東京カテドラル聖マリア大聖堂「オルガンメディテーション」

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2020年04月13日 21:06

 
 昨年12月13日(金)19時、東京カテドラル聖マリア大聖堂にて行われた「オルガンメディテーション」で演奏をいたしました。東京カテドラルでは「晩の祈りとオルガン音楽による瞑想」と銘打って、月に一度、オルガンの調べの内に祈りのひとときが人々に提供されています。



 ここは東京におけるカトリック教会の司教座聖堂(カテドラル)で、お寺で例えるならば大本山のような位置づけになる大きな教会です。東京都庁の設計でも有名な日本を代表する建築家丹下健三(1913-2005)によって設計され1964年に完成しました。外装はステンレス・スチール板で仕上げられ、半世紀以上経った今日においても非常にモダンな雰囲気を醸し出しています。



 大聖堂の内部はコンクリートの壁で覆われ、天井の高さは一番高いところで40m近く、残響は日本でも屈指の長さを誇ります。


 信者席の後方、2階のバルコニーには2004年イタリアのマショーニ社 (MASCIONI)によって製作された大きなパイプオルガンが設置されています。オルガンケースも大聖堂の外観に合わせたモダンなデザインですね。



 これはオルガンの演奏台(コンソール)です。ご覧の通り3段鍵盤+足鍵盤(ペダル)を備え、ストップ数46、パイプ本数3122本で教会のオルガンとしては日本最大規模の楽器です。音色の特徴としては、イタリア的な明るさと重厚さを併せもち、幅広いレパートリーに対応できる楽器となっています。日本の教会は残響の短いところが多いですが、ここ東京カテドラルではまるでヨーロッパの大聖堂のような本格的で素晴らしい響きをを味わうことができます。



 当日は補助席も多く追加されるほど大聖堂いっぱいの来場者があり、本学科の岩崎れい先生もお越しくださいました。当日演奏した曲目やその他詳しい情報は下記URLをご覧ください。https://cathedral-sekiguchi.jp/info/concert/8228/   
またこのオルガンで演奏できる日を楽しみにしています!

(国際日本文化学科教員 久野将健)


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