2017年09月21日

自己表現が楽しくなる

自己表現は面白い。

今日も、上田信行先生、
「実践の子どもの実践学」に参加した話を、
ご紹介しまししょう。



今回のテーマのひとつは、
自己表現です。


自己表現については、
日本語コミュニケーションⅠでも、
いろいろな形でチャレンジしています。


そのときに、大切なことは、
自己表現してみたい、
という気持ちになる、
ということです。


自分を表現するというのは、
なかなか億劫(おっくう)なことでもあります。

自己紹介をして、などと、
言われると、
ちょっと面倒なときも、
あるでしょう。


そのときに、表現すること自体が、
楽しければ、
やってみようかな、
という気持ちになります。

そこで、ワークショップを提供する側は、
モチベーションが高まるような、
素材や方法を工夫します。


今回、上田信行先生が紹介してくださったのは、
大きな模造紙に、自分の過去、現在、未来を、
グラフのように、表現することです。



自分の生き方を、線の上がり、下がりで、
表現するのは、シンプルなので、
簡単に取り組むことができそうです。

また、線を書くことは自由ですから、
ギザギザでも良いですし、
細い線、太い線を、書くのも良いでしょう。

それぞれの個性が表れます。


さらに、そこにレゴを並べてみましょう、
と上田信行先生は、
提案しました。

レゴを積み重ねると、
平面だったグラフに、
立体感が出てきます。

また、色とりどりのレゴを選ぶことで、
色彩で気持ちを表現できます。


言葉で気持ちを表現するのは、
なかなか難しいことかもしれません。

むしろ、線を引いたり、図にしてみたり、
ブロックを組み合わせたり、
粘土をこねまわしたり、
絵の具を散りばめたりした方が、
自由に、動き出すことができるかもしれません。



言葉で表現するのは、
その後でも、良いでしょう。

できあがったものを見て、
説明すれば、良いと思います。



言葉で表現するのは、
大切です。

相手にわかってもらうには、
言葉にしなければ、
伝わりません。

とはいえ、難しいな、と思うときには、
楽しく取り組めそうな、素材を使って、
とにかく表現してみることから、
始めてみるのも、
良いのではないでしょうか。


報告:長沼光彦

  


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 22:36Comments(0)アクティブラーニング