2017年09月13日

古地図を読む2


地図を読むということは、
その時代や地域の、
考え方を知る、
ということでもあります。



例えば、
国土地理院発行の地図を見ても、
正確に表現されているなあ、
という感想しか持たないかもしれません。


しかし、どのような地図でも、
用途と目的によって、
情報は整理されています。

国土地理院の地図は、
正確な距離や高さを表現することに、
主眼が置かれています。

(国土交通省HP 地理院地図で、
ウェブ地図を見ることができます。
http://maps.gsi.go.jp/help/


そのため、他の情報は省略されており、
例えば、
近くのハンバーガー屋に行きたいと思っても、
役にたちません。

情報誌の地図を見たり、
グーグルに聞いたりした方が、
早くたどりつけます。


地図は、情報を提供するものですが、
どのような情報を提供するものか、
考えみると面白いと思います。

報告:長沼光彦
  
タグ :地図


Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 23:39Comments(0)授業紹介日本語日本文化領域