2021年11月19日

公開講座「京都再発見ー観光と宗教の協奏」(1)

10月30日(土)、私たち国際日本文化学科は本学の60周年を記念して、

「京都再発見ー観光と宗教の協奏」

と題した公開講座を実施しました。この公開講座は、国際日本文化学科がスタートさせた国際観光プログラムも記念しています。国際観光プログラムは、ここ京都をフィールドとして、文化の交流や発信のあり方、観光とツーリズムについて学ぶとともに、ホスピタリティ・スキルを基盤にした高いコミュニケーション能力を身につけることを目指しています。

公開講座「京都再発見ー観光と宗教の協奏」(1)

新型コロナウィルス感染症対策として、やむを得ず公開講座へのご来場には人数制限をもうけましたが、ご来場いただけなかった方々も200人以上がオンラインでご参加くださいました。こころより御礼申し上げます。

公開講座は、冒頭に京都高低差崖会崖長で本学の非常勤講師でもある梅林秀行先生が、時代や様式が異なるものを共存させている銀閣寺の個性を通時的に分析されました。かつて作家の井上ひさしが、「むずかしいことをやさしく」と言ったことはよく知られていますが、この言葉には「やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに」という続きがあります。梅林先生は、まさにむずかしいことをふかく、ゆかいに話され、会場もオンライン上も先生一流の語り口に聞き入るとともに、室町時代から現在までを何往復もしたような次第です。

公開講座「京都再発見ー観光と宗教の協奏」(1)

公開講座「京都再発見ー観光と宗教の協奏」(1)

(2)へ続く。

Posted by 京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)  at 14:36 │Comments(0)

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