新しい一歩と不安と

春休みとはいうものの、
３年生は就活です、
という話は最近何回か、いたしました。


本日も、大学内で会社説明会が行われており、
学生は熱心に話を聞いていました。

その帰りに会った学生と話していると、
就職したくないな、と言います。

今からそんなんでどうする、
とか説教したくなりそうなところですが、
話を聞いてみます。



先輩の就職体験談を聞かしてもらったが、
あんなにうまくいきそうもない。
（学科で４年生の就活体験を聞く会を開きました。）

いい会社に就職できそうもない。
そんな話です。


どうやら、就職したくないというよりも、
初めの一歩を踏み出す前に、
いろいろと不安を感じているようです。

何か、いろいろたいへんな気がして、
ぐちを言ってみたかったのでしょう。
（いきなり説教したりしなくて、良かったですね。）



就職できた先輩も、
順風満帆だったわけではありません。
同じような不安をかかえながら、
一歩一歩探り探り進んでいきました。

それに、３年生の皆さんも、
それぞれ３年間の学生生活の間に、
何からしら、新しいことに挑戦して、
一歩を踏み出してきたはずです。

その経験を思い出して、
また、新しい一歩を踏み出してもらえると
良いと思います。

一歩踏み出せる人には、
良いことが待っていますよ。

報告：長沼光彦