2017年08月18日

卒業生が話してくれたこと 8月5日オープンキャンパス

8月5日オープンキャンパスには、
大学案内などでモデルをしてもらっている、
卒業生に話をしてもらいました。



4年生の就活のときには、
求人情報が出ていないところに、
積極的に自分を売り込み、
就職することができたという、
行動力を発揮した人です。


ところが、大学に入るまでは、
自分から、人前に出て、
積極的に行動するようなタイプでは、
なかった、と言います。

変わったのは、
大学生活を送る中で、
いくつかきっかけがあったのだそうです。

そのひとつが、人間文化学科の、
話しことば教育、だとのことです。



他の大学にない特徴に、
興味を持ち、3年生では、
平野美保先生の、
話し言葉ゼミに入りました。


そこで、人前で司会をしたり、
ラジオ出演したりすることで、
自信がついたのだそうです。


また、当日も行った、
ラジオ番組風の、
学生による学科紹介
は、
在学当時のゼミで、
ゼミ学生の発案により、
始まったものだ、とのことです。

ゼミの中でも、
積極的に企画・発案する、
雰囲気があった、ということですね。


こんなふうに、
いろいろな場所で活動するきっかけを得て、
互いに刺激しあう環境があったおかげで、
自ら進んで行動するようになれた、
と話してくれました。




人間文化学科では、
自分の発案を活かしたり、
進んで行動し、
コミュニケーションを行うことができる、
機会を、授業の中で用意しています。

そういう機会を活かしてもらえたら、
何よりだと思います。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 15:00Comments(0)話しことば教育卒業生キャリア教育・就活・インターンシップアクティブラーニング

2017年08月07日

大学は自ら学びたくなるところです


オープンキャンパスで、来客の皆さんに、
大学の魅力は、自ら学びたくなるところです、
と申し上げました。



大学では、高校とは、また違った、
さまざまな講義があります。

もちろん、その中には、
知識を身につけ、資格を取得し、
将来に役立てよう、
というものもあります。


その一方で、
シンプルに、おもしろい、
と思える授業も多くあります。

おもしろい、授業は、
今のところ、何の役にたつか、
わからない場合もあるでしょう。



ただ、おもしろいと思えると、
人は、積極的に行動します。


他の人から言われたからする、
将来のために、つらいけどもがんばる、
それも、モチベーションには、
なるかもしれません。


しかし、長続きするためには、
おもしろい、が必要です。

おもしろい、と思えば、
自分から進んで、知りたい、
と思います。

さらには、話を聞くだけでなく、
自分で、調べてみようかな、
という積極性も出てきます。



大学は、こういう積極性を引き出す、
おもしろい、を提供するところでもあります。

ぜひ、大学で、おもしろい、
を見つけて、
自分の世界を広げてみましょう。


報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:13Comments(0)アクティブラーニング

2017年07月04日

いよいよラジオ番組生放送!(「専門演習Ⅰ」話しことばゼミ)

人間文化学科の平野ゼミ(話しことばゼミ)では、
ラジオの生放送番組をメンバー全員で
協力して作り上げようと取り組んでいることは、
本ブログでも既にお伝えしています。
http://notredameningen.kyo2.jp/e507450.html

その生放送が、いよいよ明日になりました。

ただいま最後の詰めをしています。

内容(女子大生の恋愛事情と流行)はもちろん、
メンバーそれぞれの個性もお楽しみいただけると思います。

では、そのメンバーから一言ずつ。

ペン
「ラジオに出演できてとても光栄です。
私はリスナーとして毎日ラジオを聞いて過ごしています。
トークを学びながら聞いているので、
今回はラジオ番組のようなトークができるように頑張るので、
楽しんでお聞きください。」

ぴよ
「おはなしすることが大好きなので、
それを公共の電波を使って発信できるなんて、とても楽しみです!
皆さん楽しんで聴いてください(^^)」



うさぎ
「最後の詰めまで楽しく作ることできました。
ゼミ内のワイワイとした空気をそのままお届けできればと思います。
お楽しみに!!」

パンダ
「ラジオ番組に出演できるという貴重な機会をいただけたので、
思いっきり楽しんでみたいと思います。
皆さんも気になる女子大生の『恋愛』と『流行』について、
ぜひ楽しんでお聞きください!」

キリン
「ラジオ番組に出演できてとても嬉しいです。
みんなで時間をかけてラジオの構成を練ってきたので、
是非聴いていただきたいです。」

このように、アニマル好きの5人でお届けする番組「ノートルダムStation」を
ぜひお楽しみください。



―――――――――――――――――
放送局:ラジオカフェ FM 79.7
日 時:2017年7月5日(水)18時半~19時

*Listen Radio を使えば、京都はもちろん、
 世界中どこでも聞くことができます

 http://listenradio.jp/
――――――――――――――――――――


報告 平野美保
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)話しことば教育授業紹介日本語日本文化領域アクティブラーニング

2017年06月27日

合作似顔絵をしてみました 日本語コミュニケーションⅠ

今回は、グループワークの試みとして、
合作似顔絵をしてみました。



まずは、
5~6人くらいのグループで、
それぞれ異なる色のペンを選びます。

そして、それぞれのメンバーの、
似顔絵を描くのですが、
1回の作業は、15秒程度。

一筆加えるくらいで、
あまり細かく描かずに、
次のメンバーに渡します。

複数の人間が手を加えて、
似顔絵なんて、描けるのでしょうか。



と思うと、その人のイメージを、
うまくとらえた似顔絵ができあがりました。

学生も、そんなことできるかな、
という感じでしたが、
それぞれ味のある作品ができたので、
面白い、と感じたようです。

すでに作業しているうちに、
面白くなり、わーっと熱があがる、
雰囲気になりました。

最後に、できあがった作品を、
皆でシェアしたのですが、
似てる!とか、声が上がり、
教室が盛り上がりました。


楽しいと思えると、
一人ひとりの作業に参加する、
気持ちが高まり、
グループ全体の熱量もあがります。




実は、この似顔絵ワークは、
昨年、上田信行先生から、
教えてもらった
方法です。

上田先生は、REMIX(再構成)という概念で、
この方法を説明しています。
このワードで検索してみてください。

ごく簡単にまとめてしまうと、
共同作業の中で、
他の人の作り出したものを、
再構成することで、
より創造的なものを生み出す、
という連携の仕方です。


今回は、本来一人でするようなことも、
大勢でやったら、面白くなるし、
意外な結果がでるよ、
ということを体験してもらおうと思いました。

そんなわけで、
まずは気軽にやってもらおうと、
上田先生から教えてもらった方法よりも、
だいぶ、やり方がゆるくなっています。

上田先生の方法では、
3秒で、次の人にまわすのですが、
作業は15秒くらいに延ばしました。

また、お互いの顔をよく見よ、
と観察の時間も、
はじめに作ってもらいました。

(似顔絵を描くのを機会に、
あらためてお互いを、
よく知ろう、という意図もありました。)



どうやら、そのおかげで、
行動する前に、
少し考えた班もあったようです。

「私は目担当なんですよ。と、
言っていた学生がいたので、
より良いものを完成させるために、
分担する作戦を練った班もあったようです。


こうなると、あまり先入観を持たずに、
REMIXを、体験するという、
上田先生のワークとは、
違うものになってしまうわけですが、
それも、また面白いのではないか、
と思っています。

私の与えたルールらしきものの、
裏を突いて、自分たちで、
うまくやる方法を発案しているわけですから、
これも、別の意味での、
創造性かなと思うのです。


創造的なワークショップでは、
あらかじめ、
計画した側の枠にはまる必要はありません。

ワークショップ自体が、
方法を提供する側と、
参加する側の、
創造的な共同作業だからです。

今回のような、
私自身が面白いと思う、
ワークショップを経験できると、
次回は、また違う要素を足してみようかな、
と思ったりするのです。


報告:長沼光彦






  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:37Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年06月24日

大学の良いところ 悪いところ 日本語コミュニケーション

物事を対立の視点で比較する
というワークを、
日本語コミュニケーションⅠでしてみました。

テーマは、大学の良いところ、悪いところ。



いくつかのグループに分けて、
KJ法を応用した、
付箋を使って、グループの話し合いを、
まとめるワークをしました。




良いところで、
各グループで共通して出てきたのは、
教員との距離が近いこと、
だそうです。

少人数のグループやクラスで、
教員と学生がコミュニケーションを、
とる機会が多いところから、
そういう意見が出てきたようです。

(教員としては、そう言ってもらえると、
ありがたいですね。)



悪いところで、共通して出てきたのは、
食堂が混み合うところ、
だそうです。

お昼休みに、一度に食事、
ということになると、
確かに、食堂は混み合います。

食堂以外の場所でも、
食事ができるように、
いくつかの教室は、
開放しているのですが、
きれいな食堂でゆったり食べたい、
という気持ちもあるようです。

(設備の問題は、
面積を広げるのは難しいので、
使い方を考えるのが、
妥当な解決策になるでしょう。)



いくつかあがった意見を、
共通するカテゴリーに分けて、
整理しました。

さらに、良い点、悪い点、
よりよくするには、どうしたらよいか、
なぜ、そのような現状になっているのか、
より深く分析する方法を示唆して、
ワークのまとめとしました。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 19:38Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年06月20日

対立はめんどうくさい? 日本語コミュニケーション

文章も、いろいろな書き方がありますが、
大学の研究では、
議論する、というスタイルが求められます。

単純にいうと、他人の意見を、
批判する、というスタイルです。



どうも、本学の学生の皆さんは、
批判する、対立する、
ということが、
喧嘩しているような感じがして、
あまり好まないようです。

そもそも、日本社会では、
議論というスタイルよりも、
争わずに、許容し合う、
やり方のほうが、
主流かもしれません。



ただし、他者理解の仕方は、
受容、というスタイルの中だけでなく、
議論、というスタイルの中にも、
あるのです。

相手を正しく批判するためには、
相手の言い分を正しく理解する、
必要があります。

相手を理解する手間暇をかけて、
はじめて、
相手に意見をいう権利が、
できます。



そういう意味で、議論は、
喧嘩ではなく、
一定のルールにしたがった、
スポーツだと、イメージしてもらった方が、
良いでしょう。

ですから、他者理解のない、
ルールのない、
言い合いは、
もちろん、喧嘩でしかありません。

こういう言い合いが、
嫌われるのは、
仕方ないことです。

学生の皆さんも、
すばらしい議論の場に、
あまり出会ったことがないのかもしれません。




自分の言い分を通したいと、
どうしても、相手の言い分を、
理解することを怠ってしまいます。

そこで一歩、とどまり、
相手をの言いたいことを理解する、
手間暇をかける。

それから、相手に反論をしかける、
それが、正しい議論です。

民主主義社会は、
本来、こういう議論を通して、
お互いの利害を少しずつ、
調整するところに、
良さがあるのだと思います。



報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:02Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年06月12日

ラジオ番組準備中!(「専門演習Ⅰ」話しことばゼミ)


人間文化学科の平野ゼミでは、
毎年、ラジオカフェにゼミメンバーで出演しています。

企画から内容の構成、トーク、放送局とのやり取り等、
全て自分たちで取り組んでいきます。

その準備の過程、
そして、生放送出演を通して、
実践的な力、話す力、度胸などを養っていこうというものです。

本年のラジオ番組のテーマは、
最近の女子大生の恋愛事情と流行。

やわらかいテーマではありますが、
聞きごたえのある内容にしていこうと、
関連の論文を調べたり、女子大生にアンケートをしたりと
様々に準備を進めているところです。

放送は、以下の通り。
――――――――――――――――――
放送局:ラジオカフェ FM 79.7
日 時:2017年7月5日(水)18時半~19時

*Listen Radio を使えば、京都はもちろん、
 世界中どこでも聞くことができます

 http://listenradio.jp/
――――――――――――――――――――


明るく元気で、個性豊かな5人の番組を
ぜひお聞きください。



報告 平野美保



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 18:26Comments(0)話しことば教育授業紹介日本語日本文化領域アクティブラーニング

2017年06月06日

ワークショップでコミュニケーションをする

日本語コミュニケーションⅠでは、
ワークショップを通じて、
コミュニケーションの方法を学んでいます。



近年では、企業でも、
組織を円滑に運営し、
よりよい人間関係を構築する、
きっかけとして、
ワークショップを採り入れています。

そのようなワークショップを提供している、
ファシリテーターの方から、
教えていただいた方法を、
日本語コミュニケーションで、
使わせてもらう場合もあります。

今回のワークショップは、
そのひとつです。
(受講生によって、内容は少しずつ変わるので、
元のスタイルから、いくぶんアレンジされています。)



まずは、受講生の皆さんに、
一人ずつ、自分の、過去・現在・未来を表す、
漢字をそれぞれ書いてもらいます。

これは、自己表現であると同時に、
他の人に、自分をプレゼンする方法の、
実践でもあります。

4人でグループをつくり、
書いた漢字をもとに、
お互いに、自己紹介してもらいます。

横で聞かせてもらうと、
なかなか面白い漢字を選んでいる人がいます。

自分の未来は、まだわからないから、
「無」です。
自分の過去は、まだ目覚めていない感じだったので、
「眠」です。

面白い表現があると、
グループが盛り上がりますね。




さて、次は、4人のグループのメンバーが、
それぞれひとつ漢字を選んでもらいます。
そして、四字熟語を作ります。

その四字熟語を理念として、
4人でグループ、団体を立ち上げてもらいます。
そして、その活動内容を、
他の受講生にプレゼンすることにします。



今度は、グループで共同作業をすることで、
一緒にアイデアを出し、まとめる練習をするわけです。

こういうワークショップは、
参加するご本人たちが、
「面白い」と思わないと、
あまり有益ではありません。

今日、紹介した方法も、
同じようにしたとしても、
別のメンバーであれば、
あまり効果を生まない場合もあります。



幸い、日本語コミュニケーションの受講生の皆さんは、
積極的に楽しんでくれました。

立ち上げた団体も、
エンターテイメントを提供する会社から、
頑張る人を応援するNPO、
AKBに負けないアイドルグループまで、
それぞれ個性があって、
面白いものでした。

教室も、笑いと拍手で、
盛り上がりました。


報告:長沼光彦



  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:41Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年05月30日

エピソードをつくる 日本語コミュニケーションⅠ

日本語コミュニケーションⅠは、
大学生にふさわしい、
日本語の表現力を身につける授業です。



とはいえ、知識を身につけるだけでなく、
自分で表現してみようと思う、
主体性や創造性を大切にしたいと考えています。


そこで、本日は、
人に読んでもらう文章の書き方のコツを、
紹介しました。


それは、エピソードをつくる、
ということです。



これは、就活の際の、
エントリーシートの書き方を学ぶ際にも、
アドバイスされる話です。


例えば、
「私は、テニス部の部長をやっていました」
と大学での経験を語ったとします。

部長をしたという事実は、
伝わりますが、
何となくものたりません。


部長を務めて、どんなことをしたか、
どんなことを感じたり、考えたりしたか、
そういう出来事や、気持ちがわかると、
へえ、そうだったんですか、
と共感できたりします。


単に事実を伝えるだけでなく、
「どのようにした」「どのように感じた」など、
その人独自の、行動や考えを伝えるこを、
エピソードをつくる、
というのです。



このような行動や考えを伝えるためには、
普段から、自分の行動や考えの、
細かい部分を覚えておく必要があります。

そんなわけで、文章がうまくなりたいと思ったら、
日常的に、物事を観察して、
記録しておく習慣を身につけた方が良いですね。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:18Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年05月05日

整理して考える 日本語コミュニケーション

1年次必修の、日本語コミュニケーションでは、
わかりやすく伝える方法を、
考えています。


今回は、物事を整理して、
考える方法を、
グループワークで実践しました。


実践したのは、
KJ法や、京大カードと呼ばれる方法を、
応用したものです。

まずは、テーマを決めて、
考えたことを、
付箋紙に書き付けてもらいます。

次に、書き付けたことを、
グループごとに、
大きな模造紙に貼り付けます。




そして、
お互いに、どのようなアイデアを出したか、
見せ合います。

さらに、
似たようなアイデアの付箋をまとめて並べたり、
対立するアイデアをわけたりして、
整理します。


この方法の利点は、
2つあります。

ひとつは、アイデアを視覚化することです。

アイデアは、頭の中に置いておくだけでは、
消えてしまいます。
そこを、付箋に書いて、目の前に置くことで、
自分の考えを確認すると共に、
他の人にも、伝えることができます。




もうひとつは、アイデアを、
何度でも、くっつけたり、
わけたりすることができることです。

アイデアを活かす可能性は、
ひとつではありません。

いろいろなアイデアとくっつけて見ることで、
多様な可能性が見えてきます。

そういう、考え直しを何度でも、
できるわけです。






今回は、グループ分けをする、
(カテゴリーに分類する)というところに、
主たる目標を立てました。

グループ内のメンバーに、
いろいろな考えがあることを、
認めた上で、
これを、いくつかの種類に、
わけてみようということです。

アイデアのグループ分けは、
論理的に考えるための、
第一歩です。


これも、いろいろな可能性があるわけですが、
受講した1年生の皆さんは、
楽しく、話し合いながら、
まとめることができたようです。

次回授業は、その内容を、
発表する予定です。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:16Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年04月30日

アイデアを出す方法 日本語コミュニケーション

日本語コミュニケーションは、
1年次生が、大学で学ぶための、
表現の仕方を身につける授業です。



今回は、アイデアの出し方を、
紹介しました。


まずは、大きめの紙を用意します。

そして、紙の真ん中に、
考えるテーマを書き、
丸で囲みます。

続けて、思いついたことを書き、
丸で囲み、線で結びます。

書いたことから、
また思いついたら、
書いて丸で囲み、
線で結びます。



フィンランドでは、
初等教育から採り入れられている、
カルタという方式です。

(本当は、もう少し、
コツがあるのですが、
省略しています。)

英語圏では、
マインドマップと、
呼んでいます。


アイデアは、
頭の中で考えているだでは、
なかなか出てきません。

形にして、もう一度見直すと、
また連想が広がり、
思いつくものです。



アイデアを出すにも、
いろいろな提案がなされています。

アイデアを出すことは、
才能ではなく、
技術です。

そういう方法を知って、
活用してみることが、
まずは、学びの一歩目だと思います。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:38Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年04月12日

コミュニケーションスキルを発揮する

人間文化学科では、
ことばを中心とした、
コミュニケーションスキルを、
身につけるようお勧めしています。



そんなわけで、新入生は、
日本語コミュニケーションという授業で、
実践的にスキルを磨きます。


今週の第一回は、
アイスブレイクという考え方を、
知ってもらいました。


アイスブレイクは、
初めて顔を合わせる人同士に、
打ち解けてもらうための、
意識的な手法です。

教育の場や、会社などで、
グループワークを行うときに、
用いられるものです。


いろいろなやり方があるのですが、
今回は、ボールを使った方法を、
紹介しました。



5~6人程度のグループになり、
まずお互いに、呼んでほしい呼称を、
紹介し合います。


本名でなければ、
いけないわけではありません。

むしろ、印象的な愛称の方が、
覚えてもらえる場合もあります。


覚えたら、名前を呼びながら、
ボールを渡します。

渡された人は、また別の人の、
名前を呼んで、ボールを渡します。

ちょっとしたゲーム感覚で、
名前を覚えていくわけです。




この場合、楽しいという気持ちが、
大切です。

楽しい、前向きな気持ちになれるから、
名前も覚えられます。

いやいやしていては、
あまり効果はありません。


その点、1年生の皆さんは、
前向きに、楽しく、笑いながら、
実践していました。

そういう様子を見ていると、
1年生の皆さんは、もともと、
楽しく人と関わる、
コミュニケーションスキルを、
持っていることがわかります。

自分の良いところを発見していくことも、
コミュニケーションでは、
大切です。




報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年02月21日

教員も勉強しています 

2月9日は、教員の研修会が開かれました。
「現代の学生気質を踏まえたアクティブラーニングを考える」
の題で、
京都外国語大学マルチメディア教育研究センター、
村上正行教授を講師にお招きしました。



今、文科省が推進している、
アクティブラーニングについて、
考える勉強会です。

大学は教育の場であるので、
教員は、教育の方法について、
考えたり、工夫をしたりしています。



人間文化学科でも、
アクティブラーニングを推進しています。

本学の他の学科でも、
アクティブラーニングの研究を、
している教員がいます。

ひとくちにアクティブラーニングといっても、
いろいろな考え方や方法があります。


こういう機会を設けて、
他の大学で行われていることを、
知る機会にしようということです。

(先生によっては、自分の研究活動で、
すでに村上教授とお会いしていた人も、
いらしたりしますが。)



本日の話は、
アクティブラーニングは、
一定の決まった方法があるわけではなく、
それぞれの大学に合った方法を、
開発した方が良い、
ということでした。


そういうわけで、
人間文化学科も、
これまでの試みをより発展させて、
いこうと思っています。

(よろしければ、
これまでの試みは、
「カテゴリ」の、
「アクティブラーニング」から、
ご覧になってみてください。)


長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)教員の研究活動アクティブラーニング

2017年02月01日

舞台に立つ 基礎演習プレゼンパネルを展示してます


先日紹介しました、
1年次ゼミ、基礎演習で作成した、
プレゼンパネルを、図書館で展示しています。

せっかく作ってものですから、
皆さんに観てもらおうということです。



皆さんの目にとまる場所に展示するのは、
その方が本気になれるからです。

誰も観ないものを作るよりも、
多くの人が観ることを意識した方が、
力が入るでしょう。



大舞台に立つ、という言葉があります。
人は、大きな舞台に立ち、
本格的な仕事をしたいと思う気持ちを持っています。

緊張するから嫌だという人もいるかと思いますが、
それは、その舞台が重要だと知っているから、
緊張するのでしょう。

できれば、
大舞台で活躍したいと思うものではないでしょうか。
自分を認めてもらえるのは、
やりがいのあることです。



そんなわけで、
人間文化学科では、
学生の皆さんが活躍できる場を、
用意したいと思っています。

このブログで、
インタビュー記事を公開するのも
舞台のひとつです。


冊子を作ったり
ラジオ番組を作ったりするのも
そういう舞台の一つです。


報告:長沼光彦






  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年01月31日

堀先生に聞きました!

~英語学科への入学から国語教師へ、そして万葉集の研究者への道~

 2016年12月12日の月曜日、学生のH.S.が堀勝博先生(以下、堀先生)へのインタビューを実施しました。

 お聞きしたことは、「教師になろうと思ったきっかけ」、「英語学科から国語教師になった理由」、「万葉集の魅力」についての三項目です。


堀先生
堀 勝博先生


○感覚的に身についていった自分の道

「教師になろうと思ったきっかけはなんだったのですか?」

 何やったんかなあ。きっかけ・・・、これってきっかけは無いかもしれんね。そもそもね、中学校2年ぐらいの時に必修クラブというものがありましてね。それで、私は音楽クラブの部長だったんですね。で、部長なのでね、私が何かもう授業取り仕切るみたいな雰囲気だったんですよ。授業なんだけどクラブ活動だから私が何か仕切ってたんですわ。

 先生と相談して、こう、来週どんな授業しましょうか?みたいな。で、先生のアドバイス受けて私が全部授業仕切ってた記憶があるんですよ。で、何か人前で喋るということが結構楽しかったのかなあ。その、そういう体験が、みんなに伝えるというか、教えるというか、そういう仕事っていうのはいいなあと思い始めてね。

 そして、高校生ぐらいの時はね、調子に乗ってね、私が教師になったら世の中変わるんじゃないか、と思い始めてね。段々とトーンがエスカレートしていって、私が教師にならないと世の中変わらないんじゃないかと。どんどん調子に乗っていってね、大学入る頃には、もう、絶対俺は教師になりたいなって感じになってましたね。

 だから、一朝一夕にならずというのか、論理的に理詰めで、A+AすなわちBすなわちC、だから教師になろう。みたいな、そういうことじゃ無いですね。じわじわと、感覚的にこう、自分の進む道ができていったみたいな、進路として。そんな感じですね。


○日本人なら日本語で勝負!

「英語学科から国語教師になった理由を教えていただけますか?」

 これはね、理由が2つというか、3つというか、いくつかありましてね。

 元々国語と英語、両方好きだったんです。で、両方受けたんです、大学を。

 そもそも第一希望は、東京教育大学というのが昔ありまして、そこの国文学科が存続していればそこに行っていたと思います。でも、そこが潰れてですね、無くなっちゃったんですね。で、行き場を失って、結局、どっち行こうかなと。英語もそこそこ興味があったし、国語も行きたかった。両方受けて、両方通ったんです。どっち行こうか迷って、その大学の先生に相談に行ったんですよ。受験生として、その通った大学の先生に、「私はどっちに行けばいいでしょうか?」と相談に行きましてね。そしたら「君は、話を聞くと、英語に行った方がいいんじゃないか」と言われて、結局、英語に行ったんですけどね。でも元々国語が好きだったっていうのが1つの理由です。

 大学に入って、国語と英語の教員免許を両方取ったんですけども、やっぱ、英語っちゅうのは外人には負けると思ったんですね。いくら勉強しても、いくら読んでも、やっぱり外人には絶対に勝てないわと、日本人は。ということを思い始めてですね、だから、日本人は日本語で勝負しないと、もう、絶対に英語で勝負したって勝たれへんと。っていうのは英語科に入った頃から思い始めてましたね。それをね、また結構焚き付ける先生がいたんですね。「君らいくら英語勉強したって、アメリカ行ってみ!オウムでも英語しゃべっとるで。」って言う先生がおってね。「何で英語なんか勉強すんねん」ってけしかける先生がいたんですよ。その先生の影響も受けてですね、いやあ、日本人は日本語で勝負せないかんなあと。思い始めたのが2つめの理由。

 で、まあ、教師はどっちでもなれたんです。英語でも国語でもなれたんですけども、まあ、日本人は日本語の方が間違いないと。で、英語なんかやっぱり知識が不安定になりがちだし、英作文なんだって、「これが正解!」言うたって、外人からみたらね、「おー、違う違う」って言われる可能性が高いんですよ。母国語でない人はね、限界があると、その外国語に関しては。そういう思いもあって、結局、国語にしよう、と思ったのが2つめの理由ですね。

 3つめは、当時教員採用試験受けるときに倍率がね、国語の方が低かったんです。国語が2倍だったんです。英語が5倍だったんです。で、どっち受けるかいうたら、そら国語受けるでしょ。それが3つめの大きな理由ですね。

 だから、その、国語教師に何故なったかというのは、あんまりおもしろい話じゃ無いんですけど、結論から言えば、えー、まあ、やっぱり、日本人は国語に限るよっちゅう話やな。英語ではやっぱり勝負できんだろうと思った。


○曇ったガラスをきれいに

「万葉集の魅力について教えて下さい」

 修士論文でちょっと深く深く古い日本の言葉を研究しているうちに、万葉集にぶつかったんですね。で、万葉集の言葉を知らないと、調べないと、その言葉の意味がはっきりしないという事が結構あってですね。何故かというと、万葉集が一番日本で古い日本語文献だからですね。どうしても万葉集にたどり着くんです。ところが、万葉集はですね、謎だらけなんですね。古今和歌集とかは、平仮名で書いてあるんで、だいたい読めばわかるんですよ。

 ところが、万葉集は読み方がわからない場合が多いんですね。これ一体何と読むんやろうか?と。何故かというと、当時まだ仮名が無いので全部漢字で書いてあって、その漢字をどう読むかはその漢字を見た人が適当に考えて読む。そういう非常に大ざっぱなシステムで書いてるんですね、万葉は。

 だからザックリと漢字で書いてあるのをみてですね、わかる人はいいんだけれども、段々とそれが見ただけではどういう歌なのか読めなくなるんですね。で、読めた風になってても、いや、これおかしいで?みたいなのがいっぱいあってね。その1個1個がどういう歌なのかがですね、曇りガラスに包まれてるみたいな感じなんです。何となくわかるけど、何か曇ってるんです、全部。で、この曇りを取りたいと、全部透明なガラスにしたい。でないとその歌に込められた古人の魂というか心が伝わってけーへんのですよ。曇ってるから、ガラスが。で、古今集なんかは、割と曇りがとれてて、読んだらだいたいこうだなっていうのが伝わって、ある程度伝わってくるんですよ。万葉はですね、全部ガラスで遮られてくっきりこっち伝わってこないんですよ。

 ところが、ちょっとその曇ったのがとれた時、ワーッと来るものがあるんです。自分の解釈のしかたで、その、曇ってた部分がパッとハッキリしたことがあってね、で、尊敬する先生にその話をした時、えらい褒められたんですよ。「君、君の言うとおりや!」って言うってくれてね、その先生が。へえ、やってみたら出来るんやなあ思うてね、これはやらないかんなあと。平安時代、鎌倉時代、江戸時代と万葉集読んできた人らがいたはずやのに、まだ読めてないんですよ。曇ってるんですよ。それが大きな魅力であり、つまり、まだまだ古代の心が埋もれてしまっている事を、自分がこう、故人の心を極めていくというのかな?つまり、一種の鎮魂ですよ。つまり、亡くなった方の歌、その歌の心が、ある意味で、カバー掛けられている状態になっているのを、ディスカバーするというのかな?そういうことを、することができる面白さ?あるいはそういうことをする貴重さというのかな?その魅力に取り付かれたと。

 それともう1つ、純粋によかったのは、万葉集の歌自体がですね、あんまりこう、嘘が無いんですね。嘘というか、飾りというか。そういうものが無くてね。その、人が死んだ。悲しい。とか、あの人が好き。本当に会いたい。とかね。その気持ちをね、そのままぶつけるような、叫ぶような。そういう歌が多いですね。で、古今和歌集とかになってくると、掛詞してみたりね。言葉を飾ったり、反語で裏返しに言ってみたりね。新古今和歌集なんかになると、美をいかに美しく見せるかみたいな、もう飾り立てるわけよ。もちろん、心打つような歌もありますよ、古今集にも新古今集にもね。でも万葉にはそういう飾りが無いんですね。ウソ偽りが無いというかな。真剣というかな。一生懸命、そのハートを歌に表そうとしたと、これがやっぱり万葉集の魅力ですね。


 
堀先生、ありがとうございました。


このインタビューは、学生のH.S.が担当しました。

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)学生の活動報告授業紹介アクティブラーニング教員・学生インタビュー

2017年01月27日

学んだら伝える


ここのところ、
1年生のパネルプレゼンや、
2年生のインタビュー記事の、
紹介が続きました。



これらは、
1年ゼミ、2年ゼミの、
後期末の成果発表です。


人間文化学科では、
テストやレポートの他に、
種々のプレゼン形式で、
学生の成果を見せてもらうことに
しています。



学んだことは、
知識として頭に定着させることが、
大切です。

また、その知識を活用するには、
人にわかりやすく伝える必要もあります。

プレゼンテーションを採り入れているのは、
そういう、人に伝える力を、
鍛えてもらうためです。


最初は、いろいろ迷うこともあるようですが、
一度やってみると、取り組み方もわかります。

学年が進むと、より工夫ができるように、
なってくるようです。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:23Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年01月26日

「インタビューライター実践編」の吉田智子先生に聞きました!

~仕事、特にインタビューを通しての知り合いが私の財産~

今回、人間文化学科の「発展演習」を「~インタビューライター実践編~」という内容で開講された吉田智子先生に、この授業を実施された理由などを聞きました。

 -インタビューに関する授業を開講された理由とは

 毎年、人間文化学科の少人数ゼミの「発展演習」を担当してきました。昨年度までは情報関係のテーマでやっていたのですが、わたし自身、一番興味があることというのが、人なんですね。今やっている研究も、一緒に活動している人々に魅力があって、楽しいからやっているような感じです。結局、わたしが今、一番、学生に伝えたいことを「発展演習」のテーマにしようと考えた時におもいついたのが、”魅力的な人を取材して、インタビュー記事を書く”という活動でした。後輩としての学生に伝えたい、自分が誇れることの一つが、

「取材をして文章にまとめて、それを読んでくれる人たちに、人の魅力を文字で伝えること」

だったのです。

 そこで、今年度の「発展演習」では、インタビューライター実践編というサブタイトルにしました。学生募集のときに使ったフレーズは、次の通りでした。

「今の時代はネット検索すれば普通の情報は得られるし、人と会話をすると自分が知りたいこだわりの情報っていうのは得られる。そこから一歩進んで、そのこだわり情報をネットに置くことで、たくさんの人に伝えられる。これは、記事を書く人にとっても楽しいし、読む人は、実際には会ってない人のことを詳しく知れる。

インタビュー記事をまとめる人、つまり書き手のこだわりを含んだ情報を読むことは、読み手にもきっと楽しいし、その話をした人もたくさんの人に自分の考えを知ってもらえるから楽しいし、インタビューをして記事を書く人も楽しい。これって、一石三鳥のすばらしい行為だと思いませんか?」

というのも、実はわたしは仕事で長い期間、インタビューライターをやっていました。その時のノウハウを学生に伝えることで、一石三鳥の楽しい活動を、学生にも味わってもらいたいなっていうふうに思ったのです。

 仕事でやっていたと話しましたけれども、具体的には、1995年から2005年まで「UNIX USER」っていう、ソフトバンクが出していた雑誌に、『よしだともこのルート訪問記』という連載を10年間、100回目までやりました。1999年には、その雑誌連載が単行本になるほどの人気連載でした。



 2000年からは母校ノートルダムの専任教員になっていたこともあり、2005年におしまいにさせてもらったのですが、30代という一番生産性の高い時代に、毎月、最先端にいらっしゃるコンピューター関係者を訪ねて記事を書くということができたおかげで、たくさんの知り合いができて、今もわたしの財産になっています。

 そういう、自分自身が誇れることを学生に伝える機会なんてそうそうあるものではないので、「発展演習」という人間文化の専任教員が担当できる枠を利用させてもらって、インタビューライター実践編というサブタイトルの授業をすることにしました。


 -今の研究や教育活動にもインタビューライターの経験は役立っていますか

 はい。いろんな意味で、インタビューライターの経験がなかったら今の研究も教育活動も成り立っていないな、というふうに思っています。

 まず、一般的に研究というのは一人ではできないもので、特にわたしは学内外の先生たちとチームを組んでやっているんですけれども、そのメンバーもインタビューライター時代に知り合った方々や記事を読んでくださっていた方が多いです。

 実は、教員として今のこの大学で教えるようになったきっかけも、インタビューライターをやっていたことに繋がっています。母校のゼミの先生を訪ねて、雑誌記事を書かせていただいたことで、母校に出入りするようになったからです。

 今、研究活動として具体的には「子どものプログラミング教育の環境づくり」をやっていて、ノートルダムでもその教材を紹介したり、ノートルダムの学生も巻き込んだりして、教材開発をしています。こういう研究活動のためにも、わたしはいろんな人にその人の活動内容をきいて、それで今はこういう教材が世の中では必要なんだな、っていうことを知ることが多いです。情報はインターネットとか本から得ることができるのですが、わたしの場合は人との会話の中から、自分の道とか、教材の種類とかを考えているっていうのが多いです。

 なので、学生の皆さんにも、そういう活動の楽しさを体験していただきたいなぁと。雑誌に毎月載せるっているようなチャンスはなかなか巡ってこないかもしれないんですけど、今ならネットを利用して発信できますからね。

 インタビュー記事を書かないにしても、相手の話をしっかり聞いて、それを自分の仕事や生き方に役立てるっていうようなことは、どんな仕事に就いてもやって欲しいっていうふうに思っています。どんなにWebから情報が安易に得られる時代になったとしても、人との会話から得られる情報と、そこから発展する世界を大切にしてほしいと思っています。

 仕事に就く前には、大学で卒業研究(卒業論文、卒業制作)っていうのをやることになるわけですが、その卒業研究のときも、ゼミの先生はもちろん、ゼミの先生以外の先生にも聞きにいったりとか、外部の人に自分の研究内容を話して意見をもらうとか、そういういろんな人の意見を聞いて研究や活動を進めるっていうのは、積極的にやって欲しいなっていうふうに思っています。


インタビューにご協力いただいた方:
 吉田智子教授 http://www.notredame.ac.jp/~tyoshida/
 京都ノートルダム女子大学文学部卒業。入社した会社のUNIX開発部門に所属していた時代に、UNIXの社内普及のため、UNIX関連の記事の執筆や、編集や企画などの活動を開始。フリーのテクニカルライターとしての活動後、母校の教員に。

上述の雑誌記事はイラストレーター大山正弥氏のイラストが人気だった
2001年2月号のルート訪問記の記事のイラストより)



【インタビューを担当したのは、この授業の受講生 N.O. でした。】  » 続きを読む

Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング教員・学生インタビュー

2017年01月25日

後期基礎演習の成果発表会

1回生の「基礎演習」という科目は、大学で学ぶ技術を身につけることを目的として、様々な課題に取り組みます。



前期は、最終的にレポートを書くことを通じて、テーマ設定や調査、文章表現のスキル向上を目指しました。
後期の主な活動はグループでの共同作業です。
クラス毎に、文化にかかわるテーマを決定し、調査した成果を一つの形にします。
今年度は、パネルを作成することとしました。


ずらりと並んだパネルたち(1月19日の発表会会場)


後期は15回あるとはいえ、この共同作業ばかりをしているわけではないので、実はあまり時間的猶予はありません。
そんな中で、なんとか時間をやりくりして、
見学や聞き取り調査に出たり、
図書館で文献を探したり、
メンバー同士で都合をつけたりするのは、なかなか大変です。

今日は、なんとか出来上がったパネルを持ち寄って、成果発表会を行いました。


できあがったパネルを観覧する学生たち



各クラスのテーマは次のとおりです。
「京都の御菓子」
おかしクラス

「京都の町家」
町家くらす

「各地のお正月」
お正月

「修道会について」
修道会

「マールブランシュ(大学の近辺・北山通に店舗のある、京都を代表する御菓子の会社)」
について」
マールブランシュ

パネルに寄せられた数多くの質問にクラス毎に答えて、しめくくりとしました。いろいろ反省点もあったとは思いますが、何らかの形にすることの困難と重要性は実感できたのではないかと思います。

しかし!基礎演習はまだ終わりません。各個人でさらにレポートを書くことが課せられています。最後まで、気を抜かずに、仕上げていただきたいものです。

報告:吉田朋子

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2017年01月24日

朗らかで優しい朱鳳先生に、いろいろ質問しました!

~日本に30年以上住んでいるからこそ、発見できること~

 みなさん、こんにちは!人間文化学科2回生の前田枝里です。

今回、私が取材させていただいたのは、人間文化学科教授の朱鳳(しゅほう)先生(以下朱先生)です。
朱先生は、私が1回生のころからたいへんお世話になっている先生です。
朱先生は、人間文化学科の教授のお一人ですが、中国人ということで、他の先生方とは違った経歴の持ち主ではないかと思い、2016年12月21日(水)に取材させていただきました。

 この取材でわかった朱先生の生い立ちや、様々な出来事をたっぷりとお伝えします!


右が取材をさせていただいた朱先生
右が取材をさせていただいた朱先生


☆来日するまでの生い立ち

 まず初めに、来日するまで、つまり幼少期から学生時代までの生い立ちを紹介します。
朱先生は、上海でお生まれになりましたが、幼少期は中国の無錫(むしゃく)という町で過ごされたそうです。この無錫という町は、中国の江蘇省の南部に位置し、改革開放以来、急激に工業が発展し、日本企業の進出が多い都市です。
朱先生曰く、すごく綺麗な町だそうで、私も後から調べてみたところ、幻想的な自然がとても印象的でした。

それから、朱先生はとてもおばあちゃん子だったそうで、幼少期のころの話を聞いた時間は僅かだったのですが、その時にどこか懐かしさを思い出されていたお顔が印象に残っています。

その後、小学校から大学までは再び上海で過ごされ、大学卒業後は中国民航という航空会社に勤められていたそうです。
この中国民航では、グランドスタッフなどで活躍されていました。
朱先生の優しい人柄なら、どのように勤務されていたのかなんとなく想像できますよね。

☆来日してからの生活

 初来日は1986年だったそうで、一ヶ月ほど観光を楽しんだそうです。
当時日本はバブル全盛期で、日本という国がキラキラして見え、その後、23歳から24歳の一年間、京都外国語大学で1年間、留学生として学ぶことになりました。

その後、京都大学で一年間研修員として環境問題について取り組み、その後立命館大学文学部英文学科に編入し、そこで英語を学ばれたそうです。
中国から来た留学生が日本で英語を学んだということが、私には少し不思議な感覚でした。

 それから、立命館大学4年の時に転機が訪れました。それは、日本で働くことになったのです。
朱先生は、中国人が必要とされていた茶谷産業株式会社という貿易関係会社にアルバイトに行っていたそうです。そして、そこでの一年間の勤務態度が評価され、なんと9年間(アルバイト一年、正社員8年)も勤務することになりました。

大学卒業後大学院も勧められていたそうですが、その会社に勤務したことにより、そこでの9年間の生活は日本の文化について学べたのでとても楽しく、また、通訳などを通じて日本の会社組織や仕事に対する態度もよく理解できたそうです。

☆来日前後の価値観の変化

 いちばん大きいのは「性格が細かくなってきた。」ということだそうです。
朱先生曰く、これは小さいことを気にするようになったということだそうです。

確かに日本人には、こちらが「そんなところまでこだわる!?」と感じる人も多く存在するし、こう書いている私自身もどこかで何かしらにこだわっている箇所があるのかもしれません。

朱先生は、当初は日本人のこういった面に苛々していたそうですが、今では細かくなってきたと同時に、日本人特有の性格である「気遣い」ができるようにもなったと仰っていました。

私は、あの優しくて朗らかな雰囲気の朱先生のしか知らないので、朱先生でも小さなことで気にすることがあるのだなということを発見しました。

☆日本と中国、どちらが住みやすい?

 私が「日本と中国、ぶっちゃけどちらが住みやすいですか。」という質問を投げかけたところ、朱先生は率直に「そりゃあ、日本です。」とお答えになられました。

私は、「中国」と答えられると思っていたので、この回答には正直びっくりしました。

先生に理由を尋ねたところ、もう人生の半分以上(約30年)を日本で過ごしているので、日本での暮らしに自然と慣れてきたと言います。

さらに、この「慣れ」を実感する出来事として、頭で何か考えるときは中国語で考えてから日本語に変換するのではなく、最初から日本語で考えているそうです。
私は、これにもすごく驚きました。

 朱先生ご自身も、まさか日本に30年以上住むとは夢にも思っていなかったそうです。
初めて観光として来日して、そこから留学、就職を日本で過ごし続けたということは、何か日本との不思議な縁があったのでしょうか。

 今回の取材で、朱先生の中国人ならではの価値観や、日本への印象を直接伺うことができました。
そして何より、私が感じる朱先生のいちばんの特徴である朗らかで優しいといった様子も随所で垣間見ることができました。

 朱先生、取材にご協力いただき、本当にありがとうございました。 

☆今回取材にご協力いただいた方のプロフィール(2017年1月現在)
朱鳳(しゅほう)教授…京都ノートルダム女子大学人間文化学部人間文化学科教授。
中国文化や漢文学、中国語など中国に関する授業や、今年度の「発展演習I」では、京都の町並みや文化などの授業も執り行ってくださいました。





(インタビュー担当:2回生・前田枝里)  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング教員・学生インタビュー

2017年01月23日

卒業目前の先輩に聞いた!! 就活・卒論・ノートルダムでの4年間

~人間文化学科4回生の中屋敷さんへのインタビュー~

 こんにちは、人間文化学科2回生の下元です!
今回、発展演習Ⅱの授業で同じ学科の先輩である、4回生の中屋敷(なかやしき)さんに、インタビューを行いました。テーマはわたしたちもいずれは通らなくてはならない「就職活動」や「卒業論文」など、気になることについてお話していただきました。


★本番さながらの練習を受けることが大事!

 まず、はじめに就職活動についてお聞きしました。取材した12月には、就職先はすでに決まっていました。苦労したことはなく、ただ辛いと感じたそうです。
「辛かったことは圧迫面接されたとき、あとは(受けた企業を)半分くらい落ちたとき…何があかんかったんやろう なって…でもどうにかなるだろうってスーパーポジティブでやっていたので!(笑)…苦労はとくになかった」
それまでに複数の企業から内定を貰っていたそうですが、中屋敷さんの本命は面接が解禁される6月に受ける2社でした。
「でも行きたいところに行けなかったら…ここでやめるべき?将来どうなるのだろう…って、苦労よりも不安や辛さの方があった」

行きたいところだけでなく、面接の練習もかねて受けた企業もあり、本番を何度も積み重ねて慣れていくようにしたそうです。

ファイル

▲中屋敷さんが就職活動のときに作ったファイルです


 中屋敷さんが就職活動のために作った専用のファイルを持ってきていただきました。企業の特徴などを見やすく書いてあり、自己PRの用紙などもこのファイルに綴じていました。多くの企業を受けるのでひとつひとつわかるように自分でまとめておくと良いみたいです。
「やっていて良かったと思ったことは、3回生のときに参加したキャリアセンターのバーチャルリクルートで、架空の企業を作り、本番のように生徒たちが模擬面接を体験した」
バーチャルリクルートは、キャリアセンターが企画した就職活動の面接の模擬面接です。
学校側の作った架空の会社に面接練習として参加し、企業説明、筆記試験、グループディスカッション、面接2回を経て内定の審査を受けるまでを一通り体験するというものです。

一次面接を終えて、中屋敷さんは最終面接の3人に残ったそうです。
「めちゃくちゃ緊張して…でも最後の3人に残って…教室では周りで落選した人たちに見られてるんですよ!」
模擬面接ではあったものの、大勢の人や学年の友達に見られるという、本番にはない恥ずかしさや緊張があったそうです。でもこの体験があったことで本番は余裕を持つことができたそうです。
「それがピークに緊張した…でもこの体験をしたことで、これ以上の緊張は本番でもなかった!」
模擬面接を体験する前は、まだ面接をどのように受けるかわからない不安がありましたが、参加して客観的な評価を受けたことで、面接の姿勢を作ることができたそうです。必ず前もって経験しておくこと、それが重要なんですね。



★自分の卒業論文について先生と何度も話し合って!

 次は卒業論文についてお聞きしました。取材をした日がちょうど人間文化学科の卒業論文の提出締め切り日だったようです。中屋敷さんは4日前に提出を終えていました。

中屋敷さんは、「女子大生のSNS利用実態の学年間比較」というテーマで1回生と4回生のSNSの依存度を比較するという内容で、アンケートなどを取ったりして、卒業論文を書いたそうです。
 「私は、3回生が終わる頃にテーマを仮で決めて、ちょこちょこゼミの先生に会いに行っていたよ。

文章を本格的に書き出したのは…本格的に始めたのは9月くらいだったかな…それまではアンケートを作成したり、使う言葉の定義を調べていたよ」

 いきなり自分で書き出すのではなく、こまめに先生に相談したり、先輩の卒業論文を前もって入手して参考にしていたそうです。

取材のために自分用に印刷した卒業論文を持って来ていただいて、実際に見せてもらいました。分厚くて、自分もこれをするのか…と不安にもなりましたが、中屋敷さんは笑いながら、
「みんな始めは論文の書き方はわからない、けど大丈夫だよ!」
と言っていました。自身の努力ももちろんあるだろうと思いますが、補助してくれる先生の存在があったので完成できたそうです。

 4回生になると就職活動もあり、学校に行く回数は減るそうです。自分から先生にアプローチしていくことで卒業論文は焦ることなく提出出来たと言っていました。
かなり不安に感じていましたが、きちんと段階を踏んで研究していれば、必ず完成出来るとわかって、安心しました。



★自分の特色が出せるように

 最後に、人間文化学科の後輩たちにアドバイスを聞いてみると
「大学生活でしかできないことをやってみる!それは就活の面接の質問でも話せるかも。人と違った経験をすることも大事!」
中屋敷さんは、野球少年だったお兄さんの影響もあり、高校生のときに強豪校の野球部のマネージャーを務めました。
かなり上下関係が厳しかったけれど、その経験は社会人として必要な良識として身についていると言っていました。

就職活動の面接で学生時代にがんばったことについての質問を、マネージャーを経験したことを話すと面接官はすごく興味を持って聞いてくれたと言っていました。

学生たちはみんな似たようなことを言っていると常々感じていたようで、個性を出すことで、自分をさらにアピールできるようです。

 今回、「就職活動」や「卒業論文」などをテーマにしたことで、不安だった思いから、それに向けての目標や計画を今から少しずつ立てていこうと思いました。

インタビューにご協力くださりありがとうございました。

中屋敷先輩

▲インタビューに答えてくださった中屋敷さん


【記事をまとめたのは2回生の下元でした。】

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:00Comments(0)授業紹介アクティブラーニング教員・学生インタビュー