2021年05月04日
オマーンの方とのオンライン交流(その1)
マルハバン!(アラビア語で「こんにちは」)
私はアラビア語を京都ノートルダム女子大学で教えています。
2020度のアラビア語授業のなかで、
オマーンの方とオンライン会議システムを用いて交流を行いました。
例年はアラビア語ネイティブスピーカーの方に学期に2度ほど来ていただくのですが、
コロナ禍でそれも難しくなったので、オンライン交流を思い立ちました。
日本オマーンクラブの方にご紹介をお願いして2020年12月に実現しました。
交流に参加くださったのはオマーンの
German University of Technology in Oman (GUtech)のJapan Clubの
女性3名Dimaさん、Manarさん、Shamsさんです。
日本の授業時間に合わせたため、オマーンは午前8時という早朝にも
かかわらず、時間通りに入ってきてくださいました。
日本側は15名の学生が参加しました。交流の前にオマーンのことを
調べ、質問したいことを考えてくるようにと宿題を出しました。
こちらの学生が1名ずつ3名と対話していきました。
最初は私を交えてアラビア語で会話していたのですが、途中からは
日本語でも会話しました。
オマーン側の3名はJapan Clubに所属されているだけあって、
日本のことに興味津々、日本のアニメや漫画に関心があるということでした。
とても親しみやすく、感じのよい方たちでした。
日本に来たら訪問したい場所、オマーンの観光名所、
日本語学習における難しさと楽しさ、アラビア語学習における難しさと楽しさ、
どんなアニメが好きか、どんな食べ物が好きか、時間の守り方などについて
お話がとても盛り上がりました。
私の学生はアラブ人と直接話したのは初めてという人がほとんどだったので
ほんとうに貴重な機会となりました。
コロナ下だったからこそ思い立ち、実現した実り多い交流となりました。
ご紹介いただいた日本オマーンクラブの皆さんにこの場を借りて
お礼を申し上げます。
今後もこのような交流を続け、オマーンをはじめとするアラブ諸国の文化への
理解を深めていければと願っています。
また日本から参加した学生のうち2名が感想を書いてくれたので
続報としてアップします。そちらもぜひご覧ください。
鷲見朗子(すみ あきこ) 京都ノートルダム女子大学 国際日本文化学科 教員
オマーンの方とのオンライン交流(その3)
オマーンの方とのオンライン交流(その2)
東アジア文化交渉学学会での活動
アラビア語によるオンライン学会での発表 鷲見朗子
北京での研究発表
マレーシアで研究発表をしました
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