2018年02月13日
「文化の航跡研究会」を開催しました。
先週7日水曜日に本学人間文化学科、人間文化専攻で毎年開催している、「文化の航跡研究会」を開催しました。今回はシスター中里先生に「グローバル化時代を生きる修道会」というタイトルでご講演いただきました。

グローバリゼーションなどと呼ばれて久しい現代社会では、様々な事象、交流がこれまでの国、地域の境を超えて交わり、影響を与え合っていますが、そこにおける修道会の役割とは、というテーマについてのお話でした。中里先生は、ドミニコ会という1216年創立の世界規模で展開している修道会に属されており、先生が昨年ローマで参加されたドミニコ会の総会議での議論を踏まえてのお話でした。
修道会とグローバル化という、一見馴染みのなさそうな関係ですが、実際にキリスト教の歴史を紐解くと、以前からキリスト教を広める上で、ヨーロッパ文明の伝播とも相俟って、キリスト教はグローバルに展開してきました。その歴史についてお話いただき、その中でドミニコ会がどのような姿勢で関わってきたのかについて述べられました。

グローバル化は世界中の地域と、そこに住む人々に以前にも増して様々な問題、課題をもたらしているともいえます。総会議には多くの国からの参加者があり、そこに住む人々が様々な課題に直面する上で、修道会が耳を傾け、手を差し伸べている現状が報告されました。変動する世の中における世界各地の様々な課題に真摯に対峙し、実践的に関わっている修道会の活動と、これまでのドミニコ会の歴史、神学的姿勢との関わりが見えた大変興味深いお話でした。(文責:鎌田)

グローバリゼーションなどと呼ばれて久しい現代社会では、様々な事象、交流がこれまでの国、地域の境を超えて交わり、影響を与え合っていますが、そこにおける修道会の役割とは、というテーマについてのお話でした。中里先生は、ドミニコ会という1216年創立の世界規模で展開している修道会に属されており、先生が昨年ローマで参加されたドミニコ会の総会議での議論を踏まえてのお話でした。
修道会とグローバル化という、一見馴染みのなさそうな関係ですが、実際にキリスト教の歴史を紐解くと、以前からキリスト教を広める上で、ヨーロッパ文明の伝播とも相俟って、キリスト教はグローバルに展開してきました。その歴史についてお話いただき、その中でドミニコ会がどのような姿勢で関わってきたのかについて述べられました。

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タグ :グローバル化
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