教員紹介 長沼光彦

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2013年06月09日 09:09

皆さん、こんにちは。                   
今日は、人間文化学科の教員である私、
長沼光彦、の自己紹介をいたします。
(写真の一番右が私です。)

大学の教員は、
持続的に調べたり考えたりする、
専門分野を持っています。
私の専門分野は、
日本の近現代文学です。
芥川龍之介、谷崎潤一郎ら、
大正・昭和期に活躍した小説家や、
中原中也ら、詩人の研究をしています。
特に、その時代の思想や風俗など、
文化的背景と作品を結びつけて、
考察しています。

研究したり考えたりした内容は、         
『中原中也の時代』(笠間書院、2011)
などの本や、
「「細雪」の京都 ―遊山する都市」
(『比較古都論』2013)
などの論文にまとめたり、
学会で発表したりします。

〔*人間文化学科では、
  教員それぞれの研究を紹介した
  ブックレットを 発行しています。
  興味があれば、ご連絡ください。〕

私が担当している授業は、
「国文学概論」や「日本文学」など、
研究している
日本文学の講義はもちろんのこと、   
「ホスピタリティ京都」や
「日本語コミュニケーション」など、
京都をはじめとした日本文化や、
日本語の表現に、
関わる講義もしています。

文学は、表現の工夫や、
人物の思想などに注目すると、
深読みもでき、
繰り返し楽しむことができます。
大学に入って、
本格的に読解法を学んでみるのも、
良いでしょう。

また、日本語の表現力は、社会人になれば、
どこでも求められる能力ですから、
大学生になったら、
ぜひ身につけてほしいですね。      
さらに、「編集倶楽部」という、
将来の仕事をイメージしたゼミ
(キャリア実践ゼミ)や、
授業外の京都フィールドワーク活動
(北山探検隊)、
映像表現の鑑賞会
(放課後シネマ倶楽部)
などの活動もお手伝いしています。

学生の皆さんのやる気があれば、
実践する機会をどんどん作ってほしい
と思っています。
その活動のいくつかは、
このブログでも紹介いたしました。                              

他の記事もご覧いただき、
人間文化学科の活動を知っていただければ、
嬉しいですね。

〔最後の写真は、
 フィールドワークに出かけたとき、
 夕暮れの琵琶湖畔で、
 学生が私を撮影したものです。〕

報告 長沼光彦

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