2019年12月20日
マレーシアで研究発表をしました
10月の半ばにマレーシアのクアラルンプールで行われた
国際学会で研究発表をしました。
会場はクアラルンプール郊外のマレーシア国立大学
近くにあるホテルで、ヤシの木のお庭が
美しいところでした。
マレーシア国立大学と立命館大学とのジョイントプログラム
による学会でした。
私の発表は「百一夜物語」という北アフリカに伝わるアラブの
物語集についてでした。この物語のアラビア語写本が
現在フランス国立図書館やチュニジア国立図書館に所蔵
されています。
これらのうち8つの写本について、最初の「枠物語」
(導入部の物語で、そのなかに複数の物語が入れこまれている)
の内容と挿入された詩、そして入れこまれた物語の順序を比較しました。
8つの写本は、物語の順序においては、大きく2つに分類されることが
わかりました。一方、枠物語の内容と挿入された詩については、
物語の順序における分類とは異なることが明らかになりました。
今後もさらに、物語のなかの表現や語について分析し、
研究を続けていきたいです。
学会では参加していたマレーシア国立大学をはじめとするインドネシアや
日本の研究者の方たちとも交流を深めることができ、
たいへん有意義な時間を過ごしました。
報告者: 国際日本文化学科 国際文化領域 教員 鷲見朗子
オマーンの方とのオンライン交流(その3)
オマーンの方とのオンライン交流(その2)
オマーンの方とのオンライン交流(その1)
東アジア文化交渉学学会での活動
アラビア語によるオンライン学会での発表 鷲見朗子
北京での研究発表
オマーンの方とのオンライン交流(その2)
オマーンの方とのオンライン交流(その1)
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