2015年09月15日

伏見フィールドワーク その2

この前は、伏見は商いの町だと書きましたが、
現在は、お酒の方が有名でしょうか。
兵庫県の灘、と並ぶ、日本酒の産地です。

そこで訪れたのが、
月桂冠大倉記念館です。
伏見フィールドワーク その2

酒造会社、月桂冠の歴史を紹介した、
博物館です。
現在の月桂冠本社の近くにあります。
伏見フィールドワーク その2

濁っていない日本酒、清酒を造るのは、
実は、手間のかかる作業です。
改良されてきた様々な道具も使います。
伏見フィールドワーク その2

蒸し上げた米を発酵させた後、
桶の中で寝かせて、
さらに濾過します。
伏見フィールドワーク その2

また、その米も、発酵の前に、
精米など、丁寧な準備が行われます。


お酒も、日本人が永年培ってきた技術によって、
造られているのです。
伏見フィールドワーク その2

そんなことが、記念館に行くと、
知ることができます。


伏見で酒造りが盛んになったのは、
豊臣秀吉の伏見築城以来、
交通の要所として発達したおかげで、
酒蔵が集まったからです。
(伏見の清酒 伏見酒造組合のHPを、
ご参照ください。)

そこで、交通の要所として栄えた名残、
かつて荷物を運ぶのに使った、
酒蔵の近くの水路を観に行くことにしました。
伏見フィールドワーク その2

この水路は、現在、
観光用の十石舟、三十石船が運航しています。
(伏見観光協会のHPをご参照ください。)
伏見フィールドワーク その2

伏見の土地の特徴を確認したうえで、
坂本龍馬ゆかりの、
寺田屋に行ってみることにしました。
伏見フィールドワーク その2

残念ながら、15時40分に閉館ということで、
入れませんでした。早いですね。

その後、龍馬のお土産屋がある、
商店街をぶらついた途中で、
なぜか、花屋さんが提供している、
塩ソフトをいただき、一休みしました。
伏見フィールドワーク その2

伏見フィールドワーク その2

そんなこんなで、
暑い日だったので、
あまり無理せずに、一日を終えました。
また涼しいときに来ると、良いですね。

報告:長沼光彦






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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 13:15 │Comments(0)日本語日本文化領域京都フィールドワーク京都

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