2018年01月31日
ほめるところから始める
基礎演習のパネル展示の話を、
いたしました。

お互いの良いところを発見する、
よい相互批評が行われた、
ことをお伝えしました。
相手の良いところを、
見つけるのは、
なかなか難しいこと
かもしれません。
むしろ、否定する方が、
楽でしょうか。
きちんと批評するのは、
自分でも価値がわかる必要があり、
経験も必要ですから、
実は難しいことなのです。
しかし、否定するだけなら、
自分が気にくわなければ、
面白くない、と言って、
すませてしまえば良いわけです。
否定できると、
自分の方が偉くなったような、
正しいような気もしたりします。
世の中では、そんな言葉も、
メディアの中に、
見かけることがあります。

ただ、より創造的に、生産的に、
物事を進めようとするならば、
良いところをみつけた方が、
良いのではないかと思います。
ただ否定するだけでは、
次に何をするか、
道がみつかりません。
相手の中に、
自分にはない発想を見つけた方が、
新しい可能性に気づくことが、
できると思います。
今回、1年生の皆さんが、
いいところを見つけたのは、
相手をリスペクトする、
気持ちを持っているからでしょう。
また、お互いに同じ作業をすることで、
その作業の難しさをわかっていた、
と思います。
お互いの経験した作業の難しさを、
理解し共有しているからこそ、
その難しさを乗り越えた、
相手の良いところが、
自然と目についたのでしょう。
他者を尊重するためには、同じ作業を通じて、
共通理解をつくることが必要だと思います。
他者理解ということが、
文科省のいうアクティブラーニングでも、
重んじられています。
その他者理解のためには、
その人と同じ体験をしてみることが
大切なわけです。
報告:長沼光彦
タグ :他者理解アクティブラーニング
特別講義「2年次生から考える自分の未来」が開催されました
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