2018年02月28日

言葉を探す 物語を作る


就活で、物語を作ることを、
求められる、という話
をしています。



物語を作るためには、
小説を読んではいかがですか、
という話をしました。


気に入ったフレーズを、
雑誌や新聞から、
探す、ということも、
良いかと思います。


例えば、朝日新聞で、
鷲田清一が、
「折々のことば」を、
連載しています。


先日は、
「病、市に出せ」
という言葉を紹介していました。
(2018年2月14日朝刊)

徳島県、旧海部町の言い習わし、
だそうです。
(岡檀『生き心地の良い町』)

悩みやもめ事は、
公開の場にもちこめばいい。
まわりが対処法を、
教えてくれる、
というのです。

地域と人の関係を見直させてくれる、
良い言葉だと思います。


自分で、良い言葉を探すのは、
なかなか難しいので、
ことばの達人、読書の達人に、
教えてもらう、
というのも、ひとつの手です。



鷲田清一は、
『「聴く」ことの力―臨床哲学試論 』
『「待つ」ということ』
などの著作で、
積極的に働きかける態度とは、
また別の、受け入れる人間関係、
「聴く」「待つ」ということを、
考えている哲学者です。

よろしければ、
こちらの本も、
読んでみてください。




報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:02Comments(0)キャリア教育・就活・インターンシップ日本語日本文化領域アクティブラーニング

2018年02月27日

物語を探す


就活では、自分を物語化して、
紹介することが求められる

という話をしました。



物語化する、
といわれても、
なかなか難しいかもしれません。


まずは、物語に親しむことが、
大切でしょう。

小説や童話を読むことがから、
始めてみてはいかがでしょう。

長いものを読むのは、
たいへんかもしれないので、
短篇小説から読むのも、
良いでしょう。


また、テレビのトーク番組で、
話のうまい人に、
注目してみると良いと思います。

どんなエピソードを、
取り上げているか。

どんな順序で、
話を組み立てているか、
少し意識して、
聞いてみてください。


そんなふうにして、
いろいろな物語に触れるところから、
慣れていくと思います。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:00Comments(0)キャリア教育・就活・インターンシップ日本語日本文化領域アクティブラーニング

2018年02月26日

フレセミの準備をしています 下見


4月になると、
新入生を迎えて、
歓迎イベントを行います。


フレッシュマンセミナーという名称で、
全学で催します。

(縮めて、フレセミと呼んでいます。)


人間文化学科では、
午前に親睦会、
午後には、京都に散策に出かけます。

(午後の散策は、
エクスカーションと呼んでいます。)


本日は、午後のエクスカーションの、
下見に学生と出かけました。


人間文化学科では、
フレッシュマンセミナーを、
在学生が主体で行っています。

教員はアドバイスしますが、
基本的に運営は、
在学生が行います。


エクスカーションの下見に行くのは、
現場に行って見ないと、
困りそうなこと、迷いそうなことに、
気づかないからです。

私たちの班は、
伏見稲荷に行ったのですが、
海外からの観光客に、
人気ナンバーワンの場所ということもあり、
人出が多くありました。

出かけるグループが、
はぐれないように、
注意しなければならない、
など、話し合いました。



もちろん、見所もチェックしました。
当日は、ご案内しますので、
新入生の皆さんは、
お楽しみにしてください。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:32Comments(0)学生の活動報告アクティブラーニング

2018年02月25日

スポーツは論理的である


高木菜那選手、
女子団体パシュートに続き、
マススタートで金メダル。
すばらしいですね。


世界で1位という結果は、
もちろんすばらしいのですが、
試合の過程に、
ぐっと惹きつけるものがありました。


マススタートは、
16人で同時に滑る、
駆け引きの難しそうな、
スケート競技です。


高木菜那は、序盤、
集団の中に隠れるようにして、
滑走します。

人の陰にいた方が、
風の影響を受けず、
疲れずにすむのだそうです。

そして、後半、ピッチをあげ、
先頭に立つオランダの選手が、
アウトにふくらんだところを、
インから一気にぬいた、
という展開です。


どのように試合を組み立てるか、
というプランニングと、
その場その場の判断との、
両方の力が必要なわけです。


勝った結果もすばらしいのですが、
駆け引き、準備などにも、
目を向けると、
スポーツ観戦は、
より面白くなると思います。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:51Comments(0)日記日本語日本文化領域

2018年02月24日

自分の物語を肯定する


就活で、自分の物語を話すことが、
求められる、
という話をしました。



とはいえ、自分を物語化するのは、
難しいので、
キャリア教育の授業などで、
練習するわけです。


そのときに大切なのは、
自分の持っている、
エピソードを卑下しないことです。

自分では、
自信が持てないかもしれませんが、
それぞれ良い経験をしているはずです。

自分を肯定することが、
まずは大切なのです。


はじめは、難しければ、
キャリアのアドバイザーや教員に、
相談しながら、
肯定できるエピソードを見つけると、
良いでしょう。


実際、学生の皆さんと話していると、
肯定的なエピソードを、
見つけることができます。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:04Comments(0)日記キャリア教育・就活・インターンシップアクティブラーニング

2018年02月23日

自分を物語化する


就職活動の際には、
自分の経験を、
物語化することが、
求められる、
という話をしました。



そういうわけで、学生は、
キャリア教育の科目などで、
自分を物語化する練習をします。


そこでとまどう学生は、
自分は物語化するような経験を、
持っていない、と言います。


確かに、ドラマの主人公が、
経験するような事件は、
身の回りにないかもしれません。


就活で求められる物語には、
出来事自体の、めずらしさは、
必要ありません。


当人の性格を示すエピソード、
特に、変化した、成長した物語が、
求められるのです。


というわけで、
学生の皆さんは、
ここまでをふりかえって、
自分が変化したエピソードを、
思い出すところから、
はじめます。


報告:長沼光彦




  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:11Comments(0)授業紹介キャリア教育・就活・インターンシップアクティブラーニング

2018年02月22日

世の中では物語を求められる

最近、オリンピックをとりあげて、
経験を伝える、、
「物語」の話をしています




こういう物語は、
小説家やノンフィクション作家、
あるいは、新聞やテレビの記者など、
プロの方が、まとめるものと、
思われるかもしれません。


しかし、近年では、
就活でも、自分の物語(ストーリー)を、
紹介することが求められます。


自分の大学での体験を、
ひとつのテーマに即して、
はじめ→それから→おわり、
とわかりやすく、
まとめるわけです。

たとえば、テニス部の部長として、
活躍しました、
という経験は、すばらしいことなのですが、
なぜ、すばらしいかは、
相手にはわかりません。


まずは、
仲間と協力して、
チームワークを高めることができた、
という、テーマが必要です。

そして、協力という成果が、
どのような経験を、
どのような順序ですることによって、
獲得できたか、
説明すると、
わかりやすくなります。


そんなわけで、
大学生の皆さんは、
キャリア教育で、
物語づくりの練習をします。



報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:42Comments(0)日記キャリア教育・就活・インターンシップアクティブラーニング

2018年02月21日

京都市営地下鉄にポスターが掲載されます


明日22日より、京都市営地下鉄に、
学科のポスターが掲示される予定です。


本日、この後に、掲載される記事は、
そのポスターに関連した内容に、
なっています。

地下鉄に乗車される際には、
よろしければご覧になってみてください。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 15:00Comments(0)日記

2018年02月20日

小平奈緒金メダル いろいろな物語


2月18日、小平奈緒選手が、
スピードスケート女子500メートルで、
金メダルを獲得しました。



競技終了後、
タイムを競ったものの、銀メダルとなり、
うつむく韓国の李相花選手を、
抱きしめていました。


中継当時、
事情はよくわからなかったのですが、
ライバルをリスペクトする行為と、
思いました。


その後の、種々の報道によると、
小平奈緒は、李相花と交流があり、
ライバルではあるものの、
友人として認め合っているようです。


さらに、報道を見てみますと、
この出来事を、
日本と韓国の国際関係と結びつけるものがあり、
小平奈緒の人柄の良さを評するものなど、
解釈の仕方はいろいろありました。


最近、話題にしている物語の視点で、
見てみますと、
同じ出来事でも、
複数の物語ができあがるのだなあ、
とあらためて思いました。

そのとき、当人が何を思って行動したかは、
わからないことです。

また、国際関係の話は、
当人には、思いもよらないことかもしれません。

それでも、報道は、
それぞれの興味や考えにしたがって、
様々な物語を伝えます。

どれが正しいか、ということではありません。

どのような物語を語るかで、
その人の興味がわかる、
ということです。



小平奈緒と李相花は、競技後に、
インタビューを受けていました。

小平奈緒は、韓国に遠征に言った際に、
李相花に親切にされたエピソードを、
紹介していました。

李相花も、日本に行くときには、
小平奈緒に、案内してもらうことがある、
と付け加えました。


これが二人の関係のすべてではないのでしょう。
(実際、競技で負ければ、
悔しいと思います。)
それでも、報道とは違う、
二人の日常が見えたようで、
こちらの物語に、
私は興味を持ちました。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:21Comments(0)日記日本語日本文化領域

2018年02月19日

入学前教育講座で4年次生が卒業研究について発表しました

 平成30年度入学前講座で、この3月に卒業予定の4年次生7名が、卒業研究について発表しました。




 入学前講座とは、ノートルダム女学院高校出身者をはじめとする生徒で、この4月に本学に入学する予定の高校3年生を対象に、「入学前教育」を大学として行うもので、「大学の学びとは何か」「ノート・レポートの書き方」など、いくつかのテーマを立てて、講義や授業が行われます。

 その講座の2日目に行われたのが、卒業研究発表会で、この3月に卒業する4年次生で、優秀な卒業研究を行った学生が各学科から1人ずつ登壇して、約10分の発表を行いました。




 本学科からは、阪口茉柚子さんが「大和言葉 女性のための厳選50語 ~きれいはことばから~」の制作について発表しました。

 阪口さんは、洗練された女性の言葉遣いは、大和言葉をいかに使いこなせるかにかかっているという点に着目し、大和言葉に関する女子大生の認識度調査を行い、それにもとづいて、大切にすべき大和言葉を50語選び、その使い方などについて、用例研究を行い、辞書風のガイドブックを作成しました。

 この研究から制作にいたる経過について、就職活動や教育実習の合間を縫って行わねばならなかった苦労話などを含めて熱く語る阪口さんに、4月から大学生となる高校生たちも、憧れの眼差しで熱心に聞き入っていました。

 なお、今年からの試みとして、発表後、お昼休みに先輩たちと高校生たちが学生食堂で食事をともにしつつ楽しく語り合うコーナーも設けました。

 これが高校生たちには、大変好評だったようで、大学入学への不安がなくなり、とても楽しみになった、といった積極的な感想が多数みられました。

 立派な先輩たちに直接刺激を受けて、大学学習へのモチベーションが一気に上がったようです。これぞ入学前教育の真骨頂というべきでしょうか。


 


 以下、参加した高校生たちの感想の一部を紹介します。


・先輩方の卒業研究の発表を聞いて、わかりやすく聞きやすくて、私も4年になったら先輩方のような卒業研究を作れるように、1年生からたくさんのことをしっかり学んでいきたいなと思いました。

・卒業研究発表会で身近な部分の出来事を多く取り上げられていて、面白かったです。特に阪口先輩の卒業論文はためになりました。言葉の意味がどれかと選んだ時、間違いが多く少し恥ずかしかったです。世間でも間違った認識が多くなっていることが不思議になりました。

・卒業研究を発表されていた先輩方とご飯を一緒に食べている時に、大学生活での事を色々教えていただいたので、早く大学生になって
自分もこの先輩方のようになりたいなと思いました。

・1番良かったことは、先輩とお話をし、経験や意見を直接聞くことができたことです。自分からでは中々先輩とお話することはできないけど、
お昼、先輩からアドバイスをもらったりして、すごく勉強になり、参加してよかったなと思いました。


 (報告者:堀勝博)
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:42Comments(0)日記日本語日本文化領域学科行事

2018年02月18日

物語を持つ人は誰でも主役


昨日は、羽生結弦が金メダルを、
取った話をしました



その過程が、物語としてまとめられ、
報道されています。



同じ男子フィギュアで、
宇野晶磨も、銀メダルを獲得しました。

ショートプログラム3位から、
逆転した、その展開は、
心動かされるところもあったと思うのですが、
当初のテレビ報道では、
羽生結弦中心に、
その物語が伝えられていました。


66年ぶりの、
五輪男子フィギュア連覇ということで、
話題性が違う、ということはあります。

多くの人が興味を持ちそうな物語が、
世間に広まりやすい、
ということですね。


ただ、そういうメジャーな物語だけが、
物語、ではありません。

それぞれ、一人一人が、
物語を持っているはずです



人に知られる、メジャーな物語を、
持つ人だけが、
ヒーローのような気がしますが。

人それぞれは、自分の物語においては、
主人公なのです。


報告:長沼光彦




  
タグ :物語主人公


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 17:27Comments(0)日記日本語日本文化領域

2018年02月17日

羽生結弦が金メダルです


羽生弓弦が、金メダルを獲得しました。
すばらしいですね。



その後の、ダイジェストを見ていると、
怪我を乗り越え、成功を勝ち取った、
という報道がされています。


こういう説明の仕方を、
物語(ストーリー)というのだと、
昨日お話しました。

怪我(発端)→克服(経過)→成功(結末)、
という3段階のプロセスに、
出来事がまとめられているわけです。



羽生選手が、怪我をしたこと、
怪我を治したこと、
練習をしたこと、
金メダルをとったこと、
それぞれ、事実であることに、
間違いはありません。


ただ、これらは報道陣が、
知っている範囲の事実で、
羽生結弦本人には、
もっといろいろな経験が、
あるはずです。


怪我の克服以外にも、
物語があるかもしれません。


つまり、経験は、
いろいろな形で、
物語る可能性があるのです。


自分では、気づかないことでも、
物語になる可能性があるでしょう。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:25Comments(0)日記日本語日本文化領域

2018年02月16日

誰もが物語を持っている


昨日は、オリンピックで、
入賞出来なかった選手でも、
それぞれ物語を持っている

という話をしました。



話を広げれば、
私たちは、誰もが、
物語を持っています。

そして、それを知ってほしい、
という気持ちを持っているのではないか、
と思います。


そういうわけで、インスタや、
ツィッターをしたい、
という気持ちになるのではないでしょうか。


ただ、インスタや、ツィッターは、
物語というには、
はじまり、つづき、おわり、
という展開がありません。

物語の素と、
いうべきものかと思います。


これらを、物語にしていくには、
それなりに整理して、
語る、話をする、あるいは、書き綴る、
必要があるでしょう。


普段から、そこまで、
自分の物語を、
つくりあげる人は、
あまりいないかもしれません。


しかし、ときには、
物語ることが必要なときも、
あるのではないかと思います。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 23:34Comments(0)日記日本語日本文化領域

2018年02月15日

平昌オリンピック開催中ですね


ただいま、平昌オリンピックが開催中ですね。


あらためて思うのは、
世界のトッププレイヤーのうち、
3人しかメダルがもらえない、
ということです。


メダルを獲得した選手は、
大きく取り上げられるわけですが、
入賞しなかった選手は、
なかなか目が向けられることは、
ないようです。


それでも、ニュースを見ていると、
前回の冬季オリンピックで、
メダルを逃した選手が、
今回は獲得した、
というエピソードが紹介されたりします。


今回メダルを取ったから、
そういうエピソードをあらためて、
知ることができたわけです。

取らなかったら、
伝えられなかったかもしれません。


そういう意味では、
あらためて、
スポーツの世界は、
厳しいと思いました。


それぞれの選手が、
それぞれの物語を、
持っているはずです。


しかしながら、
その物語を、
他の人に知ってもらうことは、
なかなかないわけです。

そういう厳しさの中で、
選手は闘っているのですね。

報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:08Comments(0)日記

2018年02月14日

ブログに愛称を付けました


本日から、ブログに愛称をつけました。
「まるはば通信」です。
よろしくお願いします。



「まるはば」は、
アラビア語の挨拶、
「マルハバン(こんにちは)」から、
いただきました。


また、丸くて、(円満で)
幅のある(広い)、
「こんにちは」(交流)、
と覚えていただけると、
ありがたいです。


アラビア語を教授している、
鷲見先生が、
授業で紹介している、
覚え方でもあります。


日本と世界の二つの視点で考える、
人間文化学科を表す、
愛称として選びました。

今後とも、よろしくお願いします。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 20:24Comments(0)日記

2018年02月13日

「文化の航跡研究会」を開催しました。

先週7日水曜日に本学人間文化学科、人間文化専攻で毎年開催している、「文化の航跡研究会」を開催しました。今回はシスター中里先生に「グローバル化時代を生きる修道会」というタイトルでご講演いただきました。


グローバリゼーションなどと呼ばれて久しい現代社会では、様々な事象、交流がこれまでの国、地域の境を超えて交わり、影響を与え合っていますが、そこにおける修道会の役割とは、というテーマについてのお話でした。中里先生は、ドミニコ会という1216年創立の世界規模で展開している修道会に属されており、先生が昨年ローマで参加されたドミニコ会の総会議での議論を踏まえてのお話でした。

修道会とグローバル化という、一見馴染みのなさそうな関係ですが、実際にキリスト教の歴史を紐解くと、以前からキリスト教を広める上で、ヨーロッパ文明の伝播とも相俟って、キリスト教はグローバルに展開してきました。その歴史についてお話いただき、その中でドミニコ会がどのような姿勢で関わってきたのかについて述べられました。


グローバル化は世界中の地域と、そこに住む人々に以前にも増して様々な問題、課題をもたらしているともいえます。総会議には多くの国からの参加者があり、そこに住む人々が様々な課題に直面する上で、修道会が耳を傾け、手を差し伸べている現状が報告されました。変動する世の中における世界各地の様々な課題に真摯に対峙し、実践的に関わっている修道会の活動と、これまでのドミニコ会の歴史、神学的姿勢との関わりが見えた大変興味深いお話でした。(文責:鎌田)

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 14:01Comments(0)教員の研究活動

2018年02月12日

一緒に暮らすところからはじめる

昨日は、他者の尊重が、
グローバル社会では、
必要とされる、という話をしました。




文科省が提案する、
アクティブラーニングで、
グループワークを通じて、
他者理解を学ぶことが、
求められるのも、
そういう理由からです。


では、実際グローバル社会で、
どのようにして、他者尊重を、
行っているのでしょうか。


たとえば、
海外から来た人たちが、
滞在中、快適に過ごせるように、
配慮する、ということがあります。


駅など交通機関で、
複数の言語で表示される看板が、
あります。

すべての言語を表示するのは、
不可能ですが、
英語以外に、中国語や韓国語など、
観光で訪れる方が多い国の言語を、
表記するようになってきています。



また、文化や宗教が異なると、
生活習慣の違いで、
配慮すべきことがあります。


これも、最近話題になっているので、
ご存じかと思いますが、
イスラム教を信じる方たちのために、
ハラールレストランが、
設置されています。

イスラムの教えでは、
神がよしとしたもののみを、
食することが、
戒律で決められています。

ハラールは、イスラムの教えで、
ゆるされたものを指します。


そのハラール食品を使った、
レストランが、
国内で増えています。

京都でも、ハラール認証を受けた、
ラーメン屋さんがあることが、
報道されました。



グローバル社会での他者尊重とは、
異なる文化、習慣を持つ人たちが、
共に住めるような、
環境を整えるところから、
はじまります。

一緒に暮らせなければ、
おつきあいは、はじまりません。

様々な考え、多様な文化を持つ人々と、
交流するには、
生活する、という、
一番基本的なところを、
整える必要があるわけです。


人間文化学科では、
こういう考え方を、
大切にしています。

コミュニケーションについて、
考え、実践する授業を設けているのも、
そういう理由からです。

報告:長沼光彦


  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 16:19Comments(0)国際文化領域(多文化理解)日本語日本文化領域アクティブラーニング

2018年02月11日

互いの立場を認めること


昨日、人の話を聴くということが、
コミュニケーションの一歩目だ

という話をしました。



とはいえ、
なかなか難しいことであるのも、
確かです。


相手の意見が、自分と違うから、
受け入れられない、
という場合だけではありません。


むしろ、
相手の立場をふまえようとするから、
つらくなる場合もあるでしょう。


本学の学生の皆さんは、
どちらかというと、
相手の立場を損ねないようにして、
疲れる、ということがあるようです。


意見が異なる人に、
どういうふうに提案したらいいか、
難しく感じる、
ということがあるようです。


相手ともめないためには、
よけいなことは言わないでおこう、
という気持ちにもなったりするようです。


だから、共同作業は苦手、
という人もいます。


他者の尊重ということは、
相手の立場を大切にすることだけでなく、
自分の立場を大切にしてもらうことです。


グローバル社会では、
そういう考え方が、
当たり前になることが、
理想とされています。

(実際に、実現しているかというと、
なかなか難しいですが。)

そういう意味では、
相手の話を聴くだけでなく、
お互いの話を聴くことが、
当たり前の世の中に、
なる必要があるのでしょう。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:51Comments(0)授業紹介アクティブラーニング

2018年02月10日

聞くことから始まる対話


学生には、基礎演習などで、
コミュニケーションの入門を、
学んでもらっています。



コミュニケーションというと、
プレゼンテーションなど、
表現力の方が、
まず思い浮かぶかもしれません。


しかし、それ以上に大切なのは、
傾聴する力、
人の話を聞く力です。


表現力が、
自分を知ってもらう力、
だとすると、
聞く力は、
相手を知る力、です。


昨日、申し上げました、
癒やす力
も、
聞く力には、
あるでしょう。


鷲田清一に、
「「聴く」ことの力―臨床哲学試論 」が、
あります。
よろしければ、
読んでみてください。

報告:長沼光彦  
タグ :聞く力


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 21:09Comments(1)授業紹介アクティブラーニング

2018年02月09日

病は気から


試験前や試験期間に、
体調を崩した学生の皆さんは、
調子が戻ったでしょうか。



いろいろ大変だったことが終わると、
体調が戻る、ということは、
ありますね。


気持ちのうえでも、
緊張していたので、
疲れが出やすかったのでしょう。


そんなわけで、
病は気から、
という言葉があるのでしょう。


気持ちの持ち方次第とはいえ、
自分で、気分を取り戻すのは、
なかなか難しいところはあります。


そういうときに、
「うーん、たいへんだね」
と、わかってもらえると、
ちょっと、ほっとしたりします。


誰かに、自分が疲れてることを、
知ってもらうだけで、安心して、
気持ちも変えることができるようです。


共感、ということなのですが、
学生の皆さんの話を聞いていると、
そんな共感の言葉を、
耳にすることができます。


共感の言葉が、
相手をいやすことを、
わかっているのでしょう。


報告:長沼光彦

  
タグ :風邪


Posted by 京都ノートルダム女子大学      人間文化学科  at 22:38Comments(0)日記