2014年07月31日

ペン習字の授業

  

  前期の授業も終わり、いよいよ定期試験期間に入りました。学生たちは真剣な面持ちで遅くまで勉強したり、研究室まで質問に来たりで、しばし緊張した日々を送っています。

  さて、今日は、人間文化学科の授業の中から、特色ある授業の一つとして、「日本語コミュニケーション」の授業を少しご紹介しましょう。

ペン習字の授業
  (日本語コミュニケーションⅢの授業でペン習字にとりくむ学生たち)


  「日本語コミュニケーション」という科目は、学生たちのコミュニケーション能力、人間関係構成力を養成するために、人間文化学科にのみ開設されており、1~2年次にかけて、Ⅰ~Ⅲの3科目が必修になっています。

  「日本語コミュニケーションⅠ」は、長沼先生がご担当、大学生として必要な思考力・表現力を養うために、グループに別れ、与えられたテーマについて個々に考えたことを発表し合い、まとめる作業を行います。 以下のページに記事があります(ロールダウンしてご覧下さい)。

  http://notredameningen.kyo2.jp/search.php?csrf=ac3d645e952bfbde5b87d6d9c1ca5d0b44aa6713&search=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

  「日本語コミュニケーションⅡ」は、平野先生がご担当、話し言葉をきちんと使いこなし、人前で堂々と自己表現ができるように、20人前後の少人数クラスに別れて、プレゼンテーション能力の向上を目ざします。 以下のページに記事があります。

  http://notredameningen.kyo2.jp/search.php?csrf=ac3d645e952bfbde5b87d6d9c1ca5d0b44aa6713&search=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E2%85%A1

  さてどんじりに控えしは、本日紹介する「日本語コミュニケーションⅢ」という科目です。私(堀)が担当しています。この科目は、おもに国語力養成の総仕上げとして、漢字・慣用句・ことわざ・敬語などをどしどし覚えてもらいつつ、ビジネスマナーや手紙の書き方なども学習します。

  そして、手紙や履歴書等を書く際に、きわめて重要になるのが、いわゆる"美文字"で書いてあるかどうかということです。この授業では、少しでも正しく美しい文字が書けるよう、毎時間「書き方」の練習をします。このような学習を、大学の正課の授業で行っているのは、全国的にもめずらしいのではないかと思います。

ペン習字の授業


  写真は、デスクペンを用いて、履歴書発送時に同封する「添え状」を書いているところです。

ペン習字の授業


  たった15回の授業ですが、みなさん、とても字が上手になりましたよ。

  (報告 堀 勝博)




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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 01:44 │Comments(0)国語科教諭免許

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