2017年06月22日
メロスだって認められたい 国文学概論
太宰治「走れメロス」をよく読むと、
メロスは、友のためだけでなく、
「名誉」のために走っています。

「若い時から名誉を守れ」と、
作中でメロスは言っています。
友のために走っていると思って、
読んでいたのが、
自分の名誉のために走るの?、
と違和感を持つ人もいるでしょう。
名誉というと、
共感できないかもしれませんが、
人に認められること、
と言い換えるといかがでしょう。
私たちは、人に認められたい、
という気持ちを持っているのでは、
ないでしょうか
(心理学では、承認欲求といいます。)

友のために走るのだとして、
その自分を人に認めてもらいたい、
そんな気持ちも、
人は持つものだと思います。
単純にいうと、
自分をほめて、という気持ちですね。
そういう意味では、
メロスは、立派な人というより、
私たちに近い面も、
持っているのではないでしょうか。

報告:長沼光彦
メロスは、友のためだけでなく、
「名誉」のために走っています。

「若い時から名誉を守れ」と、
作中でメロスは言っています。
友のために走っていると思って、
読んでいたのが、
自分の名誉のために走るの?、
と違和感を持つ人もいるでしょう。
名誉というと、
共感できないかもしれませんが、
人に認められること、
と言い換えるといかがでしょう。
私たちは、人に認められたい、
という気持ちを持っているのでは、
ないでしょうか
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そんな気持ちも、
人は持つものだと思います。
単純にいうと、
自分をほめて、という気持ちですね。
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