2018年11月24日

昨日は満月でした

昨日は、満月でした。



その夜のニュースで、
藤原道長(ふじわらみちなが)の歌を、
紹介していました。

(朝日新聞デジタルでも、
紹介されています。)


この世をばわが世とぞ思ふ
望月(もちづき)の欠けたることも
なしと思へば


道長がこの歌を詠んでから、
ちょうど、1000年だということです。


自分が、この世を思いのままに、
動かすことができる自信を、
欠けるところろのない満月に、
たとえたわけです。


満月を見て、
きれいだと思うよりも、
完璧な自分の地位に、
たとえたところが、
道長らしい、ということでしょうか。


報告:長沼光彦  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:52Comments(2)日記日本語日本文化領域