2014年06月11日

和の文化とこころを洋菓子に(基礎演習)

フレッシュマンセミナーのときに食べたケーキ、
おいしかったね。きれいだったね。今日は楽しみだね。
そういった声が1回生からもれ聞こえてきましたが

そう、5月29日は、フレッシュマンセミナーで、
大好評のケーキをつくってくださった

有限会社一善や(京の洋菓子処 一善や) 
代表取締役 中村健二郎さんと、
パティシエの徳川沙希さんをお迎えして1回生の基礎演習で一斉授業を行いました。

和の文化とこころを洋菓子に(基礎演習)

 










中村社長の娘さんが、京都ノートルダム女子大学の卒業生というご縁があり、
大変お忙しいにもかかわらず、お越しくださいました。

 中村社長は、1995年に開業して以来、
 自分なりの哲学を作ろうと海外をまわって勉強。

      「ケーキは文化である」

 と京都発信のケーキを作りたいとこれまで取り組んできていらっしゃいます。

洋菓子というとフランスの菓子をイメージしますが、
洋菓子は洋菓子でも、それとは違う、その素材の良さを生かしたケーキ。

季節に合わせたケーキ、シンプルできめ細かく・・・
まさに、和の文化、そのこころを「洋菓子」にしていらっしゃいます。

ケーキ作りにかける思いなどをご講演いただき
そのあとは、パテイシエ 徳川さんのケーキの試食。

ケーキは、「シトロンフロマージュ」です。

和の文化とこころを洋菓子に(基礎演習)





















「口の中でヒンヤリとチーズの香りにマンゴーのソース、
そしてライムがアクセントとなり、トリオを奏でるようなおいしいケーキでした。」
(野田先生 久野先生 評)

1回生たちも、「おいしいね」と最高の笑顔。
皆、とても喜んでケーキを食べていました。

最後に、中村社長から、1回生に向けていただいた言葉をご紹介しましょう。

・真実を求めてほしい
・寛容:許す気持ちを持ってほしい
・友達をつくってほしい
・社会と接点を持ってほしい

一つの専門的な知識だけでなく、
さまざまに吸収してこそ、それがそれぞれの仕事に生かされるはず。

それを自ら実践し、ケーキ作り、店舗経営に生かしているからこそのお言葉ではないでしょうか。

中村社長、パティシエの徳川さん、ありがとうございました。

1回生は、ケーキ作りの専門家から直接お話を伺い、
美しさを見て食べるだけのケーキから
今後は、作り手の思いや文化を感じてケーキを楽しんでいくのでしょうね。



写真:小川光
報告:平野美保



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 10:00 │Comments(0)日記授業紹介

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