堂々と自己表現ができるように、20人前後の少人数クラスに別れて、プレゼンテーション能力の向上を目ざします。 以下のページに記事があります。

  http://notredameningen.kyo2.jp/search.php?csrf=ac3d645e952bfbde5b87d6d9c1ca5d0b44aa6713&search=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E2%85%A1

  さてどんじりに控えしは、本日紹介する「日本語コミュニケーションⅢ」という科目です。私(堀)が担当しています。この科目は、おもに国語力養成の総仕上げとして、漢字・慣用句・ことわざ・敬語などをどしどし覚えてもらいつつ、ビジネスマナーや手紙の書き方なども学習します。

  そして、手紙や履歴書等を書く際に、きわめて重要になるのが、いわゆる"美文字"で書いてあるかどうかということです。この授業では、少しでも正しく美しい文字が書けるよう、毎時間「書き方」の練習をします。このような学習を、大学の正課の授業で行っているのは、全国的にもめずらしいのではないかと思います。




  写真は、デスクペンを用いて、履歴書発送時に同封する「添え状」を書いているところです。




  たった15回の授業ですが、みなさん、とても字が上手になりましたよ。

  (報告 堀 勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 01:44Comments(0)国語科教諭免許