2018年03月07日

研究プロジェクト発表会2018を開催しました


本日、3月7日、
研究プロジェクト発表会2018を、
開催しました。



「海の崇高性
アメリカ文学と西洋美術から」の題名です。


この発表会は、毎年この時期に行っています。

教員の研究を推進するため、
学内で助成を行っており、
その成果を中心として発表するものです。

大学の教員は、教育をするためにも、
日々研究、勉強をしています。

その研究成果を、学内、学外に、
お知らせする機会というわけです。


本日は、学外からも、
多く来場していただきました。
ありがとうございます。



アメリカ文学は、
メルビル『白鯨』を取り上げ、
英語英文学科、大川淳講師が、
「『白鯨』における自然表象と崇高性」の題で、
発表しました。



西洋美術は、
「西洋美術に見られる海洋の表象」の題で、
人間文化学科、吉田朋子準教授が、
発表しました。



今回は、共通テーマで、
異なる研究ジャンルの発表を重ね合わせる、
試みとなりました。


『白鯨』は、
鯨にまつわる知識や、
種々の伝承や比喩をちりばめられており、
読み解くのが面白い小説です。

西洋美術での、
海の表現をふまえて、
『白鯨』を読み直すと、
いろいろ発見ができそうだ、
と思わせる発表になっていたかと思います。


そのような発見の楽しみが、
研究の面白さだと思います。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:00Comments(0)教員の研究活動