2013年07月08日

教員紹介 平野 美保

主に「話しことば教育」を担当しています平野美保です。

話しことば教育では、
特に、職業社会での「話しことば」を意識した授業に取り組んでいます。
教員紹介 平野 美保
例えば、基礎的なことでは、
・滑舌練習をすることによって、
 聞きとりやすい話し方を目指したり、

・ことば遣いを学習することを通して、
 アルバイト先ですぐに活かしてもらったり。

応用的なことでは、同じプレゼンテーションをするにしても、
・女子大生の視点で
 企業に対する新商品や店舗の改善案などをテーマにしたり、

・ご年輩の方に対して、
 その方たちがわかりにくいことについて、
 わかりやすく説明したりするなどに取り組んでいます。

具体的なことを想定して学習していくことを通して
公的な場面での話し方について、
意識無意識にかかわらず磨かれていくことを想定しています。

私の多くの授業では、
受講者がただ「聞く」だけの講義形式のものはほとんどありません。

可能な限り、実践的に、
そして、楽しく学習・練習できるように努めています。
プレゼンテーション
なにしろ、多くの人は、
どのように「話す」のが望ましいのか「知識」として知っています。

しかし、実際にその望ましいように話せるかというと、
なかなか思うようにいかない!というのが現状です。

また、「話す」ことは、普段からしていることですので、
話す内容に意識がいって、「話し方」には意識が向きにくい傾向がみられます。

大事な場面(例えば就職活動での面接など)で、「話し方」に意識がいっていたら
話す内容に集中できません。

就職活動などの大事な場面で、話す内容に集中するためにも、
この就職活動の前に、よりよい話し方を自然にできるように身につけたいですね。

そのため、各授業では、段階を踏んで、
かつ、それぞれの授業テーマに合わせて、力がつくように応援しています。


「話しことば」ゼミ

先日、3回生ゼミで、京都の旅館で、「おもてなし」を学習・体感してきました。
名づけて、
3年生ゼミおもてなし体験
「私たち、おもてなし見つけ隊」

目に見えるおもてなし。
目には見えないおもてなし。

それを私たち自身で確認し、
さらに旅館の方からお話を伺ってきました。

そして、ご覧のようなランチ。
美味しく、楽しく、勉強になるフィールドワークとなりました。


2回生ゼミも負けてはいません。
教員紹介 平野 美保
「ことば」をより意識するために、
あの「宝塚歌劇団」の
「ロミオとジュリエット」を皆で観に行ってきました。

事前に、歌劇団や作品について学習し、そして、観劇。

「なぜ、多くの人が、タカラヅカに魅了されるのか?」
それを、「話しことば」の観点から
次回の授業で、ディスカッションの予定です。

女性が男性ことばを話すことにより、
「ことば」をより意識できることでしょう。
教員紹介 平野 美保
また、授業を通して、実践的な話し方について学習してきましたので、
その総仕上げという意味でも、
いい時間にしてもらえたのではないかと思っています。


このように、私自身、楽しいこと、面白いことが大好き。

そして、学生の皆さんにも、その「楽しさ」を味わいながら
その「大変さ」「厳しさ」「難しさ」などを実感し、
向上していってもらいたいと願っています。

*楽しいからこそ、主体的に行動し、また考えます。
 行動することで、難しさなどを実感できます。


思いばかりが先に来て、あまり自己紹介らしくなくなってしまいました。

ですが、このような思い一杯の私です。
どうぞよろしくお願い致します。


平野美保



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Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 12:05 │Comments(0)日本語日本文化領域話しことば教育教員紹介

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