2016年11月13日

ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈

ポケモンgoを活用してみよう。
ということで、スマホを片手に、
京都フィールドワークに出かけてみました。
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈

(2年次ゼミで、googleマップで、
京都を発見しよう
、ということをしていたので、
関連づけられるかなと思いました。)


ポケモンgoは、GPS(Global Positioning System)、
衛星による位置情報システムを使った、
ゲームです。
車のナビと一緒だと思うと、わかりやすいでしょう。


ただ、ナビほど情報が密ではなく、
いくつかの場所が、ポケストップという、
ゲーム進行に必要なポイントとして、
設定されているだけです。

ですから、ポケモンgoだけで、
名所をめぐることはできないのですが、
どの名所がポケストップになっているか、
見てみようということで、
四条、寺町界隈を歩いてみました。
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈


以前報道にあったとおり、
参拝目的ではないお客さんに、
ご遠慮いただくため、
ポケストップを除けてもらった寺は多いようです。

たとえば、新京極の蛸薬師は、
ポケストップではありませんでした。
(もともとなっていなかったかもしれませんが)
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈


とはいえ、四条界隈は、
ポケストップが数多くあります。

例えば、パチンコ店の看板の風神雷神図が、
ポケストップになっています。
(風神雷神図は、建仁寺所蔵で、
京都博物館に寄託されています。)
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈
(写真は、太陽の光で、
雷神風神が見えませんね。)

レンタルオフィスビルの壁にある、
山鉾の車輪を模したオブジェが、
ポケストップの場合もあります。
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈


そのビルが、ポケストップにしてほしいと、
申し出たのかもしれません。
あるいは、図版が京都っぽいから、
選んだのでしょうか。
(スマホにその場の写真が出るので、
スタッフが取材するか、
どこかから拝借しているのだと思います。)


あとは、ポケモンgoということで、
携帯ショップが、ポケストップになっていました。


これがポケストップか、
という発見はありますが、
2度目は、単なるゲームをする場所に、
なってしまうかもしれません。

現実の風景とゲームの結びつきが弱く、
ゲームをする人にとっては、
風景はゲームの一部となってしまうでしょう。
(それで、迷惑をかけたりすることもあるかもしれません。)


一方で、通行する人が気づかないような、
神社やお地蔵さんを、
ポケストップにしている場合もあります。

寺町通りの、火除け天神は、
ビルの陰になっているので、
なかなか気づかないかもしれませんが、
ポケストップになっています。
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈

こういう発見は、面白いと思いました。
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈
(こんなふうに、ビルの横を、
奥に行かないと、本殿に行けないのです。)

難しいとは思いますが、
ポケモンgoで、
スタンプラリーのように、
名所巡りができたら、
また新しい遊び方ができるのではないでしょうか。

江戸時代から、七福神巡りのように、
複数のお寺を廻る楽しみがありました。

特定の場所で、特定のポケモンをつかまえ、
7つ集めると、何か起こる、
というのは、面白くないですか。

宝探しのような要素を入れた方が、
楽しくなると思います。
(私は、自分で勝手に、
想像して楽しんでますが。)
ポケモンgoで京都フィールドワーク 四条、寺町界隈
(写真は、火除け天神の、
撫で牛です。)


報告:長沼光彦




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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 18:40 │Comments(0)日本語日本文化領域京都フィールドワーク京都

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