2016年10月26日

働くということ

3年生は、後期が始まってから、
就活の準備をしています。



ざっくばらんに話を聞いてみると、
就職したくない、という人もいます。



確かに、昔にくらべると、
就職に取り組む時期が早いような、
気がします。



大学としては、じょじょに慣れてほしいと、
1年生の頃から、キャリア教育の名前で、
考える機会をつくっているつもりですが、
いざ目の前に迫ると、
また違う緊張感を求められるのでしょう。



就活は、自分が新しいステージに進む一歩目です。
その意味では、不安もあるでしょう。

一方で、新しい始まりですから、
希望や楽しさのイメージもあって良いでしょう。


仕事場は、新しい人間関係をつくる場でもあり、
自分の居場所でもあります。

仕事は自分の可能性を広げ、
自分と社会の接点でもあります。

そのあたりで、良いイメージを持ってもらうことが、
まずは大切なのでしょう。



 社会の厳しさはもういいので
 社会の楽しさを教えてください


これは、2003年リクルートのコピーです。

詩の授業の時間に、
学生が心に残ったフレーズととして、
あげてくれました。
少し前のコピーですが、
今でも、響く言葉ですね。


ブラック企業などという言葉が当たり前の今だからこそ、
楽しいと思える、肯定的なイメージが、
仕事にも求められるでしょう。



(写真は、2週間前くらいの、
雲の写真です。)


報告:長沼光彦
  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:44Comments(0)キャリア教育・就活・インターンシップ