2018年12月01日

待降節(アドベント)とクリスマス・イルミネーション

昨日は、本学のクリスマスイルミネーション、
をご紹介しました




この時期から、イルミネーションを灯すのは、
待降節(アドベント)という、
カトリックの行事と関わる、
とお話しました。


待降節(アドベント)は、
降誕祭(クリスマス)の前の、
4週間に行われるものです。


キリスト教の信者でない方には、
クリスマスは楽しいお祭りだと思います。

一方、キリスト教の信者ににとって、
クリスマスは、 救い主イエスが、
この世に降誕した日なので、
降誕祭と訳します。

人間を救うために、
キリストが、この世に降り立った日、
なのです。



カトリックでは、
そのクリスマスを迎えるために、
毎週儀式を行います。

本学の母胎となる、
ノートルダム修道女会は、
最初の週の日曜日から始まり、
週をおうごとに、ろうそくの灯を、
ひとつずつ灯していきます。


カトリックにとって、
光とは、
救い主イエスです。

そのイエスの降誕を、
待ち続ける12月の4週間が、
待降節なのです。


本学のイルミネーションも、
待降節のための、
灯りなのです。


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 21:29Comments(1)カトリック教育