2013年09月22日

オープンキャンパス体験イベント、手芸でコンピュータ入門?!

 9月22日(日)、秋晴れの今日、大学ではオープンキャンパスが開かれ、
多くの高校生が大学を見学に来てくださいました。

 11:10からの40分間、各学科ごとにで体験イベントが実施されたのですが、
人間文化学科では、「図書と情報の文化領域」の吉田智子(今年度は学部長)が、

   「電気を通す糸を使って、布の上でLEDを光らせることで、
   マスコットを作る実習」

をしました。コンピュータ(パソコン、スマホ、マイコン・・)は、電気回路から構成されています。
ですから、「コンピュータの原理を学ぶ」の最初の一歩は、
「豆電球(やLED)に電池をつないで光らせる実験」で、これと同じことを、
私の大好きな手芸でやってみたというわけです。

 そして、最後に、

  「RGBの光らせ方を変えたり、暗くなった時に光るように
  するためには、今回の電気回路に、何を(どのようなしくみを)
  加えればよいかを考えてみよう。」

という考察を行いました。答えは・・・。ヒントは、「自動ドアがなぜ開くかや
自動点灯の明かりがなぜつくかを考えてみよう!」です。

以下が、今日の写真です。

今回も「コンピュータの原理に触れよう!!」(4年生の安藤さん書)を飾りました。今回 *も* というのは、8月初旬のオープンソースカンファレンスの展示の時にも使ったからです。http://notredameningen.kyo2.jp/e422531.html
今回の実習を企画してくれた片桐さん(本学の卒業生)です。片桐さんは20人分のキットを用意して、手伝いに来てくださいました。
説明がスタートしました。右端にいるのが吉田智子です。この後も体験者は増えます。
最終的には、この形の時にクリップでつないでいる部分が、電気を通す糸でぬっていく部分になります。RGBのGのみ通電させているので、LEDは緑色に光っています。
参加してくださった方の作品です。鼻の部分がLEDになっています。無事完成して、めでたし、めでたし。
上述の片桐さんの作品です。凝っていますね。リボンの中心が、このときは、青色に光っています。回路に組み込んだスイッチで、赤や紫に変更することもできます。
裏側はこんな風になっています。この配線だと、リボンの中心は、「青、赤、紫、色なし」の四種類が選べます。もう一回線、緑にも線をつないでスイッチをつけることで、「青、赤、紫、緑、黄、ブルー、白、色なし」の八種類が選べるようになります。今回の部品には、縫うコンピュータ LilyPad シリーズを使っていて、LilyPad Arduino(マイコン)や各種センサーも用意されています。
教育用コンピュータ、Raspberry Pi(透明ケースが本体です!)のデモも行いました。今回の実験の応用形とも言えますからね。


報告 吉田智子  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:51Comments(0)日記

2013年09月22日

オープンキャンパス体験イベント、手芸でコンピュータ入門?!

 9月22日(日)、秋晴れの今日、大学ではオープンキャンパスが開かれ、
多くの高校生が大学を見学に来てくださいました。

 11:10からの40分間、各学科ごとにで体験イベントが実施されたのですが、
人間文化学科では、「図書と情報の文化領域」の吉田智子(今年度は学部長)が、

   「電気を通す糸を使って、布の上でLEDを光らせることで、
   マスコットを作る実習」

をしました。コンピュータ(パソコン、スマホ、マイコン・・)は、電気回路から構成されています。
ですから、「コンピュータの原理を学ぶ」の最初の一歩は、
「豆電球(やLED)に電池をつないで光らせる実験」で、これと同じことを、
私の大好きな手芸でやってみたというわけです。

 そして、最後に、

  「RGBの光らせ方を変えたり、暗くなった時に光るように
  するためには、今回の電気回路に、何を(どのようなしくみを)
  加えればよいかを考えてみよう。」

という考察を行いました。答えは・・・。ヒントは、「自動ドアがなぜ開くかや
自動点灯の明かりがなぜつくかを考えてみよう!」です。

以下が、今日の写真です。

今回も「コンピュータの原理に触れよう!!」(4年生の安藤さん書)を飾りました。今回 *も* というのは、8月初旬のオープンソースカンファレンスの展示の時にも使ったからです。http://notredameningen.kyo2.jp/e422531.html
今回の実習を企画してくれた片桐さん(本学の卒業生)です。片桐さんは20人分のキットを用意して、手伝いに来てくださいました。
説明がスタートしました。右端にいるのが吉田智子です。この後も体験者は増えます。
最終的には、この形の時にクリップでつないでいる部分が、電気を通す糸でぬっていく部分になります。RGBのGのみ通電させているので、LEDは緑色に光っています。
参加してくださった方の作品です。鼻の部分がLEDになっています。無事完成して、めでたし、めでたし。
上述の片桐さんの作品です。凝っていますね。リボンの中心が、このときは、青色に光っています。回路に組み込んだスイッチで、赤や紫に変更することもできます。
裏側はこんな風になっています。この配線だと、リボンの中心は、「青、赤、紫、色なし」の四種類が選べます。もう一回線、緑にも線をつないでスイッチをつけることで、「青、赤、紫、緑、黄、ブルー、白、色なし」の八種類が選べるようになります。今回の部品には、縫うコンピュータ LilyPad シリーズを使っていて、LilyPad Arduino(マイコン)や各種センサーも用意されています。
教育用コンピュータ、Raspberry Pi(透明ケースが本体です!)のデモも行いました。今回の実験の応用形とも言えますからね。


報告 吉田智子  

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 19:51Comments(0)日記