2017年08月13日

授業紹介(情報・メディアの文化とリテラシー)

3年前から「情報・メディアの文化とリテラシー」という授業を隔年で開講しています。図書館などの、情報を扱ってきた分野では、情報を使いこなす能力を「情報リテラシー」と呼び、我々がそれを身につけることが重要だとしてきました。また、メディア学、メディア教育の分野でも、テレビ、新聞などのメディアの性質を理解できる能力である「メディアリテラシー」があり、デジタル機器を使いこなす能力など、様々な「リテラシー」が提唱されてきました。近年はインターネットなどによって、様々な情報源、メディアが融合しつつある中で、そういった情報、メディアを使いこなすことができる横断的な能力が必要とされつつあります。



この授業では、そのような能力について学びながら、情報、メディアと人との関わりについて考えます。SNSなどの情報にはどのような性質があり、それをどう使えばよいのか、どのようなことに気をつければよいのか、といった身近な問題から、情報を自分から発信すること、そこにおける法律、倫理などの理解など、情報、メディアに関する諸事情について学ぶ授業です。(なお、この記事にある画像は著作権フリーのものです。) (鎌田)  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)図書館司書資格授業紹介

2017年08月08日

大学での文学の授業は面白いですよ


大学で文学を学ぶのは、
面白いですよ。


先日のオープンキャンパスで、
話したことを、書いています。)


高校までは、小説を読む際には、
登場人物の心を読み取ろう、
ということを中心に、
取り組んできたと思います。


ただし、小説は、必ずしも、
人間の内面を描くものではありません。

出来事の面白さを語る場合もあります。

言葉遊びが、ちりばめられた、
遊び心がたくさんの小説もあります。




私が特に研究しているのは、
小説の背後にある、
明治、大正、昭和の、
時代背景や、文化的習慣、思想です。


明治、大正時代は、
現在の私たちと近い生活をしていますが、
少しずつ違う習慣や流行があります。

小説を読む際には、
そういうものを調べた方が、
発見があります。

今の常識で読んでいると、
読み飛ばしてしまう部分も、
小説では、重要な意味が、
示唆されていることもあります。


微妙に違う、習慣や思想を知ることで、
日本の近代文化に対する理解も、
深まります。

この点では、文学研究ではありますが、
歴史の勉強とも関わりがあります。


また、小説には、美術や音楽なども、
登場しますから、
種々の芸術や文化を学ぶことにもなります。


こんなふうに、勉強の過程で、
自分の知識が広がり、
様々な研究との関わりが見つかるところが、
文学研究の面白さ、だと思います。

文化を、様々な角度から広く学びたい人には、
おすすめしたい、と思います。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:24Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年07月31日

西村明美先生 柊家  ホスピタリティ京都

7月11日火曜日の、ホスピタリティ京都は、
柊家女将、西村明美先生を、
お招きしました。



柊家は、文政元年(1818年)創業、
江戸時代から続く、
京都の老舗旅館です。


玄関に、重野成斎(文政10年-明治43年)の書、
「来者如帰」の言葉が記されており、
「我が家に帰られた様に寛いで頂きますように」
という、柊家の、おもてなしの精神が、
表されています。

寛ぎは、身の安全、清掃、美味しい食事、設え等、
全てがととのって感じて頂ける空間で、その陰では
様々な心配りをしなくてはなりません。


そして、柊家のおもてなしの精神の背景には、
神道、仏教の教えをはじめとした、
日本、京都が育んできた土壌があるとのことです。




京の宿として、伝統を重んじる柊家ですが、
江戸時代、明治時代の部屋とともに、
新館では、現代の職人さんらの、
新しい意匠をとりいれています。


温故知新の理念を大切にし
新しいものを採り入れながら、
新旧を融合し、日本文化の伝統を、
未来につなげていくことが、
柊家の重んじるところです。


聴講した学生は、
伝統を尊重しながら、
現代と積極的に関わり、
未来を意識する老舗の姿勢に、
あらためて感じ入っていました。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介京都

2017年07月30日

1年次生必修科目「基礎演習Ⅰ」 大谷由里子先生による特別講義を実施



 7月20日、1年次生必修科目「基礎演習Ⅰ」に大谷由里子先生を特別講師としてお迎えし、一斉授業を行いました。




 大谷先生は京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業株式会社へ入社。そこで有名な漫才師 故・横山やすし氏のマネージャーを務め、その後も宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどのタレントを次々と、世に送り出されました。また「よしもと天然素材プロジェクト」の立ち上げの際には、ナインティーナインや雨上がり決死隊の売り出しにも、尽力されたと伺っております。




 授業のテーマは、人間関係を円滑に進めるのに欠かせない「コミュニケーション力」をつけるにはどうしたらよいのか、その人がもっている特性を磨いたり、発見したりする「仕掛け」をどのように作るのかというものでした。






 この大学へ第一志望で来た人、あるいは第二志望以下で来た人もいると思いますが、与えられた環境でどう生きるかが大切で、大学生活を悔いなく過ごし、自分で自分を幸せにしよう、という力強いメッセージで授業が始まりました。皆で立ち並び、手をつないで、「相手のことを考える」という動きをやってみました。




 「心を元気!」にするさまざまなヒントをいただきました。





 WANTを持ったら、HOWを考えよう。 自分の言葉を聞いているのは自分であり、心は聞いた言葉でつくられるので、つねにプラス思考の言葉を口にしよう。また、人の心をつかむ人になるには、人の言葉にしっかり耳を傾けよう、ということです。

 それで、学生同士ペアになって、相手に自分の言葉で自分の未来(やりたいこと)を語り、また相手の未来(やりたいこと)を聴くアクティビティを行いました。

 各ペア、思いのたけを語り、それをしっかり聞いてあげるインタビューアにもなって、盛り上がっていました。






 ともかくWANTを見つけたら、HOWを考えて実行に移そう!そうしたら、道は開ける!

 学生たちは大谷先生のユーモアあふれるお話に、心を揺さぶられ、大いに刺激を受けたことと思います。この日のそれぞれの気持ちを忘れず、一日一日を大切にして大学生活を送ってほしいと思います。 




(報告:鷲見朗子) 


                 
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)卒業生授業紹介

2017年07月29日

祇園祭に行ってきました ―1年次生「基礎演習」クラス


  
  1年次生必修科目「基礎演習」の授業は、大学での学習方法を身につけること、人間文化学科の学びの面白さを知り、学科になじんでもらうことを目的とする科目です。人間文化学科では、京都研究・京都フィールドワークをコンセプトの一つに掲げていますので、1年次生を祇園祭に連れ出しました。




 京都出身の1名を除き、初見学の学生ばかりでした。朝11時頃から見学し始めましたが、13日、宵々々々山に相当する日でしたので、まだ山鉾がすべて建っておらず、曳き初めが終わったばかりのところもありました。





 それでも、初めてみる鉾の高さ、大きさに、学生たちは感嘆の声を上げ、絢爛たる懸飾品に目を奪われていました。




 これは、有名な丸山応挙の絵と左甚五郎の彫刻で「動く美術館」の代表格、月鉾を下から見たところです。



 祇園祭は、行くたびに発見がありますが、今回、早い時期に行きすぎて、まだ山建てが始まったばかりの郭巨山の、縄がらみの様子を間近で見ることができました。釘を一本も使わないで建てることを目の当たりにしました。




 大きな鉾には、お囃子を奏でるために、40人前後の人が乗り込むのですが、動くカマキリで有名な蟷螂山には、囃子方ではなく、カマキリのからくりを動かす人が4人乗り込みます。




懸装品で覆われたこの狭い空間の中で仕掛けを操り、山のてっぺんに鎮座するカマキリの手や羽をパタパタと動かすのだそうです。そんな説明を、曳き初めが終わったばかりの、町会所の方がしてくださいました。







早く行ったら行ったで、いろいろ発見することのある、祇園祭でした。






(報告:堀勝博)
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:30Comments(0)京都フィールドワーク授業紹介京都

2017年07月28日

マイナビ・スタッフさんによる特別講義 ―日本語コミュニケーションⅢの授業

 

人間文化学科必修科目「日本語コミュニケーション」は、1年次から2年次の1年半にわたり、社会人基礎力を修得するために履修する科目ですが、とくに「日本語コミュニケーションⅢ」では、ペン習字や履歴書の書き方、敬語・ビジネスマナーの常識などについて、実践的に学んでいます。

先日、その最終回を迎えましたが、総合試験を実施したあと、就活に直結する特別授業を実施しました。テーマは「性格適性診断を活用する―自己発見講座」で、講師は、昨年度からご協力いただいているマイナビ・京都キャリアサポート課、若松伶奈さんです。





今回は、就職活動の大前提となる自己分析の第一歩として、ビッグファイブ理論にもとづく性格診断テストとレジリエンス(心の回復力)を診断するテストを実施しました。これらのテストにより、自分の性格適性の傾向を客観的に捉え、またストレスや逆境の中でメンタル面でどれほど耐えられるかについて知ることができるそうです。

各自スマートホンのマイナビ・サイトに入って、これらのテストに回答し、出てきた診断結果を見せあいながら、「これ、自分じゃないみたい」「○○さんと一緒だ」「半分当たってるけど半分は違うな」など、至るところで盛り上がっています。




「何でもでもわかっているようで、実は自分のポテンシャル(潜在的能力・可能性)については、つかめてないということが理解されたと思います。

5年後の自分が、予想だにしない仕事をやっていることは、じゅうぶん考えられることです。

その意味で、今回の診断結果を参考に、しかし、あくまで「私は○○な人間だ」と決めつけてしまうのではなく、「私は○○な一面をもっているのだ」と認識して、あらゆる可能性が伸ばせるよう視野を広げ、有意義な大学生活が送れるよう、がんばってください」


以上、マイナビスタッフさんで、つい1年半前まではご自身が就活大学生でもあった、若松さんからのメッセージでした。






(報告:堀勝博)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介キャリア教育・就活・インターンシップ

2017年07月27日

「朗読コンサート」を開きました(授業「日本語の朗読」)

人間文化学科の授業「日本語の朗読」では、授業の締めくくりとして
毎年、「朗読コンサート」を開いています。


本年も7月20日に「朗読コンサート」を開きました。

この授業では
「朗読」を通して、音声表現を磨くことはもちろんですが、
・人前で話すことの苦手意識の克服
・「一つの作品」をグループで協力して作り上げること
・またそれを、聴者にききとりやすく、
わかりやすくイメージしながら聞いてもらえる作品に仕上げること

などのミッションを克服していきます。


そして、最終的に、音声に注目しながら、
人前でよりよく話す力を身につけていこう!というものです。

本年の「朗読コンサート」もとてもいいものになりました。
物語、詩、童話、歌詞・・・様々な作品を、
それぞれのグループで話し合い、高めあい、
司会も入れて
最終的に、「朗読コンサート」として、この時間・空間を皆で作り上げました。



朗読コンサート終了直後に、各グループから感想などを聞きましたが、
「真剣」にするからこその
「楽しさ」を強く感じた人が多かったようです。
とてもうれしく思いました。



みなさん、素晴らしい朗読作品をありがとうございます。
もうどうすればいいのか、かなりわかったかと思います。

音声表現スキルは、
朗読だけではなく
アルバイトなどでのコミュニケーションやプレゼンテーションなど
様々な場面で役に立ちます。

他の場面でも、すぐに役立てていっていただきたいと思っています。
今の皆さんなら、もうそれができるはずです。




写真 長沼光彦
報告 平野美保
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:30Comments(0)話しことば教育授業紹介日本語日本文化領域

2017年07月25日

レポートの準備は万端らしい…


本日の、1年次必修、
「日本語コミュニケーションⅠ」は、
試験期間を前に、
レポートの書き方について、
質問を受けたりしました。



聞いてみますと、
わりと早めに、取り組んでいる人も多く、
下書きを見せて、質問したり、
今は、試験の準備です、と言ったり、
する人もいます。


中には、まだもうちょっと、
という人もいましたが、
何らかの形で、取り組んでいるようです。


暑い日が続いているので、
体に気を付けて、
がんばってください。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:13Comments(0)授業紹介

2017年07月23日

自分のことはわからない キャリア教育


就職活動の準備をはじめると、
自己分析からはじめよう、
と勧められます。



とはいえ、自分について、
何か考えようと思っても、
何も思いつかなかったりします。


自分にとって、
自分は当たり前のものですから、
あらためて、どんな人間かと、
考えてたりしないものです。


ここで求められているのは、
自分を、他の人のように、
知ろうとすることです。


この人は、どこ出身なのか、
どんなことが好きなのか、
他の人について、知りたいことを、
自分について、
思い起こしてみる、
ということです。



幸い、自分のことは、
記憶をたどれば、
思いつくことがあるはずです。


自分を相手に、
インタビューをするつもりで、
記憶をたどってみては、
いかがでしょうか。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:57Comments(0)授業紹介キャリア教育・就活・インターンシップ

2017年07月22日

質問できる人は、半分わかっている 


大学では、
レポートの締め切りや、試験期間が、
迫ってきて、
質問を受ける機会が多くなりました。



ブログ用の写真を撮りに、
キャンパスを彷徨(さまよ)っていても、
学生の皆さんから声をかけられることが、
あります。


なかには、レポートの下書きを持ってきて、
これでどうでしょう、と聞く、
準備を進めている人もいます。



何にせよ、質問することは、
よいことだと思います。

質問するということは、
自分ができないことを、
きちんと見つけている、
ということです。

できないことを、クリアしようとする、
計画性もあるということになります。


また、質問することで、
授業とは異なった視点で、
考えることができ、
理解のヒントが得られます。




本学は、大人数の授業があまりなく、
授業の中でも、学生に発問するなど、
教員が話しかける機会が多くあります。

そんなわけで、普段から、
教員と学生が話す環境があるので、
質問もしやすいのかと思います。


1年生の皆さんは、
はじめての大学での試験ですが、
どんどん質問して、
がんばってみてください。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:54Comments(0)授業紹介

2017年07月21日

質問をつなげる 国語科教育法Ⅰ

国語科教育法Ⅰでは、授業を運営する、
練習をしています。



受講生にまず、考えてもらっていることは、
生徒の答を引き出す、発問の仕方です。



例えば、太宰治「走れメロス」を読む場合、
「ここでメロスは、どんな気持ちだろう?」と、
いきなり生徒に聞くのは、
いささか不親切かな、と思います。



もちろん、こういう発問でも、
答えられる生徒はいます。

けれども、答えられない生徒も、
います。

そういう生徒のために、
発問の意図を理解しやすくなるような、
ヒントを付け加える必要があります。


「若い時から名誉を守れ。」と言っているけれども、
この言葉をふまえて、メロスの考えていることを、
説明してくれますか、
と注目すべきポイントを、
明確にするのも良いでしょう。


あるいは、もっとはっきりと、
「若い」人は、「名誉を守る」ことが必要だと、
メロスは考えているのでしょうか、
と、イエス、ノーで、
答えられる形にした方が良いかもしれません。


あるいは、「名誉って何?」、「何を大切にすること?」と、
言葉の意味から聞いていく方法もあります。



このような細かい質問を、
いくつか重ねながら、
「メロスは、どんな気持ちか?」という、
大きな質問につなげていく方が、
生徒も、発問の意図を理解しやすくなる、
と思います。


授業も、広い意味では、
教師と生徒の、コミュニケーションです。

生徒の様子をよく見て、
生徒を理解することに努めたうえで、
言葉を投げかけることが、
必要です。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:57Comments(0)国語科教諭免許授業紹介

2017年07月20日

正義ってなんだ 国文学概論


国文学概論では、
太宰治「走れメロス」に続き、
芥川龍之介「羅生門」を読んでいます。



登場人物の下人(げにん)は、
荒れ果てた京都で、
主人からクビにされて、
生活に困っています。


どうにか生き延びるために、
盗人になるしかないかな、
などと考えています。


それが、羅生門の2階で、
死体の髪の毛を抜く老婆を見かけると、
悪を憎む心が、急に湧き起こります。

さっきまで、盗人になろうと思っていたことを、
すっかり忘れています。



まあ、私たちも、自分の行いはおいといて、
人のしたことには、怒ったりしますね。


正義などと、大声で主張する前に、
自分の行いを振り返ってみた方が、
良いようです。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:03Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域

2017年07月19日

人文恒例の就活セミナー

本学のキャリアセンターでも、
さまざまな就活関連の支援が展開されていますが
人間文化学科では、3年次生を対象に、就活セミナーを開いています。

講師は
フリーアナウンサーの橘高邦子先生。

就職支援などもされていること、
お話も大変お上手でいらっしゃることから、
就活に関する講演をしていただいています。

本年も、普通では聞けないような本音での就職活動の考え方や、
具体的な方法など、身近な例を交えてお話しいただきました。


学生たちは
「自己分析を始めよう」
「筆記試験対策をしなくては!」
「インターンシップに参加しよう」
など、強く感じていたようです。

今するべきことを理解し、
前に大きく踏み出す気持ちになったのではないでしょうか。

橘高先生、ありがとうごございました。

3年次生の皆さん、
今回感じたこと、
決意したことを、
確実に行動に移していきましょう!



写真 長沼光彦
報告 平野美保
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:02Comments(0)授業紹介キャリア教育・就活・インターンシップ

2017年07月17日

高橋英一先生 ホスピタリティ京都

7月4日火曜日、ホスピタリティ京都は、
南禅寺の近く、老舗料亭、瓢亭、
十四代当主、高橋英一先生に、
おいでいただきました。



一口に、京料理といっても、
宮中から有職料理、
寺院から精進料理、
茶道から懐石料理、
町衆からおばんざい、と、
四つの流れから、発展しています。

各階層の文化が、
現在の京料理の基礎となっているのです。



また、食材も、地元の川魚に加え、
交易によりもたらされた北海の塩干物や、
日本海側より運ばれてきた一汐物が、
用いられます。

つまり、各地方と交流する都市でああるため、
発展した食文化なのです。


このような歴史をふまえ、
高橋英一先生は、
私のこだわり、として、
だし、の話をしていただきました。


近年は、インスタントの調味料が多くありますが、
自然のもの、手間を惜しまないものの方が、
体にもよく、おいしくいただけると、
高橋英一先生はおっしゃいます。


聴講した学生も、
料理の世界の奥深さを、
あらためて知ったと、
感想を述べていました。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:00Comments(0)授業紹介京都

2017年07月13日

ラジオ生放送番組に出演してきました(授業「専門演習Ⅰ」話しことばゼミ)

本ブログでも、これまでお伝えしてきました通り、
7月5日(水)
人間文化学科平野ゼミの5人のメンバーで
ラジオの生番組に出演してきました。



自分たちの企画した番組を、自分たちでトーク。
個性豊かなメンバーで、
聞き応え十分の番組になったかと思います。


以下は、番組直後のメンバーの声です。

ーーーーーーー
向井理奈
「練習より少し緊張しましたが、楽しく話すことができました。
話しているとあっという間で、とても楽しい時間を過ごすことができました。」


平郡 萌
「今日のラジオ放送は緊張したけれど、とても楽しかったです。

どれも初めての経験で新鮮でしたが、
練習通りにスムーズにできてほっとしました。
これを機に、ラジオをもっと身近に楽しみながら、
ゼミも頑張っていきたいと思っています。」

池田早貴
「今まで皆で準備をしてきたかいもあり、
本番では今まで以上の出来をお送りできたと思います。

私は第1部の担当でした。
第2部より内容が固まるのが少し遅く不安だったのですが、
楽しい内容になったと感じています。
ありがとうございました。
この経験を大切にしていきたいです。」


岩本有加
「本当に今日の放送は良かったです。
ラジオ番組というものは、
いろんな人に協力してもらいながら良いものに作り上げていくので、
正直時間がかかって、
本番は成功するのかと不安な気持ちでした。

でも皆で相談しながら準備を進めてきたので、
より絆も深まって本当に良い仲間に出会ったなあと誇りに思います。

今日は本当にありがとうございました。
リスナーの皆様もありがとうございました。

来年のゼミ生の皆さんにも頑張ってもらいたいです。
応援しています。」


ぴよ
「とっても楽しかったです。
何よりもみんなで楽しみながら制作に取り組めたことや、
本番でもほどよい緊張感の中、
楽しくトークできて良い経験になりました。

またどこかで機会があれば、ラジオ配信したいです♪」


ーーーーーーー

緊張感のある中、皆で堂々と生放送番組を作り上げました。
とても立派でした。

ゼミが始まる前は、
話をしたことがないというぐらいタイプの違うメンバーでしたが、
驚くほど素晴らしいチームワークで、
短期間で大変多くのことをしてきました。


このラジオ番組制作を通して、

・責任のある仕事をするということ
・公共の電波で話すということ
・聴者(今回の場合はリスナー)への思いやり
・一緒に作業を進めるメンバーとの協力の仕方
・限られた時間をうまく使っていくこと

など、多くのことを感じ取り、
試行錯誤しながらも、うまくこなしていったのではないかと思います。
近くで見ていて、とても頼もしく思いました。

ラジオの生放送番組という大きなことを立派に成し遂げましたが
これで終わりではありません。

これからです。
これからもっともっと力をつけていってもらいたいと思っています。



報告:平野美保
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 00:09Comments(0)話しことば教育授業紹介日本語日本文化領域

2017年07月12日

図書館展示『ホラー」~完成編~

《図書館サービス概論》受講者による図書館展示のお知らせです。





梅雨らしく雨が続き、じめじめした日が多くなってきました。
じめじめした蒸し暑さも、怖いホラーで過ごしませんか?

6月20日から図書館展示が始まりました!
手前は伝承作品コーナー、奥が文学・映像作品コーナーになっています。




伝承コーナーは日本と海外で場所を分けて展示しています。
日本作品のコーナーには合わせて書誌(展示する本のリスト)も展示しています。
海外作品のコーナーでは、世界と日本の地図も展示しています。

地図には伝承コーナーだけでなく、文学・映像作品コーナーで紹介する本の舞台
となる地域がマークしてあります。





文学・映像作品コーナーでは、「恐怖」について書かれた心理学の書籍や不気味
な絵画の本も展示しています。
世界の映像・文学作品の紹介ポスターにはいろんな言葉が隠されています。探し
てみてください!
また、映像作品の一部は図書館の外からも見ることができます。
日本の作品には短編集が多いので、授業の空き時間や昼休みに読んでみるのにも
最適です!





伝承コーナーの海外作品のコーナー横に、展示について紹介しているちらしとア
ンケートを置いています。
ちらしは自由にお持ち帰り可能です。アンケートにはぜひご協力をお願いします。




展示は7月18日までです。
ぜひ足を運んでみてください!

報告者:《図書館サービス概論》2017年度受講生 広報担当者
  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 01:23Comments(0)学生の活動報告図書館司書資格授業紹介学生の作品

2017年07月11日

面白いをつくろう 日本語コミュニケーションⅠ

日本語コミュニケーションⅠでは、
文章表現だけでなく、
さまざまな表現にチャレンジしてもらっています。


最近ですと、
合作似顔絵のワークを紹介しました
。)



大学では、論理的な文章を書く能力が、
求められます。
昨日も、似たお話をしました。)

どうせなら、論理的な文章能力に加えて、
面白い表現を見つける、
創造力を育てた方が、
ワンランクアップすると思います。


世の中では、きちんと、わかりやすい文章も、
求められますが、
面白い表現を作り出すことができると、
より多くの人を惹きつけることができます。



そんなわけで、
日本語コミュニケーションでは、
ちょっと面白い!、と思えるような、
ワークを体験してもらっています。



今は、写真で五感を表現する、
五感アルバムをつくっています。
(これも、上田信行先生に、
教えてもらいました。)


長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:58Comments(0)授業紹介

2017年07月10日

京都をプレゼンする 発展演習


発展演習「京都をプレゼンする」では、
京都をいくつかの視点で調べています。


最後のしあげに、発表の仕方も、
プレゼンテーションパネルを作成して、
ひと工夫することにしました。




大学では、文章で表現できることを、
求めます。
レポートや、試験がそうですね。

社会でも、うまい文章が書ければ、
重宝されます。

ただし、今の世の中は、
映像や音も交えた、
複合的な表現な表現が、
もてはやされます。

you tube などが、
そうですね。

そんなわけで、
人間文化学科では、
多様な表現にチャレンジしてもらうために、
文章以外の表現も、
成果発表に採り入れています。



とはいえ、LINEなどを見ればわかるとおり、
学生の方が、映像と音と文章を交えた表現に、
普段から馴染んでいます。

教員があれこれ言うまでもなく、
面白い表現を、つくりあげたりしています。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:36Comments(0)授業紹介京都日本語日本文化領域

2017年07月06日

基礎演習合同授業「きもの学 事始め ―コワくて遠い着物をもっと身近に」を実施



人間文化学科1年次生の必修科目「基礎演習」で、学外講師をお招きして実施する特別講義、今年度第一回目は、卒業生で和裁士の近藤謹子(こんどうちかこ)先生による「きもの学 事始め ―コワくて遠い着物をもっと身近に」でした。





近藤先生は、本学卒業後、京都和裁学院に進学、5年の修行を経て和裁士の資格を取りました。現在は、「きもののプロ」として、同学院関連のお仕事をなさっています。

この春に、久しぶりに母校を訪れてくれた近藤さん(一応教え子なのでそう呼ばせていただきます)と話していたら、話題が最近京都でよく見かける「きもの姿」の観光客のことに及び、「何か違和感を禁じえない」「もっとホンモノのきものをきちんと着る文化が育たないものか」ということで、わが意を得た思いになりました。

大切なきもの文化を後世に伝えるためには、まずは若い女子にその魅力を理解してもらわねばと、今回の特別講義が実現したわけです。






講義は、まず、きものがどうやってできるのか、近藤さんがふだん使っている和裁道具などを見せていただきながら、イロハから学びます。和裁は、センチメートルではなく尺で測って裁断・縫製すること、着物には、布地を作ってからそれにデザインを描く後染めと、糸を染めてそれらを織って柄を作る先染めの2種類があること、また着物にはランクがあり、家紋が5つ入った黒留袖が最も格が高く、以下、色留袖、振袖、訪問着、附下(つけさげ)、喪服・色無地、小紋など、TPOを考えて着用するものであること。






その他、着物の柄にはどのようなものがあるか、帯はどんなものがあるか、中に着る襦袢(じゅばん)はどんなものか、暑い季節などどのように着こなすかなど、興味の尽きないお話が続きました。持ってきて下さっていた実物をいろいろ見せながら、わかりやすくお話くださいました。






最後は浴衣の試着体験を行い、質問タイムでは「浴衣選びのコツはありますか。自分が好きな色を買って着てみたのですが、母に全然似合ってないねと言われ、落ち込んでいます。どうすればいいでしょうか」といった切実?な質問も出て、和やかな雰囲気のうちに講義は終了しました。深いきもの文化を話してもらうには、90分は短すぎましたね。近藤さんの持論である、「小袖復活論」をぜひお聞きしたかったのですが、またの機会に。







以下、参加した学生たちの感想です。

きものはオシャレで気品があり、きれいだった。作る方々の苦労があって、こんなにきれいになるのだと感じた。振袖を着る時がとても楽しみだ。おばあちゃんになって金銭面に余裕があったら、毎日着物を着るという夢もある。だからシンプルなものでも似合うような上品な女性になることを今のうちから目ざそうと思った。とてもためになるお話だった。(梶原真琴さん)

着物を作るときに石鹸で線を引くと知って驚きました。最近では着物を着る習慣もなく、夏祭りで浴衣を着ることはあっても、日本の伝統を受け継ぐ日本製ではなかったりして、どんどん和服の存在が危うくなってきていることを実感しました。もっと着物のことを知って、伝統を残していく必要があると思いました。(磯端恵さん)

着物には、留袖から振袖、喪服などランク付けがされていることを初めて知りました。振袖の袖の長さは長ければ長いほどよいとされると思っていましたが、各人の身長によって調節し、いちばん合った尺で着るのが正しいということを学び、驚きました。ふだん着物を着たり目にすることも少なかったりするので、今回のお話で着物についてより深く理解することができたと思います。(岡村真優さん)






(報告者:堀勝博)




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:00Comments(0)卒業生授業紹介日本語日本文化領域

2017年07月05日

大西英玄先生 ホスピタリティ京都

6月27日火曜日の、ホスピタリティ京都は、
清水寺より大西英玄先生に、
おいでいただきました。



大西英玄先生は、
清水寺の広報のお仕事をすることもあり、
テレビでご覧になった方も、
いらっしゃるかもしれません。


清水寺は、
多くの参拝客をお迎えするところです。

また、乳がんの認知を高める、
ピンクリボン活動に協力して、
ピンクイルミネーションを点灯するなど、
人と人をつなぐ社会活動を行っています。

大西英玄先生は、
そういうお寺との出会いの中で、
本当の喜びを見出す、
きっかけとなれば、何よりですと、
おっしゃいます。



そして、ホスピタリティは、
対価を求めるサービスとは、
違うものと考えたいと、
おっしゃいます。

大西英玄先生の考えるホスピタリティは、
相手に気づいてもらえるかどうか、
にかかわらず、努めることだというのです。


そして、当たり前のことを大切にする、
人と人が出会う意味を考える、
見えないものに意識を向ける、
これらが、大切だとおっしゃいます。


当たり前のことを、きちんとこなすためには、
落ち度がないか配慮する気持ちと、
地道な積み重ねが必要です。


その人と出会うことは、奇蹟的な出来事であり、
今まで出会ってきた人すべてが、
自分という人間を作り上げていると、
意識したいということです。


目の前に見えている物事に囚われていると、
現在の自分の知っている範囲しか、
知ることができません。
相手の立場に立つような想像力があって、
はじめて、相手を理解できます。



大西英玄先生のおっしゃるホスピタリティは、
人と人とのつながりを意識しながら、
自分という人間を超えて、
相手を尊重し、新たな関係を結んでいくこと、
であるようです。

対価を求めるサービスとは異なり、
人をとおして、自分を広げていくところに、
ホスピタリティの喜びが、
あるのでしょう。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介京都