2016年12月18日
2016年度 人間文化学科クリスマスコンサートを実施しました ②
プログラム後半は、卒業した先輩を中心にした演奏です。

まず、心理学部卒業・大学院心理学研究科修了生のOG 平石こづ恵さんを交え、J・S・バッハの「主よ人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」を合奏しました。残念ながら、4人のスケジュールがなかなか合わず、練習不足でしたので、ちょっとためらいがちな演奏になってしまいました。乞う、ご宥恕。
次は、平石さんのフルート独奏で、ポップスナンバー2曲を披露してくれました。ピアノ伴奏は、田中先生です。
平石さんは、2015年度に開催された、第21回 みえ音楽コンクール フルート部門で銀賞を受賞されています。ふだんは福祉センター職員として勤務しながら、フルート演奏活動もされている先輩です。

曲目は、Boz Scaggsの代表曲「We're All Alone」 Mel Torme ・Robert Wellsによる「The Christmas Song」でした。心の張りや苛立ちがすっかり取れるような、やさしいメロディ、ほのぼのとする演奏でした。
いつも、人間文化学科コンサートに友情出演して下さる、平石先輩に心より感謝いたします。
プログラムの掉尾を飾るのは、人間文化学科・大学院人間文化研究科を卒業した梶谷琴恵さんのピアノ独奏です。梶谷さんも、2010年度ピティナ・ピアノコンペティションで予選優秀賞を受賞されています。
今年は、ショパン「ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58第4楽章「フィナーレ プレスト・マ・ノン・タント」を演奏してくれました(譜めくりは、音楽学ゼミで指導教授だった小川光 元教授が担当)。

難曲中の難曲を見事に弾きこなす姿は相変わらずでしたが、表現力においていっそう磨きがかかり、聴く者を圧倒する「何か」が演奏に加わっているな、と素人ながら感じ入った次第です。忙しい中、母校のために駆けつけてくれた梶谷先輩にも感謝いたします。
コンサートの最後は、カトリック校らしく、聖歌「しづけき」(プロテスタントでは「きよしこの夜」)を合奏・斉唱しましました。
そして、お開きとなった後、演奏者・来場者みんなでクリスマス菓子シュトーレンを頬張りながら、交流・懇談し、いつまでも楽しいひと時を過ごしました。
来週も1週間、授業はまだ続きますが、今年もこのコンサートを無事終えることができ、一年を締めくくることができたような気がしています。

演奏で参加した学生さんの一人が言うには、「とても楽しいコンサートでした。出場させてもらって本当によかったです。来年もぜひ参加したいです」とのことで、はや来年の曲目を物色し始めたようです。
来年は、出場者・来場者ともに、いっそう輪が広がって、学科行事としてさらに盛り上がることを期待します。
(報告者:コンサート企画担当 堀勝博)
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