2017年09月05日

アラビア語とアラブ・イスラーム文化(その1)

アラビア語Ⅲの学外授業 
アラブ・イスラーム文化の理解(その1)

本学のアラビア語科目は
アラビア語を学ぶだけでなく、
アラブとイスラーム文化を
理解することも目標にしています。
授業の一環で7月13日に
「ムスリムインバウンドEXPO in 大阪2017」
に学生とともに行ってきました。
さまざまな展示がされていました。



ムスリムとはイスラーム教徒のことで、
インバウンドとは
訪日外国人旅行のことです。
このEXPOは、訪日する外国人
イスラーム教徒観光客を迎え入れ、
イスラーム教徒とつながり、かれらのことを
理解するために開催されています。


 
まずはステージで披露された京友禅ムスリマ
ヒジャーブファッションショーを見ました。
ヒジャーブとはイスラーム女性教徒(ムスリマ)が
頭をおおうスカーフのことです。
貞節を守るためにイスラーム女性教徒は
ヒジャーブや長衣を身につけます。
この着用の根拠はイスラーム教の
聖典コーランの章句にあるとみなされています。
会場では、京友禅で染めた色とりどりの
華やかなヒジャーブに目を奪われました。



 シリアを支援する団体のブースに
私の知人を見つけ、シリアの現状、
そして美しい刺繍を施したテーブルクロスや小物、石鹸などの
シリア製品について説明を受けました。
(その2 に続く)

人間文化学科 教員 鷲見朗子

  
タグ :アラビア語


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00Comments(0)国際文化領域(多文化理解)授業紹介