2018年03月26日
香港日本語教育実習レポート 池田早貴さん
実習を終えて
京都ノートルダム女子大学 人間文化学部 人間文化学科3年次生 池田早貴
実習に向けて授業準備をしたり文化交流の準備をする中で、どんな学生を相手に授業を行うのか、私自身きちんと学生を相手に授業ができるのだろうか、また初めての海外渡航ということもあって香港はどんな場所なのかなど、様々な不安がありました。でも、実際香港実習に行ってみると学生たちは歓迎してくれ、先生方もとても優しくしてくださり、授業見学などでは大変お世話になりました。

実習授業では、学生たちとコミュニケーションをたくさん取ること、学生がただ聞くだけではなく主体的に参加できるような授業をしてくださいと指導教員から指示されていました。実習授業にはたくさんの学生が参加してくれましたが、特に初級授業ではまだ日本語を習い始めた学習者に向けて授業を行うので、指導教員からの指示はとても重要なものでした。実際、授業では学生たちに質問をしたり学習者自ら考える時間を設けて発表させたりして、活発な授業が行えたと思います。

指導教員のアドバイスもあり成功したのですが、初級授業の前に行った上級クラスの授業の失敗が初級の授業で活かされたように思います。上級の授業では、最初の授業ということもあって、あまり学習者を見ることができず授業が終わってしまい、先生たちから聞かされるまで授業についていけてない学生がいたことに気が付きませんでした。
その時は、ほかの学生がフォローしてくれたこともあり何とか授業になりました。その反省をふまえたうえで先生のアドバイスを受け授業に臨んだことが成功につながったのだと思います。

(天水圍にある順徳聯誼総会翁佑中学〔高校に相当〕で紙芝居「かさじぞう」を披露)
実習授業以外にも、香港の高校の1クラスででクイズ大会や紙芝居を披露し、高校生たちと話をして交流をしました。

(同中学日本語履修生たちと日本語交流会)
また、マカオへも行って、現地の学生さんたちに観光地を案内していただきました。どの学生もとても優しく日本語がまだあまり話せない人もいましたが、いろんな話をして交流することができました。
今回の実習を通じて日本語を教える上でも英語や広東語など第二言語を習得することが望ましいなと痛感しました。

(旺角にある上海料理店でお昼ごはん)
実習中に体験したこと、今後の課題として自分なりに考えたことなどを、残りの学生生活に活かし、さらに勉強していきたいと思います。今回香港へ実習に行って得たものも多く、参加できて良かったです。たくさん友人がふえました。また会える日が楽しみです。
特別講義「2年次生から考える自分の未来」が開催されました
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