オマーン留学生との交流(その1)

京都ノートルダム女子大学      国際日本文化学科(人間文化学科)

2019年08月23日 09:18

今年も日本オマーンクラブ主催によるイフタールの会(関西)
の開催に協力させていただきました。イフタールというのは、
イスラームの断食月ラマダーン中の日没時にとる断食明け
の食事のことです。



オマーンクラブの関係者の方々、そしてオマーンの留学生の
方々と京都ノートルダム女子大学でアラビア語を学ぶ学生が
5月に京都のインド料理屋さんで集い、イフタールを頂きながら、
交流を深めました。このように有意義で楽しい時間を過ごせた
ことに感謝をしたいと思います。  国際日本文化学科教員 鷲見朗子

ここからは学生の感想になります。

私はイスラム教徒の方とお会いするのが初めてのことだったので、
どのように食事が始まるのかドキドキして待っていました。
まず、はじめに口にするものはデーツです。
デーツとはナツメヤシの実のことで、栄養素が豊富に含まれている
ために断食しているときは最初に食べるとお話を伺いました。



その後は、オマーンの学生の方と交流会を行い、通訳をして
いただきながら日本とオマーンの違いについてお話ししました。
その中で特に印象に残ったのはオマーンには綺麗なお城や
建物があることです。日本では木造のお城に金のシャチホコ
や石垣が特徴ですが、オマーンはシンプルな白を基調としたお城です。
ほとんど雨が降らない国ということもあり青い空と
真っ白なお城のコントラストはとても綺麗です。
オマーンは遠い中東の国ですが、起伏に富んだ国であり
雪を見ることができるなど自然豊かな場所です。
そういったところは日本と似ているのかもしれません。



オマーンと日本は古くから親交関係がありその年月は400年にも
及ぶそうです。短い時間でしたがすごく貴重な時間を過ごすことが
できました。またこのような機会があれば是非参加したいです。(M.I.)

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