2021年05月04日

オマーンの方とのオンライン交流(その3)


مرحبا! كيف حالك؟
(こんにちは!お元気ですか?)
去年の秋までアラビア語の知識が全くなかった私が、
今はアラビア語の先生やオマーンの友人に
このフレーズで挨拶をしたり、文字でメッセージを
送ることができるようになりました。
私にとってアラビアの世界は灼熱の太陽に果てしなく続く砂漠、
煌びやかな黄金の装飾品、綺麗な幾何学模様のモスクといった
子供の頃に映画で知った遥か遠い国の幻想的なイメージで魅力的でした。
その魅力と大学でアラビア語の講義をされている鷲見先生との出会いが
私をアラビア語の世界へ誘ったのです。
この3月には京都ノートルダム女子大学を卒業しました!真ん中が私です。

オマーンの方とのオンライン交流(その3)

去年、世界は未曾有の事態になり人々は行きたいところにも行けず、
会いたい人にも会えない時間を過ごすことを余儀なくされました。
そんな中、アラビア語の授業の一環でオンライン会議システムを使って
オマーンで日本語を勉強しているGerman University of
Technology in Oman (GUtech)のJapan Clubの方たちと
習いたてのアラビア語を使って会話する機会がありました。

オマーンの方とのオンライン交流(その3)

その後、SNSで連絡先を交換し、語学に堪能な彼女たちと
英語、韓国語、日本語などを混ぜながら文字やボイスメッセージで
アラビア語の新年の挨拶やお誕生日といったイベントで使うフレーズや
歌(♪سنة حلوة يا جميل)を教えてもらいました。
メッセージを送りあったり、彼女たちが住んでいるオマーンのこと、
そして、趣味や悩み事、将来の夢まで話し合いました。
私は日本を一歩も出ずに遥か遠いオマーンに住む友人が3人もできたのです。
時間が停止したような世界の中でも、自分ができることで
新しいことに挑戦したり、それを支えてくれる人たちによって、
新しい世界が開けるということを身に染みて感じました。

オマーンの方とのオンライン交流(その3)

不安な中でも、アラビア語の世界に飛び込もうと片足を入れた私に
アラビア語の妖精が3人の友人をご褒美にくれたんだと思います。
きっと、その妖精はこれからも私がアラビア語を学び続ける限り
たくさんの願いを叶えてくれるでしょう…!شكرا (ありがとう!)

オマーンの方とのオンライン交流(その3)

そして、私をアラビア語の世界に招待してくださった鷲見先生!
!شكرا جزيلا (本当にありがとう!)

Y. K.  京都ノートルダム女子大学 2021年度「アラビア語」受講者


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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 11:30 │Comments(0)国際文化領域(多文化理解)アラビア語

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