2016年07月17日

オマーンの方との交流

鷲見先生のお誘いで5名の学生が、6月末に日本オマーンクラブ主催の食事会に参加してきました!単なる食事会ではなく、イスラムにおけるラマダーン月の断食明けの食事イフタールで、場所は大阪のトルコ料理店でした。

オマーンの方との交流

~オマーン人~
オマーンという国は、アラビア語が公用語の中東の国です。有名なアラビアンナイトの船乗りのシンドバットは、オマーンの港から船出をしたといわれています。
初めて、オマーン人の方と出会いました。オマーン人の女性は、頭に「ヒジャーブ」を身につけていました。スカーフのような布で髪の毛を隠すヒジャーブは、色鮮やかでそれぞれの個性を表しておりとてもお洒落でした。
 日本のどのようなところが好きかを尋ねると、「全部好き」と言ってくださり、優しくて親しみやすい人柄の印象を受けました。(R.M)

オマーンの方との交流

~食事1~
最初に「タムル(デーツ)」という黒砂糖の味がするナツメヤシの実を食べました。これは美容や健康に良いとされ"おいしいけど太らない"ということでアメリカやヨーロッパでは天然の美容食、健康食として人気上昇中のものです。飲み物は「アイラーン」というヨーグルトドリンクを飲みました。これまで飲んできたヨーグルトの中でもとびぬけてしょっぱかったので、とても印象的でした。もちもちとしたできたてのパンには4種類の具材をのせて食べました。大豆を煮込んだ料理は、トマトスープのような味がしてとてもおいしかったです。 銀の串刺しに刺さったケバブはとても柔らかくてボリューミーで、飽きのこない味でした。
 また、私は羊の肉を初めて食べましたが、とてもおいしくて驚きました。ハラール料理は私にとって未知の領域でしたが、日本にある食べ物と味が似ているものもあり、とてもおいしくいただくことができました。(N.S)

オマーンの方との交流

~食事2~
初めて「ハラール料理」を頂きました。ハラールとはアラビア語で「許された」という意味です。イスラム教徒はお酒を飲むこと、豚肉を食べることが禁じられています。しかし、イスラムの教えに則った方法で加工や調理をした、ハラール認証の店ではイスラム教徒は安心して食事を楽しむことができます。
 日本でもハラール対応のお店が増えてきていますが、今まで知らなかったので多くの方に知ってもらいたいと思いました。また、イスラム文化についてもっと詳しくなりたいという向上心がわきました。(M.J)

オマーンの方との交流

~会話~
食事を通して、オマーン人の方とたくさん会話をすることができました。
今まで食べたことがない料理が多く、アツアツのパンにつけて食べるものに、
「これ、チーズかな?」
「こっちはピリッとしたトマト味でしたよ」
「これ、何の味がした?」と意見交換をしたり、
「マーハーザー?」(これは何ですか)
と、アラビア語で聞いたりして、たくさんコミュニケーションをとることができました。
また、串に刺さった大きな肉のお皿が出て来たときには、ハラール料理に「豪快だな」と驚くこともありました。
(A.S)

オマーンの方との交流


オマーン人の方は、アラビア語と英語と日本語を使って私たちにたくさん会話をしてくださいました。日本オマーンクラブ会員の日本人の方とも交流でき、うれしかったです。
初めて食べたイフタールのこと、ラマダーンのこと、オマーンの国のことをたくさん知ることができ、最後にはみんなで写真を撮るなど仲を深めることができました。
今回このような機会を設けていただいた日本オマーンクラブの皆様に心から感謝申し上げます。

人間文化学科 アラビア語とアラブ文化を学習している学生



同じカテゴリー(国際文化領域(多文化理解))の記事画像
オマーンの方とのオンライン交流(その3)
オマーンの方とのオンライン交流(その2)
オマーンの方とのオンライン交流(その1)
東アジア文化交渉学学会での活動
アラビア語によるオンライン学会での発表  鷲見朗子
北京での研究発表
同じカテゴリー(国際文化領域(多文化理解))の記事
 オマーンの方とのオンライン交流(その3) (2021-05-04 11:30)
 オマーンの方とのオンライン交流(その2) (2021-05-04 11:29)
 オマーンの方とのオンライン交流(その1) (2021-05-04 11:28)
 東アジア文化交渉学学会での活動 (2021-02-03 16:22)
 アラビア語によるオンライン学会での発表 鷲見朗子 (2021-01-08 13:41)
 北京での研究発表 (2019-12-25 01:27)

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 17:00 │Comments(0)国際文化領域(多文化理解)学生の活動報告

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。